【和歌山】地ノ島で楽しむ非日常キャンプデート!透明な海と工場夜景が魅力の無人島

今回、「今年はアウトドアでデートを楽しもう♪」でご紹介するのは、和歌山県有田市にある「無人島・地ノ島(旧地ノ島キャンプ場)」さんです。

無人島・地ノ島は、「日本で一番気軽に行ける無人島」をコンセプトにしたキャンプ場です。

透明度の高い美しい海や、工場夜景、満天の星空など、絶景を楽しめることで評判を呼んでいます。

この度は、無人島・地ノ島でアウトドアインストラクターを務める平野達也さんに施設の魅力についてお話を伺いました。

キャンプ初心者の方や、非日常の空間でゆっくり過ごしたいカップルにおすすめの場所です。

ぜひ最後までお読みください!

※記事中の金額はすべて税込表示です

無人島・地ノ島キャンプ場の魅力

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島ができる無人島

「日本で一番気軽に行ける無人島」をコンセプトに

インタビュアー

無人島・地ノ島のコンセプトを教えてください。

平野さん

コンセプトは「日本で一番気軽に行ける無人島」です。

手ぶらでの利用もできるようアウトドアグッズのレンタルサービスなども行う、和歌山県有田市にあるキャンプ場です。

インタビュアー

キャンプのできる無人島が、こんなに身近なところにあるとは驚きです。民家がない島でのキャンプは非日常的な体験ができそうですね。手ぶらでアウトドアを楽しめる点も魅力的です。

船で渡る無人島上陸の特別感

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島へ訪問されている人

インタビュアー

「他のキャンプ場とはココが違う!」という無人島・地ノ島ならではのメリットを教えてください。

平野さん

無人島という船を使わなければ上陸できない場所で、気軽に手ぶらでキャンプができることです!通常のキャンプ場とは異なり、ここでは必要な道具や食材を全て用意してもらえるので、荷物を持たずに楽しめます。また、島全体がキャンプ場となっているため、自然を独り占めしているような贅沢な体験ができます。

無人島・地ノ島の施設とサービス

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島に設置されたテント

宿泊はテントのみ:本格的なアウトドア体験

インタビュアー

テント以外に泊まれる宿泊施設はありますか?

平野さん

2023年8月現在、テント以外の宿泊施設はありません。無人島・地ノ島での宿泊は、テントでの宿泊のみとなります。

ポータブルバッテリー対応プランあり

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島のテントの様子

インタビュアー

電源サイトはありますか?

平野さん

無人島なので、常設の電源サイトはありません。

ポータブルバッテリーをオプションで付けられるプラン(2023年8月現在、貸切プランのみ)の販売をしています。

インタビュアー

なお、オートキャンプは可能でしょうか?

平野さん

無人島のため、オートキャンプはできません。渡船に車を乗せることも難しいです。

インタビュアー

無人島・地ノ島では、車のない静かな環境でのキャンプが楽しめるのですね。

夏季限定:海の家でリフレッシュ

インタビュアー

キャンプ場内で食材の購入は可能でしょうか?

平野さん

夏の期間は海の家の営業があり、簡単な軽食とアルコール、ソフトドリンク、かき氷などを販売しています。また、基本的な調味料や飲料水なども取り扱っています。

インタビュアー

夏に海の家がオープンすると、キャンプ場がにぎやかになりそうですね。ビーチでくつろぎながら軽食やドリンクを楽しむこともできそうです。

地ノ島内にはイベントフィールドもある

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島のイベントフィールド

インタビュアー

無人島・地ノ島にはキャンプ施設以外にどのような施設がありますか?

平野さん

海水浴場と夏季限定の海の家以外には、簡易水洗トイレ・簡易水洗バイオトイレ・神社・イベントフィールドがあります。トイレはいずれも洋式となっています。

なお、イベントフィールドは別途貸切プランをお申し込みの方のみ利用できます

インタビュアー

神社も気になりますね。カップルで島内の散策がてら訪れるのも楽しそうです。イベントフィールドは、特別な機会や仲間たちとのイベントで利用すると、また違ったテイストのアウトドア体験ができそうですね。

入浴施設:本島の簡易シャワーを利用

インタビュアー

入浴施設について教えてください。

平野さん

島内には入浴施設はありません。

港には水のみの簡易シャワーが設置されています

インタビュアー

汗を十分に流すのは、港に戻った後になるわけですね。

雨天対策:タープの活用がおすすめ

インタビュアー

雨の日でもキャンプは可能でしょうか?

平野さん

タープ等を使っていただければ、雨の日でもキャンプができます。タープは雨や日差しを遮る大型の布で、キャンプサイトに張ることで快適な空間を作ることができます。

屋根等は島内にはありませんので、悪天候に備えて自前の雨よけ対策が必要です。

インタビュアー

雨降りのキャンプも自然を身近に感じられる貴重な体験になりそうですね。雨音を聞きながらのんびり過ごすのも素敵だと思います。

4名以上でプライベートエリア貸切可能

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島の航空写真

インタビュアー

1日1組限定エリアのサバイバルキャンププランがあるとお聞きしました。詳細を教えてください。

平野さん

ご予約のお客様のグループだけで貸切できるプライベートエリアのプランで、4名以上からの受付となります。広大な自然の中で、他のグループを気にせずにキャンプを楽しむことができます。

行き帰りのお送りのみスタッフが行いますが、それ以外の時間は完全ノータッチです。自然と向き合い、グループで協力してサバイバル体験を楽しんでいただけます。

プライバシーが保たれるので、グループ内での自由な時間を過ごせるのも魅力の一つです。

インタビュアー

先ほどプライベートエリアを拝見しましたが、想像以上に広大なエリアを独占できるのですね。シネマイベントなど、様々なアクティビティにも適していそうです。

完全にプライベートな空間なので、利用者のアイディア次第で楽しみ方が広がりそうですね。他のお客さんと接触しないため、密を避けたい現在の状況下では、確かにニーズが高そうです。

イベントや催しなどは特に予定されていない

インタビュアー

キャンプ以外にイベントや催しなどの開催はありますか?

平野さん

2023年8月現在は予定はありません。ただし、今後の状況によっては新たな企画を検討する可能性もあります。

インタビュアー

そうですね。では、現在はキャンプを中心に楽しめる施設ということですね。ありがとうございます。

地ノ島の魅力:工場夜景と星空の絶景

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島の夜の風景

インタビュアー

遊べる施設や季節の風景など、キャンプ以外に楽しめるものはなにかありますか?

平野さん

春には山桜が色づき、美しい景色を楽しむことができます。夏には透明度の高い海での海水浴が楽しめます。水中の景色もはっきりと見えるほど透き通っているのが特徴です。

秋には夜の訪れも早まり、目の前の工場夜景と夜空の輝きが同時に眺められるので、カップルのお客様にもオススメです。人工の光と自然の星空が織りなす幻想的な光景は、特別な思い出になること間違いありません。

予約方法:3日前17時までホームページで受付

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島のホームページ

インタビュアー

予約はいつまでに行えばよいのでしょうか?

平野さん

ご利用日の3日前の17時まで公式ホームページからご予約を受け付けています。人気の施設ですので、早めのご予約をおすすめします。

持ち物・レンタル・服装について

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島でキャンプをする様子

夏場でも寒暖差があるので上着は必須

インタビュアー

キャンプするにあたって、必要な持ち物を教えてください。

平野さん

飲料水・飲食物・熱中症対策・防寒対策・虫よけ対策等が必要です。

日中と夜では、夏場でも寒暖差があります。体温調節ができるよう、上着はお持ちいただくのが良いでしょう。

インタビュアー

季節に応じて必要な対策が変わるのですね。夏でも上着を持参することが大切だと分かりました。ありがとうございます。

ナイフやハサミなどの刃物類も持参しよう

インタビュアー

持ち物の中で「コレがあると便利!」「持ってると彼女からの評価が上がる!」というようなものがあれば教えてください。

平野さん

ナイフやハサミなどの刃物類は、釣り糸を切ったり魚をさばいたりと、何かと便利です!キャンプや野外活動では様々な場面で役立ちます。

そして、やわらかい光り方のランタンや電飾などは、ムード作りにも人気ですね。夜のキャンプサイトを暖かく演出できます。

困ったときに携帯を使わずに解決できたら評価も上がりますよ!事前にサバイバル技術を少し練習して挑むのがオススメです。

インタビュアー

刃物とやわらかい灯りですね!

刃物はあると便利というのは分かりつつも、意外と優先順位が下がりがちかもしれません。

キャンプは大抵、想定外のことが起こるものですが、その時にインターネットで調べたりせずにスマートな対応策を提案できると確かに頼もしい印象を与えられますね。

自宅で火起こしの練習は難しいかもしれませんが、持参する道具を一度試し使いしておくだけでも大きな違いが出そうです。

必要なキャンプ道具を一式レンタルできるプランもある

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島でレンタルできる道具

インタビュアー

テントや調理器具など、キャンプするにあたって必要なものでレンタルできるものはありますか?

平野さん

はい、身一つでご利用いただける手ぶらでキャンププランをご用意しています。このプランでは、テントや寝袋、調理器具などキャンプに必要な基本的な道具一式をレンタルできます。詳しい内容は公式ホームページでご確認ください。

また、一部のアウトドアグッズだけをレンタルする必要なものだけプランも用意しています。

インタビュアー

キャンプの経験や好みに応じてプランを選べるのは便利ですね。初心者からベテランまで、幅広い方に対応できそうです。

寝袋や焚き火台などもレンタルできる

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島にあるレンタル一式

インタビュアー

防寒器具などのレンタルはありますか?

平野さん

はい、在庫に余裕があれば、寝袋・焚き火台・木炭・薪などの当日レンタルも可能です。事前に確認していただくとより確実ですが、急な天候の変化にも対応できるよう準備しています。

ナイロン生地の服は極力避けよう

インタビュアー

カップルでキャンプする場合の、おすすめの服装を教えてください。

平野さん

動きやすく、防寒防水などの機能性を備えた服装が適しています。

虫刺されや擦り傷防止のためにも長袖、長ズボンがおすすめです。

避けるべき服装としては、ヒールのある靴やナイロン生地の服があります。ナイロン生地は火の粉や熱で溶けてしまう危険性があるため、特に注意が必要です

インタビュアー

デートでおしゃれをしたい気持ちはありますが、機能性を重視して服を選ぶことが大切なんですね。

ヒールやナイロン生地が適していないというのは、キャンプ初心者にとって貴重な情報です。

燃えにくい生地で作られているかどうかも、服を選ぶ際の重要なポイントですね。

安全対策:スタッフ配置と緊急時の対応

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島の安全対策

インタビュアー

トラブルや事故防止のための無人島・地ノ島独自の安全対策などはありますか?

平野さん

島内にキャンプのお客様が多い場合、当直のスタッフを配置しています。

また、渡船会社と連携が取れるように準備をしており、緊急時にはすぐに対応できる態勢を整えています。

さらに、スタッフのほとんどが普通救命講習を受講しており、緊急時の一時対応が可能です。

無人島・地ノ島の利用者について

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島へ訪問した観光客

多様な利用者:グループ、家族連れ、女子旅、ソロキャンプ

インタビュアー

どのような利用者が多いでしょうか?

平野さん

グループでわいわい楽しむ方が多いですが、お子様連れのファミリーや女子旅のグループも見られます。最近ではソロキャンプを楽しむ方も増えてきました。様々な利用スタイルに対応できるよう、施設を整えています。

インタビュアー

にぎやかに楽しんだり、のんびりくつろいだり、静かに過ごしたりと、利用者それぞれの好みに合わせたキャンプが楽しめるのですね。多様なニーズに対応できる施設というのが魅力的です。

利用者の声:透明な海と工場夜景が人気

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島の風景

インタビュアー

利用者からよく聞く感想や嬉しかった声などがあれば教えてください。

平野さん

やはり海のきれいさに関するご感想が多いです。透明度が高く、底まではっきりと見える美しさに感動される方が多いですね。また、工場夜景の輝きについても高評価をいただいています。夜になると、工場の明かりが海面に反射して幻想的な光景が広がるんです。

無人島・地ノ島の料金やプランについて

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島でキャンプを楽しむ様子

インタビュアー

主な料金プランを教えてください。

平野さん

無人島・地ノ島の料金プランは以下の通りです。

キャンプ道具全部セットプラン 9,000〜11,500円/人
日帰り BBQ器材全部セットプラン 2,500円/人

必要なものだけレンタルプラン

500〜3,000円/人
(日帰り・キャンプともに)

ルームテントつき贅沢プラン 13,500円/人
まるごと貸切キャンププラン 16,800円/人〜

※エリアによって料金が異なります

カップルの方には「2名様用手ぶらでキャンププラン」が、グループでのご利用には「3名様~手ぶらでキャンププラン」がおすすめです。これらのプランでは、必要な道具やテントなどがすべて用意されているので、手軽にキャンプを楽しむことができます。

インタビュアー

キャンプに必要な最低限の道具を全部借りられて1人9,000円からとは、とてもリーズナブルな価格ですね。部分的にレンタルしたい場合の、必要なものだけプランの手頃さも魅力的です。様々なニーズに対応できる料金設定で、利用者の方々にとって大変満足度の高いサービスだと思います。

いつでも同じ金額で利用できる

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島の観光客

インタビュアー

すでに十分お安いですが、さらに安く利用できる方法などはあるのでしょうか?

平野さん

早割りなどの割引制度は設けていないので、いつご予約いただいても金額は変わりません

キャンプ道具をお持ちの方は、500円のプランをご利用いただくと、より安くお楽しみいただけます。このプランでは、テントや寝袋などの基本的なキャンプ用品をご自身でご用意いただく必要がありますが、その分費用を抑えることができます。

インタビュアー

いつでも同じ金額というのは、明瞭でわかりやすいですね。利用者にとっては、自分の持っているキャンプ道具と必要なレンタル品を考慮して、最適なプランを選べそうです。

今年キャンプを始めようと考えているカップルへのメッセージ

和歌山県有田市にある無人島・地ノ島の平野さん

平野さん

手ぶらで利用できるので、道具がなくても気軽にちょっとそこのコンビニまで行くぐらいの気持ちで遊びに来てもらえたら嬉しいです♪

スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしています!

インタビュアー

無人島でのキャンプというと、サバイバル的な印象を持たれる方もいるかもしれませんが、無人島・地ノ島はその逆で、とても気軽に訪れられる場所ですね。

道具がなくても快適にキャンプができるので、キャンプ初心者の方にも最適な場所だと感じました。

透明度の高い海や美しい夜景、満天の星空も楽しめるため、カップルのキャンプデートにもぴったりです。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

無人島・地ノ島の基本情報

住所 〒649-0306
和歌山県有田市初島町浜
電話番号 080-9655-9443
利用可能シーズン 【メインビーチ(キャンプ・バーベキュー・海水浴)】
4月〜11月
【貸切エリア(サバイバル・プライベート・イベント主催)】
3月〜11月
公式サイト https://jinoshima.mujinto.jp/fun/