経験ゼロな私は問題アリ?恋愛に発展しない原因は…

【モテコンサル勝倉の婚活道場 vol.5】

婚活女子の人生相談に対して、モテコンサル勝倉さん(@Cryptobanker_Z)がスパルタ指導を行う、マッチングアプリ大学特別企画「モテコンサル勝倉の婚活道場」。

今日も、恋愛や結婚に悩める女性が道場の門を叩く!

第5回目となる今回は、恋愛経験が一度もなく「もしかして私って恋愛・結婚に向いていない?」と悩むアラサー女子のお悩みに、勝倉師匠が答えていきます。

この記事の監修者
この記事の監修者であるトイアンナ

トイアンナ(@10anj10

Twitter6.4万人フォロワーを誇る、恋愛・就活ライター。著書に『確実内定』『モテたいわけではないのだが』などがある。

恋愛経験が一度もない……もしかして私って問題アリ?

恋愛経験が一度もない女性

ライダーさん(以下、ライダー):初めまして、ライダーといいます。

私は30歳になるのですが、実は
生まれてこの方、彼氏ができたことがありません。

こんなにも恋愛経験がないのって、私自身に何か大きな問題があるんじゃないかと悩んでいます。

モテコンサル勝倉さん(以下、モテコンサル勝倉):なるほどね。

もしかして、学生時代は女子校に通ってて、出会いがない状況だった?

ライダー:そうなんです。中学校から大学まで、ずっと女子校に通っていて。

「学祭に他校の男子が遊びに来る」「バイト先で同年代の男性と出会う」なんてこともなく、男性と出会う機会がほとんどなかったんです。

学生のころは、社会人になれば男性と出会う機会も増えて、自然と彼氏ができるだろうと思っていました。

でも、実際に社会人になってみると、男性と出会う機会はあるけれど、そこから好きな人ができたり告白されたりすることがまったくなくて。

モテコンサル勝倉:ライダーさんは、恋愛や結婚がしたい気持ちはある?

趣味や仕事が楽しくて、実はそこまで男性に興味がない……なんてことはない?

ライダー:熱中できる趣味はありますが、恋愛や結婚をしたい気持ちもあります。

「誰かから告白されたら、とりあえず付き合ってみよう!」……なんて思っているくらいです。

出会いを探そうと思って合コンにも行ったし、アプリも使っています。

だから出会いは十分にあるはずなのに、好きな人はできませんでした。

相手から告白されないって、私自身に何か問題があるんだと思っています。

でも、自分ではどんな問題があるのかがわからないので、勝倉さんにご指導いただきたいです。
勝倉さん、私はどうして恋愛ができないんでしょうか?

もしかしたら「隙のない女」なのかも

モテコンサル勝倉

モテコンサル勝倉:ライダーさんは色白の清楚系で可愛らしくて、外見でいうとむしろ男からモテるタイプだと思う。

だから、外見に問題があるんじゃなくて、内面に恋愛に発展しづらい理由があるんじゃないかな。

考えられる理由はふたつ。
「そもそも出会いの数が少なすぎる」か

「男性からアプローチしづらいタイプ」か。

特に、恋愛経験が少ない女性は男性に対して壁を作りやすかったり、トークや表情が硬くなったりしやすいの。「男性からアプローチしづらいタイプ」になりがちなんだよね。

男性も「自分からアプローチをして、フラれて傷つきたくない」って思いがあるの。

だから、振り向いてくれなさそうな女性には積極的にアプローチしない。

モテる女性っていうのは、男性に「この子、俺からアプローチしたらいけるかも?」って思わせるのがすごくうまいんだ。

たとえば、LINEをテンポよくガンガン送るとか。あなたと一緒にいると楽しい!」なんて言葉で分かりやすく好意を示すとか……。男性に「いけるかも?」って思わせるの。

ライダーさんは、話している感じ、コミュ力もありそうだし自然に笑顔もでてくる。一見、問題なさそうなんだけど……。

もしかしたら、デート中、マイナスポイントを見つけたときに、ちょっとテンションが下がっちゃうとかしてない?

「いけるかも」と思わせたい相手に出会えないのが問題?

モテコンサル勝倉

ライダー:マイナスのポイントを見つけてテンションが下がってしまうこと、あるかもしれないです。

私、デートの段取りがスマートな人が好きなんですけど、
段取りがスマートじゃないと「ないな」って思っちゃって。

それが表情や態度ににじみ出ているかもです。

あと、男性に「いけるかも?」って思わせることができていない自覚もあります。

LINEをテンポよくガンガン送ったり、「あなたと一緒にいると楽しい!」と言ったりすることも、やろうと思えばできるかなと思えるんですけど……。

そうしてまで好かれたいと思える男性に出会えなくて、「そこまでしなくていいや」って思ってしまうんですよね。

モテコンサル勝倉:ライダーさんは、どんな男性がタイプなの?

ライダー:外見は全然こだわりなくて。真面目で、デートの段取りとかがスマートな、頭の回転が早い人がいいなと思います。

ちなみに、アプリでお相手を探すときには、定職についている・年収が400万円くらいを基準に探しています。

自分にあまり自信もないですし、私なんかでも高望みではないと思える条件にしているつもりなんですが……。

全然「いいな」と思える相手に出会えなくて。

高望み?いいえ、むしろ低みを狙いすぎています!

モテコンサル勝倉

モテコンサル勝倉:確かに、よくある「高望みしすぎて出会いがない」って状況ではなさそうだね。

でも、もしかしたら、低みを狙いすぎてるからいい人に出会えないのかも!

特に、年収の部分では少し上のレベル、年収500〜600万円くらいの男性を狙ってみるといいよ。

これは私個人の意見だけど、学歴や年収がいい人ってモラルや常識が磨かれてて、人間として魅力的であるケースが多いんだ。

だからこそ競争率も高いから、そこに釣り合う女性にならないと全然マッチングしなくなるって難しさもあるんだけど……。

でも、500〜600万円くらいなら、全然狙っていい範囲だと思う。

あと、「いいな」と思える男性に出会うためには、脳を恋愛モードにしておくことも大切。

ライダーさんはまだ全然脳が恋愛モードになれてなさそうだから、ちょっとした飲み会とかでも「このなかだったらあの男性が一番付き合いたいな」って見定めてみるとか、常に恋愛を意識してみるといいよ。

もちろん、恋愛にどっぷり浸かりすぎる必要はないけど、アンテナを張りつめて、「いいな」と思える男性を見つける感度を高めよう!

ただし、ライダーさんは恋愛経験がないからこそ失敗する可能性もあるし、そこだけは気をつけてね。

条件がそろった人より、好きな人と結婚したいって思っちゃう

条件がそろった人より、好きな人と結婚したい女性

ライダー:失敗しそうって、自分でもすごく思います…!

だから、いつも「この人と付き合って痛い目をみるのが嫌!」って考えて、少し気になるところを見つけると、好きじゃなくなってしまいます。

かといって、「痛い目を見ることはなさそうな男性」だからといって好きになれるわけでもないんですけど……。

つい先日も、年収や学歴はそこそこで、家柄に問題があるわけでもなく「結婚するならすごくよさそう」と思える男性と出会ったんです。

でも、その男性を好きにもなれなくて。

私、結婚するなら好きな人とがいいなって思うんです。

自分でも、馬鹿なこといってるかなって思うんですけど。

恋愛は失敗してこそ幸せを掴めるもの!

モテコンサル勝倉

モテコンサル勝倉:女性だと「最初は好きじゃなかったけど、付き合ってみたら好きになった」ってケースが結構多いから、付き合ってみたら案外好きになれるかもよ。

無理して付き合う必要はないけど、性格が合わないとかじゃないなら、さっきライダーさんも言ってた通り「とりあえず付き合ってみる」っていうのもいいと思う。

あと、最初のうちはたくさん失敗して大丈夫。

中学生のころとか、付き合っても数日で別れたりするでしょ?でも、最初なんかそんなもんでいいの。

多くの人は、最初はドキドキする相手と付き合ってみて、振り回されたり傷ついたり、恋愛に失敗して。
失敗から「こういう人は合う」「こういう人はダメだ」って学んで、自分に合う男性像が明確になるんだよね。

ライダーさんにはそういう経験がないから、1年間くらい「ドキドキとは」をテーマに恋愛をしてみて、経験を積んだらどうかな。

経験を積むなかで、ときには痛い目をみて辛い思いをすることもあると思うけど、1年間はぶつかり稽古だと思って恋愛修行をしてみよう!

ライダー:1年間のぶつかり稽古……!?私、もう30歳なんですけど、1年間も修行していて大丈夫でしょうか?

モテコンサル勝倉:全然大丈夫!女性は、33歳くらいまでは条件を下げずに相手を選べるから。

恋愛修行中にすごくいい相手に出会える可能性もあるしね。

むしろ、経験がないなかで出会いを探しても、自分と合わない男性を選んじゃう可能性が高くて危ないよ。

とりあえず1年間は恋愛修行をして、男性を見る目を養おう。

それと、恋愛修行中は、受験のときみたいに「滑り止め枠・妥当枠・チャレンジ枠」にレベル分けして相手を探してみるといいよ。

そうすることで、自分の市場価値がきちんとわかるようになるはず。

恋愛修行をしていくうちに自分の好みも分かると思うし、ライダーさんのスペックだったら、全然2〜3年で結婚できると思う。

いろんな男性を見てみて、ぶつかり稽古をたくさんして、素敵な男性を見つけてね。

【今回の教訓】

・低みを狙いすぎるべからず!

・恋愛脳になってみるべし!

・1年間は恋愛ぶつかり稽古をするべし!

※この記事の内容は、モテコンサル勝倉さんとライダーさんの対談をもとに、個人情報等に編集を加えたものです。

プロフィール

モテコンサル勝倉
モテコンサル勝倉
モテるために頑張る人を応援する「モテコンサル」。2020年4月、初の著書である『恋愛資本主義社会のためのモテ強戦略論』が好評発売中。