徳島県阿波市の「十楽寺」へデートの見どころについてインタビューしました

「日本の良さを再認識できるお寺回りを楽しもう♪」特集でご紹介するのは、徳島県阿波市にある「十楽寺」さんです。

十楽寺は、大同年間(806~810年)に創建されたお寺です。四国八十八ヶ所霊場のうちの1ヶ寺、第七番目の寺院として県内外から多くのお遍路さんが訪れています。

徳島県阿波市にある「十楽寺」にお祀りされている愛染明王

境内にお祀りされている「愛染明王」は、愛の力を持つ仏様です。戦国武将・直江兼続の兜の「愛」の字こそが、愛染明王だと言われています。

また愛染は「藍に染める」という言葉からきており、男女の良縁はもちろん、染物屋やアパレル関係者からの信仰・商売繁盛・必勝祈願など、多種多様な方々がお参りされているそうです。

このたびは、十楽寺の住職である羯磨秀城さんのご厚意により、お寺の歴史や見どころについてお話を伺いました。

十楽寺は、お寺好きのカップルや、日常から離れリフレッシュできるデートスポットを探している方におすすめのお寺です。ぜひ、本記事をご覧ください。

十楽寺について

徳島県阿波市にある「十楽寺」の境内

インタビュアー

十楽寺は、どのようなお寺か教えてください。

羯磨さん

十楽寺は、弘法大師が御神木の楠に「阿弥陀如来」を刻み御本尊として安置したのが始まりと言われています。

勢至菩薩と観音菩薩が脇仏として控えていて、この脇仏は鎌倉時代の作と伝わっています。

寺の名は、人間が背負う「八つの苦難」を解き放ち、極楽浄土で受けられる「十の光明に輝く楽しみ」が得られるようにと、弘法大師が「十楽寺」と名づけました。

インタビュアー

鎌倉時代につくられた仏様なのですね。実際にお顔を拝見し、参拝することで歴史の重みを感じます。

十楽寺のお名前の由来が「十の光明に輝く楽しみ」から来ていたことを初めて知りました。お参りすることで、今の悩みや苦しみを解消できるような気がします。

十楽寺の見どころは、本堂・大師堂・愛染堂

インタビュアー

十楽寺を訪れた際の見どころはどこでしょうか。

羯磨さん

本堂・大師堂はもちろんのこと、他には愛染堂でしょうか。愛染堂には、煩悩を悟りに変えて菩提心まで導いてくれる仏様である愛染明王をお祀りしています。

愛染明王が放つ矢は大いなる慈愛の力で目標に早く到達することから、息災・増益・敬愛の御利益がありると言われています。

また、人間の愛欲や欲望を否定しない珍しい仏様で、「愛に染める」という名前から男女の縁を結んでくれるという信仰があります。

男女の縁に限らずあらゆる良縁を結んでくれるため、友人の縁や仕事の縁、必勝祈願や商売繁盛まで幅広く御利益があると言われています。

八十八ヶ所霊場の中でも、愛染明王をお祀りしているお寺は珍しいのではないでしょうか。

インタビュアー

「愛に染める」から愛染明王なのですね。これからも仲良く過ごしたいカップルがお参りするのに、ぴったりな仏様だと思います。

男女の縁に加え、幅広いご利益をいただけるのは、とても嬉しいです。

眼病にご利益のある仏様がいる

徳島県阿波市にある「十楽寺」内にお祀りされている「治眼疾目救歳地蔵尊」

インタビュアー

十楽寺には、眼病にご利益があるお地蔵様もいらっしゃるとお伺いしました。

羯磨さん

治眼疾目救歳地蔵尊ですね。

数百年前、親孝行な息子が目が見えない母親を連れて四国遍路をしたそうです。

その際、十楽寺の大師堂の下にあった石に心惹かれて地蔵菩薩の御真言「おん かかか びさんまえいそわか」を一心不乱に唱えました。

すると、母親の目が突然見えるようになり、それ以降、この石は眼病を治してくれる仏様として信仰されています。

インタビュアー

とても不思議な石ですね。目はとても大切なものですから、参拝の際には、拝むようにしたいものです。

十楽寺を訪れる際について

徳島県「十楽寺」の宿坊

宿坊に宿泊すると、朝の勤行に参加できる

インタビュアー

一般の人も参加できる行事や体験などはありますか?

羯磨さん

境内に宿坊が完備されており、宿泊者は朝の勤行に参加できます。

インタビュアー

先ほど宿坊も拝見しましたが、ビジネスホテルのように綺麗で清潔感がありました。遠方から来る場合は、宿坊に一泊し、勤行に参加するのもよいですね。

デートの見どころは、建築物や仏像、庭園などの美しい景観

徳島県阿波市にある「十楽寺」境内

インタビュアー

デートでおすすめの見どころがあれば教えてください。

羯磨さん

先ほどの見どころ以外で申しますと、建築物や仏像、庭園などの美しい景観が一年を通して楽しめることでしょうか。

インタビュアー

境内には、巨大な不動明王像や子育地蔵、美しい庭園など、時間をかけて見たいものがたくさんありました。

参拝の際には、時間にゆとりを持って訪れたいですね。

デートにおすすめの季節は、春と秋

四国八十八ヶ所霊場第七番目の寺院「十楽寺」の桜の咲く境内
出典:十楽寺公式ホームページ

インタビュアー

デートにおすすめの季節はいつでしょうか。

羯磨さん

特に桜の花が満開になる春、紅葉が楽しめる秋の季節はいかがでしょうか。

十楽寺は四国八十八ヶ所霊場の寺院であることから、そのシーズンは巡礼を目的に県内外からお越しになる方が多数いらっしゃいます。

十楽寺への良縁祈願をきっかけに、皆様も四国巡礼をされてみるのもよろしいかと思います。

インタビュアー

満開の桜も紅葉も、お寺の雰囲気に合ってとても美しいですよね。

十楽寺への良縁祈願をきっかけに、四国巡礼を始めた方もおられそうです。

境内は24時間参拝でき、拝観は無料

愛染明王が祀られている愛染堂入り口

インタビュアー

拝観時間と拝観ができない日を教えてください。

羯磨さん

境内は24時間参拝可能です。ただし、愛染明王が祀られている愛染堂は、午前7時から午後5時までの参拝となります。

インタビュアー

24時間参拝できるのは、ありがたいです。愛染明王をお参りしたい場合は、拝観時間に気をつけることが大事ですね。

お参りの際に、拝観料は必要でしょうか。

羯磨さん

必要ありません。

羯磨さん

拝観料は必要ないのですね。お守りなどを授かることを考えると、小銭も持参しておくとよいですね。

無料駐車場あり、車でのアクセスがおすすめ

徳島県「十楽寺」の恋愛成就や開運招福の縁結び絵馬

インタビュアー

車でのアクセス方法と駐車場の有無について教えてください。

羯磨さん

徳島自動車道土成ICから県道139号線を引野方面へ、車で3kmです。参拝客の方は、無料で利用できる駐車場があります。

インタビュアー

無料駐車場があるのは嬉しいですね。

公共交通機関利用の場合のアクセス方法についても教えていただけますか?

羯磨さん

JR高徳線板野駅から、徳島バス鍛冶屋原行きに乗ってください。東原停留所下車、徒歩20分です。ただバスやJRは本数が非常に少ないため、お車でお越しになるのがベストかと思います。

インタビュアー

本数が少ないことをあらかじめ教えていただけると、とても助かります!

自家用車かレンタカーがベストですね。車の免許をお持ちでない方は、駅からタクシーに乗ると便利そうです。

基本的には服装は自由だが、衣装を整え参拝する心構えを

四国八十八ヶ所霊場第七番目の寺院「十楽寺」の参拝用品

インタビュアー

どのような服装で参拝すればよいでしょうか。

羯磨さん

四国巡礼をするお遍路さんの正式な服装は白装束ですが、基本的には自由です。

最初はお遍路さんの証である納経帳や白衣など基本的な物をご用意いただき、巡拝につれて必要だと思ったものを、その都度ご用意いただくことも可能です。

お寺デートをお考えで洋服でお参りの方も、上から「南無大師遍照金剛」と書かれた白衣を身に付けてみてください。

衣装を整えることで参拝する気持ちや、心構えが随分と変わるものでしょう。

インタビュアー

四国を旅したときに、白装束を着ているお遍路さんを何度もお見かけしました。

お寺デートの際にも、少し意識し、白衣を羽織るだけで気持ちが変わりますね。デートを楽しむことも大切ですが、参拝への心構えも大切にしたいものです。

良縁関係をはじめ、さまざまなお守りや御朱印が授かれる

四国八十八ヶ所霊場第七番目の寺院「十楽寺」の縁結び関係のお守り

インタビュアー

お守りやお札などを受けることはできますか?

羯磨さん

良縁関係については「えんむすび幸せ守」や「愛染明王の御朱印」「愛染明王のピンバッジ」「縁結び散華」「運開く傘みくじ」などがあります。

その他、「眼病平癒のお守り」「令和のお守り」「女性のお守り」「眼病平癒のお札」など多数ご用意しています。御祈願も随時承っております。

「十楽寺」の人気の「運開く傘みくじ」

インタビュアー

良縁関係をはじめ、さまざまなご利益がいただけるお守りやお札があるんですね!

私は特に「運開く傘みくじ」が気になりました。小さくてカラフルな傘がとてもかわいく、快晴(大吉)や小吉(雨)などお天気が描かれているのが楽しいですね。

愛染明王の御朱印も、参拝記念に授かりたいもののひとつです。

「十楽寺」で授かることができる「愛染明王の御朱印」

「十楽寺」で授かることができる愛染明王ピンバッジ

徳島県「十楽寺」の「えんむすび幸せ守」

徳島県「十楽寺」で授かることができる「縁結び散華」

徳島県「十楽寺」で授かることができる「女性の御守」

十楽寺の「運開く傘みくじ」

スクロールでお守りなどの写真が見られます→

お寺デートでは「恋成うどん」を食べて縁結び祈願を

インタビュアー

近くにおすすめの食事処はありますか?

羯磨さん

十楽寺がある阿波市土成町内には「御所のたらいうどん」という郷土料理があります。

その中で恋成(こいなり)たらいうどん」という、縁結びを目的としたうどんを提供するお店が数件あります。

お店で恋成たらいうどんを注文すると、ピンク色の特別な箸袋に入ったお箸が出てきます。

食べ終わったら2つの箸袋をしっかりと結んで、十楽寺の愛染明王のたらいに奉納し、恋愛成就を祈願してください。

インタビュアー

恋成たらいうどんは、名前もかわいいですが、ピンク色の麺がまた特徴的ですね。

カップルで訪れたときには、恋成オリジナル箸袋2枚をしっかり結び、愛染明王のたらいに奉納することを忘れないようにしたいです。

おすすめの観光地についても、教えていただけますか?

羯磨さん

「フルーツロード」と呼ばれている国道318号線沿いは、春はイチゴ、秋はブドウの直売所やフルーツ狩り園がオープンします。

その他、天然温泉「御所の郷」や前後の霊場も近隣にあり、歴史的名所から季節の味覚まで楽しめるので、お出かけにはぴったりではないでしょうか。

インタビュアー

十楽寺がある地域周辺は、果物王国なのですね!

恋成たらいうどんを食べて、十楽寺にお参りし、フルーツ狩りを楽しんだりイチゴを買ったりして、温泉に入るなんて贅沢なデートプランです。

季節によっていろいろな楽しみ方ができますから、カップルの仲もさらに深まりそうですね。

十楽寺デートを考えているカップルへのメッセージ

四国八十八ヶ所霊場第七番目の寺院「十楽寺」の住職である羯磨秀城さん

羯磨さん

良縁を願うお二人ならば名物の「恋成うどん」を食べた後は、ぜひ十楽寺へ足をお運び、愛染明王をお参りしてください

その真っ赤な御身体で迫力のある表情からは、きっと情熱的なパワーを感じることができることでしょう。

愛染明王は、見た目は少々怖いお顔をされていらっしゃいますが、大変心優しい仏様です。

特に人間の悩みは放置しておくことができず、救いを求める人に対しては喜んで手を差し伸べてくださいます。「良縁が成就しました」という喜ばしいご報告も多数お伺いしています。

「恋成うどん」の箸袋には、「運命のピンクのうどんで結ぶ…ふたつの心」のメッセージが書かれています。お二人のその箸袋2枚をしっかりと結び奉納してください。

お二人の仲がしっかりと結ばれますように…。

インタビュアー

私も初めて愛染明王のお顔を拝見したときは、ちょっと怖いと思いました。でも、手を合わせてお祈りしたことで、心が落ち着いた気がします。

十楽寺でのお寺デートを計画するときには、まず「恋成たらいうどん」を食べて箸袋を持参し、お参りするのがよいですね。

本日はお忙しい中、お時間を作っていただきありがとうございました。

十楽寺の基本情報



住所 〒771-1509
徳島県阿波市土成町高尾字法教田58
電話番号 088-695-2150
公式サイト http://jyuurakuji.com/

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