埼玉県三芳町へ移住しよう!魅力や仕事・住宅情報を解説
この記事では関東エリアでの移住を考えている人に向けて「埼玉県三芳町(みよしまち)」をご紹介します。
三芳町は、東京へのアクセスが良く、商業施設も充実している住宅街がある一方で、平地林や田園風景などの自然が広がっていています。
世界農業遺産にも認定された伝統的な農法によってさまざまな特産品が作られており、地域をあげての季節のイベントも豊富なので、子育て世帯からも人気のエリアです。
今回は、三芳町役場で移住施策を担当する政策推進室にインタビューを行い、まちの魅力や特色、また生活環境や仕事・住宅事情など、移住に役立つ情報をまとめました。
三芳町の特徴3つ
三芳町の暮らしの特徴としては、大きく以下の3つが挙げられます。
まずはこうした特徴について、詳しく見ていきましょう。
東京へのアクセス良好&医療機関も充実の暮らしやすいまち
三芳町の大きな魅力の一つが、利便性が高くて暮らしやすい住宅エリアです。
町内に駅はないものの、最寄り駅の東武東上線「みずほ台駅」や「鶴瀬駅」まで、東側の住宅エリアからは徒歩約10分程と歩ける距離です。西側エリアからは自転車やバスを利用する人が多く、駅から東京都内までは約30分なので、都内への通勤も便利です。
さらに今後は「三芳スマートIC」が東京方面にも開通し、車でのアクセスが一層便利になります。
また三芳町には、総合病院や救急病院などの医療機関が充実しています。山や川がないため、土砂災害・川の氾濫などの災害の危険が少ないという特徴もあります。
このように三芳町には、安心して暮らせる環境が整っています。さらに近隣の自治体に比べて土地が安くて戸建て住宅を手に入れやすいことから、子育て世帯には特におすすめで、リモートワークにも適したエリアだと言えるでしょう。
「世界農業遺産」が生んだ特産品&季節のイベントも充実
三芳町は、豊かな自然やイベントの多さが特徴です。
300年以上の伝統を誇る「落ち葉堆肥農法」を用いて肥沃な畑を広げてきた歴史があり、この農法は2023年に世界農業遺産にも認定されています。
町内では、富の川越いも、狭山茶、みよし野菜などの特産品が生産されており、「いも街道」には40軒もの農家が連なっています。
収穫シーズンには「世界一のいも掘りまつり」や「枝豆狩り」などの自然体験イベントが人気で、採れたて野菜を農家の軒先で購入することもできるそうです。
▲枝豆狩りなど、旬の恵みを自ら収穫できる機会も
▲伝統の「落ち葉堆肥農法」によって、「富の川越いも」などの特産品が育てられている
さらに三芳町には、キャンプやバーベキューができる施設など、自然を満喫できるスポットが充実しています。豊かな平地林の中を歩く散歩コースやドッグランもあります。
▲平地林などの豊かな環境を生かして、散歩コースが整備されている
▲役場のすぐ近くには、登録すれば無料で使えるドッグランもある
また、夏には花火も打ち上げる「みよしまつり」、秋には区別対抗の「町民体育祭」など大きなイベントが多いので、家族で楽しみながら地域の人々と交流を深めることができます。
▲祭りや体育祭など、親子で楽しめるイベントが豊富
イベントが充実しているので、特に子育て世帯の方々に楽しんでいただける環境だと思います。
国際交流や読書推進の活動が活発
三芳町では、教育面にも特色があり、特に国際交流と読書推進の活動が活発です。
国際交流では東京2020オリンピック・パラリンピックの際に、マレーシアとオランダのホストタウンとして登録された経緯もあって、両国との芸術・文化面での交流を進めています。
例えば、中学生の海外派遣、オンライン交流、給食への両国のメニュー採用など、さまざまなプログラムを行っており、実際にこれをきっかけとして国際的に活躍する仕事に就いたエピソードもあるのだそうです。
このほか、ALTをすべての小中学校に配置したり、英語検定の受験料を補助したりと、英語教育の面でもサポートを充実させています。
▲オランダとの交流の一環で植えられたチューリップ
また読書推進では、「よみ愛、読書のまち」宣言をしており、2000年以降、住民1人あたりの図書の貸し出し冊数が県内1位をキープしています。
さらに司書さんが小学校へ出向いて本を読んだり紹介したりする、「ブックトーク訪問」を行ったり、小学生や大人が本の魅力をぶつけ合う「ビブリオバトル」をしたりと、本に関するイベントが多く開催されています。
▲本の魅力をぶつけ合う「ビブリオバトル」など図書関連のイベントが豊富
2026年には住宅密集地のエリアに、図書館も含めた複合施設が新規にオープンする予定です。子どもも大人も楽しめる魅力ある施設をご利用いただけます。
三芳町の暮らしに関する情報
それでは次に、三芳町の暮らしに関するデータを見てみましょう。
気候 | 1月:平均気温3.7℃ 8月:平均気温26.2℃ ※参考:気象庁(所沢) |
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人口 | 37,453人 (2023年12月末日現在) |
病院 | 病院:5、診療所:8、歯科:10 |
学校 | 小学校:5、中学校:3 |
交通 | 【鉄道】 最寄り駅:東武東上線みずほ台駅、鶴瀬駅(ともに富士見市) 【路線バス】 ・ライフバス ・西武バス 【高速道路】 ・関越自動車道「三芳PA」(三芳スマートIC併設) |
アクセス | 【鉄道】 東武東上線「池袋駅」から「みずほ台駅」まで約25分。徒歩約10分で三芳町 【自動車】 関越自動車道「練馬IC」から「所沢IC」まで約10分。約5分で三芳町 |
近隣都市 | 富士見市、所沢市、川越市、志木市、新座市、ふじみ野市 |
三芳町にはスーパーなどの商業施設が充実しているので、日常生活で困ることはまずありません。特に最寄り駅に近い住宅エリアであれば、車がなくても生活できます。
一方で、住宅街から少し離れた場所で暮らすのであれば、車は必須です。
また、高速道路を利用しなくても入れる三芳PAには、フードコードやお土産を買える場所があり、地域の人々にも活用されているそうです。
このほか、隣接する富士見市の大型のショッピングモールにも近く、快適に暮らせる環境が整っています。
仕事:事業所が多く、昼夜間人口比率は県内1位
大手の求人情報サイトで三芳町の正社員求人を検索したところ、約1,800件が見つかりました。また、車で約30分の通勤圏(25キロ圏内)まで広げると、約700,000件の求人情報がありました(2024年1月時点)。
※参考:求人情報の一例(三芳町のみ)
※参考:求人情報の一例(三芳町から25キロ圏内)
通勤圏内に非常に多くの求人がある一方で、三芳町には数多くの事業所があり、昼夜間人口比率は県内1位と「働きに来る人が多いまち」としても知られています。
※参考:埼玉県(令和2年国勢調査従業地・通学地による人口・就業状態等集計結果)
快適な生活圏の中で就職先も見つけることができれば、ワークライフバランスを調節しやすくなるでしょう。
住まい:駅徒歩圏内の物件が充実
大手の住宅情報サイトで三芳町の賃貸物件を探したところ、約150件が見つかりました(2024年1月時点)。
※参考:物件情報の一例
三芳町への移住に関するお問い合わせ
担当課 | 三芳町役場 政策推進室 |
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住所 | 〒354-8555 埼玉県入間郡三芳町大字藤久保1100番地1 |
電話番号 | 049-258-0019(代表) |
公式サイト | https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/ |