和歌山県和歌山市で叶える理想の移住生活！仕事・住まい・子育て環境を徹底解説
今回の記事では、地方への移住を検討している方に向けて、和歌山県和歌山市での暮らしに役立つ情報をご紹介していきます。
和歌山市は和歌山県の北部に位置し、県の人口の約4割が暮らす街です。和歌山城を中心とした市街地では都会的な便利さが感じられる一方、少し足を延ばすと山や海の風景が広がり、自然を身近に感じることができます。また、大阪や関西国際空港へのアクセスの良さも大きな魅力となっています。
本記事では、和歌山市の暮らしの特徴や仕事、住まいに関する支援情報など、市の移住担当者からのお話を基にお伝えします。
和歌山市の暮らしを彩る4つの魅力：自然と都市機能の調和
和歌山市への移住者は、大阪からが最も多く、次いで東京など、様々な地域からの移住ケースがみられます。和歌山市は、以下のような方に適した移住先といえるでしょう。
- 都会的な生活を維持しつつ、自然の良さも感じて暮らしたい
- 自然豊かな環境で子育てをしたい
- 海辺で暮らしたい、マリンスポーツを楽しみたい
- 海外渡航の機会が多く、空港へのアクセスが良い場所に住みたい
和歌山市は、都会の利便性と自然の豊かさを兼ね備えた街です。そのため、両方の良さを享受したい方におすすめです。以下では、和歌山市の特徴について詳しく見ていきましょう。
特徴1：大阪・関空へのアクセスの良さと豊かな自然環境の共存
▲和歌山城の天守閣
和歌山市の大きな特徴として、近郊の主要スポットへのアクセスの良さがあげられます。大阪までは電車で約1時間、関西国際空港まで車で約40分というロケーションは、通勤や海外渡航の際にも便利な要素といえるでしょう。
また、東京へは関西国際空港から飛行機で約1時間15分でアクセスできます。
便利さが感じられる市の中心部には高層ビルが少なく、代わりに和歌山城の天守閣が見える街並みが特徴的です。街中でも海・川・山の景色が身近にあり、大阪や東京のような喧騒とは無縁の、ゆったりとした過ごしやすさが感じられます。
中心地から車で30分も走れば、都市部から自然豊かな地域へと風景が劇的に変化する様子を楽しむことができます。
特徴2：リニューアルした駅ビルと直結図書館が創る新しい都市の魅力
▲和歌山市民図書館の「ナギの木とえほんの山」のスペース
和歌山市の2つ目の特徴として挙げられるのは、豊かな自然環境を有しながら、市街地の活性化にも注力している点です。市の中心部では次々と新しい施設が誕生しています。
和歌山市の玄関口である南海電鉄「和歌山市駅」には、駅に直結した複合施設「キーノ和歌山」が2020年6月にオープンしました。スーパーマーケット、レストラン、ホテル、オフィスなどが集まる多機能な建物となっています。
この駅ビルに隣接して移転オープンした「和歌山市民図書館」は、大人はもちろん、子どもたちの学びと成長を支援する多様なスペースを提供しています。
階段状の絵本棚では、子どもたちが自由に動き回りながら絵本に親しむことができます。また、プレイスペースでは知育玩具を使って楽しく学ぶことができます。建物の屋上には人工芝の広場が設けられ、市民の憩いの場として親しまれています。
駅の利用時に立ち寄ることで、学びとリラックスの時間を過ごすことができる、魅力的な空間となっています。
公式：和歌山市民図書館
特徴3：和歌山城公園や四季の郷公園など、充実した親子の遊び場
自然豊かな和歌山市には、子どもと一緒に楽しめる施設も充実しています。子育て世代の方々に役立つ主な施設をいくつかご紹介します。
天守閣を眺めながら動物たちともふれあえる「和歌山城公園」
南海電鉄「和歌山市駅」から徒歩約20分の場所に、和歌山市のシンボル「和歌山城」があります。天守閣を中心とする一帯は、明治時代から公園として一般に開放されています。
公園内には天守閣や西之丸庭園、茶室をはじめ、芝生エリア、砂地の広場、歴史館などが整備されており、歴史と自然を楽しむことができます。
公式：史跡 和歌山城
さらに、お城のある公園としては全国でも珍しく動物園が併設されており、その歴史は100年以上に及びます。
▲和歌山城公園内にある動物園の外観。入場無料。
動物園では、サル、ヒツジ、シカ、クジャク、ペンギンなど多様な動物を観察でき、えさやり体験も可能です。動物とのふれあい催しもあり、子どもたちに特に人気の施設となっています。
▲お腹にゴマ模様があるのが特徴のフンボルトペンギン
▲ふれあいイベントに登場する姉妹の紀州犬「皐月（さつき）」と「絢芽（あやめ）」
天守閣を間近に見ながら地域の歴史に触れつつ、動物とのふれあいも楽しめるため、家族連れにとって充実した時間を過ごせる場所といえるでしょう。
公式：和歌山城公園動物園
プラネタリウムも完備！「和歌山市立こども科学館」
「和歌山市立こども科学館」は、和歌山市駅より徒歩約5分の場所にある施設です。親子で遊びながら科学を楽しく学び体験することができ、迫力ある映像を楽しめるプラネタリウムも人気を集めています。子どもたちの好奇心を刺激し、科学への興味を育む場所として多くの家族に親しまれています。
公式サイト：和歌山市立こども科学館
一日遊んでも飽きない見どころがいっぱい「道の駅 四季の郷公園」
▲小さい子どもも楽しめる「つき山の遊び場」
JR和歌山駅から車で20分ほど東に行くと、自然豊かな景色が広がる「道の駅 四季の郷公園」があります。こちらは2022年4月にグランドオープンした、和歌山市初の道の駅です。
関西最大級を誇る敷地内には、食べる・買う・遊ぶ・体験・観察エリアが整備されています。火の食堂・水の市場・木の庭といったテーマ別のゾーンでは、地元の食材を使った料理や特産品の販売、自然を活かした遊び場などが用意されており、大人も子どもも自然を五感で楽しみながら、一日のびのびと過ごせます。
▲ パーク内一番の高台「見晴らしの丘」からの景色。山々の眺望が素晴らしく、身も心もリフレッシュできる
園内では季節ごとのイベントや体験プログラムも多数開催されているので、飽きることなく何度でも足を運びたくなる魅力的な施設です。
公式：道の駅 四季の郷公園
特徴4：5つの海水浴場とマリンスポーツ、充実したプール施設
▲サーファーたちに人気の磯ノ浦海水浴場
和歌山湾に面する和歌山市内には、5カ所の海水浴場があります。市街地から車で30分ほどでアクセスできる磯ノ浦海水浴場は、関西屈指のサーフスポットとしても知られています。波の質が良く、初心者から上級者まで幅広いサーファーが訪れます。
海では、サーフィンやヨットなどのマリンスポーツを楽しむ方も多くいます。海に近いエリアで暮らせば、これらのアクティビティをより身近に、頻繁に楽しむことができるでしょう。
公式：マリンパーク磯の浦
さらに市内には、国体に合わせて整備されたプール施設もあります。秋葉山公園県民水泳場では、流水プールやウォータースライダーなどの設備が充実しており、子どもと一緒に夏のレジャーを楽しめます。
和歌山市での生活：仕事・住まい・子育て環境の詳細
| 気候 | 8月平均気温：28.4度 1月平均気温：6.2度 ※気象庁のホームページ |
|---|---|
| 人口 | 人口：約35万人 世帯：約16万世帯 （2023年7月1日時点） |
| 病院 | 病院：37件 一般診療所：377件 歯科医院：219件 （2022年11月時点） |
| 学校 | 認定こども園：30カ所 幼稚園：22カ所 特別支援学校：13校 義務教育学校（小中一貫校）：1校 小学校：54校 中学校：25校 高等学校：14校 短大：1校 大学：4校 （2022年5月時点） |
| 交通 | 【鉄道】 ・JR西日本（阪和線：4駅、紀勢本線：4駅、和歌山線：4駅） ・和歌山電鉄：10駅 ・南海電気鉄道（南海本線：3駅、加太線：8駅、和歌山港線：2駅） 【バス】 ・路線バス（和歌山バス、和歌山バス那賀、有田鉄道・美山線） ・地域コミュニティバス ・デマンド型乗合タクシー 【道路】 ・高速道路：阪和自動車道、京奈和自動車道 ・国道24号、26号、42号 |
| 観光・レジャー | 和歌山城、和歌山マリーナシティ、黒潮市場、磯ノ浦海水浴場、友ヶ島、加太淡嶋温泉、花山温泉 |
| 特産品 | 和歌山ラーメン、早寿司、わかしらす、アシアカエビ、紀州てまり、ニット製品、皮革製品、紀州箪笥 |
| 近隣都市 | ・海南市、紀の川市、岩出市 ・大阪府阪南市、泉南郡岬町 ・兵庫県洲本市（紀淡海峡を挟んで隣接） ・徳島県徳島市、小松島市（海上で隣接） |
市内には大型のショッピングモールやスーパーマーケットが充実しており、日常の買い物に不自由はありません。映画館を併設した商業施設も存在し、各施設には十分な駐車場が用意されています。
移動手段に関しては、市外へのアクセスは良好ですが、市内の公共交通網はやや弱い面があります。街中では自転車で生活できる範囲もありますが、お出かけや子どもの送り迎えなどには、自家用車があるとより便利です。
電車で行けないエリアがあり、バス路線や時間帯によっては30分に1本程度です（通勤時間帯を除く）。これを不便ととらえるかどうかは暮らし方によって変わると思いますが、車に乗らない方は住むエリアが限られるかもしれません。
一方、海に近い立地を活かした特産品も楽しめます。和歌浦湾で捕れる「わかしらす」は地元の名物として知られています。
ミネラル豊富な海で育ったカタクチイワシの稚魚を釜あげにした「しらす丼」は絶品で、市街地の飲食店や漁港市場で新鮮な味を堪能できます。
▲和歌山の名物「釜揚げしらす丼」。南高梅の梅干しと一緒にいただくのがおすすめ。
また、ご当地グルメとして有名なのが和歌山ラーメンです。「中華そば」と呼ばれる和歌山ラーメンは、醤油系・豚骨醤油系など多様なスープの味わいを楽しむことができます。
▲ご当地ラーメンとして人気の和歌山ラーメン
和歌山ラーメンと一緒に特産品の「早寿司」（※1）を提供するお店も多く、両方を一緒に楽しむのが和歌山流の食べ方です。
（※1）サバの押し寿司のこと。
参考：和歌山ラーメンについて（和歌山市観光協会）
【仕事情報】豊富な求人と地場産業：就業機会の多様性
大手の求人情報サイトで検索すると、市内での正社員募集は約13,000件ヒットします（2023年8月時点）。県内の事業者の約4割が和歌山市に集中しているため、就業の機会は豊富にあるといえます。和歌山市の就業傾向としては、サービス業への就職率が高いのが特徴です。
※和歌山市の求人情報の一例
和歌山市は丸編みニット生地の生産量が全国屈指であり、皮革産業も東京・兵庫と並ぶ三大産地として知られています。さらに、国の伝統的工芸品に指定されている「紀州箪笥」の産地としても広く認知されています。
こうした地場産業に加え、鉄鋼業や化学工業などの分野でも発展を遂げてきたため、多様な業種から仕事を選択できる環境が整っています。
Uターン転職のための再就職支援や移住者向けの求人も積極的に行われているので、市内で仕事を探したい方は、これらの情報を効果的に活用することをおすすめします。
和歌山市には特定分野で高い競争力を持つニッチトップ企業も多数存在し、多様な分野で活躍の場があります。移住を検討される方には、移住支援制度や県・市の政策も積極的に活用していただきたいですね。
仕事体験制度：移住前に和歌山市での就業を体験
先輩移住者や地域の方と交流できる場として、仕事と暮らしが体験できる制度があります。和歌山県移住支援サイト「わかやまLIFE」が「しごと・暮らし体験」参加者を募集しているので、移住を検討している方は活用してみてはいかがでしょうか。
参加費は無料で、例えば2泊3日で近隣の宿泊施設に滞在しながら、地元企業で就業体験をするというプログラムがあります。2023年4月現在、和歌山市内での募集は18件あります。
※参加期間2023年4月～2024年3月
さらに、移住前に市内で3泊4日以上滞在し、就業体験等をした場合には活動費支援金（20,000円）も受けられます。この支援金は、滞在中の交通費や食費の一部として活用できるため、ぜひチェックしておくと良いでしょう。
参考：トライアル和歌山市活動費支援金（和歌山市公式サイト）
【住まい情報】豊富な賃貸物件と空き家活用支援制度
大手の賃貸情報サイトで検索すると、和歌山市内で賃貸物件は7,000件以上見つかります。（2023年8月時点）
※和歌山市の賃貸情報の一例
大阪・東京と比べると土地価格も安いので、広い敷地でゆったりとしたマイホームを持つことが可能です。新築・中古の戸建て物件も500件以上の選択肢があります。（2023年8月時点）
※和歌山市の戸建て情報の一例
また、空き家バンクも利用可能ですが、和歌山市内での登録数は7件と比較的少ない状況です。（2023年8月時点）
公式：和歌山市の空き家バンク（わかやま住まいポータルサイト）
空き家改修・三世代同居リフォームへの補助金制度
和歌山市では、県外からの移住者が定住するために空き家バンク登録物件を購入し、改修する場合の改修費等の一部に補助金が支給されます。補助金額は、補助対象経費の合計額の3分の2で、上限は50万円です。
補助金交付の予定件数（5件分）に達すると募集を締め切るため、申請を考えている方は早めに確認することをお勧めします。（※2023年4月時点）
参考：和歌山市移住者空き家改修等補助金交付事業（和歌山市公式サイト）
さらに、和歌山市に移住し三世代で同居、あるいは一定の距離内で近居する場合、住宅取得やリフォーム費用に対しても補助金が交付されます。この補助金額は、住宅取得又はリフォーム工事にかかった費用の10分の1で、1戸あたり上限30万円となっています。
参考：和歌山市転入型三世代同居・近居促進補助金（和歌山市公式サイト）
【子育て支援】充実の独自施策：第3子以降の保育料無料化など
和歌山市では、子育て世帯に対する助成制度が充実しています。幼児教育の国の保育料無償化制度では、0～2歳児の保育料は住民税非課税世帯のみが対象ですが、和歌山市では独自施策として第3子以降であれば、世帯の所得に関係なく、すべての子どもの保育料を無料にしています。
参考：幼児教育・保育の無償化（和歌山市公式サイト）
また、一時預かり事業を利用した際の多子世帯への育児支援事業もあります。詳細は以下のリンクからご確認ください。
参考：育児支援助成事業（和歌山市公式サイト）
市内には多数の保育園や認定こども園があり、子育て広場や支援拠点も複数箇所設置されています。さらに、保健センターの関与や産後の保健師による訪問など、子育てに関する切れ目のない支援体制が整っています。
地域の子育て支援として「ファミリー・サポート・センター」も大きな助けとなります。
参考：和歌山市ファミリー・サポート・センター（和歌山市公式サイト）
さらに、「こども医療費」の助成が拡充され、2023年8月1日以降は18歳の年度末まで助成が受けられるようになりました（従来は15歳の年度末まで）。
参考：こども医療費助成制度（和歌山市公式サイト）
和歌山市移住者の声：リアルな体験談と新生活の実態
ここからは、和歌山市に移住された方々の体験談をご紹介します。移住を決意したきっかけや、実際に移住してからの生活の様子、感想などをお伝えします。これから和歌山市への移住を考えている方にとって、貴重な情報源となるでしょう。実際の体験談を通して、和歌山市での新生活をイメージしていただければと思います。
和歌山市への移住のきっかけ：多様な動機と決め手
- 東京で開催された移住フェアに参加し、和歌山市の魅力的な情報を得た
- 海外旅行が好きで、空港に近く、かつ自然豊かな田舎暮らしができる場所を探していた
- 子どもの成長に合わせて、教育環境や生活環境を考慮し、引っ越し先を慎重に検討していた
- 地元和歌山へのUターンで起業を希望しており、特にラーメン屋の開業を夢見ていた
- 風光明媚な加太の景色に魅了され、地元観光協会に連絡して下見をしたことが移住の決め手となった
- 和歌山の農家を巡るツアーに参加し、地元の人々の温かさに触れ、さらに移住支援イベントにも参加したいと感じた
和歌山市移住後の感想：自然との調和と生活の質の向上
- 大阪に近接しており、大阪を含めると仕事の選択肢が豊富
- 阪和線のボックスシートでパソコン作業ができ、同じ通勤時間でも東京とは異なる快適さを感じる
- 車の渋滞が少なく快適な移動が可能、関西国際空港も近いため海外旅行にも便利
- 地元の人々が温かく、飲食店の雰囲気も良好
- 空気が清浄で水質も良好、新鮮な食材の買い物が楽しみ
- 加太の漁港で新鮮な魚が購入可能、スーパーでの魚の購入頻度が減少
- 地元の店主や生産者との繋がりを感じながら買い物ができる点が魅力的
- 自宅から徒歩でビーチに行ける環境（加太エリア）、観光客との交流機会も増加
- 子どもとの時間を多く持てるようになった
- 農地を借りて自給自足の一部を実現し、生活に大きな変化をもたらした
先輩移住者からのアドバイス：スムーズな移住と地域との関わり方
- 市のサービスを積極的に活用することをおすすめします
- 地域の方とのご縁で畑を借りられることもあります。それを大切にできる方は、より豊かな生活を送れるでしょう
- 都会と比べて、SNSの活用がより重要です。特にインスタグラムでの情報共有が効果的です
- 住むだけでなく、仕事面などでも地域と関わりを持つことが大切です
- ホームセンターや郵便局を頻繁に利用することになるので、近くにあると便利です
- 現地に詳しい方に案内してもらうと、多くの情報を得られます
- 完璧な準備をしてくるよりも、人と関わりながらの移住がおすすめです。困ったときは周りの方に頼る気持ちを持つと良いでしょう
- 地元の方との交流は自然体で行うのが望ましいです
移住後に苦労した点として、車の運転を挙げる方もいますが、心配事よりも楽しみの方が大きかったという声が多く聞かれます。海の近くに移住した方の中には、朝に海辺で犬の散歩をしたり、サーフィンを楽しんでから出勤したりする方もいます。
移住者の声からは、自然が身近にある環境で、自分たちらしい暮らしを満喫している様子が伝わってきます。
公式：先輩移住者の紹介（和歌山市移住定住支援サイト）
和歌山市への移住ステップ：相談から支援制度活用まで
和歌山市への移住を検討している方へ、具体的な移住までの流れと必要な準備をご紹介します。これから説明する各ステップを参考に、スムーズな移住計画を立てていきましょう。
移住相談会とオンライン相談：和歌山市移住への第一歩
和歌山市では、移住を検討している方向けに移住相談会やイベントを定期的に開催しています。移住フェアへの参加がきっかけとなり、和歌山市への移住を決めた先輩移住者も多くいます。このようなイベントへの参加は、移住への第一歩として効果的です。
公式：移住相談会・イベント情報（和歌山市移住定住支援サイト）
さらに、和歌山市では便利なオンライン移住相談窓口も設けています。専任のアドバイザーが対応しているため、住居や仕事など具体的な相談にも丁寧に答えてくれます。移住に関する疑問や不安を解消するのに役立つでしょう。
公式：オンライン移住相談窓口（和歌山市移住定住支援サイト）
「おためし居住」サービス：実際の暮らしを体験して移住を決断
和歌山市では、実際に暮らしを体験できる「おためし居住」の施設があります。利用料の負担はありますが、現地の人と交流したり地元の食材で料理をしたりすることで、移住後のリアルな生活をより具体的にイメージできます。
学校に通う子どもがいる世帯向けには、保護者と一緒に滞在しながら和歌山市の小中学校に通うトライアルスクールも実施しています。さらに、ワーケーションや親子で楽しめる釣り体験などの観光プログラムにも参加できるので、移住を検討する際に活用すると良いでしょう。
また、滞在費支援制度もあるので、併せて確認しておくことをおすすめします。
参考：お試し居住（和歌山市移住定住支援サイト）
東京23区からの移住者向け支援金：経済的サポートで円滑な移住を
また、東京23区など県外からの移住者には支援金制度があります。移住を検討する際に、条件等を事前に確認しておくと良いでしょう。
| 和歌山市移住支援金（主に東京23区からの移住対象） | ・単身で60万円、2人以上の世帯で100万円を交付 ・子育て世帯加算として2023年4月1日時点で18歳未満の世帯員1人につき100万円を加算 ※2023年7月14日から申請受付再開 詳細 |
|---|---|
| わかやま暮らし応援金 | ・単身で10万円、2人以上の世帯で20万円を交付 ・移住推進に関する要件に2つ以上該当すると10万円を加算 詳細 |
和歌山市を知らない方も、興味を持ってくれた方も、ぜひ一度足を運んでいただき、和歌山市を体験してもらいたいです。街の雰囲気を肌で感じていただくことで、きっと移住への気持ちが膨らむと思います。
また大阪、東京での移住フェアも積極的に開催する予定ですので、すぐに和歌山市に来るのが難しいという場合は、まず移住フェアに参加して興味をもっていただけたらと思います。
移住に関する相談にもできる限り対応させていただきますので、ぜひお問い合わせください。皆様のお越しを心からお待ちしています。
和歌山市移住に関する問い合わせ先：丁寧なサポート体制
| 担当課 | 市長公室 企画政策部 移住定住戦略課 |
|---|---|
| 住所 | 〒640-8511 和歌山県和歌山市七番丁23番地 |
| 電話番号 | 073-435-1013（内線2451） |
| 対応時間 | 平日9：00～17：00 |
| 公式サイト | 和歌山市移住定住支援サイト |