【成婚レポート】日本と韓国の遠距離恋愛の中「100日記念日」でプロポーズして結婚したカップルの話。
女性:mii (33歳)
男性:sun (34歳)
出会ったきっかけ:KJIFクジフ日韓交流会
出会ってから交際までの期間:2日
きっかけは韓国人のお友達を作りたかったから
編集部
お相手と出会ったきっかけは?
mii(女性)
私は韓国ドラマやK-POPが好きで、韓国語を勉強していたので、韓国人のお友達ができればいいなと思い、定期的に日韓交流会に参加していました。
日韓交流会には日本在住の韓国人の方もいれば、一人旅などの旅行で空いた時間に来られる方も参加していました。
そんな中、珍しくかっこいい男性が入ってくるのが見えたので、注目していました。そして、私の目の前の席に座ったので、ぜひ仲良くなりたいと必死に話しかけました。そのおかげで短い時間でたくさん話ができ、仲良くなりました。
sun(男性)
僕は日本の文化が好きで、独学で日本語を勉強していました。日本語の会話の練習ができる日韓交流会があると聞き、夏の休暇で旅行中に日韓交流会に初めて参加することにしました。
たまたま僕の目の前に座っていたのが韓国好きの彼女でした。僕は日本語ができないので、彼女が韓国語で会話をしてくれて、すぐ打ち解けることができました。
第一印象は「物腰が柔らかく話やすい」
編集部
初めて会ったときの第一印象はどうでしたか?
mii(女性)
「かっこいい!」というのが第一印象で、もしかしたらこのとき一目惚れしてしまったのかもしれません。彼が交流会に入ってくるところから注目していたのですが、顔が本当に私のタイプでした。
話しているうちに、控えめで物腰が柔らかく話しやすいのでフィーリングが合うと思いました。
sun(男性)
小柄で可愛らしい印象を受けました。よく笑って、笑顔が印象的でした。
また完璧ではない韓国語で一生懸命会話しているところも可愛いと思いました。
初デートで盛り上がりその日に結婚を前提に告白!
編集部
付き合おうと思ったきっかけやエピソードは?
mii(女性)
日韓交流会で彼と意気投合したのもあり、彼が夜ご飯を一緒に食べようと誘ってくれました。
夜ご飯の間も気まずくなることもなく、楽しい時間を過ごしました。帰る際に彼から、「翌日も暇だから一緒に遊ぼう」とデートに誘われました。
デート当日、京都の四条河原町を散策しました。日本らしい雰囲気のお店でランチをしたり、カフェでお茶したりしました。
また、大阪で美味しいお寿司を食べたり、楽しい時間を過ごしました。
帰る頃に、彼が今日の宿の場所を調べたりしながら、宿がゲストハウスで泊りたくないなと言い始めました。
彼に「私と付き合う気があるなら、家から空港も近いし泊めてあげてもいいよ」と提案しました。内心、「彼は断るんじゃないのかな」と思っていましたが、なんとその場で私に告白してきました。
私は、彼に「年齢も年齢だから、遊びでは付き合えないから結婚を前提で付き合ってもらえるなら」と答えました。
すると、彼が「僕も同じ気持ちだ」と誠実に告白してくれたので、付き合うことにしました。
sun(男性)
彼女は可愛らしくて、気の合う人だったので、「これからもずっと会いたい」と思ってデートに誘いました。
デート中もとても楽しくて、1日中一緒にいても疲れない相手は初めてでした。
帰り際に、その日泊る予定のゲストハウスの位置を確認していると、僕が予約した部屋が8人部屋でした。
いろんな人がいる部屋だったので、「慣れない環境でゆっくり寝れないだろうし、嫌だな」と思わず口に出していいました。
すると、彼女が家に泊めてくれるというし、「彼女とはずっと付き合っていきたい」と思っていたので告白しました。
それまで僕は結婚願望がなかったのですが、彼女と出会って、一緒にいると楽しくて癒されたので、「このような女性となら結婚したいな」と思いました。
彼女の「結婚を前提に付き合いたい」という言葉にも迷うことなく、「私も同じ気持ちなので、ぜひ付き合ってください」と言いました。
初デートの印象は「笑顔が素敵で優しそう」
編集部
初デートの印象を教えてください。
デートした場所:四条河原町
mii(女性)から見たsun(男性)の第一印象:優しそう
sun(男性)から見たmii(女性)の第一印象:笑顔が素敵で可愛らしくて優しそう
思い出のデートは年越しに初日の出を見に行ったこと!
編集部
特に思い出に残っているデートは?
mii(女性)
付き合って最初の年越しに、韓国で一番早く初日の出が見られると有名な正東津に行ったことです。
初めて泊りで旅行に行き、とても楽しかったです。ただ、その日に初日の出を見に来る人がたくさんいて、ホテルの予約がなかなか取れませんでした。彼が予約してくれたホテルが、すごく古くて汚かったことも今ではいい思い出です。
sun(男性)
彼女が韓国に移住する前に、最後に京都観光をしたのが印象に残っています。
「京都の夏は半端じゃない」と聞いていましたが、初めて体感して僕も納得しました。
金閣寺に行ったのですが、京都駅からバスに乗り、しばらくしてからバスの運転手さんにどこで降りるのか確認していました。すると突然、彼女が一人でバスから降りてしまい、僕を置き去りにしていきました。
彼女はバスの運転手さんに「今停まったところでおりないといけない」と言われ、僕がいることも忘れて慌てて降りたみたいです。
降りた後すぐに僕のことに気づいたらしいですが、僕はそんな彼女のあわてんぼうなところも好きです。このエピソードが一番印象に残っています。
韓国が好きな人同士で集まることができる
編集部
お相手と出会ったきっかけでよかったことは?
mii(女性)
素性がわからない人達の集まりで、少し不安な面もありましたが、韓国人と付き合いたい願望があったので、必ず韓国人に出会えるコミュニティでよかったと思います。sun(男性)
韓国が好きな日本人が参加しているので、日本語ができなくても韓国語ができる日本人と仲良くなれること。性格や価値観がピッタリと合い結婚することに
編集部
結婚を決めた理由とエピソードを教えてください。
mii(女性)
私たちは始めから結婚を前提にお付き合いを始めました。
お付き合いしていく中で、幸い、「この人とは結婚できない」というような決定的な文化の違い、性格の不一致や価値感のズレも感じることはありませんでした。
また、韓国と日本での遠距離恋愛でしたが、月1回は彼が私に会いに来てくれて、会えなくても連絡は毎日取っていました。
不安も感じることなく、「この人となら結婚しても大丈夫」という気持ちが強くなっていたので、迷うことなく結婚に向けてお付き合いしていました。
sun(男性)
先ほども出てきたと思いますが、彼女と出会う前までは、僕は結婚をしなくてもいいと思っていました。
でも明るく優しい彼女に出会って考えが変わり、自分でも驚いています。彼女とお付き合いする中で、僕も特に性格の不一致や文化の違いなどを感じることがありませんでした。
韓国では記念日にイベント事をする風習があるのですが、付き合って100日目に彼女にプロポーズしようと決めていました。
「100日記念日」に韓国のレストランでプロポーズ!
編集部
プロポーズのときの雰囲気やエピソードは?
mii(女性)
「100日記念日に一緒にいよう」ということで私が韓国に行きました。私は楽な格好だったの対し、この日は彼が普段よりもきちんとした格好で、かなり気合が入っていたのが印象的でした。
写真館で記念撮影をしたり、普通にデートをした後、雰囲気の良いレストランに連れて行ってくれました。席がとても可愛く飾られており、「何かあるな」という雰囲気でした。
食事が出てきてしばらくすると、音楽が流れて来て、店員さんがバラの花束を持って現れました。そして彼から指輪とプロポーズを受けました。
プロポーズを受けて、私は嬉しくて泣いたのを覚えています。今思えば、テレビでも見たことがあるような、かなりべたな韓国スタイルのシチュエーションだったと思います。
sun(男性)
僕は100日記念日にプロポーズしようと決めていたので、普段よりもきちんとした格好で空港まで彼女を迎えに行きました。
ディナーの時にプロポーズをしようと計画をして、レストランに「100日記念日用にデコレーションしてほしい」と予約し、準備は万端でした。
レストランに到着して、席のデコレーションを見て、彼女が嬉しそうに写真を撮ったりしている姿がすごく可愛かったです。
プロポーズの時が近づくにつれて、だんだん緊張してきて口数が少なくなり、彼女が何かあるのかと心配してくれていました。
いざプロポーズする時になり、彼女が涙を流しながらプロポーズを受け取ってくれました。僕もすごく嬉しかったのと同時に、それまで緊張していたのが一気に解れて、僕まで泣きそうになったのを覚えています。
焦らずに心が通じる相手と結婚するのがおすすめ
編集部
これから出会いを探そうとされている方・結婚したいと思っている方へメッセージをお願いします。
mii(女性)
私は、大学時代にお付き合いしていた彼と別れて以降、ずっといい人はいないかと友達の紹介や街コンなど、とにかくいろんな出会いの場を探していました。
その中でお付き合いさせていただいた方もいますが、長くは続きませんでした。
30歳に近づくにつれて、躍起になって「いい出会いはないか」と探すよりも、いつか自分に合う人が現れることを信じて自分磨きを始めました。自分の時間が充実し始めたころ、今の夫と出会うことができました。
なので、なかなか出会いが見つからないときは、自分磨きをするなど一人の時間を充実させながら、「自分にぴったりの相手に出会える」と信じて焦らないでほしいと思います。
sun(男性)
結婚は必ずしないといけないわけではないので、学歴や見た目などの条件よりも心が通じる相手と結婚することをお勧めします。結婚生活は長いので、焦らず悔いのない判断をしてほしいです。