小千谷市移住のすすめ:豊かな自然と充実した支援制度で叶える新生活

この記事では、地方への移住を検討している人に向けて、新潟県小千谷市(おぢやし)の特徴や生活情報を紹介していきます。

新潟県の「真ん中」のエリアに位置する小千谷市は、魚沼産コシヒカリを生産する米どころです。山々に囲まれ、都会では味わいがたい澄んだ空気とおいしい食べ物を日常的に味わえます。

市街地には商業施設なども複数あり、近隣の市町村や都心への交通アクセスにも優れていることから不便がありません。自然豊かな環境で暮らしながら、都市的な利便性も享受できる、バランスの取れた地域です。

また、移住者向けの補助金や「お試し移住」できる制度、相談体制なども整っています。そんな小千谷市への移住を検討する際に役立つ情報や、すでに移住した先輩たちの声をお伝えします!

小千谷市の移住相談を担当する関さん

小千谷市の3つの魅力:自然と利便性の「いいとこどり」が実現


新潟県小千谷市の暮らしの特徴

市街地の平野部を中山間地が囲み、日本一長い川・信濃川が流れる風光明媚な小千谷市。中山間地ではのどかさを楽しめる一方、市街地では不便することがないため、どちらに住んでも「いいとこどり」ができます。

小千谷市は都市部へのアクセスも抜群なので、仕事やレジャーの幅を広げやすい点や、都心に住む友人などとの関係を維持しやすい点は魅力です。

また、「すぐに移住するのは不安」という人のために、畑が付いた一戸建てをリーズナブルに借りて、1年間お試し移住することもできます。珍しい制度なので、関心を持つ人も多いのではないでしょうか。

次のような方には、ぜひ移住先として検討してほしい自治体です。

  • 豊かな自然が身近にある「田舎暮らし」にあこがれる!
  • 都市部とのどかな地域の「二拠点生活」を楽しみたい!
  • この地域でしか見られない美しい景色をSNSに投稿して自慢したい!

小千谷市の市街地と、市内を流れる信濃川
▲小千谷市の市街地と、市内を流れる信濃川

特徴1:中山間地と市街地の魅力を同時に楽しめる環境

中山間地と市街地の2つの顔を持つ小千谷市。車や路線バス、電車などで15~30分程度で行き来できることがほとんどなので、どちらに住んだとしても、雄大な自然と便利で現代的な生活の両方を手に入れることができるのがぜいたくです。

四季折々の美しい自然が身近に

自然豊かな小千谷市では、豊かな自然に囲まれた環境で、新鮮な空気とおいしい食べ物を日常的に楽しめます。

春、田植えが始まる時期には菜の花などの花々が咲き誇り、美しく雄大な景色が眼前に広がります。田んぼの水面が鏡のように映し出す青空に目が奪われる季節です。天気のいい日には里山で山菜採りを楽しめます。

夏にはひまわり畑が一面に広がる光景も見られますし、市内のいたるところでホタルを見ることもできます。カエルや昆虫が集まった田んぼには賑わいも出てきますよ。

小千谷市山本山のひまわり畑
▲夏には市内の山に美しいひまわり畑が広がる

秋には棚田の稲穂が「黄金のじゅうたん」のように広がります。新米や新そばを味わえるようになる時期で、「食欲の秋」を満喫できます。

小千谷市内の棚田
▲秋に「黄金のじゅうたん」になる小千谷市内の棚田

冬には雪が市街地で1.5m、中山間地で3mも積もります。北国の銀世界には誰しも息を呑むことでしょう。

冬に小千谷市で開催される「おぢや風船一揆」
▲冬、雪上で開催されるイベントも必見

季節ごとに異なる表情を見せる大自然を体験すると、「自分はこの季節が好きだったんだ」と気づくかもしれませんね。

なんでも揃う便利な市街地

風光明媚な小千谷市ですが、中山間地だけでなく市街地も擁するため、利便性にも優れています。

市の経済の中心となる「西小千谷」エリアには大型スーパー(イオン)や商店街があり、食料品や生活必需品の調達に不便することはありません。新潟県内で展開するスーパー「原信」や、朝どれの新鮮な野菜を買える直売所「けやきパーク」もあるので、食料品は好みやこだわりに合わせて買い物できそうです。

大手家電量販店や大手ホームセンターもあり、小千谷市のどこに住んでいても、車さえあれば生活や仕事に必要なものの多くは市内で揃えられそうです。

冬の雪対策は?

豪雪地帯の小千谷市で気になるのが、雪との付き合い方です。

小千谷市の市街地の道路には、融雪するための「消雪パイプ」が設置されているほか、一定の積雪量になると除雪車が出動し、主要な道路を除雪します。こうした設備などのおかげで、積雪による日常生活への支障はほとんどありません。

家や自家用車の周辺の雪は、各家庭で必要に応じて除雪します。雪を押して運べるソリのような形の「スノーダンプ」という除雪器具を使うと便利です。

また一戸建てに住む場合、毎年の付き合いになるのが屋根の雪下ろしです。屋根に積もった雪が自然に落ちていく「落雪式」の家や、屋根に積もった雪を温めて溶かす「融雪式」の家に住むと負担を軽減できますよ。

他にも車を冬用タイヤに交換したり、家の窓ガラスを守るために「落とし板」を用意したりと、雪国ならではの「冬支度」の知恵があります。最初の冬には、雪と付き合う豆知識などをインターネットなどでも情報収集をしておくとよさそうです。

特徴2:抜群の市外アクセス:通勤とレジャーの両立が可能

のどかな暮らしを楽しみながらも、市外にも気軽に出かけられるアクセスの良さは小千谷市の強みです。

小千谷市から「新潟県第2の都市」である長岡市までの所要時間は、車で30~40分です。長岡市までの通勤はもちろん、映画館や美術館などを訪ねたり、ショッピングしたりといった楽しみをつくりやすいのは魅力です。

また、車を30~40分ほど走らせれば、魚沼市でスキー、柏崎市で海水浴やアイススケートを楽しめます。カップルや家族連れのレジャーにもってこいですね。

県外に出て東京へ向かう場合は、JR在来線と上越新幹線を使って2時間。乗り換えはわずか1回です。車でも3時間でたどり着けるので、都心との小千谷市の「二拠点生活」も夢ではありません。

小千谷市に住みながら様々な地域に出かけられるので、生活に飽きることなく過ごせそうですね。

特徴3:SNS映えする充実した地域行事

小千谷市では年間を通してユニークなイベントがいくつも開催されています。特に、都心部や他の地域ではなかなか見られないような光景を演出する行事が目立つので、SNSなどで写真を投稿すればきっと「映え」ますよ。

すぐに移住するつもりでなくても、観光客としてこうしたイベントを訪れ、小千谷市を散策してみるのもおすすめです。

おぢや風船一揆(2月)

2月に雪に覆われた田んぼの上にカラフルな熱気球がいくつも飛ぶ「おぢや風船一揆」は必見です。40年以上前に、愛好家数人が雪原で熱気球を飛ばしたことがルーツだと言われています。

白銀の雪と青空、そして色とりどりの気球が舞う様子は、写真に収めたくなりますね。

小千谷市で開催される「おぢや風船一揆」
▲小千谷市で開催される「おぢや風船一揆」で飛ぶ熱気球

小千谷縮の雪ざらし(2~3月)

小千谷市の伝統的な麻織物「小千谷縮」が雪上にずらりと並ぶ「雪ざらし」は壮観です。2~3月に、生地を雪の上にさらして漂白する目的で実施しています。

この光景は、「晴れた日で、空気が澄みわたっている」などの条件がそろったときにのみ見られます。不定期の実施なので、雪ざらしの様子をカメラに収められるチャンスを多く持つのは、地元住民ならではの特権かもしれません。

小千谷市で見られる「小千谷縮の雪さらし」
▲不定期で実施される「小千谷縮の雪ざらし」

牛の角突き(5~11月)

小千谷市の伝統行事として受け継がれてきた「牛の角突き」で牛同士が体当たりしあう様子は迫力満点です。「小千谷闘牛場」で開催され、角突きの最中は「ヨシター」という掛け声が飛び交います。

闘牛を間近で見られるのはまさに非日常。5月から11月の間は毎月開催しているので、移住後に友人や親せきなどを招待しても喜ばれそうです。

小千谷市の伝統行事「牛の角突き」
▲「牛の角突き」は迫力満点

おぢやまつりの花火(8月)

8月に2日間にわたって開催される「おぢやまつり」は小千谷市最大のお祭り。目玉の「大花火大会」では約7,000発もの花火が打ち上がります。

夏に小千谷市内で開催される「おぢやまつりの花火」
▲「おぢやまつり大花火大会」で打ちあがる幅1,000m以上の美しい花火

注目すべきは花火だけではありません。からくりで動く巨大な灯篭が次々に披露される「からくり万灯パレード」は毎年大盛り上がり。町内会や市民のグループなどが制作していますので、移住後には作り手側に回ることもできるかもしれません。

小千谷市の「おぢやまつり」で披露される万灯
▲「おぢやまつり」で披露されるからくり万灯は地元住民の手作り

片貝まつり(9月)

9月に小千谷市片貝町で開催される「片貝まつり」は、400年続く伝統行事です。浅原神社の秋の例大祭で、花火はこの浅原神社への奉納を意味します。花火を打ち上げる際の豪快な破裂音が名物で、世界最大とされる「正四尺玉」の花火も打ち上がります。

町中が熱狂するおまつりなので、特にこの町内に移住したら毎年の参加が欠かせないイベントとなりますよ。

小千谷市「片貝まつり」の花火
▲「片貝花火」のダイナミックな正四尺玉

小千谷市での暮らし:住まい・仕事・子育ての基本データ

「家賃相場はどれくらい?」「移住後に働く場所はあるの?」といった、実際に生活する際に気になるデータを紹介していきます。

天候 平均気温:13.3℃
月最高平均気温:8月(30.9℃)
月最低平均気温:1月(-0.7℃)
平均合計降雪量:477cm
最深積雪:89cm
日本有数の豪雪地帯で「特別豪雪地帯」に指定
※気象庁HPより「長岡の1991~2020年平均データ」参照
人口 人口:33,781人
男:16,733人
女:17,048人
世帯数:12,879世帯
(令和4年10月末現在)
病院 「厚生連小千谷総合病院」を始め、病院2か所、診療所14か所、歯科医院15か所
学校 公立高校2校、中学校5校、小学校8校、保育園9園、認定こども園3園、特別支援学校1校
名物 小千谷縮、錦鯉、正四尺玉(尺玉以上の大玉花火)、へぎそば、日本酒、米菓、魚沼産コシヒカリ、味噌、しょうゆ

小千谷市の「錦鯉の里」で見られる錦鯉
▲「錦鯉の里」では年中、錦鯉を見られる

住まい事情:市街地から中山間地まで多様な選択肢

小千谷市では便利な市街地での暮らしはもちろん、田舎暮らしを満喫できる緑豊かな中山間地での生活も選べます。多様な選択肢から求めるライフスタイルなどによって居住地を決めるのも、移住の楽しみの1つですね。

大手賃貸情報サイトを調べてみると、市内にあるアパートやマンションの賃貸物件は200件以上見つかりました。家賃相場は全体の平均で5万円程度と、東京都心の半分以下の家賃で暮らせます。
※縁結び大学独自調べ(2022年10月時点)

戸建てを探す場合は、「小千谷市空き家情報バンク」を使うのがおすすめです。タイミングにもよりますが、2022年10月時点では約10件の物件が登録されていました。

登録されている賃貸物件の家賃は、アパートやマンションの相場と同じく月5万円前後でした。売買物件は、6Kで130万円の物件から、5LDKで880万円の物件まで幅がありました。

→空き家情報バンクについてはこちら

また、市外から小千谷市に転入した方は、中古物件を取得した際に最大50万円が補助される「定住促進マイホーム取得補助金」を受け取れるケースがあります。物件を購入する際には、ぜひ申し込みを検討してみてください。

→「定住促進マイホーム取得補助金」の詳細はこちら

仕事情報:1次産業から3次産業まで豊富な求人

小千谷市で仕事を探すことを想定し、実際に大手の求人サイトで調べてみたところ、正社員の求人は約1,900件ありました。車で30分圏内で通勤できる市外の職場も含めると約2,400件にのぼりました。
※縁結び大学独自調べ(2022年10月時点)

魚沼産コシヒカリの産地である小千谷市には、農業や、コメを原料とする米菓や酒造などの食品関係の仕事が多いようです。事務職や、鉄工業に関連する求人もありました。1次産業から3次産業まで幅広く人材募集されているので、自分にぴったりの仕事が見つかるかもしれません。

小千谷市の田畑のパッチワーク

新潟県内にUターン、Iターンしたい人向けに、職業紹介や応募書類の添削、面接対策などといった手厚いサポートをする「にいがたくらしごとセンター」というワンストップ窓口もあります。

新潟県と県内のハローワークが連携して展開しており、もちろん小千谷市に移住して働きたいという場合の相談も受け付けているので、気軽に問い合わせてみてください。

→「にいがたくらしごとセンター」の詳細はこちら

子育て環境:待機児童ゼロとユニークな教育の取り組み

小千谷市には保育園が9か所、認定こども園が3か所あり、市内の「待機児童」はゼロです。年度の途中で入園することもできます。保育園の入園を理由に、移住のタイミングに悩まなくていいのは家族連れにとってうれしいですね。

また、「子育て支援センター」では子どもの一時預かりをしてもらえるので、預け先がなくて困る心配もなさそうです。

通学は都市部とは一味違ったものになる可能性があります。市街地では徒歩で通えるよう学区が構成されていますが、中山間地では多くの在校生がスクールバスで通学している小学校もあります。

中山間地の小学校は、他にも市街地とは異なるユニークな一面を持っています。

「東山小学校」では、伝統行事「牛の角突き」で知られる闘牛を飼育するといった特色があります。「南小学校」は中学校を併設しているため、小中学校9年間のスパンで学習を支えてもらえる点が魅力です。

子どもがのびのびと学べそうな中山間地と、おおよそ一般的なイメージ通りの学校に通える市街地。子どもの教育という観点から移住したいエリアを選べるのも、小千谷市ならではです。

小千谷市移住者の声:移住の理由と実感した魅力


新潟県小千谷市・移住者の声

ここでは、小千谷市に実際に移住した人の声を紹介します。ぜひ参考にしてください。

移住のきっかけ:自然の魅力と農業への憧れ

先輩移住者たちが小千谷市に移住した理由としては、自然豊かな土地柄に一目ぼれしたという声や、そもそも農業がさかんな地域を探していたという声が目立ちました。

「山々に囲まれて川が流れる光景が、初めて来た時から印象的でした」

「地域おこしや農業にかかわる仕事ができそうな場所を探していました」

「春の田んぼの景色や、山菜採りの楽しさに一目惚れしたんです」

暖かい季節に山菜採りに出かけたり農業に励んだりと、おひさまの下で自然を味わい尽くしたいという人には、小千谷市がぴったり合うようです。

移住後の感想:温かいコミュニティと豊かな自然の魅力

移住して実感した小千谷市の魅力としては、ほどよく温かみのある地域コミュニティや、大自然の美しさ、そして食べ物のおいしさなどが挙がっています。

「人間関係の距離感がちょうどいいです。小千谷市では『つかず離れず』で受け容れてもらえるので、安心です」

「田舎らしいコミュニティが気に入っています。近隣の高齢者が子どもをかわいがってくれるんです」

「秋の青空や、冬の夕焼け空が美しくて見とれます」

「新緑の山々がきれいで、山菜採りも楽しめます。近頃気に入っているのは、ウドを採りに行くことです」

「小千谷市の野菜や米は、どこよりも美味しいことが魅力です」

小千谷市は、人間関係に気を遣いすぎず、四季の彩りのある風景や地産の野菜を楽しめるという、肩ひじ張らない穏やかな生活を送りたい人にはおすすめの移住候補といえそうですね。

小千谷市への移住準備:相談サービス・補助制度・問い合わせ先

ここからは、実際に小千谷市への移住を検討する際に役に立つサービスや補助制度、問い合わせ窓口を紹介します。忘れずにチェックしましょう!

移住準備サポート:オンライン相談と1年間のお試し移住制度

移住前にはオンラインでの相談や、格安の物件での「お試し移住」といった小千谷市のサービスを利用することで、移住にまつわる疑問や不安を解消したり、役立つ情報を得たりすることができます。

オンラインで気軽に相談

小千谷市では、移住に興味のある人向けに、オンラインで幅広く相談を受け付けています。

予約フォームから必要事項を登録すると、予約日時が確定した旨のメールが届きます。オンライン会議システム「Zoom」でのミーティングのURLが記載されているので、当日はリンクからアクセスしてください。

平日の午前8時30分~午後5時15分と土曜・休日の午前8時30分~午後4時の間で面談時間を決められます。平日は仕事などで時間を取りづらいという方でも、休日に相談できるのはうれしいですね。

相談時間は30分~1時間程度。気軽にささっと疑問や心配事を解消したい場合でも、本格的な移住の準備について時間をかけて丁寧に助言を受けたい場合でも、柔軟に対応してもらえますよ。

→予約フォームはこちら

小千谷市では、地元ならではの情報を発信するLINE公式アカウント「おぢやLINK」も運営しています。市内での開催される四季を感じられるイベントや、地元で話題の食事やスイーツなどのグルメ情報を配信しています。

首都圏などで開催される小千谷市に関連するイベントや物産展などの情報も発信しています。当分はまだ都会で暮らすつもりだという場合でもフォローしておくと小千谷市と接点を持ちやすくなるはずです。

→「おぢやLINK」について詳しくはこちら

年間40万円で叶う「お試し移住」

小千谷市では、一戸建ての簡易宿泊施設を格安で借りて「お試し移住」をすることもできます。利用料は年間40万3,330円、1か月当たり約3万3400円と、手が届きやすい価格です。宿泊施設は、「おぢやクラインガルテンふれあいの里滞在型農園」と名づけられています。

クラインガルテンには、延べ床面積40㎡の「ラウベ」と呼ばれる施設が全部で30軒立ち並んでいます。それぞれのラウベに200㎡の畑がついています。

「おぢやクラインガルテンふれあいの里滞在型農園」の農園付き宿泊施設
▲「ラウベ」で自分や家族だけの農園を持てる

ラウベでは光回線を完備しているため、リモートワークをするとしても困ることがなく、都心などの職場から離れて「二拠点生活」をしている人もいるそうです。ペットと一緒に住むのもOKとされています。

近くには信濃川が流れ、大自然を体感できるのが魅力です。そして冬なら、2メートルもの積雪を体験できます。除雪車が家の前までやって来るので、「雪かきが大変そう」という心配も不要ですよ。

「おぢやクラインガルテンふれあいの里滞在型農園」の農園付き宿泊施設が並ぶ全景
▲30軒のラウベが立ち並ぶ全景

2020年度から2023年度は大好評で満室となったそうです。毎年、10月ごろに次年度の入居者を募集していますので、興味のある方は要チェックです。見学は土日祝日を問わず受け付けています。詳しくはお問合せください。

→お試し住宅についての詳細

充実の補助制度:移住者向け支援金・補助金の概要

小千谷市は、移住者向けの支援金などを用意しています。引っ越しでお金のかかる移住時に、とても助かりますね。受け取るにはさまざまな条件があるので、ぜひチェックしてみてください。

最大「100万円+α」が支給される「移住支援金」

単身の移住者には60万円、2人以上の世帯には100万円と、さらに18歳未満の世帯員1人につき30万円が加算される「移住支援金」は必見です。

18歳未満の子ども2人と両親の計4人で移住した場合、支給額は160万円(100万円+30万円×2)になります。

支給の対象となるのは、小千谷市に住民票を移す直前10年間のうち、通算5年以上東京23区に住んでいた人や、小千谷市に住民票を移す直前に連続して1年以上、東京23区内や「東京圏」に在住して東京23区内への通勤をしていた人などです。

移住後3か月以上1年以内のタイミングで申請できます。申請日から5年以上、継続して小千谷市に居住する意思があることも条件です。

他にも細かい要件がいくつかあります。一見複雑に思えるかもしれませんが、受け取れれば大きな金額の支援金なので、条件に当てはまる可能性がある人は詳細をご覧ください。

→「移住支援金」の詳細はこちら

最大100万円支給の「定住促進マイホーム取得補助金」

中古物件の取得時に受け取れる補助金として紹介した「定住促進マイホーム取得補助金」は、一戸建ての新築をする場合にも支給されます。

子育て世代には40万円、市外からの移住者には30万円を支給します。新築住宅や建売住宅を買う際、市内の業者と契約を交わした場合は60万円をプラスします。1つ当てはまるごとに加算していくので、すべてに当てはまる場合は合計で100万円を受け取れます。

この補助金は年齢等の条件を設けているので、受け取るための条件がそろっているかどうか、ぜひ確認してみてください。

→「定住促進マイホーム取得補助金」の詳細はこちら

移住相談窓口:小千谷市役所の問い合わせ先情報

小千谷市への移住を考える中で、わからないことや心配事があれば、市役所まで気軽に尋ねてみてくださいね。

担当課 小千谷市観光交流課
住所 〒947-0028
新潟県小千谷市城内1-13-20
電話番号 0258-83-3512
メールアドレス chiiki@city.ojiya.niigata.jp
公式サイト https://www.city.ojiya.niigata.jp/site/iju/