サクラがいない婚活アプリの特徴とサクラ・業者の違い、見抜き方を解説

婚活アプリ サクラ

マッチングアプリを使う際に気になるのは、サクラや業者といった迷惑ユーザーの存在ですよね。

サクラや業者は確かにやっかいな存在ではありますが、その手口や特徴を知り対策をすることで被害を最小限に防ぐことも可能です。

そこでこの記事では、サクラや業者の特徴、迷惑ユーザーを見抜くコツ、安心して使えるおすすめのマッチングアプリについて解説していきます。

先に回答!サクラがいない&業者対策している安全な婚活アプリ

先に回答!サクラがいない&業者対策している安全な婚活アプリ

結論からいいますと、月額定額制の大手マッチングアプリはサクラを用意していません。その理由は大きく次の2つです。

  • サクラを雇うまでもなく、人気のアプリには日々新しいユーザーが登録し続けている
  • 月額定額制なので、サクラを使ってポイントを消費させようとする必要がない

また、「業者」と言われる迷惑ユーザーの対策として、大手のマッチングアプリは次のような対策をとっています。

  • 24時間、365日のパトロール
  • 身分証のチェックなどの入会審査
  • 強制退会処分など、通報への対応

サクラゼロの運営と、業者排除の対策をしている、大手の人気マッチングアプリは次の3つです。

婚活アプリでいうサクラとは?業者との違い

婚活アプリでいうサクラとは?業者との違い

サクラと業者はどちらも「真剣に活動する者の迷惑になるユーザー」という点で共通しています。しかし、厳密に言うとサクラと業者の2つは異なるものです。

サクラと業者の違いを簡単に説明すると、次のようになります。

  • サクラ…アプリの運営が客引きのために用意した偽ユーザー
  • 業者…アプリの関係者ではなく、アプリを通して利益を得ようと活動しているユーザー

婚活アプリでいうサクラとは、アプリの運営が雇った人がなりすましている、架空のユーザーのこと。会員による課金を増やすために、美男美女になりすましてコンタクトを取ってきたり、メッセージを送るなどをしています。

それに対して業者は、アプリの運営とは無関係の者が、アプリを利用して何らかの利益を得るために活動しています。真剣に恋人を探している会員にとって迷惑であることはどちらも変わりませんが、アプリの運営が雇っているのかどうかが大きな違いとなります。

サクラがいない安全な婚活アプリの特徴

サクラがいない安全な婚活アプリの特徴

サクラ(=運営が客寄せのために雇った偽ユーザー)がいないアプリには、次のような特徴があります。

  • 料金が月額定額制のアプリ
  • すでに会員数が多く存在している

この特徴について、詳しく解説していきます。

料金が月額定額制のアプリ

まず大前提として、どうして運営がサクラを用意するのかというと、会員にポイントを消費させるためです。

定額制ではないポイント制のアプリは、会員のプロフィール閲覧やメッセージ閲覧・送信などでその都度ポイントを消費します。ポイントを購入するには、課金が必要です。

運営がサクラを用意する目的は、このポイントを多く消費させ、たくさん課金させるためなのです。

そのため、メッセージを引き伸ばしたり、閲覧したくなるような魅力的なユーザーを用意する必要があり、サクラを雇います。

一方で、アプリの利用料金が月額定額制のアプリは、サクラを用意する必要がありません

定額制のアプリは、一度お金を払ってしまえばプロフィール閲覧やメッセージなどの、その都度料金がかかることがないからです。

月額定額制のマッチングアプリはサクラを雇って課金させるための工作をする必要がないため、サクラを雇っていないのです。

すでに会員数が多く存在している

すでに会員数を多く確保しているマッチングアプリは、サクラを使って会員を引き止める必要がありません

人気のアプリは新規ユーザーが毎日のように登録していますし、そもそもアクティブユーザー数が数万人規模のアプリではサクラを何百人雇っても足りません。

マッチングアプリ国内最大手のペアーズは、累計会員数2000万人を超えています。

このような大手マッチングアプリはサクラにお金をかけるのではなく、広告にお金をかけることで知名度と大量の会員を確保しています。

サクラはいないけど、業者が紛れ込んでいる婚活アプリはある

サクラはいないけど、業者が紛れ込んでいる婚活アプリはある

大手マッチングアプリはサクラを雇っていないことを公言していますが、業者が紛れ込んでいる可能性はあります。

というのも、業者は一般ユーザーを装いアプリで活動しているので、ユーザーから通報を受けたり、何か被害がない限りは業者を見つけ出して排除するのが難しいのです。

そのため、マッチングアプリを使う際に注意するべきなのは、サクラの有無ではなく、アプリがどのように業者の対策をしているのかをチェックすることと、自分の目で相手が業者かどうかを見抜くことにあります。

サクラのいない優良な婚活アプリは業者を排除したい

真剣な恋人探しを目的としない業者は、ユーザーにとっても運営にとっても迷惑な存在です。そのため業者を排除するため、アプリ側はさまざまな対策をとっています。

サクラがいなくて安全なおすすめ婚活アプリ

サクラがいなくて安全なおすすめ婚活アプリ

マッチングアプリはかなりの種類がリリースされていて、一体どれを使えばいいのか迷うところだと思います。そこで、ここから先は会員数が多く、「サクラゼロ」の安全な婚活アプリを5つ紹介していきます。

<安全な婚活アプリ>

これらの人気マッチングアプリは、運営の体制によって迷惑ユーザーを排除する仕組みが整っています。それぞれのアプリがどのような対策を取っているのか、簡単に説明していきます。

サクラがいなくて安全なアプリ①Omiai

Omiai

真剣な恋活向き「Omiai」

Omiai

料金 登録無料
男性のみ有料月額プランあり
対象者 独身のみ(既婚者禁止)
年齢層 20代~30代が特に多い
目的・真剣度 婚活と恋活の間
運営会社 株式会社Omiai
インターネット異性紹介事業届出及び受理済み
無料登録はこちら
料金体制  本人確認  運営体制
男性:月額制
女性:無料
あり 強制退会あり

Omiaiは数ある婚活アプリの中でも、最も安全に利用できると言っても過言ではありません。

このアプリでは通報システムを導入しており、他会員から通報があるとペナルティが付与されます。

通報されたユーザーのプロフィールには「イエローカード」が一定期間のあいだ表示されるようになるので、注意すべきユーザーが誰なのかが一目瞭然になるのです。

もしマッチングしている相手にイエローカードがついた場合、注意喚起が通知されます。

イエローカードがついた後にも違反行為が続くような悪質ユーザーの場合は強制退会となり、二度とOmiaiに登録することはできません。

このように、Omiaiは「安心・安全に利用できるアプリ」を目指して、運営・管理体制にかなり力を入れているので、アプリの出会いに不安をお持ちの方におすすめです。

サクラがいなくて安全なアプリ②ペアーズ

Pairs

ペアーズ

Pairs

料金 男性:月額3,700円〜
女性:無料
対象者 恋人のいない独身のみ(既婚者禁止)
年齢層 20代~30代
目的・真剣度 婚活と恋活の間
運営会社 株式会社エウレカ
インターネット異性紹介事業届出及び受理済み
料金体制  本人確認  運営体制
男性:月額制
女性:無料
あり 通報機能あり

ペアーズの違反報告システムでは、業者や勧誘などの悪質なユーザーだけではなく、下記のような迷惑ユーザーも通報することができます。

  • 既婚者、恋人、交際相手がいる
  • 当日の無断ドタキャン
  • デート時の不快な行為
  • 金銭目的
  • 登録写真が芸能人の画像
  • プロフィール詐称

プロフィールの詐称や当日のドタキャンなど不誠実な行動も違反報告の対象となっているので、「サクラなどの悪質ユーザーの排除はもちろん、ちゃんと出会いたい!」という真面目に活動したい方におすすめです。

サクラがいなくて安全なアプリ③マリッシュ

マリッシュ(marrish)

マリッシュ(marrish)

マリッシュ(marrish)

料金 月額3,400円(税込)~(女性無料)
対象者 独身のみ(既婚者禁止)
年齢層 20~50代
目的・真剣度 真剣婚活
運営会社 株式会社マリッシュ
インターネット異性紹介事業届出及び受理済み

無料登録はこちら

料金体制  本人確認  運営体制
男性:月額制
女性:無料
あり アカウント停止あり

マリッシュでは利用規約違反報告を受けたり他のユーザーから通報されたりした場合、アカウント停止や強制退会のペナルティが付与されるようになっています。

しかし、全ての違反報告を受けるのではなく、嘘や嫌がらせがないかをマリッシュ内で確認しています。

単に不審人物や利用規約違反者を報告できるだけではなく、不当に通報・違反報告されてしまうことも防ぐことができます。

サクラがいない婚活アプリにいる業者の見抜き方

サクラがいない婚活アプリにいる業者の見抜き方

マッチングアプリに潜んでいる業者は巧妙な手口を使ってユーザーを騙そうとしてきます。

ですが、そのやり方は似通っていることも多く、相手の手口を事前に知っておけば対策できることもあります。

そこで、相手が業者であるかどうかを見抜くためのポイントを解説していきます。

プロフィールから見抜く

マッチングアプリに掲載しているプロフィールからも、相手が怪しい人物かどうかの目星をつけることができます。具体的には、次のような特徴に当てはまる人は要注意です。

  • プロフィール写真で派手な生活をアピールしている
  • 顔写真がモデル・芸能人級に整っている
  • プロフィール文に副業や人生変わったなどの言葉がある
  • プロフィールの年収・学歴・職業などがズバ抜けてすごい

プロフィール写真で派手な生活をアピールしている

プロフィールのサブ写真に、高級な車や豪華な食事などの写真を載せてお金持ちアピールをしているアカウントには注意が必要です。

「自分はお金を持っている」ことをアピールすることで、お金目当ての会員とマッチングし、副業詐欺やネットワークビジネスを勧誘することが目的である可能性が高いです。

20代なのに年収1,000万越えなど、年齢や職業の割に高収入だったり、プロフィール写真からお金を持っているアピールが伝わってくる場合は注意してください。

顔写真がモデル・芸能人級に整っている

顔写真がモデル・芸能人級に整っている

業者の偽ユーザーは魅力的なプロフィールで会員を惹きつける必要があります。

そのため、プロフィール写真には美男美女の写真を使っている可能性が高いです。

この写真は、ネット上から他人の写真を無断転載してきたものもあれば、加工アプリで原型をとどめないほど加工したものであることも考えられます。

もちろん、本物の美男美女のユーザーもマッチングアプリを利用していますが、そのようなユーザーはすでにたくさんのアプローチを受けています。

だから、自分から積極的に「いいね!」やメッセージを送る必要がありません。

そのため、普段の生活では接点のないような美男美女のユーザーから「いいね!」がきていたり、積極的なメッセージがきているならば、それは残念ながら業者の可能性が高いです。

プロフィール文に副業や人生変わったなどの言葉がある

ネットワークビジネスの勧誘や副業をうたった詐欺を目的としている業者は、現状に不満を持っていたり、漠然と人生を変えたいと思っているようなユーザーをターゲットにしています。

そのため、プロフィールの自己紹介文には次のような言葉で「自由に生きる自分」「人生を謳歌している自分」をアピールしがちです。

<要注意なワード>

  • 自由な暮らし
  • 縛られない生活
  • 人生は一度きり
  • 副業で稼ぐ

そもそもマッチングアプリは交際相手を探す場なのにも関わらず、副業やビジネスのことを必要以上にプロフィールでアピールしているのは不自然ですので、注意が必要です。

プロフィールの年収・学歴・職業などがズバ抜けてすごい

ネットワークビジネスの勧誘などお金を巻き上げることを目的としている業者は、お金に興味のあるユーザーの関心をひきつける必要があります。

そのため、プロフィールの年収を1,000万円以上に設定したり、学歴を偽ったりしています。

職業が自由業・投資家など実態がわかりにくいものや、役員・経営者・医者・弁護士など高収入で社会的地位の高い職業になっている場合も注意が必要です。

業者ではなく本当に高収入を得ているユーザーももちろんいますが、年齢や職業の割に不自然なほど年収が高かったり、豪勢な暮らしをアピールしているユーザーには要注意です。

メッセージのやり取りから見抜く

メッセージのやり取りから見抜く

プロフィールが一見普通に見える相手でも、メッセージで本性を表してくることもあります。そこで、次のような行動があれば注意してください。

  • メッセージ開始後、すぐにLINE交換したがる
  • 携帯が壊れたといってメールアドレスを送ってくる
  • 外部サイトやサービスのURLを送ってきて登録をお願いしてくる

メッセージ開始後、すぐにLINE交換したがる

マッチングした後は、しばらくアプリ内でメッセージを交換する流れが一般的です。

もしマッチングしてすぐにLINEの交換をしたがる場合、それはLINEのIDなど個人情報を収集する目的である可能性があるので注意しましょう。

相手が業者だった場合、LINEのIDや本名などの個人情報を収集したり、LINEアカウントを乗っ取ることが目的です。

マッチングアプリで出会った相手とは実際に会って信頼できる相手だと判断できるまでは、LINEを始めとした個人情報は教えないようにしてください。

携帯が壊れたといってメールアドレスを送ってくる

メールアドレスを収集することを目的とした業者は、アドレスを聞き出すためにアプリではなくメールでのやり取りに移行しようとしてきます。

たとえば、アプリでメッセージのやり取りをしている途中で、「スマホが壊れてしまったのでこっちのメールアドレスでやり取りしましょう」などと言って、メールでのやり取りに移行させようとするのがその手口です。

収集したメールアドレスは悪用される可能性が非常に高いので、マッチングアプリ以外のツールを使ったやり取りは避けましょう。もちろん、電話番号などの個人情報も教えてはいけません。

外部サイトやサービスのURLを送ってきて登録をお願いしてくる

メッセージの途中でURLが送られてきて、それをクリックするように誘導されるという手口があります。

例えば、「このアプリ重くて使いづらいので、こっちのサイトでやり取りしませんか?」などそれらしい理由をつけて外部の有料サイトへ誘導しようとしたり、ワンクリック詐欺にかかるように仕向けたりするのです。

もし相手から何かのURLが送られてくても、不用意にクリックしないようにしてください。

また、外部のサイトへ誘導する行為はマッチングアプリの規約違反に該当します。見つけ次第アプリ側に通報し、絶対にクリックしないようにしてください。

出会ったあとの行動から見抜く

出会ったあとの行動から見抜く

メッセージでは何も問題がなさそうでも、実際に会ってみるまで油断は禁物。もし初デートの際に次のような行動があれば警戒してください。

  • デート中に第三者が合流する
  • 初デートの場所が相談ではなく初めから指定されている
  • LINE移行後に婚活アプリ側でブロックされる

デート中に第三者が合流する

「会わせたい人がいる」といわれた場合は、予定があるからと早めに切り上げてください。当然ながら、真剣なお付き合いが目的なら関係のない第三者がデートに合流してくることなどありえません。何かしらのウラの目的があると考えて良いでしょう。

初デートの場所にチェーンの喫茶店・高級ホテルのラウンジなどを指定する

普通、初デートに行く前にどのお店に行くかなどは2人で相談して決めますよね。ですが、細かくお店まで指定してきたり、あなたの自宅からは遠い場所なのに特定の喫茶店を指定してきた場合は、相手にとってそこが行きつけのお店である可能性があります。

できれば、こちらからもお店の提案をしてみて相手の反応を見てみてください。もちろん、初デートにカフェは定番ですし、お気に入りのお店を紹介することもありますが、違和感を感じた場合は注意。

LINE移行後に婚活アプリ側でブロックされる

アプリのメッセージからLINEに移行するのはよくあることですが、LINEを交換してすぐにアプリ側で相手が「退会しました」という表示になっていた場合、ブロックされた可能性があります。

LINEに移行した後にあなたをブロックする理由は、あなたがアプリ側に相手を通報できなくするようにことが狙いである可能性が高いです。

ブロックされると相手のプロフィールやメッセージは閲覧できなくなってしまい、通報できなくなってしまいますので、それを逆手に取った手口です。

相手はあなたが通報したくなるような行動をとる可能性があるので、少しでも不審な点や違和感があればLINEをブロックしてください。

実は、アプリ側でブロックされても、アプリの問い合わせフォームから運営に通報することは可能です。

もし何かアプリの規約に反するようなことや嫌がらせ、迷惑行為をされた場合はアプリの問い合わせフォームから通報しましょう。

まとめ

まとめ

最後にまとめると、サクラゼロを公言している、当サイトおすすめのマッチングアプリは次の3つです。

  • Omiai
  • ペアーズ
  • マリッシュ

ただ、迷惑ユーザーへの対応を行なっているとはいえ、大手のマッチングアプリにも業者が潜んでいる可能性はあります。業者とは、具体的には次のような迷惑行為を行うユーザーのことです。

  • 何かしらの勧誘・営業
  • 他のサイトへ登録への誘導
  • LINEのIDなど個人情報の収集

この業者は巧妙な手口を使ってくることもありますが、その特徴や手段を知っておけば事前に対策したり、相手が業者かどうか見抜くこともできます。

具体的には、次のような特徴が相手に見られた場合、業者である可能性が高いので警戒してください。

<プロフィールから見抜く>

  • プロフィール写真で派手な生活をアピールしている
  • 顔写真がモデル・芸能人級に整っている
  • プロフィール文に副業や人生変わったなどの言葉がある
  • プロフィールの年収・学歴・職業などがズバ抜けてすごい

<メッセージのやり取りから見抜く>

  • メッセージ開始後、すぐにLINE交換したがる
  • 携帯が壊れたといってメールアドレスを送ってくる
  • 外部サイトやサービスのURLを送ってきて登録をお願いしてくる

<出会ったあとの行動から見抜く>

  • デート中に第三者が合流する
  • 初デートの場所にチェーンの喫茶店・高級ホテルのラウンジなどを指定する
  • LINE移行後に婚活アプリ側でブロックされる

万が一、迷惑行為にあってしまった場合は、メッセージの履歴のスクリーンショットなど証拠となるものを残しておき、アプリの運営に通報しましょう。

また、マナー違反のレベルではなく、犯罪の被害にあった場合は警察に相談・通報してください。