青の洞窟など北海道福島町の絶景スポット&地域の文化や歴史をめぐるデートプラン

今回ご紹介するデートプランは、北海道福島町観光協会の猪熊さんにお尋ねした情報を元に作成した、北海道福島町の撮影スポットをめぐる、“映え”デートプランです。

北海道松前郡福島町には、海と岸壁の壮大かつ美しい景色を堪能できる岩部クルーズをはじめ、自然を満喫できるスポットや地域の文化に触れられる施設が多数あります。

各スポットの魅力とともに、おすすめのランチスポットもご紹介するので、ぜひデートの参考にしてみてください。

北海道福島町の映えスポット巡りおすすめルート

今回は、車でドライブを楽しみながら、北海道福島町の自然・文化・歴史に触れられるデートコースをご提案します。函館空港や新幹線「木古内駅」からはレンタカーのご利用がおすすめです。出発前に「岩部クルーズ」の予約をしてから、景色を楽しみながらドライブを満喫しつつ福島町へ向かいましょう。

それでは、福島町のおすすめ映えスポットについて見ていきましょう。

津軽海峡に秘境のクルーズ、見どころ満載な福島町の魅力

南側には津軽海峡があり、海と山の両方の自然を満喫できる、北海道福島町。船でしか行くことができない秘境をめぐる岩部クルーズや、福島町出身の力士2人を称えた横綱千代の山・千代の富士記念館、さらに世界で2番目に長い海底鉄道トンネルとして知られる青函トンネルの青函トンネル記念館など、ほかにはない魅力的な観光施設が複数あります。

自然を満喫できるアクティビティとともに、歴史や文化に触れることもでき、充実した時間を過ごせること間違いありません。都会の喧騒を忘れ、北海道ならではの大自然を満喫しながら過ごしたい…そんなカップルにもおすすめの町です。

おすすめ“映え”スポット1「岩部クルーズ」

北海道福島町の人気アクティビティ岩部クルーズ

岩部クルーズは、北海道福島町南部の岩部海岸周辺の海を見ながらクルーズが楽しめる贅沢なスポットです。海底が見えるほど透明感のある海と手つかずの海岸が織りなす、神秘的な絶景を見ることができます。

ちなみに、岩部クルーズには、船上からドローンを飛ばし撮影を行う有料のオプションサービスがあります。ドローンで撮影すると、海の透明度の高さから、まるで船が浮いているかのような写真になりますよ。岩部クルーズでしか撮影できない、特別な1枚になること間違いありません。

また、4月から6月上旬の春から夏にかけては、運が良ければイルカを観察できることがあります。また、鳥が餌付けをしている様子やエゾ鹿、ヒグマなどを見ることもできますよ。

船でしか入れない神秘的な絶景スポット「青の洞窟」は必見

岩部クルーズで人気の青の洞窟
▲岩部クルーズで入れる青の洞窟

クルーズの航路内にある「青の洞窟」は、船でしか入れない絶景のスポットです。「息を呑む美しさとはまさにこのこと!」というほどの美しい景色が広がり、また神秘的な空間でもあるので、カップルにはとくにおすすめの場所です。

日常生活では絶対に立ち入れない場所なので特別感はたっぷりです。また、小型船で入っていくため、すぐそばに海面を見ることもできます。

岩部クルーズ周辺の観光スポット

岩部クルーズへ向かう道中の海岸線には、2本の滝がV字に流れる「みさごの滝」があります。道路の目の前に滝があるので、簡単に撮影ができるスポットです。

滝の景色を眺めながら、海と山の両方の自然のすばらしさ感じてみてはいかがでしょうか。

岩部クルーズの基本情報(アクセス)

住所 北海道松前郡福島町字岩部65番地1
電話番号 0139-46-7822
最寄り駅
アクセス
・函館空港より車で約90分
・新幹線「木古内駅」より車で50分
営業時間 4月下旬~10月上旬
※例年変動あり
8:30~17:00
公式サイト https://iwabecruise.com/

おすすめ“映え”スポット2「横綱千代の山・千代の富士記念館」

横綱千代の山・千代の富士記念館の正面

「横綱千代の山・千代の富士記念館」は、2人の力士の軌跡をたどったミュージアムです。館内には、優勝トロフィーや国民栄誉賞状、また普段見られない横綱の綱なども展示されています。

横綱千代の山・千代の富士記念館にある展示スペース

さらに土俵を再現したスペースでは過去の取り組みの映像などの見られるとあって、全国の相撲ファンはもちろん、観光客も多く訪れる場所です。

横綱千代の山・千代の富士記念館の土俵再現スペース
▲相撲ファンなら、土俵を再現したスペースは必見です

2人の横綱の銅像と一緒に楽しく写真を撮ろう

インスタに投稿された横綱千代の山・千代の富士記念館での記念撮影の様子
▲こんな感じでの撮影がおすすめ!(引用:インスタグラム

横綱千代の山・千代の富士記念館の建物の正面には、大きな2人の横綱の銅像があります。ちなみに、2人の横綱が誕生した町は全国で福島町のみ(2023年8月時点)。2人の横綱の銅像が並んでいるのも非常に珍しく、銅像と同じポーズで撮影するのがおすすめです。

横綱千代の山・千代の富士記念館周辺の観光スポット

横綱千代の山・千代の富士記念館に併設している「道の駅横綱の里ふくしま」では、スルメいかをはじめとした海産物の特産品が多数ならんでいます。

カップルで福島町に来た記念になるようなお土産選びを楽しむのにもぴったりなスポットです。

参考:北海道福島町観光協会観光協会(道の駅『横綱の里ふくしま』)

横綱千代の山・千代の富士記念館の基本情報(アクセス)

住所 北海道松前郡福島町字福島190番地
電話番号 0139-47-4527
最寄り駅
アクセス
・函館バス「福島」より徒歩1分
・函館空港より車で約80分
・新幹線「木古内駅」より車で40分
営業時間 9:00~17:00
定休日 12月1日~3月16日 ※冬季休業
(ツアーなどは事前予約で入館可能)
公式サイト https://be-happy-fukushima.com/attractions/yokozuna-kinenkan/

おすすめ“映え”スポット3「青函トンネル記念館」

北海道福島町にある青函トンネル記念館

青函トンネル記念館は、1988年に開通した青函トンネルの歴史をたどった博物館です。

館内では、構想から開通までの資料や映像などの展示を見ながら、当時の様子を知ることができます。

青函トンネル記念館の施設内の様子

実際に使用された機械や機器を見ながら、日本が世界に誇る技術の素晴らしさや当時の記録を体感できる北海道福島町にしかない貴重な施設です。

エントランスには、青函トンネルの工事の際、実際に使用されていた機械が展示されています。目の前に立つと機械の大きさが分かりやすく、その大きさに驚く人も少なくありません。

カップルで訪れた際には、ぜひ機械の前で記念撮影をしてみてください。

青函トンネルの工事で使われていた機械
▲青函トンネルの工事で使われていた機械

青函トンネル記念館の基本情報(アクセス)

住所 北海道松前郡福島町字三岳32番地2
電話番号 0139-47-3020
最寄り駅
アクセス
・函館バス「福島」より徒歩1分
・函館空港より車で約80分
・新幹線「木古内駅」より車で40分
営業時間 9:00~17:00
定休日 12月1日~3月16日 ※冬季休業
(ツアーなどは事前予約で入館可能)
公式サイト https://be-happy-fukushima.com/attractions/seikan-tunnel-kinenkan/

食べる“映え”スポット「喫茶タイム」

「喫茶タイム」は福島町役場近くにある、地元の方たちに愛される昭和レトロな喫茶店です。店内は、昔ながらのゲーム機付きのテーブルがあり、昭和レトロな雰囲気に包まれています。自然豊かな北海道福島町の自然を満喫したあとの立ち寄りにふさわしく、のんびりとした時間が過ごせますよ。

もちろん、今回ご紹介した岩部クルーズ後のランチにもおすすめです。あわびカレーやいかとんび入り和風パスタなど、福島町ならではのランチメニューが堪能できますよ。

あわびを丸ごと3個「あわびカレー」が映える!

喫茶タイムのあわびカレー

喫茶タイムの「あわびカレー」は、特産品のあわびを3個使った映えメニューです。豪華な見栄えであることはもちろん、食べ応えも抜群。観光後の空腹を満たしてくれるでしょう。

カップルで食べるならシェアできるいかとんび入り和風パスタ

喫茶タイムのいかとんび入り和風パスタ

ご当地メニューの「いかとんび入り和風パスタ」はデートにぴったりな一皿。パスタソースも絶品のため、追加でトーストを頼んで残ったパスタソースをつけて食べるのがおすすめです。

なお、喫茶タイムには喫茶店ならではのデザートもあります。

なかでもおすすめは「チョコレートパフェ」。昔ながらのなつかしさ溢れるパフェで、レトロな店内の雰囲気にもぴったりなメニューです。ご当地メニューに加えて食後のデザートも食べれば、お腹も心も満たされること間違いありません。

喫茶タイムの基本情報(アクセス)

住所 北海道松前郡福島町字福島286番地
電話番号 0139-47-3983
最寄り駅
アクセス
・函館バス「青函トンネル記念館前」より徒歩1分
・函館空港より車で約80分
・新幹線「木古内駅」より車で40分
営業時間 10:30~21:00
定休日 不定休

取材協力:北海道福島町観光協会観光協会(https://be-happy-fukushima.com/