
【カップルおすすめ】北杜市のアフリカンアートミュージアムのデートプラン
今回ご紹介するデートは、山梨県北杜市にある「アフリカンアートミュージアム」をメインスポットにした、異文化と自然に触れるデートプランです。
アフリカンアートミュージアムは、アフリカを始めとする先住民族が作った美術作品を約2,600点も所蔵している美術館です。はるか昔の先住民族が作った作品から、パワーを感じたり価値観の多様性を学んだりできます。
そんなアフリカンアートミュージアムで異文化に触れたあとで、八ヶ岳のグルメや自然も堪能できるようなデートプランをご紹介します。ぜひご覧ください。
おすすめカップル:異文化が好き、知的好奇心が旺盛
どんなデート?:学び、自然、グルメ
目安時間:半日
目安予算:2人で6,000円〜
概要:先住民族の文化の奥深さ&自然の豊かさに触れるデート
今回ご提案するプランは、アフリカンアートミュージアムを見学したあと、八ヶ岳グルメをいただけるレストランでランチをし、萌木の村のナチュラルガーデンを散策するデートプランです。
9:30 | 「アフリカンアートミュージアム」到着 館内カフェでコーヒーを飲む |
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10:15 | 館内の展示を見学 |
11:15 | ミュージアムガーデンを散策 |
11:45 | ミュージアムショップでショッピング |
12:30 | レストラン「臺眠(だいみん)」でランチ (移動:車で10分) |
14:30 | 「萌木の村」でガーデン散策、ショッピング (移動:車で40分) |
9時半の開館に合わせて、アフリカンアートミュージアムへ向かい、まずは館内のカフェに向かうのがおすすめです。そこでは、エチオピアコーヒーやケニアの紅茶などの飲み物を取り扱っています。自然に囲まれたカフェで、朝日を浴びながらの一杯は気持ちがいいですよ。
アフリカンアートミュージアムをゆっくり鑑賞したあとは、ぜひ敷地内のミュージアムガーデンを散策してみてください。春は桜、秋は紅葉など、四季折々の美しい自然を満喫できますよ。2人で記念撮影をすれば、季節感の溢れるフォトジェニックな写真が撮れるでしょう。
またミュージアムショップも見どころ。アフリカのマスクや立像など、ほかではなかなか手に入れることのできない珍しいアイテムが揃っているため、デートの思い出に記念品として2人で購入するのも良いですよ。
アフリカンアートミュージアムを出たあとは、八ヶ岳産の川魚や山菜をふんだんに使ったレストラン「臺眠」でランチ。身体にやさしい絶品グルメをいただきつつ、落ち着いた雰囲気の店内でリラックスしながら会話を楽しみましょう。
食後は車で40分ほどの萌木の村までドライブです。萌木の村にあるイギリス人デザイナーが設計した広大なナチュラルガーデンは一見の価値ありですよ。
それでは、今回のメインスポットであるアフリカンアートミュージアムについて詳しくご紹介します。
神秘的な先住民族の文化に触れる「アフリカンアートミュージアム」
「アフリカンアートミュージアム」は、山梨県北杜市にある美術館です。八ヶ岳の南麓に位置し、豊かな自然に囲まれています。中央自動車道「長坂IC」から車で8分ほどで到着するため、地元のカップルだけでなく、清里や八ヶ岳に旅行に訪れるカップルのデートにもおすすめの立地です。
美術館に到着するとまず目に飛び込んでくるのが、エントランス横にいる大きな鳥の像。アフリカに生息する「サイチョウ」という鳥を模して作られたものなのですが、四角い翼や巨大なくちばしなど、デフォルメされた姿が目を引きます。
▲アフリカンアートミュージアムのエントランス横では、巨大な立像「カラオ」が出迎えてくれます。
館内には、アフリカやアジアを中心とした民族道具や美術作品が数多く展示されています。まるで日本のハニワや土偶を思わせる表情のマスクや、神像、楽器などをメインに取り扱っています。アートの要素も感じられつつ、歴史や文化を学ぶ史料ともいえる作品からは、日本人とは異なる祖先の価値観が伝わってきます。
そのほかにもエチオピア産のコーヒーが飲めるカフェや、アフリカの雑貨を取り扱うミュージアムショップも併設。展示以外からもアフリカの魅力を学ぶことができます。美術作品が好きなカップルや、不思議なものが好きな好奇心旺盛カップルなら、きっと充実した時間を過ごせるでしょう。
今回はこの「アフリカンアートミュージアム」で学芸員として勤務する伊藤令さんに詳しいお話を伺ってきました。
紀元前からの作品も扱うアジアで唯一のアフリカンミュージアム
編集部
「アフリカンアート」を取り扱う美術館とのことですが、具体的にはどのようなものを展示しているのでしょうか。
伊藤さん
アフリカンアートミュージアムは、紀元前から20世紀初頭までのアフリカ美術のコレクションを有する施設です。アフリカンアートは大きく分けてマスク、立像、楽器、テキスタイル、道具、武具などの作品があります。
また、アジア、オセアニア、インドネシア、フィリピン、台湾やヒマラヤなどの先住民族の美術もコレクションしています。
編集部
アフリカにまつわるマスクや武具などが1,900点、そのほかの地域の美術品が700点ほど所蔵されているそうですね。取り扱っている時代や地域が幅広いこともあり、展示内容のバリエーションが豊富で見応えがありそうです。
アフリカンアートミュージアムだからこそ、といった自慢できるポイントはありますか?
伊藤さん
当館は、紀元前から20世紀初頭までのアフリカンアートを展示するアジアで唯一の施設です。
毎日の生活の中で、これほどにも不思議な造形を観ることはないと思います。当館では、想像を超えるような形をするマスク、立像、道具やテキスタイルなどを展示しています。思わずニックネームを付けたくなるような存在に出会えるのではないでしょうか。そして、生きるための願いを込めた形は、きっと何か心に響いてくるものがあると思います。
編集部
ホームページで展示品の写真を拝見しましたが、どの作品もどことなく不気味で、それでいて引き込まれるような魅力や愛らしさも感じられる、本当に不思議なものばかりでした。
アフリカの美術は、私たちがよく目にする西洋や東洋のアートとは、まったく毛色が違いますね。美術館によく行くようなカップルであれば、普段見る作品との違いを楽しめるでしょう。あまりアートに興味がないというカップルでも、印象深い作品が多いため思わず見入ってしまいそうですね。
そして作品自体の魅力もさることながら、アフリカンアートミュージアムの周辺は自然が豊かなのも魅力的ですよね。
伊藤さん
はい。八ヶ岳南麓の自然の中で、ゆったりと時を忘れてアートと向き合える空間が魅力だと私も思っています。
▲施設を覆うように茂った緑のおかげで、夏でも涼し気な印象を受けます。
編集部
まるで森の中にある別荘のような外観ですね。このような静かな空間でアフリカンアートの世界観に触れたら、まるで古代アフリカにタイムスリップしたかのような没入感を味わえそうです。
アフリカンアートは理屈ではなく魂で楽しむ
編集部
芸術や文化に詳しくないカップルは、アフリカンアートをどのように楽しめばいいかイメージが湧かないという方も少なくないと思います。アート鑑賞を楽しむコツなどがあればぜひ教えてください。
伊藤さん
日本でアフリカンアートを観る機会は、みなさんほとんどないと思います。まずは理屈ではなく、心に直接訴えかけてくるものを受けとめてみてください!
近代の芸術家である、ブラック、モジリアーニ、マチス、ピカソは、アフリカやオセアニアなどの原始美術からインスピレーションを受け自身の制作に生かしています。アフリカの美術や造形は、思いもよらない表現力、デフォルメ、フォルム、、質感でいっぱいです。頭で考えるのではなく、観る人の心に直接訴えかけてくる力があり、あっという間に虜になってしまう魅力に溢れています。
なぜならこれらは数百年の間に淘汰された民族の根源的な形・表現であり、何よりも生きるための願いがこもった魂の造形だからです。これは、精神的な創作の原点であり、20世紀の芸術家たちだけではなく、現代の私たちが観ても、心打たれるのではないでしょうか。
編集部
アフリカンアートは、西洋の芸術家たちの作風にも影響を与えているのですね。「魂の造形」とおっしゃっていましたが、まさにアフリカンアートは「芸術作品を作ろう」と意気込んで作ったものではなく、文化や精神が反映されたものだなという印象を受けました。信仰の対象としての神像や、武具、楽器などは、芸術作品というよりも日本の縄文土器と似ているようにも思えます。
そのようなアフリカンアートなら、パッと見て感じた印象を尊重して見学できるので、芸術に詳しくないカップルでも楽しめそうだなと感じます。
総所蔵数2,600点と本当に数多くありますが、中でも伊藤さんのイチオシ作品があればぜひ教えてください。
伊藤さん
私のお気に入りはエントランスに設置されている、カラオと呼ばれる自然の精霊を具現化した、とても大きな鳥の立像です。これはコートジボワールのセヌフォという民族によって作られました。
▲エントランス横にある鳥の像「カラオ」はなかなかの大きさがあり、インパクト大です。
編集部
横にある案内板と比較しても、かなりの大きさがあることが伝わってきますね!館内に入る前からインパクトがあります。
来館の記念にこのカラオの前で記念写真を撮影するのも楽しそうですね。SNSにアップすれば「どこで撮ったのだろう」とフォロワーの目を引きそうです。
アフリカを身近に感じる多様な企画展を開催
編集部
常設展示のほかに、期間限定で見られる企画展は開催されていますか?
伊藤さん
当館では年3回、企画展を開催しております。「アフリカ美術の真髄」「民族の装い」や「食べる」など当館では、みなさんにさまざまな方向からアフリカンアートを知っていただけるような内容を取り扱っています。
編集部
私はあまり美術やアートには詳しくないのですが、アフリカ民族の服装や食事には非常に興味をそそられました。衣食住のように身近な内容であればイメージもしやすいので、常設展示だけを見るよりも深い学びが得られそうです。
アフリカンアートミュージアムに足を運ぶ際には、企画展が開催されているかどうかもチェックしたいと思います。
アフリカの音楽や料理を体験できるフェスを開催
編集部
魅力的な展示がたくさんあるアフリカンアートミュージアムですが、よりアフリカや展示作品に対しての理解が深まるイベントを開催されているのですよね。
伊藤さん
毎週土曜日の13時から、館長によるギャラリートークを開催しています。このギャラリートークでは、アフリカンアートの特徴や概念を知ることができます。
編集部
言葉での解説があると、アフリカやアートについての予備知識がないカップルでも展示内容への理解を深められそうですね。
また、館長さんはホームページ上でブログも運営されていますよね。館内の展示作品について写真付きで丁寧に解説されていて、アフリカンアートに精通されていることが伝わってきます。館内の見学で気になった作品があれば、このブログで作品を探して背景や意義を学んでみるのもいいなと感じました。
ちなみに、ワークショップなど体験できるイベントはありますか?
伊藤さん
夏休みにはワークショップ「オリジナルアサラトを作ろう」を実施しています。アサラトは西アフリカの民族楽器です。お揃いで楽しくリズミカルな音を奏でる楽器作りを体験していただけます。
7月には「八ヶ岳アフリカンフェスタ」開催しており、西アフリカのギニア出身ジャンベ奏者のソロケイタさんや北杜市在住のパーカッショニスト佐藤慶吾さんを招き、アフリカ音楽を紹介します。また、アフリカンアートミュージアムの企画展と合わせて鑑賞することができます。このときには、アフリカ料理のランチプレート、エチオピアのコーヒー、北杜市長坂町にある自家製天然酵母パン工房チェチェメニのパンなどもお楽しみいただけますよ。
編集部
「八ヶ岳アフリカンフェスタ」は五感でアフリカの魅力を体験できて楽しそうですね。とくにアフリカの音楽はどのようなものなのかイメージが全く湧かないので、ぜひ生で聞いてみたいと感じました。
また、アフリカ料理も普段町中でお店を見かける機会がほとんどないので、この機会に味わってみたいですね。ご当地グルメが好きなカップルや、珍しいもの好きの好奇心旺盛なカップルにもぴったりですね。コーヒーやパンもあるとのことなので、テイクアウトしてドライブのお供にもいいなと感じました。
館内カフェでエチオピアコーヒーやケニアの紅茶が飲める
編集部
先ほど「八ヶ岳アフリカンフェスタ」でアフリカ料理やコーヒーの販売があるとのことでしたが、普段は食事や飲み物の販売はありますか?
伊藤さん
飲み物をお召し上がりいただけるカフェがあります。アラビカ種原種と言われるエチオピアのベレテ・ゲラの森に自生する豆を挽いたコーヒー、農薬を使わずに高地で育てられたケニア山の紅茶と各種ジュースが楽しめます。
夏以降は、天然のクエン酸たっぷりの無農薬の自家製シソジュースと、黒糖梅ジュースがお楽しみいただけます。
編集部
アフリカと言えばコーヒーがおいしいイメージがありましたが、紅茶やジュースもあるのですね。2人で違うものを買って、シェアしながら飲むのもいいなと思いました。ここで一服しながら、2人で館内の展示の感想を共有しあえば、有意義な時間を過ごせそうですね。
日常にアフリカンスタイルをプラスできるアイテム多数「ミュージアムショップ」
編集部
来館の記念にショッピングやお土産購入ができるような場所はありますか?
伊藤さん
館内にはミュージアムショップがあります。ここならではのアフリカのマスクや立像、それに雑貨や楽器、テキスタイルやイスなど幅広く取り揃えています。
さらに、アフリカの手仕事を紹介するPOP UP SHOPの企画もおこなっているので、偶然、素敵なものとの出会いもあるのではないでしょうか。
▲ミュージアムショップは、企画に応じてPOP UP SHOPになります。
編集部
以前は藍染めや籠、モヘアのPOP UP SHOP企画をおこなわれたそうですね。アフリカのファッション小物というと漠然と派手なイメージがあったのですが、POP UP SHOPの商品を見るといずれも日常のファッションに取り入れやすそうなデザインで驚きました。私たちの知らないアフリカの魅力がまだまだたくさんあるのですね。
通常営業時のショップでは、普段使いできるバッグから、印象的なマスク、立像など幅広い商品が買えるとのことで、デートの記念に2人でおそろいのアイテムを購入するのもいいなと感じました。
作品と併せて美術館周辺の自然にも癒されよう
編集部
展示の見学以外にもお茶やショッピングができるとのことでしたが、そのほかにもとくにカップルにおすすめしたい過ごし方があればぜひ教えてください。
伊藤さん
館内2階には大きなアフリカの寝椅子などありますので、そこで外の景色を眺めながら過ごすのはいかがでしょうか。特に平日は比較的どの時間も空いているので、お2人でゆっくりしたりお話しをしたりして過ごしていただけます。
▲こちらの椅子に座って外の景色を眺めながらゆっくり過ごせます。
私イチオシのエントランス横のカラオも、ここならではの記念撮影ができるスポットなのでおすすめです。さらにミュージアムガーデンでは、四季の花や季節の植物を感じていただけます。春には新緑、枝垂れ桜の満開、夏には古代蓮の開花、秋にはもみじの紅葉と季節の移り変わりによる美しい景色をお楽しみください。
▲エントランス周りの木々は秋になると紅葉するので、季節感の感じられる素敵な記念写真が撮影できますよ。
▲館内にあるガーデンも、秋になると色づく木々があり季節感満載。
▲春には大きな桜の木に花が咲き、こちらも絶景です。
編集部
2階のアフリカイスのコーナーは、アフリカンな世界観と八ヶ岳の自然の両方に浸れて新鮮ですね。こちらに2人で腰かけて外の景色を眺めていると、つい時間を忘れて寛いでしまいそうです。
そして館内の自然も本当に美しいので、見学後はお散歩しながら写真撮影を楽しみたいですね。とくにエントランス横での記念撮影は、ここならではのカラオと、その時期ならではの自然の両方と一緒に写真を撮ることができ、いい思い出になりそうだなと感じました。
アフリカンアートミュージアムの評価・口コミ
編集部
来館を検討しているカップルの参考になるよう、来館者の客層や感想をお伺いできればと思います。まず、来館者はどのような方々が多いでしょうか?
伊藤さん
世代を超えたカップルが7〜8割です。お1人で来館される方もいらっしゃいますので、アフリカンアートを通して、同じ興味を持つ方たちが出会える場所になってもらえたら嬉しいです。
編集部
デートで利用される方々がとても多いのですね!館内には一度見たら、忘れられないような印象的な表情のマスクや木像が多く置かれているので、思い出に残るデートができそうだなと感じます。
実際の利用者からはどんなお声をいただくことが多いでしょうか?
伊藤さん
「知らなかった世界がここにあったよ!」「とにかくビックリした!」という驚きの声を多くいただきます。また、「アフリカンアートと八ヶ岳南麓の自然が良いね!」と、自然あふれる周辺環境も人気の1つです。
展覧会を観る前にミュージアムショップで見入ってしまい、「ミュージアムショップもおもしろい!」といった楽しい会話が聞こえてくることも多くあります。来館くださったお子さんから、「みんな笑顔だね、微笑んでる」と言われ穏やかな気持ちになったこともあります。
編集部
一番は、やはり意外性がありますよね。日本からはるか離れたアフリカで、今よりも何百年も前に作られたものが自分の目の前にあるというだけでも不思議な気持ちになりそうです。
「微笑んでいる」と感じるお子さんがいるように、同じ作品を見てもさまざまな感じ方があって楽しいですよね。カップルで見学しながら、「これはこうだね」「私はこれが好き」などと意見を言い合えば、お互いの新たな一面に触れることができるかもしれません。
丁寧な解説と臨場感ある距離で見られる展示で素人でも楽しめる
編集部では、SNSやGoogleでアフリカンアートミュージアムの口コミを調査しました。中でも参考になりそうな口コミを要約してご紹介します。
- 丁寧な説明が書かれたファイルがあるので、予備知識がなくても理解しやすい。
- ガラスケース越しではなく、直接見られるので細部までよく見えて臨場感がある。
- 館内からの眺めがいい。スタッフの方々の対応も誠実で印象がよかった。
- 日本人のルーツとは違った独特のセンスに触れることができる。とくに造形の美しさや独創性が素晴らしい。
来館者の声を見ると、みなさんアートや歴史がお好きな方ばかりではなく、「予備知識なしで来館した」という方も多く見受けられました。そういった方々でも楽しめたという声が多く、普段美術館や美術館に行かないカップルにもおすすめできる施設だと思います。
アフリカンアートミュージアムからカップルへのメッセージ
編集部
最後に、記事を読んでいるカップルに向けて一言メッセージをお願いします。
伊藤さん
自然の中で、時間の縛りや日々の生活の習慣などから開放された一時を過ごし、アフリカンアートから違った価値観の存在を感じ取っていただきたいと思います。
編集部
どんなカップルでも、価値観が全く一緒というお2人はいませんよね。それがもととなって時には喧嘩になることもあると思います。
ですが、アフリカンアートミュージアムで価値観の多様性に触れることで、今まで以上にお互いの考え方の違いを尊重できるようになるのではないかと感じました。ここでのデートが、2人の仲を深めるきっかけになるかもしれないですね。
今回は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
アフリカンアートミュージアムの基本情報
公式サイト | http://africanartmuseum.jp/ |
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住所 | 〒408-0036 山梨県北杜市長坂町中丸1712-7 |
アクセス | 【電車】 ・JR「長坂駅」から車で5分 ・JR「小淵沢駅」から車で15分 【車】 ・中央自動車道「長坂IC」から車で8分 |
営業時間 | 午前9時30分〜午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 祭日を除く火曜・水曜 (7月8月は無休/12月~3月は冬季休館) |
駐車場 | 9台 |
料金・予算 | ・一般:800円 ・学生:700円 ・年間パスポート:3,000円 ・小学生以下:保護者同伴の小学生は無料 |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です
アフリカンアートミュージアムのあとに巡りたいおすすめデートスポット
アフリカンアートミュージアムは2時間弱で見学できます。朝から行けば午前中で見終わるので、見学後のランチにおすすめのお店と、食後のお散歩にぴったりな施設を併せてご紹介します。
おすすめのデートスポット
地元の山&川の幸を盛り込んだご膳が絶品「臺眠(だいみん)」
八ヶ岳では採れたての山菜や川魚が絶品です。中でもこのレストラン「臺眠(だいみん)」は、「七賢」で有名な地元の酒造会社が直営しており、発酵食品を取り入れた体にやさしいメニューをいただくことができます。
古民家を思わせるような和の雰囲気が漂った店内は、どこかホッとするような時間を過ごせそうですね。階下にはカフェも営業しているので、食後はそちらでデザートをいただくのもおすすめです。
運営元の七賢公式サイト:https://www.sake-shichiken.co.jp/daimin/
ナチュラルガーデンやカフェ、オルゴールなど癒し要素盛りだくさん「萌木の村」
山梨県の清里にある「萌木の村」は、約30,000㎡の広大なナチュラルガーデンが自慢です。名前のとおり、農薬や肥料を使わず自然のままに育った植物たちがのびのびと茂っています。
またガーデンの周りには、カフェやレストラン、クラフトショップなどが営業しています。大小さまざまなオルゴールが展示されている「オルゴール博物館」では、100年以上も前からあるオルゴールの音色を聞くことができますよ。心地のいい音色を2人で聴けば、きっと心が癒されるはずです。
萌木の村公式サイト:https://www.moeginomura.co.jp/
まとめ:パワーがもらえる&価値観の多様性を学べる「アフリカンアートミュージアム」でデートしよう
今回ご紹介したデートは、「アフリカンアートミュージアム」でアフリカやアジアの民族作品を見学し、軽井沢の自然美に癒されるプランでした。
日本のものとは異なるルーツでつくられた作品が多く、どことなく不思議でパワーを感じられたり、日本とは異なる価値観を感じられたりします。見学し終わったあとは、新たな気づきにあふれているかもしれませんね。
山梨県でデートを検討している方や、八ヶ岳・清里方面に出かける予定のあるカップルはぜひ参考にしてみてください。