【愛知】らんらんいちご園で甘酸っぱいいちご狩り体験!カップルの絆深まるデート

今回は、愛知県西尾市の「らんらんいちご園」からアートの島「佐久島」をめぐり、おいしいいちごを味わって自然にも触れる癒やしのデートプランをご紹介します。

「らんらんいちご園」は、毎年12月から翌年の5月頃まで甘くておいしいいちごを思う存分味わえ、いちご狩りデートを楽しむことができる本格的ないちご農園です。高い位置にいちごが植えられていて、腰をかがめる動作がいらないのも大人には魅力的で、デート向きと言えるかもしれません。

また海に近い場所に位置しているため、佐久島を訪れる直前には魚市場、佐久島でもさまざまな食堂やカフェがあり、おいしいものをたっぷりいただけるデートになりそうです!

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:20歳〜49歳
おすすめカップル:果物好きのカップル
どんなデート?:グルメデート

カップルの絆深まる!いちご狩りと島巡りの1日デートプラン概要

今回のプランは、愛知県西尾市にあるいちご農園「らんらんいちご園」がスタートです。いちご狩りは家族連れが行くところと思われがちかもしれませんが、デートで訪れる人も多い場所です。自分で収穫して食べる体験は、ちょっとしたイベント感覚で楽しめるでしょう。

いちご狩りをいっぱい楽しんだら、近くの離島「佐久島」へ足を延ばしてみるのがおすすめです。佐久島ではサイクリングができるほか、島のあちこちに点在するアートを鑑賞しながら、グルメスポットでおいしい食事をいただくこともできます。

今回のデートのメイン
・らんらんいちご園
周辺のデートスポット(サブ施設)
・一色さかな広場
・佐久島
・愛知こどもの国
ランチにおすすめのお店
・Café&BARじょえる
・ほっこり島Cafe
※いずれも佐久島島内のお店

「らんらんいちご園」は例年12月頃オープンですが、年が明けてからも5月頃まで営業していますので、都合をあわせて足を運んでみてください。駐車場がたくさんあるので車移動もおすすめです。

完全予約制ですので、予約を忘れないようにしてくださいね。

「らんらんいちご園」から周辺スポットとして挙げられる「一色さかな広場」までは車で10分ほどの距離です。一色さかな広場横の「一色漁港」から、「佐久島」へ向かう高速船が出航しています。港から島へは20分ほどのクルーズとなりますので、往復の海路も良いデートの思い出となるでしょう。

4種類のいちごで恋の味を探そう!らんらんいちご園でのデートの楽しみ方

5棟立ち並ぶいちごハウスと直売所の写真
▲ハウスの中にたくさんのいちごが待っています

「らんらんいちご園」は、三河湾にもほど近い愛知県西尾市に位置しています。漁港までは車で約10分の場所です。家族連れはもちろん、カップルも多く訪れておいしいいちごに舌鼓を打つグルメスポットとなっています。

園内では時折、来園者から募集したいちごの絵や写真のナンバーワンを決めるイベントも行われており、2014年にテレビでいちご園が紹介されたときには、タレントのタモリさんも園内のイベントを満喫する様子が放映されました。

園内に競演するいちごの味だけでなく、パートナーとコミュニケーションを取りながら食べられることも、いちご狩りの醍醐味ですよ。

今回は、「らんらんいちご園」園長の榊原さんに、いちご園での楽しみ方やおすすめポイントをたっぷりと伺いました。

カップルで楽しむ!4品種いちごの食べ比べポイント

笑顔でうつる園長の写真
▲榊原園長のご様子からは陽気で楽しそうな雰囲気が伝わってきますね!

編集部

では、「らんらんいちご園」でのいちご狩りの内容ですが、食べられるいちごには複数の種類があるのでしょうか?時間や料金についても教えてください。

榊原さん

品種は選べませんが、2~4品種のイチゴの食べ比べができます。

利用時間はだいたい60分で、料金は下記の通りです。

  • 大人(中学生以上):2,000円(4/10~1,700円)
  • 小学生・70歳以上:1,700円(4/10~1,300円)
  • 幼児(3歳以上):1,300円(4/10~1,000円)
  • 幼児(3歳未満):無料

ご来園の方のうち、希望者には平日リピータークー特典を配布しております。リピータークーポンをお持ちの方は4月10日から大人(中学生〜)1,000円で入園できます。

編集部

少し時期が遅くなると、リーズナブルにいちご狩りができるようになるのですね。いちごの盛期に一度伺って、あとからリピートするのも、いちご好きの2人にはとてもおすすめですね。

では、営業期間を教えてください。

榊原さん

営業期間は、12月下旬~5月下旬までです。

編集部

およそ半年のいちごシーズンということになりそうですね!

いちごの品種は複数あるとのことですが、どのような味の違いがありますか?

榊原さん

あきひめは、酸味がなく果肉の柔らかなオーソドックスな品種です。

紅ほっぺは酸味と甘さのバランスがとれたフルーティーな味です。

かおり野は酸味が少なく、なんとなくトロピカルテイストですね。よつぼしは、食味の濃い新品種です。

それぞれ特徴のある品種なので、人それぞれに好みがあります。ちなみに園長はかおり野推しで、園長の奥さんは紅ほっぺ推し、パートさんはよつぼし推しです。

いちご狩りと書いたのぼりを掲げる園長ご夫婦の写真
▲いちごも美味しいに違いないですが、とにかく楽しそうでいちご園に行きたくなります

編集部

どれもおいしいということで、間違いはなさそうですね!複数品種が食べ比べできるそうですが、お客様からリクエストが来ることもありますか?

榊原さん

「この品種が食べたい」というリクエストには、なるべく応えていきたいと思っています。全てのリクエストにお答えできるわけではないですが、考慮して品種を選んでいます。

編集部

極力、希望の品種が食べられるとなると、リピートでいちご狩りに行くときも楽しみです!

こだわりのいちご栽培と、おいしいいちごを食べるコツ

らんらんいちご園受付の看板写真
▲これからおいしいいちごが食べられる!わくわくして受付を潜ります

編集部

栽培については、どのような部分にこだわりを持っていらっしゃいますか?

榊原さん

いちご農園としては特筆することでもありませんが、ハウス内の温度・湿度管理は温度センサーと日射センサーによって1℃単位で管理していて、自動で天窓が開閉するようになっています。

編集部

農園に伺う側としては、そのように管理しているなんて……とびっくりします。

他にも、他の農園さんと違うような特徴はありますか?

榊原さん

次亜塩素酸水を気化させ循環させているので殺菌剤などの使用が少なく済んでいます。その殺菌作用のおかげか、パートさんは風邪をひきにくいんですよ。

編集部

からだにも優しくおいしいいちごが食べられるのですね!

デートの思い出に!人気のパティシエ特製苺ロールのお土産

お土産ショップのショーケースにいちごが並ぶ写真
▲おなかいっぱい食べても、お持ち帰り用のいちごは見逃せません!

編集部

いちご園ではおなかいっぱいいちごが食べられますが、持ち帰るのにおすすめのお土産などもありますか?

榊原さん

穫れたてイチゴを市内の凄腕パティシエの手によって苺ロールにしてもらって販売しています。プレーンとショコラの2タイプ、それぞれ1本1,500円です。

編集部

お土産でしかいただくことのできない甘いひとときをぜひ持ち帰りたいものです!

生のいちごをお土産に購入することもできますが、持ち帰りの場合に自宅で美味しく食べるポイントはありますか?

榊原さん

冷蔵庫に入れておけば結構もちますが、美味しく食べるコツは『なるべく早く食べること』です。

なぜいちご狩りのイチゴが美味しく感じるのかというと『新鮮』だからです。お客さんから「これいつまでもちますか?」と聞かれますが、「1秒ごとに味が落ちていきますよ」とほんとは答えたいくらいです。

編集部

少しでも早く、ということなのですね。

園内でイベントなどを開催していれば、教えてください。

園内の天井まである大きな黒板に思い出を書き込むカップルたち
▲絵や言葉を書き残せば、大切な人との唯一無二の思い出にもなりますね。

榊原さん

描いたイチゴやいちご狩りの絵が大賞に選ばれると来期のシーズンパスポートがもらえる【絵-1グランプリ】、いちご狩りのスナップが大賞に選ばれると来期のシーズンパスポートがもらえる【写-1グランプリ】を開催しています。絵-1グランプリはタモリ倶楽部でも紹介されました!

編集部

タモリクラブでのワイワイしている様子がホームページにも掲載されていますね!いろいろな絵や写真で、製作する方も面白いですし、パスポートがもらえるなんて最高です。

恋愛成就のパワースポット?カップルに人気の秘密

編集部

カップルで来園される方の割合は、どれくらいですか?

榊原さん

カップルは3割くらいです。その後ご結婚なさって来園、妊娠されて来園、お子さんが生まれて3人で来園、下の子が生まれて来園という方が結構たくさんいらっしゃいます。

知る人ぞ知るカップルのパワースポットと噂されているとか?そのため家族連れも多く、幅広い層の方が訪れてくれます。

カップルの来園履歴を黒板に書いてくれる笑顔の園長
▲カップルで来た後ゴールイン!幸せパワーいっぱいです

編集部

いちごは、赤い色やハートに近い見た目から、恋愛運をアップしてくれるアイテムとも言われることがあります。まさにカップルのパワースポットですね。

榊原さん

ちなみに、ご来園なさったカップルの結婚率が高いのは本当、との噂も聞いております!

編集部

実に嬉しい情報です!いちご以外にも遊べるところがあるのでしょうか?

榊原さん

アヒルやモルモットなどの小動物がいるので、皆さんエサをやったりおたわむれになっています。

編集部

小動物は小さな子どもたちからも人気だと思いますが、カップルでも相手に優しいところや、いいところを見せることのできるワンシーンです。2人でぜひ小動物に触れてみてほしいですね。

来園者の声:らんらんいちご園デートの魅力

編集部

お客様からの感想や口コミでは、どんな声を聞くことが多いですか?

榊原さん

お客様からは、複数品種の食べ比べができるのが好評です。毎月来られる方もいらっしゃいます。

編集部

時期ごとにいちごの品種も変わるでしょうから、いちご好きは当然、毎月訪れたくなってしまうと思いますね。

編集部でもこのような口コミを見つけることができました。

アイコン
練乳もチョコフォンデュもあって大満足!!
アイコン
甘くておいしくて、ついつい食べすぎちゃった!
アイコン
持ち帰ったいちごをソースにしてパンケーキにかけました。最高!

今すぐ食べたくなってしまうような、いちごのおいしさが伝わる口コミばかりでした。

榊原園長、本日はいちごについてとてもたくさんのお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

デートプランに役立つ!らんらんいちご園の基本情報

愛知県西尾市にある農園「らんらんいちご園」の外観

住所 〒445-0055
愛知県西尾市市子町平加43
アクセス 【車】岡崎バイパス「西尾東IC」から約15分
【電車+バス】名鉄「西尾駅」からバスで約10分
営業時間 10:00〜15:00(受付終了時間14:00)
駐車場 有(約70台・無料)
開園時期 12月中旬~5月21日
楽しめるフルーツ いちご
食べ放題
時間制限 時間制限:だいたい60分
料金

【12月中旬~4/9】
大人(中学生~):2,000円
【4/10~5/7】
大人(中学生~):1,700円
【4/10~5/2】(平日リピーター特典あり)
大人(中学生~):1,000円
【5/8〜5/21】(摘み取り祭り)
大人(中学生〜):1,000円

公式URL http://www.g-and-f.co.jp/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です

いちご狩りの後はここへ!「らんらんいちご園」の周辺デートスポット

「らんらんいちご園」の周辺にはいくつかのデートスポットがありますが、とりわけ海に近いため、一緒に立ち寄るなら海側のスポットがおすすめです。いちご狩りの後に体を動かすには最適ですので、ぜひ立ち寄ってみてください。

おすすめのデートスポット

二人で味わう海の幸!「一色さかな広場」でグルメデート

一色さかな広場は、一色漁港に位置している市場です。新鮮な海鮮がたくさん並んでおり、朝の5時~8時までは朝市も開かれています。

デートに訪れるなら、9時から営業の本館に入ってみましょう。おみやげ用の魚介類はもちろん、魚介を用いたせんべいなどのお菓子も手に入るので、小腹が空いたときにもぴったりです。館内にはレストランや寿司屋もあります。

公式URL:https://www.sakanahiroba.com/index.html

アートと自然に囲まれて!「佐久島」で非日常の島デート

一色漁港から船で20分の場所にある佐久島は、島全体がアートと癒やしの島というコンセプトのもとに位置づけられ、サイクリングやグルメ、アート、文化を総合的に楽しむことができます。

島内にはさまざまな現代アートもあれば、大正時代頃に整備された弘法大師の祠をめぐるプチお遍路のコースもあります。定期的にアクセサリーや小物を作るワークショップも開かれているので、デートのエッセンスにぜひ立ち寄ってみましょう。

公式URL:https://sakushima.com/

自然の中でアクティブデート!「愛知こどもの国」

童心に返って活発にわくわくしたいなら、らんらんいちご園から車で東へ25分ほどの「愛知こどもの国」へと向かいましょう。

広い園内では、ゴーカートなどの乗り物、日帰りバーベキュー、ハイキングなどのアクティビティが待っています。休日は蒸気機関車が運行しており、列車好きのカップルにもおすすめのデートコースです。

公式URL:https://www.kodomo-aichi.jp/

まとめ:いちごの甘さと島の風景で紡ぐ、忘れられない1日に

今回は、愛知県西尾市にある人気のいちご狩りスポット「らんらんいちご園」と、足を伸ばして楽しむ佐久島デートをご紹介しました。

いちご、という果物は、甘酸っぱくて色や形がかわいらしくて、どこか恋愛と結びついているようなところが魅力のひとつではないでしょうか。大好きな人と一緒にいちごを食べると、なんとなくその人と一緒に幸せになれた気がします。

実際に「らんらんいちご園」デートの後でゴールインしたカップルがたくさんいるのは、いちごの持つ幸せのパワーかもしれませんね。カップルで「らんらんいちご園」を訪れ、同じものを収穫し、同じものを食べる幸せをぜひ共有してみてください。