67%が恋人をゲット!マッチングアプリ経験者に「アプリ恋活のリアル」をアンケート
こんにちは、ハマのOLです。
恋人が欲しいのに、なかなか出会いがない。毎日仕事が忙しくて、出会いの場に行く時間がない!このような男性、女性のみなさん、マッチングアプリに興味を持ち、使ってみたいと思ったことはありませんか?
しかし、そもそもマッチングアプリで本当に出会えるのか、数多くあるマッチングアプリのどれを使ったらいいのかなど、不安も沢山ありますよね。そこで今回は、マッチングアプリを使用したことのある男女202名に、実情をアンケート調査しました。
マッチングアプリを駆使し婚活の成功を収めたハマのOLが、イマドキマッチングアプリ事情を解説します!
90.1%の男女がマッチングアプリでの出会いに積極的
マッチングアプリでの出会いはありかなしかアンケートしたところ、90.1%の男女がマッチングアプリの出会いは「あり」と回答する結果になりました。
少し前までは、マッチングアプリでの出会いは「怖い」「怪しい」というマイナスなイメージを持つ人も多く、「マッチングアプリで出会ったことを他人には言いづらい」という風潮があったかと思いますが、最近ではメジャーな出会いのツールになっているようです。
マッチングアプリは、出会いが少ない男女の味方!
なぜマッチングアプリでの出会いがありなのか、男女の意見を見てみましょう。
【あり派の意見(男性)】
20~40代は仕事で忙殺されることが多く、出会いの機会も限られるため、時間をかけずに簡単にできるマッチングアプリは重要な出会いツールであると思うから。(神奈川県・40歳) |
マッチングアプリに登録している人は100万人以上いるそうなので、町に出て出会いを探すよりも効率がいいと思うから。(東京都・31歳) |
職場では異性が全くいないので出会えないし、休日はほぼ家で過ごしているので出会いの機会が全く無いから。(大阪府・33歳) |
【あり派の意見(女性)】
仕事がリモートワークに切り替わり出会う数が減ったが、マッチングアプリなら自宅で手軽に恋活を始められると感じたから。(兵庫県・23歳) |
出会いの幅を広げるという意味では良いとは思う(岐阜県・29歳) |
友人にアプリで出会った男性と結婚した人がいるし、私もアプリで出会った男性と同棲しているから(神奈川県・27歳) |
職場に異性がいない、自宅で過ごす機会が増えたなどのきっかけから、出会う機会が減ってしまったと感じている人が多いようです。マッチングアプリは気軽さと登録者数の多さから、出会いの幅を広げるツールとして多くの男女から支持を得ているといえます。
そして年齢を重ねると、合コンを開催する機会もグッと減りますよね。ハマのOLの場合、20代半ばから友人の結婚ラッシュが始まり、その頃から合コンに参加することはなくなりました。
そもそも人見知りなハマのOLは複数人と喋ることがとても苦手なので、合コンから交際に発展した経験はゼロなのですが、貴重な出会いの場がなくなってしまったことを痛感しました。
そんなハマのOLにとってマッチングアプリは婚活の救世主!日常生活を送っているだけでは出会う機会のないコミュニティの男性と出会うこともできましたし、1人ずつじっくりお話ができるので、短時間でも実りのあるデートができました。
「出会いが少ない!」と嘆いている人もマッチングアプリを使用すれば、効率的に異性と出会うチャンスをつかめるかもしれません。
マッチングアプリだけでは相手の過去や本質がわからず不安という声も
しかし、マッチングアプリに対して不安な意見もあるようです。マッチングアプリでのパートナー探しは「なし」「どちらとも言えない」と回答した人からは、以下のような意見がありました。
相手が見えないので信用できない(高知県・38歳女性) |
今までどんな人生を歩んでいたかなど、相手のこれまでの過去が分からず不安になることも多かった(茨城県・27歳女性) |
マッチングアプリに登録している人は、真剣に出会いを求めていない人が多い印象がある(兵庫県・35歳女性) |
マッチングアプリは基本的に写真とプロフィールのみで相手がどのような人か判断するので、その情報だけでは相手の「リアル」が見えなくて不安になる人もいるようです。
ハマのOLもマッチングアプリで婚活をしていて、「写真と実物が違いすぎる」「誠実さが見えない」という点は大いに感じました。
マッチングアプリで出会いを探す場合、「いいね」を異性から貰えないと話が始まらないためか、第一関門を突破するためにプロフィール写真を“盛っている”人はとても多かったです。また、しっかりとプロフィールを埋め、誠実な印象を受けた男性でも、実際に会ってみると全く違った印象を受けたこともありました。
このようにプロフィールや写真は、第一印象を良くするため多少“盛られている”可能性があります。ただハマのOLは、それでも使うメリットのほうが大きいと感じてマッチングアプリを使い続けました。
そうはいっても、やはり不安に思う人は少なくないと思います。中にはそんな不安解消のために、収入証明や学校の卒業証明、独身証明書などを提出できるマッチングアプリもあります。
もちろん証明書の内容まで見ることはできませんが、どのような証明書の提出があるのかをプロフィールで確認することができます。少しでも不安を減らしたい人は、このようなアプリを使ってみるのもいいかもしれませんね。
マッチングアプリで実際に出会った人数は、「2人〜6人」が多い
マッチングアプリを使用したことがない人のなかには、「マッチングアプリで本当に出会えるの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。そこで、マッチングアプリを通じて実際に出会った人数を尋ねてみました。
その結果、男女ともに「2人〜3人」「4人〜6人」と実際に出会ったという人が多く、60%ほどを占めました。
中には16人以上と出会った男女も12名おり、首都圏に限らず、北海道・富山・長野など地方に在住している人もいました。このことから、「たくさんの人と出会いたいけど、地方だからアプリを利用している人が少ないのではないか」と心配する必要はないと言えそうです。
また出会った人数においては、男女で違いが出た部分もあります。0人〜1人と実際に会ったと答えた男性は13.5%、女性は26.6%となっており、7人〜9人と実際に会ったと答えた男性は10.1%、女性は4.4%でした。女性のほうが実際に男性と会うまでのハードルが高いのかもしれません。
マッチングアプリ利用者の66.8%が恋人をゲットしている
次にマッチングアプリで出会った人と付き合った人数についてアンケートしたところ、「1人〜3人」が63.8%ともっとも多く、66.8%の男女が1人以上の恋人をつくることができたという結果でした。約7割ですから、かなり高い確率でカップルが成立しているといえるのではないでしょうか。
社会人になると、職場に同性が多かったり既婚者が多かったりと「自然な出会い」は難しいこともありますよね。恋人が欲しいなら、マッチングアプリを使うことでその確率を上げることができるといえそうです。
マッチングアプリで交際した人のうち13.4%が結婚している
マッチングアプリで交際に発展した人のうち、13.4%が結婚したという結果になりました。結婚相談所での成婚率は10%前後(※)といわれているので、マッチングアプリでの婚活は結婚相談所と肩を並べるレベルなのではないでしょうか。
〈※参考〉経済産業省 「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究 資料編」
「素敵な人はマッチングアプリをやっていない」という認識の人も少なくないようですが、ハマのOLの経験上では「そんなことはない」と思います。
実際にマッチングアプリで出会った男性にはさまざまなタイプの人がいましたが、アプリ以外で出会う男性と大きくは変わりませんでした。マッチングアプリに限らず、好みの人もいればそうでない人もいます。ただ大きな違いは、リアルに出会うよりも、真剣に恋人や結婚相手を探している人が多いことだと思います。
結果的にハマのOLもマッチングアプリで出会った男性と結婚しましたし、今回のアンケート結果を見ても、マッチングアプリで出会い結婚に至る可能性はあるといえるのではないでしょうか。
また、現在も交際中と答えた人は19.8%となっています。5人に1人がマッチングアプリで出会った人と交際を続けていることから、出会いのきっかけとしての「マッチングアプリ」は必ずしも悪いものではないといえるでしょう。
マッチングアプリで結婚した男女が最も使ったアプリは「ペアーズ」
マッチングアプリを利用して結婚したと答えた男女のうち、62.9%がペアーズの使用経験があることがわかりました。
ペアーズの会員数は1500万人(※2022年8月現在)いるそうで、マッチングアプリの代表格といえます。会員数が多い上に知名度も高いので、マッチングアプリ初心者でも気軽に利用しやすいのでしょう。
続いて多かったのがタップル。タップルには共通の趣味でパートナー探しができる機能があります。同じ趣味を持っている異性とは話が盛り上がりますし、マッチング後に距離が縮まりやすいのかもしれません。
また3・4番目に多かったOmiai、withの使用率についてもそれぞれ20%を超えており、さまざまなマッチングアプリがある中でも、ペアーズ、タップル、Omiai、withは、結婚した男女から大きな支持を得ていたことがわかりました。
マッチングアプリで多くの異性に出会ったほうが成婚につながりやすい傾向
マッチングアプリで出会い付き合った人のなかでも、「結婚した人」「別れた人」とその後の結果はさまざまです。では、そんな両者のあいだに何か違いはあるのでしょうか。マッチングアプリで実際に出会った人の人数を比較してみたところ、異なる点が見えてきました。
10人以上と出会った人数が、「結婚した人」は26%、「別れた人」は12.4%と2倍以上もの差があることが分かりました。
また、「別れた人」の半数以上にあたる63.6%は、1人〜3人の異性にしか会っておらず、ここでも「結婚した人」との差が20ポイント以上生じています。
少ない選択肢からパートナーを選ぶより、より多くの人と出会ったほうが、自分の理想に近い人や相性の良い人に巡り会える確率は上がります。マッチングアプリを利用した場合でも、より多くの異性と出会うほうが、成婚につながりやすいのかもしれません。
70.3%がマッチングアプリは恋活・婚活の両方に使えると回答!
マッチングアプリを利用した経験者全員に「どの目的に対して有効か」とアンケートしたところ、恋人探し・婚活の両方に使えるとの回答が最多で70.3%となりました。
恋活・婚活の両方に使える理由としては、以下のような声がありました。
どんな人かしっかり見極めれば、誠実な出会いを期待できる(愛知県・26歳女性) |
どう出会うかより出会った後のほうが大切だと思うので、出会いがない人には恋人や結婚相手に出会うきっかけとしてマッチングアプリを使うのはありだと思う(富山県・32歳女性) |
自分もマッチングアプリで出会った女性と結婚したし、周りも結婚した人がいるから(大阪府・26歳男性) |
マッチングアプリで出会ったカップルの結婚が珍しくなくなった(東京都・35歳男性) |
利用者も増えており、マッチングアプリで出会ったということが珍しくない時代です。周りの友人・知人でマッチングアプリで出会った人と結婚したというケースも増えたことから、一般的な出会いの方法として認知されてきているのでしょう。
また、「異性の友人・遊び相手探しのみ」「恋人探しも婚活も使えない」と回答した人の合計が全体の10%にも満たないことから、マッチングアプリを真面目なパートナー探しに利用している人が多いということもわかります。
マッチングアプリに限らず、職場で出会っても、合コンなどで出会っても、その人がどんな人なのか見極めることは大切です。出会いの幅を広げるツールとして利用し、その後どうするかは自分次第なので、恋人や結婚相手を見つけるキッカケ作りとしては、とても効率が良い手段だと考えている人が多いのではないでしょうか。
マッチングアプリの特性である「プロフィール・写真で相手を知る」がデメリットに繋がることも
気軽に出会える恋活・婚活ツールのマッチングアプリですが、デメリットはあるのでしょうか。
マッチングアプリを利用してパートナー探しをした結果、「恋人探しも婚活にもマッチングアプリは使えない」「異性の遊び相手探しには使える」と感じた理由としては次のような意見が多く見られました。
- マッチングした人のなかに独身でない人もいた
- 真剣な出会いを探していない人もいる
- プロフィールや写真を偽っているケースがある
前述したとおり、相手のことがプロフィール・写真でしか分からないことが、こうしたデメリットにも繋がっているようです。マッチングアプリ上の情報はあくまで参考程度に留め、実際に対面してからしっかりと相手を見極めるものと捉えるのが良さそうです。
ハマのOLの経験では、同世代に比べ年収が高すぎる男性や、マッチングアプリの登録期間が長く「いいね」の数がとても多い男性は、真剣な出会いを目的としていないケースが多かったです。全ての男性がそうとは限らないですが、見分けるポイントとして頭の片隅に入れておいてくださいね。
嫌な思いをしないためにも、自分の身は自分で守らなければなりません。マッチングアプリに限らず、どんな出会い方をしてもリスクがゼロとは言い切れません。この意識は持っておいたほうが良いでしょう。
使用率1位のマッチングアプリはペアーズ!使用経験は男女差も
男女ともにもっとも使用経験が多かったマッチングアプリはペアーズで、男性が59.6%、女性が67.3%となりました。「その他」としているものは使用率が10%に満たなかったものの合計であるため、突出してペアーズの使用率が高いといえます。
マッチングアプリの使用率において、男女で違いが出たのはTinderです。男性はペアーズに続く2番目の38.2%ですが、女性は27.4%で5番目でした。
Tinderは、マッチングアプリには珍しく男性も完全無料で利用できます。「出会いが欲しいけど、まずは無料でやってみたい」という男性からの支持を受けているのかもしれません。
また、世界中に利用者がいるTinderは、恋活や婚活というよりも「話し相手が欲しい」「旅先で誰かと出会いたい」といった“気軽な出会い”を求める方向けのアプリです。「まだ結婚願望はない」という男性でも使いやすいといえるでしょう。
一方女性の場合は、多くのマッチングアプリが無料で利用できます。そのため、女性は男性と違って、あえてTinderを選ぶ必要性がないのかもしれません。また男性が有料のマッチングアプリのほうが、比較的真剣度が高い男性も多いため、リスクを回避したいという女性にとっては選びやすいといえるでしょう。
先ほどご紹介した「結婚するまでに使用したマッチングアプリ」のグラフにTinderが入っていなかったことからも、Tinderは真剣な出会いを探す婚活向きではないといえそうです。
友人にオススメしたいマッチングアプリNO1は「ペアーズ」
マッチングアプリの使用経験者に「どのアプリを友人にオススメしたいか」をアンケートしたところ、1位がペアーズで44.1%と、ここでも根強い人気を誇りました。続いてwithが17.3%、Omiaiが14.9%です。
それではなぜオススメしたいのか、その理由を見てみましょう。
【ペアーズがオススメの理由】
ペアーズが最も有名で会員数も多い。またベーシックなマッチングアプリだと思うから。(大阪府・35歳男性) |
身近にペアーズの利用者が多いため、様々な人と出会えるから。(兵庫県・22歳女性) |
ペアーズが一番出会いが多いと感じるから。分母が多いので出会いやすいと思う。(宮崎県・25歳女性) |
ペアーズはその会員数の多さと知名度の高さが、マッチングアプリに対して感じる不安を払拭してくれるという点が高く評価されてるようです。日本全国に利用者がいることから、マッチングのしやすさ・しにくさといった地域差が少ないのかもしれませんね。
【withがオススメの理由】
withは心理学を使っているので、価値観が似ている人なのか、どういう思考を持ってる人なのかがマッチング前に確認できて良いと思います。(福岡県・34歳女性) |
性格診断があり相性があらかじめわかるから。(高知県・33歳男性) |
withの特徴は、心理テストや性格診断で相性の良い人を見つけることができるという点です。他のアプリには無い独自のサービスなので、プロフィールだけで判断することに不安を感じている人などがwithを選ぶ傾向にあるのかもしれません。
【Omiaiがオススメの理由】
30歳なので、将来もしっかり考えた人が多いomiaiを勧めたい。(神奈川県・30歳女性) |
周りが結婚を意識した人が多いので、結婚を目的にしているomiaiアプリが良いと思った。(埼玉県・35歳男性) |
Omiaiの月額会費は4800円(男性会員・2022年現在)となっています。ペアーズが3700円、withが3600円なので、比べると少し高めの価格です。
月額会費が高いと、それだけ結婚に対する真剣度も高い可能性があります。このようなことから、婚活として利用したいと考えるユーザーからの支持を集めているようです。
また、今回挙がった各マッチングアプリをおすすめする理由からは、アプリによって特長や目的、利用者層が大きく異なることが分かりました。
目的に合わせたマッチングアプリで、出会いの幅を広げよう!
今回のアンケート結果から、今やマッチングアプリは出会いツールの1つとして多くの人に支持されつつあるといえそうです。それぞれのアプリに強みや特徴があるので、自分の目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
マッチングアプリを通じて、交際に発展したり、その後結婚したりする人も増えています。マッチングアプリに対する印象も、変わりつつあるといえそうです。
時間や場所にとらわれず気軽に使うことができるマッチングアプリは、今の時代に合ったサービスだといえます。過度に恐れる必要はありません。最初の一歩を踏み出してみれば、素敵なパートナーに出会えるかもしれませんよ!
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:計202名
実施日:2022年4月28日~2022年5月12日
調査実施主体:マッチングアプリ大学
調査会社:株式会社ネクストレベル