うきは市の暮らしの魅力は?移住を成功させるための仕事・住まい・育児情報

この記事では、地方移住を検討している方に向けて「福岡県うきは市」をご紹介します。

うきは市は福岡県の南東部、大分県との県境に位置するまちです。山・川・果樹園など豊かな自然に囲まれる一方、市の中心部には歴史ある白壁のまち並みが見られます。美しい風景の中で暮らしたい方や、写真を撮ることが趣味の方にとってはピッタリといえる移住先でしょう。

市内に上水道がなく、生活用水のすべてに地下水が用いられている点も、うきは市の大きな特徴です。ミネラルをたっぷりと含んだそのきれいな地下水は、家庭の中のほか農業にも利用され、さまざまな種類のおいしいフルーツを育んでいます。

さらに、創業をはじめ色々な働き方に対しての支援があり、移住後に新しいチャレンジをしたいと考えている方にも追い風となる環境です。

そんなうきは市について、暮らしの魅力や各種支援など、移住に役立つ情報をお届けします。

本日お話を伺った方
女性スタッフのアイコン

うきは市 うきはブランド推進課 地域振興係 係長

佐々木 理沙さん

うきは市の暮らしの特徴3つ

うきは市の暮らしの特徴

地方移住を検討している方の中でも、特に次のような方にはうきは市がおすすめです。

  • 自然が豊かでのんびりとした、こころの癒されるまちで暮らしたい
  • 写真を撮るのが好き。住んでいるまちに「映える」スポットがあったら嬉しい
  • 水にこだわりがあり、飲用や料理用にミネラルウォーターなどを購入している
  • フルーツが大好き。栽培にも興味がある
  • 移住後の働き方は、創業や就農など新しいチャレンジをしたい

なぜこのような方にうきは市が向いているのか、その理由を踏まえつつ、うきは市の暮らしの特徴を紹介していきます。

特徴1:豊かな自然と歴史の香るまちなみ

つづら棚田全景
▲棚田のある新川地区には、茅葺き屋根の家など、日本の原風景が残る。棚田沿いには道路が走り、中腹部や上流部の広場から美しい景色が眺められる

うきは市は、山や果樹園や川に囲まれた、自然豊かなまちです。

中でも、まちのシンボルといえるのが「日本の棚田百選」にも選ばれている「つづら棚田」です。新川・葛籠(つづら)地区にあるこの棚田の、石組みの多くは約400年も昔に造られたもの。周囲の山の緑や森から湧き出る清水、9月に咲き誇る彼岸花など周囲の風景とも見事に調和し、訪れる人の心を和ませます。

また、うきは市内の森林は、リラックス効果を持つことが実証され、北部九州で初めて「森林セラピー基地」(※森林浴の癒し効果が科学的に実証された場所)として認定されました。

緑がいっぱいのまちを歩き、自然の色や香り、風の音などに感覚を澄ますのは、都会ではなかなか持てない贅沢なひとときではないでしょうか。うきは市では、日常的にそんな時間を持つことができますよ。

森林セラピー基地にたたずむ人々
▲画像引用元:うきは市公式サイト

一方で市内中心部は、江戸時代には宿場町として栄えた歴史を持ちます。明治2年(1869)の大火をきっかけに、火災に耐えられる白壁土蔵造りの建物が増え、現在の「白壁通り」のまち並みが形成されていきました。

平成8年(1996)には、国の重要伝統的建造物群地区にも選定されたこのエリア。思わずカメラを構えたくなるフォトジェニックなまち並みに、おしゃれなカフェや雑貨店などが軒を連ね、何度でも訪れたくなる素敵な雰囲気です。

「白壁通り」の風景
▲重厚な作りの白壁の建物には、火災に耐えるとともに、商家や地主が自らの富を誇示する意味合いもあった

そんな見どころがたくさんのうきは市内を一望できるのが、高台にある「浮羽稲荷神社」です。山の斜面に91基の赤い鳥居が連なり、こちらも、写真映えするスポットとして知られています。

山沿いに連なる、浮羽稲荷神社の赤い鳥居

自然と歴史が彩るまち、うきは市。美しい風景と、ゆったりとした空気に囲まれた暮らしを叶えたい方には、特におすすめの移住先です。

特徴2:「フルーツ王国うきは」の秘密は、ミネラル豊富な地下水

清水寺の境内に湧く地下水

うきは市は上水道を持たず、地下水で生活用水のすべてをまかなうまちです。

市内「清水寺」の境内に湧く「清水湧水」は、日本名水百選にも選ばれています。上水道がないため、水道料金は無料。蛇口をひねればいつでも、大自然がはぐくんだ天然水が出るのです。

都会では、きれいでおいしい水はもっぱら「お金を出して買うもの」ではないでしょうか。うきは市では蛇口から流れるミネラルウォーターを、飲用や料理やお風呂など、生活のあらゆる面に使用することができます。

その地下水はまた、農作物の栽培にも利用されています。うきは市は、農業産出額に占める果実の割合が、全国平均を大きく上回る「フルーツ王国」。地下水に、フルーツ栽培に必要となるミネラル分が多く含まれていることがその理由の1つです。

果樹園の桃の木
▲画像引用元:うきは市公式観光サイト

収穫できるフルーツは、いちご、桃、ぶどう、梨などさまざま。観光農園では季節ごとのフルーツ狩りも楽しめます。フルーツが大好きで、年間を通して旬のおいしいフルーツを食べたいという方には、たまらない環境ですよ。

特徴3:「創業」「半農半X」新しいチャレンジを強力バックアップ

移住後には、これまでの仕事の経験やスキルを活かして独立したり、夢だったお店を開いたりという働き方を希望している方もいらっしゃるでしょう。うきは市には、そんな方を力強くサポートする体制が整っています。

創業相談窓口 補助金、市内空きテナント、創業計画の立て方など、創業に関するあらゆる相談ができる。※毎月第3火曜日には「福岡県よろず支援拠点」のコーディネーターによる「うきはよろず経営相談窓口」を開設
公式:うきは市創業相談
うきは創業塾 新規開業を目指す方・開業して間もない方を対象にした、事業経営における基礎知識や新規開業時の計画の立て方を学ぶ場
創業支援セミナー これから創業する方、創業間もない方、それぞれの段階に合わせた各種セミナーを随時開催
創業時に活用できる補助金 市内で新規創業する方を対象に「創業者奨励金」「新規創業資金等借入者信用保証料・利子補給補助金」等を支給
詳細:創業支援施策(補助金)

また「うきは市無料職業紹介所」では、お仕事を探している方と市内の事業所をマッチング。ハローワークやJAとも提携し、全業種・職種の細かな情報を提供しています。

特に農業に関しては「半分は農業・半分は他の仕事」という「半農半X」のライフスタイルを推奨。この実践にトライする方には、お試し居住施設を用意し地域の代表者がサポートするなど、全面的なバックアップが行われています。
詳細:半農半X 実践者募集について

農業とビジネス、どちらかの収入がない時期にももう片方で補えることで、両方の分野で大胆なチャレンジができることが、半農半Xの大きな魅力の1つです。この取り組みは今後も継続される予定なので、興味のある方は新着情報のチェックやお問い合わせをおすすめします。

うきは市の暮らしに関する情報

ここでは、移住を検討するうえで重要となる、うきは市の暮らしに関してのさまざまなデータをお届けします。

人口 28,105人(11,361世帯)
(2023年2月現在)
市内交通 鉄道:JR九州久大本線(筑後吉井駅、うきは駅、筑後大石駅)
バス:路線バス、うきはバス(自治体バス)、うきは市予約制乗合タクシー
大都市へのアクセス ○福岡市へ:電車で約60分(特急利用)、車で約50分
○大阪へ:新幹線と電車で約4時間
病院 医院、クリニック、歯科など計46
学校 高校1、中学校2、小学校7、保育施設8
特産品 柿、ぶどう、梨、いちご、桃、ブルーベリー
名所・観光 浮羽稲荷神社、道の駅うきは、調音の滝公園、つづら棚田

【観光スポット】九州じゃらん道の駅ランキング7年連続1位の「道の駅うきは」

年間を通して温暖な気候で、豊かな緑に囲まれているうきは市。

そんなうきは市で取り組む「グリーン・ツーリズム(自然・文化・人々との交流を楽しむ滞在型の活動)事業」の核となる施設が「道の駅うきは」です。

「道の駅うきは」の外観
▲「道の駅うきは」の建物は、趣のある木造建築。国の重要文化財「くど造り民家」モチーフにしている(画像引用元:「道の駅うきは」公式サイト

「道の駅うきは」は、旅行情報サイト「九州じゃらん」の「みんなが好きな道の駅ランキング」で、7年連続第1位に選ばれています。

その理由はなんといっても「食」の魅力。四季折々のフルーツはもちろん、手作りのお惣菜やお肉類も並び、月ごとにさまざまなグルメ店舗も出店します。

また、併設の観光交流施設「ウキハコ」でワークショップなどの各種交流イベントが開催されることや、高台に位置しているため筑後平野を一望できる、その眺めの良さも人気のポイントです。移住後には、まちを知る手始めに、うきは市の良さがギュッと詰まった「道の駅うきは」をぜひ訪れてみてください。

公式:道の駅うきは

【住まい】賃貸物件数は豊富。購入には支援あり

2023年3月現在、大手住宅情報サイトでうきは市の賃貸物件を検索すると、約130件と多数の住まいがヒットしました。
参考:賃貸住宅物件の一例

家賃の相場は大まかに次のとおりです。

~1LDK ~6万円
2K~3LDK 5~7.5万円
4K~ 7万円~

購入を検討している方には、同じく住宅情報サイトで中古一戸建てが5件ほど見つかるほか、空き家バンクも利用できます。

参考:中古一戸建て物件の一例
参考:空き家バンク登録物件一覧

住宅の購入・空き家の活用に関しては、以下のような支援も利用できます。

子育て世帯等マイホーム取得支援補助金 住宅を新規購入する方で<18歳以下の子がいる世帯>もしくは<新婚3年以内で夫婦がともに39歳以下の世帯>に対し、以下の基本額および加算額の合計額を交付
○基本額:30万円
○子ども加算:18歳以下の子1人につき10万円
○市内業者による施工加算:10万円
○住宅用太陽光蓄電池システム設置加算:10万円
○指定地区加算(浮羽町域のみ):20万円
空き家リフォーム事業費補助金 市内の空き家を購入し、市内の建築工事関連業者を利用してリフォームを行う場合に、補助金を交付

補助率(移住者の場合):リフォーム経費の5割(最大100万円※地区によって異なる)

【育児】地域色豊かな支援が好評

林業が盛んなうきは市では、育児支援にも木製品が活かされています。

ウッドスタート 生後12ヶ月の子どもを対象に、木製品のおもちゃをプレゼント
木のぬくもりコーナー うきは市立図書館3階の「ぬくもり広場」で、地域産材を使ったおもちゃが使える

子どもが木製品に触れることで、木のぬくもりや香りを通じて豊かな感受性をやしなう「木育」には、注目している方も多いのではないでしょうか。うきは市の育児支援は、そんな方にピタリとマッチします。

また、豊かな自然も、うきは市での子育ての頼もしい味方といえます。山も川もあるまちは、子どもが体や五感をしっかりと使って、のびのびと遊びながら成長していける環境です。

山あいにある「藤波ダム公園」では、広々とした芝生広場でピクニックをしたり、草スキーやキャッチボールをしたりと、週末に家族でのんびりと過ごすのもおすすめです。

うきは市へ移住した人の体験談・感想

うきは市へ移住した方の体験談・感想

ここでは、実際に移住してうきは市に暮らしている方の体験談や感想をご紹介します。

  • 自然が豊かで空気も良い。晴れた日には満天の星空も眺められて感動
  • フルーツや野菜など、食べ物が新鮮でおいしい
  • きれいな水を活かしてコーヒーを自家焙煎するカフェなど、おしゃれでおいしいお店が多い
  • 地域の方々がみんな親切でフレンドリー。地域のイベントなども多く、コミュニティに溶け込みやすい
  • 公共交通機関が少なく、生活には車が必須

美しい自然と、おいしい水の恵みを実感している方が多いようです。

また、地域の方や移住者同士のつながりがありがたいという声も多数見つかりました。他地域から来てもすっと馴染める雰囲気があり、人が人を呼んでさらに移住希望者が増えているようです。

うきは市への移住に向けた行動

ここでは、うきは市への移住に向けて、実際に起こせる行動をご案内します。

築100年の古民家でお試し移住

お試しハウス「うきは百年邸」の外観

うきは市では、移住希望者の中でも、特に山間部に暮らすことを検討している方に向け、築100年超の古民家を改修したお試し移住体験施設「うきは百年邸」を用意しています。

「うきは百年邸」では最長で1年間暮らすことができ、季節の移り変わりの中で、うきは市のさまざまな面に触れられます。入居期間中に地域の行事がある場合は実際に参加してみることで、まちをよりよく理解し、地域の方々と交流が深められるでしょう。

お試しハウス「うきは百年邸」の内観
▲「うきは百年邸」の広さは100㎡で間取りは4DK。広々、ゆったりとした住まいで、自然に囲まれた暮らしを体験できる

仕事探しや住まい探しなどは、地域おこし協力隊の方などに案内してもらうこともできます。

移住後の生活の土台をつくるためにも、本格的な移住の前に、ぜひお試し移住をしてみてください。

詳細:お試しハウス「うきは百年邸」入居者募集について

うきは市への移住に関するお問い合わせ

担当課 うきはブランド推進課地域振興係
住所 福岡県うきは市浮羽町朝田582-1
電話番号 0943-76-9059
対応時間 平日 8:30~17:15
公式サイト https://ukihastorys.jp/

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