坂祝町での移住はどう?暮らし・仕事・住居・支援内容を解説

この記事では、地方への移住を検討している方に向けて岐阜県坂祝町の魅力や移住情報についてご紹介します。

坂祝町は面積約12平方キロメートル、人口は約8,000人ほどのちいさな町です。まちの中にはヨーロッパのライン川に景観が似ていることから「日本ライン」と呼ばれる木曽川が流れています。

町内には国道21号線と国道248号線という大きな道路が走っているほか、JR坂祝駅も有しているため、交通アクセスが良好です。約50分で名古屋市の中心に出られるので、通勤している方や買い物で利用する方も多くいます。

自然環境や子育てにまつわる施設も充実しているので、ファミリー世帯の移住におすすめです。それでは早速坂祝町の魅力に迫っていきましょう。

本日お話を伺った方
坂祝町のゆるキャラ:ほぎもんのイラスト

坂祝町役場 企画課
課長補佐

松田さん

坂祝町のゆるキャラ:ほぎもんのイラスト

坂祝町役場 企画課

森田さん

坂祝町での暮らし:3つの特徴

坂祝町での暮らしの特徴

坂祝町は、日本ラインの「木曽川」が流れるコンパクトなまちです。木曽川の堤防上には全長約4kmのロマンチック街道があります。

ロマンチック街道から見える木曽川の景観
▲木曽川の景観をながめながらウォーキングする方が多い「ロマンチック街道」

そんな坂祝町への移住は下記のような方に適しています。

  • 休みの日はアクティブに出かけたい
  • 四季の移り変わりを肌で感じたい
  • 歴史や文化が好き

なぜ上記のような方が坂祝町への移住に適しているのか、坂祝町の特徴や魅力を交えながら紹介します。

特徴1:交通アクセス良好!出かける場所の選択肢が多い

坂祝町は、名古屋をはじめとした市街地からアクセスしやすいまちです。電車でのアクセスはもちろん、国道21号バイパスと国道248号バイパスが通っているので、車があれば気軽に町内外へとおでかけしやすいです。

美濃加茂市、可児市、関市、各務原市、愛知県犬山市という比較的大きな市と隣接しているため、遊びに出かける場所の選択肢も多くあります。

交通の便が優れているので、町外へ出勤している方も多いそう。坂祝町は、町内にとどまらずアクティブに色々な場所に出かけたいという方におすすめの移住地です。

特徴2:身近に自然環境あり!四季折々の景観が楽しめる

坂祝町では季節の移り変わりを堪能できる景色が各地で見られます。

坂祝町にある加茂山にさく桜と菜の花
▲坂祝町の桜の名所「加茂山」桜と菜の花のコラボレーションが楽しめる

坂祝町にある八幡池の写真
▲全国ため池百選に選ばれた「八幡池」11月中旬には見事な紅葉が見られる

坂祝町の行幸公園の雪景色
▲ロマンチック街道沿いにある「行幸公園」雪景色を見ながら散策するのも良し

坂祝町は、暮らしのすぐそばで四季を感じられるエリアがあるので、ほどよい田舎暮らしを求めている方に適しています。

特徴3:猿ばみ城展望台へのトレッキングが人気!文化財も点在

坂祝町の各地には、古墳や遺跡などが多数残されています。その中でも有名なのが町指定文化財に認定されている「猿ばみ城跡」です。

山頂にある「猿ばみ城展望台」へ行く道は整備されているので、トレッキング目的に訪れる人が多いそうです。

山頂にある猿啄城の写真
▲猿ばみ城展望台へ行くには、麓の駐車場から徒歩30~40分ほどの距離

猿啄城から見える初日の出を見に来た人々
▲猿ばみ城展望台で見られる初日の出

猿ばみ城跡以外にも坂祝町には多くの文化財が残されています。その他の文化財や遺跡が気になる方は、坂祝町が発行している文化財マップを確認してみてください。

※参照:文化財と古墳マップ

坂祝町は歴史好きな方にもぴったりな移住地といえるでしょう。

坂祝町の暮らしのデータ

ロマンチック街道から見える岩場の景色

ここでは、坂祝町の暮らしに関するデータをご紹介します。

人口 人口:8,175人
世帯数:3,425世帯
※令和5年6月末時点
教育

保育園:1
こども園:1
幼稚園:1
小学校:1
中学校:1

医療施設 5ヶ所
交通 ・JR坂祝駅
・コミュニティバス「ほぎもんバス」(町内在住者のみ利用可能)
・デマンドタクシー(利用条件あり)
アクセス 【電車】
JR名古屋駅or名鉄名古屋駅から約50分

【自動車】
名神高速「小牧IC」から約30分
東海北陸自動車道「関IC」から約15分
東海環状自動車道「美濃加茂IC」から約15分

※人口以外の数字は令和5年7月時点のものです

坂祝町には、100円均一や靴、服、文具などがそろうスーパー「オークワ」や、ドラッグストア・コンビニもあるため、生活する上で必要なアイテムは町内で手に入ります。また、近隣市町にはイオン系列の施設など、大型商業施設が多数あるので、遊ぶ場所の選択肢が多いのも魅力です。

町内にはかかりつけ医となる歯科やクリニックが数件あります。専門的な病気の場合は、美濃加茂市にある「中部国際医療センター」という大きな医療機関などに通うことができます。中部国際医療センターまでは、車で20分ほどの距離なので町内感覚で通院することが可能です。

買い物環境や医療機関も充実しており便利な暮らしができる坂祝町ですが、移住するなら車は所有しておくのがマストです。

坂祝町のイベントといえば、毎年11月中旬に開催される「さかほぎ町民まつり」です!

坂祝町で開催されているさかほぎ町民まつりの様子
▲地元野菜の販売やバザー、ステージイベントなど多彩なプログラムがある

また、町内には自治会が18存在しており、住む地域によって活動内容や行事が異なります。人とのつながりが欲しい方も、コミュニケーションが苦手な方も、移住前は自治会についてたずねておくのがおすすめです。

【子育て】子育て支援拠点施設あり!相談場所も豊富

坂祝町では、子育てに関するサポートや施設が充実しています。ファミリーサポートセンターや病児・病後児保育のほか、保育園やこども園での一時保育なども実施しています。

また、平日毎日利用できる「つどいの広場」や乳幼児期家庭教育学級を開催するなど、子育ての講座やイベントも豊富です。「移住したら相談できる家族や友達がいない」と不安を抱えている方も、坂祝町のサービスを上手に利用することで、孤独を感じることなく子育てができると感じます。

2022年には、子育て支援拠点である施設「バンビー二」が開設されました。

坂祝町にある子育て拠点施設バンビー二の外観
▲就園前の子どもたちが遊べるつどいの広場や発達支援施設などが併設されている

バンビー二内にあるつどいの広場「アンブレラ」の内観
▲子育て支援拠点施設「バンビーニ」木のぬくもりあふれる館内

また、18歳まで医療費は無料です。坂祝町の子育て情報についての詳細は下記URLをご覧ください。

※参照:坂祝町:子育て

【仕事】近隣市町への通勤者多数!

坂祝町の仕事を大手求人情報サイトで検索したところ、約280件がヒットしました。(※2023年7月時点)町内には自営や小さな工場が点在していますが、都市部に働きに出る方も多いそうです。
※求人情報の一例

ちなみに30分内で通える範囲まで視野を広げると、求人数は約27,000件に増加します。実際に移住者の方も二拠点生活をしたり町外へ通勤している方が多いです。30分の通勤距離が許容範囲であれば、移住後も働き口に困ることは少ないでしょう。

【住まい】賃貸物件&空き家バンクあり!

坂祝町の賃貸物件を大手不動産情報サイトで探したところ約120件が見つかりました。1LDKや2LDKの2階建ての賃貸アパートが多い印象です。
賃貸物件の一例

空き家をリフォームしたいという希望がある方は、坂祝町の空き家バンクがおすすめです。随時更新されているので、こまめにチェックすることで運命的な出会いがあるかもしれません。

坂祝町空き家バンク

移住に関する問い合わせ先

坂祝町への移住に興味を持った方は、まずは坂祝町役場・企画課へお問い合わせください。移住に関する不安や悩みについて親身に相談に乗ってくれますよ。

担当課 坂祝町役場 企画課
住所 〒505-0075
岐阜県加茂郡坂祝町取組46-18
電話 0574-66-2411(直通)
公式サイト https://www.town.sakahogi.gifu.jp/index.html