【ケース別】結婚観の違い・結婚のタイミングが合わない時の対処法と結婚に前向きになるためのコツ
あなたはすぐにでも結婚したいのに、なかなか結婚してくれない恋人。恋人との結婚観の違いや結婚のタイミングが合わなくて、悩んでいる人は多いんです。
交際期間が長くなってくると、お互いに意識していたはずの結婚がなぜか遠くに感じることもあります。
カップルがタイミングが合わずに結婚できないのには、何かしらの理由があります。
逆をいえば、その理由を見つけてクリアにすることで、お互いに結婚に前向きになれることもあります。
- 恋人との結婚のタイミングが合わない
- どのタイミングで結婚すべきかわからない
と悩む人は、この記事を参考に「自分たちの結婚のタイミングが合わない理由」を見つけてみてください。
お互いの結婚に対する価値観を、見つめ直すヒントがあるはずです。
【ケース別】結婚観が違う・結婚のタイミングが合わない時の対処法
恋人同士が結婚をしたいと思うタイミングが一致すれば、結婚に向けて動く準備期間でさえも、充実した愛おしい日々になります。
しかし、せっかく想いあっていた恋人同士も、結婚の意思のタイミングが合わなければどうしようもありません。
話し合いのつもりが価値観の押し付け合いになってしまい、しまいには関係性まで悪くなっていきます。
ここでは、ふたりの結婚のタイミングが合わないときの対処法について、ケース別に解説していきます。
相手が結婚したいのかわからない
まずはそもそもお相手に結婚願望があるのかわからないケースです。
具体的には、こんなケースなど。
- どうやら結婚願望が薄そう
- 将来、結婚を考えているのかわからない
- 相手が年下でまだ適齢期ではない
どの場合でも必要なのは、話し合いと価値観のすり合わせです。
まずは結婚に対する意思の話合いを
この2つ場合、まず恋愛に年齢は関係ないけれど、結婚は年齢も大切ということをお互いに自覚する必要があります。
2人で具体的な結婚への意識を話し合うことをしてみましょう。
- 自分は近いうちに結婚したいと考えているが、相手の意思はどうなのか
- 結婚をするとしたらどの年齢で考えているのか
- もし、結婚をする意思がない場合は今後どうしていきたいのか
とくに女性が年上の場合は、妊娠や出産、職場復帰などのタイミングも考えたいところです。
でも、ここでは一方的に自分の価値観を押しつけるのではなく、相手の本音を聞き出してみることが重要です。
話し合い・伝え方のコツ
話し合いは一歩間違えると喧嘩や仲違いの原因の一つになってしまいます。自分が望む回答がもらえなかったり、心の内を知ることでショックを受けてしまうこともあります。
ここで、お互いに理解度を深めるためのポイントは3つ。
- まずは自分の気持ちから伝え、誤解の内容を具体的に話す
- 相手を責めたり、相手のせいにせず、自分がどう思ったかを伝える
- 何か言いたいことがある時は、相手が話し終えてから伝える
「でも」「だって」「あなたが」などの言葉はNGです。あくまでもそれぞれの考えや価値観、気持ちを知るための話し合いを意識すると上手くいくと思います。
遠距離恋愛で一緒に暮らすタイミングがない
遠距離恋愛は何かしらのきっかけがあれば、結婚に結びつきやすい恋愛でもあります。
しかし、反対になかなかタイミングが合わないと、ダラダラと交際期間だけが伸びていってしまうこともあります。
そんな遠距離恋愛カップルは、時期を決めてしまうという手段が有効です。
時期を決めて方向性をはっきりさせるのもアリ
遠距離恋愛が安定してしまい、なかなか結婚への道が見えないときは結婚するかどうかを決める時期を決めてしまいましょう。
いつまでに今後結婚するのかどうかをハッキリさせようと相手に宣言します。
例えば、今年中、次の付き合った記念日、誕生日などであれば、お互いに覚えやすいタイムリミットとなるでしょう。
それまでに、お互いに整理したい気持ちをすり合わせておきます。
- 今の恋人と本当に結婚したいのか
- 結婚した場合、どちらの住んでいるところで暮らすのか
- 仕事はどうするのか
宣言していた時期がきたら、相手の意思を聞いてみます。そのうえで、今後どうしていくのかについて話し合いましょう。
お互いに後悔しない決断ができるように、意見をすり合わせていけるといいですね。
同棲が長く続いて結婚のタイミングがわからなくなった
カップルでの同棲は、結婚生活の予行練習にもなるのでいいことです。しかし、時として婚期を遅らせてしまう大きな要因にもなります。
まずは、入籍したい意思をきちんと伝えることが重要です。
同棲を開始した時点で結婚と同じ感覚になる男性もいます。「籍を入れているか入れていないかそれだけの違い」「入籍して変わることはあるの?」と、一緒に住んでいる時点で満足していることもあります。
このケースは、入籍をしたい気持ちを素直に伝えると、あっさりOKと帰ってくるかもしれません。
厄介なのは、入籍したくないケースです。この場合はなぜ入籍をしたくないのかを聞き、問題を解決して行かなくてはいけません。
結婚に対する話し合いと期限を決める
手順はこうです。
1:まずは自分が結婚・入籍したい気持ちを伝える
2:相手の気持ちを確認し、結婚を渋る場合、理由をきちんと聞く
3:その理由に対して、考えていく時間に期限を決める
4:期限がきたら、結婚か別れかを選ぶということをはっきり伝える
相手に結婚の意思がない場合、期間を設けながらも「30歳までに結婚をする気がないのであれば、別れる」と、結婚するか別れるかしかないことを伝えます。
あなた自身も、相手といることが大切なのか、結婚することが大切なのかをきちんと考える時間をとってください。
離れてからでないと、大事なものに気がつけない人もいます。あえて1週間ほど離れる時間をとってみるなど、別れたらどのような生活になるのかを体験してみて、納得のいく結論を出せるように行動してみてください。
転職など大きな出来事が控えており結婚のタイミングが合わない
相手が就職や転職・昇進などで今は結婚するタイミングではないと感じている場合。
まずは結婚することで就職や転職にどのような影響・問題が起こるか考えてみてください。
解決策が見えることで、結婚しても意外と影響はないと思ったり、確かに今はタイミングではないと納得できたり、すれ違っている気持ちが同じ方向を向き始めるかもしれません。
結婚で何が変わるのかお互いの認識を合わせる
例えば、こんなことです。
「仕事に集中したい時に、結婚式や新婚旅行、引越しに時間を取られたくない」
【対策】例えば、週末だけのプチ同棲のような生活をしてみる。結婚して支えができることで今以上に仕事に集中できる環境だと思う場合、逆に結婚をメリットと考えるかもしれません。
「経済的に安定するまで、生活できないから」
【対策】結婚しても仕事は続け、子供は仕事が落ち着いてから考える。経済的な理由なら、むしろ二人暮らしの方が節約ができます。生活費は折半し、将来に向けての貯金を始めるのも目標ができて良いでしょう。
「試験勉強などで忙しく、1人の時間が必要」
【対策】応援したいならば相手を支える。試験に集中できる環境を作るためにできることはあるはずです。家事をする、マッサージする、食事の作り置きをする、夜食を準備する…。大変な時に支えてくれた相手だからこそ、真剣に結婚を考えてくれるかもしれません。
相手が頑張っている時期に結婚を迫ることは相手の負担にしかなりません。
それを理解した上で、相手にとって支えになることをする。その上で、自分の意思だけは伝えて見守ることが大切だと思います。
「今すぐにとはいわないけれど、私は〇〇と結婚したいと思っているよ。仕事が落着くまでは見守るから、頑張ってね。」
気持ちだけ伝えておけば、相手もあなたの意思は理解してくれますし、大変な時に支えてくれる相手に感謝や愛情を感じるはずです。
また2人の時間が取れるタイミングで、相手の気持ちを聞き出してみるといいでしょう。
こちらの記事で、既婚者300人に「結婚を決めたタイミング」についてアンケート調査を実施しています。実際に結婚した人はどんなタイミングで結婚したのか参考にしてください。
自分(または相手)の仕事が忙しすぎるなどで結婚のタイミングが合わない
充実した人生を送るためには、仕事、結婚、友達、家族など色々なものを大切にしていかなくてはいけません。
あまりにどちらかの仕事が忙しくなってしまうと、結婚のタイミングを逃してしまうことになります。
何が大切なのかをきちんと話し合う
「仕事が忙しい」にも、様々な忙しさがあります。
- 起業など夢や成功に向かって頑張っている
- 単に労働環境がきつい
この二つでは全く意味が変わってきます。
仕事が好きで自らの意思で長時間働いているのであれば、あなたの気持ちと伝えた上で、支えていくしかありません。夢を応援し、時期をみながら話し合いを重ねていくと良いでしょう。
一方で、労働環境がきつく、あなたとの将来を考える余裕もないほどに疲れ切っている場合は、仕事に関して考え直してもらう機会を作るべきだと思います。
その職場で何年も働き続けることができるのか。疲れ切ってあなたとの時間を楽しむ余裕すらないのは、お互いに良い状況ではありません。
仕事は何十年もしていくものです。何が大切なのか、転職の選択肢を考えてもらえるように話し合いをすると良いでしょう。
心に余裕が出てきてやっと、将来や未来、結婚について考えていくことができます。
親の病気・介護などの影響ですぐに結婚できない、タイミングが合わない
お互いの気持ちは一緒だったとしても、家庭の事情で結婚どころではなくなってしまうこともあります。
毎日の生活に追われ、タイミングを逃すとそのまま結婚することができなくなってしまうパターンもあります。
結婚のタイミングは2人で作り出す勇気も必要
もし、お互いに結婚についての意思が一致しているのであれば、大変なときこそ結婚という道を選ぶという選択肢もあります。
病気や介護は、ときに長く続くこともあるからです。
落着いたら結婚・・・なんて考えているうちに、相手が心変わりしない保証はありません。
さまざまな事情からすぐに結婚式をあげなくても、入籍だけはして落着いたら結婚式をするというカップルもたくさんいます。
入籍をしてお互いの家族との繋がりを持つことで、助け合いができるようになるかもしれません。
2人がお互いの人生を支え合いたいと思える関係だったとしたら、勇気を出して結婚のタイミングを作り出してみましょう。
できることはやるだけやったほうが、後悔しないで済む結果になるかもしれません。
経済的な事情や収入面で自信が持てない
結婚の話をいくらしても、経済的な事情や収入面に自信が持てずに結婚をしてくれない彼氏もいるでしょう。
しかし、彼氏自身に結婚願望が無い場合はどうしようもありません。
でも結婚の意思はあるのに、自信がもてないことが原因で結婚に踏み切れないのであれば、以下の方法で対処できるかもしれません。
問題点をふたりで考え解決していける方法を考える
まず、彼氏のなかでネックになっていることを聞き出して、リストアップしていきます。
- 借金がある
- 収入が低すぎて養う自信が無い
- それ以外の事情
ここで出てきた問題点について、1個ずつ一緒にクリアにしていきます。借金があるとしたらいくらなのか。またいつ返済が終わる計算なのか。
収入の低さが問題なのであれば、昇級のタイミングや場合によっては転職、またあなたも結婚した際には共働きしていく意思などについて話し合うのもいいでしょう。
それ以外の問題があるとすれば、どうやったら解決できるのかを一緒に考えます。多かれ少なかれ結婚生活が始まれば、こういった問題は必ずでてきます。
それを一緒に解決して乗り越えていくことが、本当の結婚生活の始まりです。
もし、考えることから逃げ出すような彼氏だった場合は、どうせ結婚してもあなたが苦労するのが目に見えています。
いますぐに結婚相手を探し直すほうが、幸せへの近道になるかもしれません。
なかなか結婚してくれないしっかり者の彼女
普段からとてもしっかり者の大好きな彼女が、何回結婚を迫っても「Yes」とはいってくれない。もしかしたら、それは彼氏に問題があるからかもしれません。
理由をちゃんと聞いてみて!原因は彼氏の幼さかも
もし、彼女が結婚をしてくれない理由をうやむやにしているのであれば、一度真剣に腹を割って話合いをしてみたほうがいいでしょう。
彼女が結婚をしたくない理由が、彼氏のほうにあるとしたら以下の理由が考えられます。
- 彼氏のお金遣いがあらい
- 遊びや趣味優先で生活力がない
- 実家暮らしで親に頼りきった生活をしている
- 普段からお母さんのように彼女に甘えきっている
これらのような理由だった場合、彼女は彼氏と結婚することそのものがデメリットに感じるはずです。
彼女はお母さんではありません。頼りがいのない男性は結婚相手として見れないのかもしれません。彼女の本音によっては、自分を見直してみましょう。
恋人の周囲の友達がまだ独身ばかりで遊びたい
あなたは恋人とすぐにでも結婚したいと考えていても、恋人の周りの友達が独身ばかりだったとしたら相手は結婚をあまり意識できない状況にあるのかもしれません。
所帯持ちになれば、自由にお金や時間を使うことができないので、まだまだ独身でいたいと考えるのでしょう。
結婚適齢期の考え方は人によって違う
残念ながら、自分にとっての結婚適齢期の考え方は人によって違います。
- 友達との遊びを大切にしたい人
- 仕事を優先したい人
- 趣味の時間を大切にしたい人
色々な考え方の人がいることを理解しましょう。恋人にあなたの結婚の意思を伝えることも大切ですが、価値観や結婚に対する意思を強要することはできません。
何が一番大事なのか・・・こればっかりは、そのときによっても変わります。今は遊びや趣味が優先の恋人でも、数年後には落着いて結婚に意識が向くこともあります。
そのときがくるのを待てるのであれば、あなた自身も自分の時間を充実させて、楽しみながら時間を過ごしてもいいでしょう。
どうしても相手の価値観が理解できないと思うのであれば、本来あなたが結婚すべき相手は他にいるのかもしれません。
気持ちを切り替えて、違う相手を探してみるのも手段のひとつです。
自分と同じ価値観の相手を探したいなら、アプリを利用してみるのもいいかもしれません。withは心理テストや性格診断をきっかけに出会うことができます。同じ価値観を持つ異性と出会いやすいのでおすすめです。
バツイチや子持ちで再婚することに気が引ける
バツイチや子持ちの人は、結婚に対して気が引けてしまうこともあります。
相手や周りの人達の反応、子どもとの相性などを考えると、1人ではかかえきれないくらいに結婚することへの不安がでてきます。
子どもとも相手ともじっくり話し合って後悔のない決断を
必要なのは、まずは子どもの気持ちを聞き出すことです。そして相手にもあなたの不安をちゃんと正直に伝えてみてください。
一度結婚生活で失敗しているあなただからこそ、結婚生活には何が必要なのかは理解できているはずです。
一緒に話合い、子どもや相手、あなた自身とみんなにとって、後悔のない決断をしましょう。
実は他に気になる人ができてしまった
今の恋人のことは大切だし、すでに家族のような存在になっているのに、なんだか他に気になる人が現れてしまった・・・。
長すぎる春を続けてきたカップルなどの場合、このような状況になってしまうこともあるでしょう。自分を責める必要はありません。
いったん自分の気持ちを整理するために恋人と距離をおいて
とりあえず、他に気になる人ができたことを実感した時点で、まずは恋人との結婚の話はなかったことにしたほうがいいでしょう。
いったん恋人とも距離をおくことをおすすめします。
大事な人がいたとしても、他に気が向いてしまうのであれば、あなたの中で満たされていない何かがある証拠です。
1人になって気持ちを整理してから、今後自分がどうしたいのかを考え直しましょう。
もし、反対にあなたの恋人に気になる人ができている状況だったとしても、同じように距離をおいて考え直させることも必要です。
本当にあなたが大事だと思えるなら、きっと戻ってきてくれます。
相手に結婚願望がない
いくら話をしても、相手に全く結婚願望がないということもあります。これまでさまざまなケースについてお話してきましたが、このパターンが一番厳しい状況にあります。
今結婚を無理に迫るのは絶望的かも
恋人に結婚願望が皆無だったとしたら、結婚を迫れば迫るほど相手の気持ちは離れていってしまうかもしれません。
ただ結婚願望がないのではなく、今の時点で恋人はあなたとは結婚したいと思えないともいえる状況です。
そんな時は、自分のなかで恋人との交際期限を設定してみてはどうでしょう。
期限がくるまでは一緒にいて、それでも恋人があなたと結婚したいと思ってくれなかったとしたら、あなたも今後のことを考えます。
きっぱりと別れるか、あなた自身が恋人との結婚を諦めてこのまま付き合い続けるのか。
決意をして別れ話を切り出せば、あなたを心底手放したくないと考えてくれる恋人なら結婚を意識してくれるはずです。
「結婚がしたいから、結婚できない恋人とは別れる」という意思を伝えても、相手の気持ちが変わらないようであれば別れて正解です。
お互いの目的や価値観が違ったという結果なので、前向きに新しい出会いを探していきましょう。
>>20代におすすめの婚活アプリはこちら
>>30代におすすめの婚活アプリはこちら
結婚のタイミングが合わないなら別れるべきか
結婚は1人ではできません。お互いの価値観や意思がある程度一致しなければ、結婚を意識するタイミングもずれてくるのが当たり前です。
本当に大好きで大切にしてきた恋人との結婚のタイミングが合わなければ、別れたほうが良いのでしょうか。
結論のヒントを探すために、結婚のタイミングが合わずに悩んだり別れた経験がある人たちの体験談を集めてみました。
結婚のタイミングが合わずに別れたカップルの話
実際に、結婚のタイミングが合わずに別れたカップルの体験談を紹介していきます。
結婚願望がお互いに強かったのに結婚できなかったカップル
「もともと彼も私も結婚願望は強く、いずれは結婚したいと思ってお付き合いしていました。付き合う期間が2年程経ち、彼のお金の使い方や貯蓄について疑問に思うことや、意見が合わないことが増えていきました。私を幸せにするつもりがあるのか不安になり、話し合いの結果も意見がまとまらず、別れを選びました。その後今の夫と出会い、金銭面や精神面でも頼れることがとても幸せに感じ、あの時別れてよかったと思っています。」
彼女が当時24歳で彼氏は26歳だったカップルの体験談です。結婚したいという願望だけでは幸せな結婚生活は送れません。
別れは辛かったでしょうが、お互いの求める結婚生活の価値観が合う人と出会えて何よりですね。
実家のことや慣れない仕事で精一杯になっている間に彼氏に好きな人ができてしまった
「彼が結婚をしたいと思ってくれていた時、私の母が入院していて、毎日の仕事と家事だけで精一杯になってしまい、彼への扱いが疎かになってしまいました。その間に彼の気持ちが離れてしまい、私が落ち着いて結婚したいと思った時には彼に好きな人ができてしまったので別れました。それから6年かかり今の旦那と結婚をしました。」
当時、両方とも28歳のカップルのお話です。
介護や実家のこと、仕事のことなど人それぞれ事情がありますが、「恋人がいつまでも待ってくれるわけではない」という結末になってしまいました。
後悔先に立たずという結果にならないように、目の前のことだけでなく将来も見据えていかなくてはいけないという教訓ですね。
年下の彼氏の頼りなさが不安で結婚まで考えられなかった
「彼は年下で、結婚したいとよく言ってくれていましたが、のんびりしていて。一方、私は適齢期でした。彼がなかなか正社員になれず収入面でも不安があったり、どうしても気になる性格の部分もあり、結局は別れました。その選択は間違ってなかったと思います。」
当時29歳の結婚適齢期に21歳の彼氏と交際していた女性の体験談です。結婚は気持ちや、勢いだけで長い年月をうまくやれるわけではありません。
年齢差は、相手の幼さや頼りなさをより感じる要因になることもあります。
しかし、結果的にコレで良かったと思えるような付き合い方と別れ方ができたのであれば、この恋愛の終わり方はハッピーエンドだったと考えることもできます。
仕事優先の年上の彼氏を理解できずに結婚できずに終わった
「彼氏が昇格し、働ける年齢で一番働きたい時期でした。仕事一途で会うタイミングもなく、理解することができなかったので別れました。」
当時彼氏は30歳、彼女は23歳だったそうです。
結婚願望の強い彼女であれば、彼氏との結婚を意識するのもわかります。しかし、当時の彼氏は30歳の働き盛りで、仕事で結果を残したいと強く思う年齢です。
もっと2人で話し合う時間をとって、お互いに信頼しあえる関係になれていたら結果は違ってきたのかもしれませんね。
結婚のタイミングが合わず、どちらかが妥協して付き合っているカップルの話
次に、結婚のタイミングが合わなかったけれど、どちらかが妥協して付き合い続けた結果のお話です。
結婚願望がない年下彼氏と付き合っていたけれど・・・
「こちらは結婚を考えてはいましたが、彼は結婚を考えていない様子でした。そもそも結婚願望がなかったようです。その結果、彼との温度差をとても感じるようになり別れました。やはり自分とやっていく気がない人と交際を続けていくのもなぁと、彼の意志の弱さを感じて不快に思いました。」
当時彼氏は33歳で 38歳だった女性のエピソードです。
自分は結婚したいが、相手はまだ先と考えているのがわかりながら交際を続けていたけれど、結果そこから嫌になって別れてしまうというパターンです。
好きな人と結婚する人は違うかもしれないというのは、年の差カップルの場合はより強く意識しておいたほうが良さそうです。
同棲が長く続いていて、結婚に踏み切れなかったカップルの結末
「付き合ってすぐに同棲を始めて、このまま結婚するんだろうと考えていました。結婚は仕事が落ち着いてからという言葉を信じ、そのままだらだらと続き6年が経過。あまりにも進展がないのと、自分は彼のことが好きなのかを悩んで考え、別れを切り出しました。そのあと出会った男性とは2年同棲し、タイミング良く結婚したので今は良かったと思っています。」
当時彼氏30歳で彼女は25歳だったようです。同棲期間中に、何度も結婚の話をしていたであろうことは想像できます。
しかし、彼氏の言葉を信じて6年も待っていたのに何も変わらないことに気がつき、結局は別れを選ばざるを得ない結果になってしまいました。
同棲期間が長いカップルは、あらかじめ期間を決めておかないと、このカップルのようにダラダラ時間だけが過ぎていくというパターンが多くあります。
相手に『どうせ一緒に住んでるんだし、結婚しても変わらないだろう』と思われてしまうと、結婚する方向に気持ちを切り替えさせるのはむずかしいんですね。
彼氏の転職と重なって結婚のタイミングを逃してしまったカップル
「私は彼が大好きで離れたくなかったので結婚したかったのですが、彼が転職するタイミングで、結婚は当分できないと言われました。その後しばらくは普通に付き合っていましたが、結局別れました。私がふられたので、未練があります。」
当時23歳の女性の体験談です。24歳の彼氏の転職や昇進など仕事で重要な時期と、彼女の結婚したい時期が重なってしまい、タイミングを逃してしまったそうです。
どんなに仲良しでラブラブなカップルでも、お互いの気持ちが向いている方向性がずれると気持ちもすれ違ってしまうものです。
フラれてしまうと未練は残りますが、結果的にどうしようもなかったと納得できる日がくるはずです。
つかず離れずでも結局は結婚相手ではないと気がついた
「私は結婚したかったけど、彼は仕事も安定し友人との遊びが楽しかったので、世帯を持つことが考えられなかったようです。付き合っていても、その気になってくれるのか不安だったため、結局別れました。今でも友人関係は続いており、彼はその後の恋愛がうまくいかなかったのか復縁したい、結婚もしたいと言ってきました。私は新しい彼氏もできたし、彼のことは結婚相手として見なくなっていたので、時既に遅し。それから10年ほど経ったけど、彼も私もまだ独身です。色んな経験をして結婚相手に求めるものが変わってきたので、若いうちに妥協して結婚しなくて良かったと思っています。」
当時彼氏31歳で彼女25歳だったカップルの体験談です。
彼氏は離れてみて彼女の大切さに気がついたようですが、彼女のほうはタイミングを逃して気持ちが冷めてしまったようです。
結果的に彼女のほうは、彼氏と結婚しないでよかったと思えるような充実した人生が送れているので、これも必然だったということですね。
番外編!一度別れたことで結婚にいたったカップル
「同い年で付き合って5年くらい交際してました。ケガで大好きだったダンサーの仕事を断念した私は、彼氏と結婚をしたかったのですが、彼氏には結婚の意思がありませんでした。ずーっとダラダラ付き合い続けていても無駄になると思い、新しい出会いを求めてその時は別れてしまいました。その後、他の男性と出会ったりしましたが、彼ほど相性がいいと思うのはいません。1年くらい経った時に久々に連絡を取るタイミングがありました。そしてまた復縁して1年半くらい経った時にプロポーズしてもらい結婚しました。」
当時25歳で遠距離恋愛をしていて、一緒に暮らし始めるタイミングも合わなかったために一度は別れを選んだというカップルです。
離れてみて、お互いの大切さを実感できたのかもしれません。
勇気を出して結婚の話を切り出してみても、なかなか話が進まない場合は、一度関係をリセットして考えなおしてみることも必要です。
妥協して付き合い続けてもいつかは別れがくるという事実
ここまでいくつかのカップルの体験談を紹介してきましたが、すべてにおいて共通して「妥協して付き合い続けても、いつかは絶対に別れる」と言えることがわかりました。
もちろん、いくら結婚したいからといって相手に強要したり、気持ちを押しつけることはいい結果を産みません。
しかし、ちゃんと意思を伝えて話し合う機会を持つことは、お互いの人生を尊重するうえで非常に大切なことなんです。
結婚について真面目に話し合いをするコツ
ここからは、恋人に結婚のタイミングや意思について、真面目に話し合いをするためのコツを紹介していきます。
- 恋人にいつもあやふやにされる
- なぜかケンカ腰になってしまう
- 相手の反応が怖くてなかなか切り出せない
結婚の話について、このような不安や悩みを抱えている人は、以下のコツを話し合いの参考にしてみてください。
恋人結婚への本音を引きだすテクニック
あなたの恋人が結婚の話をしても、いつもあやふやに返答するのであればそこには『あやふやにしておきたい理由』があるはず。
まずは、そこを聞き出すことから始めましょう。
- 何がネックで返答できないのか
- そもそも自分との結婚願望はあるのか
- 結婚したいと思っている場合、そのタイミングをいつと考えているのか
この3つはお互いの意思をすり合わせるために、必ず知っておきたいことですよね。
結婚について真面目に話し合いをしたいのであれば、上手にお互いの本音を出しあえる状況をつくらなくてはいけません。
そのためには、あなた自身も以下のことを頭のなかで整理しておきましょう。
- 結婚の話をはぐらかされることがなぜ不安なのか
- 自分はいつまでに結婚をしたいと考えているか
- もし、結婚できない場合は今の付き合い方でいいのかどうか
相手が結婚の意思がなかったり、考えることを面倒くさがっていたとしても、無理にそこに合わる必要はありません。
ただし、いざ話し合いの場になったときに、あなた自身の気持ちが定まっていなければ話し合いはいつも通り平行線のままです。
相手の本音を聞き出す前に、自分自身の本当の気持ちを整理しておくことも大切です。
喧嘩にならずにお互いの気持ちを知るためのポイント
話し合いの目的は、今よりもっと相手との信頼関係を深めて本音を知ることです。
話し合いがこじれてケンカにならないようにするために、意識しておきたいポイントを紹介します。
- 感情的にならない
- うまく伝えられない場合は手紙にする
- 相手を追い詰めない
- 相手に多く話をさせるつもりで会話する
話し合いは、どんなに気持ちがいっぱいになってしまっても、できるだけ冷静にしましょう。この際、感情は入れずに話し合うことが必要です。
それに感情的にならないほうが、相手にも真剣度が伝わります。
どうしても冷静に話す自信がなかったり、うまく気持ちを言葉にできないようであれば、手紙にして相手に伝えるのも1つの方法です。
できるなら目の前で読んでもらって、相手の反応を見ながら話し合いをしてもいいでしょう。
ただし、どんなに面倒でもLINEやメールではいけません。相手にも真剣度が伝わらず、既読スルーされて終わってしまうこともあります。
そして、もしいい反応が得られなくても、怒ったり相手を責めるような発言はしてはいけません。結婚は非常にデリケートな問題です。
この話し合いは、相手に『結婚のYes』といわせることが目的ではありません。あなたとの結婚についてどんな本音を抱えているかを知るための段階です。
できるだけ自分の言葉や気持ちを押しつけずに、相手に多く語らせるつもりで挑みましょう。
もっと具体的に、なかなか結婚してくれない恋人への説得の仕方や参考になるテクニックを知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
ショックを受けた時のメンタルケアのポイント
結婚の話は、恋人同士にとって非常にシビアな結果が待っていることもあります。
あなたが真剣に彼氏との結婚について考えていても、相手がそうだとは限らないからです。最悪の場合、結婚の話をきっかけに別れることになってしまうこともあります。
そんなときに、「あの時、私が結婚の話を切り出してしまったから・・・」なんていう風に自分を責めたりはしないでください。
厳しい言い方かもしれませんが、結婚の話をきっかけに別れてしまったのであれば、それもそのカップルにとって必然です。
ダラダラ付き合い続けて、結婚や出産のタイミングを逃さないで良かったと前向きにとらえましょう。
気持ちを切り替え、新しい出会いに向かって踏み出せばあなたが本当に出会うべき人に出会うことができます。
いつかは別れた恋人に「あのとき私を手放してくれて本当にありがとう」と思える日がくるはずです。