三豊市での移住はどう?暮らし・仕事・住居・支援内容を解説

この記事では、地方移住を検討している方に向けて「香川県三豊市(みとよし)」での暮らしについてご紹介します。

香川県西部に位置する三豊市は、海や山に囲まれた自然豊かな場所です。市内にはSNSで話題の絶景スポットが数多く点在しており、四季折々の美しい風景を堪能しながらゆったりとした日々を過ごせます。

子育てしやすい環境が整っている点も注目したいポイントで、妊娠期から子育て期まで手厚い支援を受けられますよ。さらに、空き家の賃貸・売買物件が豊富に揃う「空き家バンク」制度をはじめ、空き家の改修補助や家賃補助といった補助金制度など、移住サポートも充実しています。

今回はそんな三豊市で暮らす魅力や移住に関する情報について、政策部地域戦略課の宮谷さんに伺った内容をもとに詳しくご紹介します。

三豊市地域戦略課の宮谷さん

三豊市で暮らす魅力とは?主な4つの特徴に注目

香川県三豊市の暮らしの特徴

香川県三豊市は、2006年に高瀬町・山本町・三野町・豊中町・詫間町・仁尾町・財田町の7町が合併して誕生しました。北は瀬戸内海、南は徳島県に接する、自然豊かなロケーションです。

穏やかな環境で田舎暮らしを満喫できる一方で、不便なく日常生活を送れる点も三豊市の魅力です。車や電車、バス、飛行機にて各地にアクセスしやすいほか、日常の買い物に困ることもありません。

そんな三豊市での暮らしが向いているのは、以下のような方です。

  • 自然や食の魅力がある土地に移住したい
  • 子育て支援が充実しており、子どもがのびのびと育つ環境で生活したい
  • 移住サポートが手厚く、不安なく移住・定住できる場所を探している

なぜ上記のような方におすすめなのか、ここでは三豊市の暮らしにおける主な特徴を4つご紹介します。

特徴1:自然を満喫できるスポットが多い

海や山が身近にある三豊市には、自然を満喫できるスポットがたくさんあります。

なかでもおすすめしたいのが、『日本のウユニ塩湖』と称される「父母ケ浜(ちちぶがはま)」。1kmほどの海岸線に広がる海水浴場で、天候条件が良ければ南米ボリビアのウユニ塩湖でみられる「水鏡」のような幻想的な光景が広がります。

ウユニ塩湖のような幻想的な風景を誇る、三豊市にある父母ケ浜の光景
▲父母ケ浜では、潮が引いた後の「潮溜まり」に風景が映り込む。

また、桜の名所として知られる「紫雲出山(しうでやま)」も三豊市を代表するおすすめスポットです。春になると、山頂にある展望台からは桜と瀬戸内海が織りなす絶景を眺められます。

紫雲出山から眺める桜と瀬戸内海
▲紫雲出山から眺める絶景。国内だけでなく海外からも高い評価を受けている。

こうした自然豊かな観光名所が身近にあり、お花見や海水浴といったアウトドアレジャーが好きな方、写真撮影が趣味の方などにはたまらないエリアです。また、市内には由緒ある寺院や温泉スポットなども多いことから、休日の楽しみ方がぐんと広がるでしょう。

特徴2:「ちょうどいい田舎暮らし」を楽しめる

三豊市内にはスーパーやドラッグストア、ホームセンター、病院といった主要施設が点在しており、日常生活に必要なものを入手しやすい環境が整っています。

また、交通網もしっかりと整備されているため、近隣の市街地にも手軽に足を運べます。たとえば丸亀市や善通寺市、観音寺市などには車で約30分、高松市や高松空港へは車で約1時間でアクセスできるほか、飛行機を利用すれば東京にも2時間程度で移動することが可能です。

自然に囲まれた穏やかなエリアでありながらも不便を感じることはなく、「ちょうどいい田舎暮らし」を叶えられますよ。

特徴3:野菜や果物などの食材に恵まれている

野菜や果物などの新鮮食材を満喫できることも、三豊市で暮らす魅力のひとつです。瀬戸内特有の長い日照時間と、温暖で適度な寒暖差のある気候が農産物の栽培に適しており、近所のスーパーや直売所、道の駅などで旬の野菜や果物を手軽に手に入れられます

野菜も果物も多品種が栽培されていますが、なかでもおすすめは特産物である仁尾の「曽保(そほ)みかん」。甘味と酸味のバランスに優れたコクのある味わいが特徴的で、「みかんの味が濃くて美味しい!」と大人気です。

三豊市で育った曽保みかん
▲日当たりの良い斜面でおいしく育った三豊市の曽保みかん。

季節ごとに多彩な食材が食卓に並び、食事の時間がさらに楽しみになることでしょう。

特徴4:子育て支援が手厚い

三豊市では手厚い子育て支援策を展開しており、若い子育て世代の移住者がぐんと増えてきています。支援事業の内容や助成制度については、以下をご確認ください。

▼子育て支援事業

  • 子育て世代包括支援センター「なないろ」:保健師や社会福祉士、学校連携支援員などが子育てに関する相談に応じてくれる
  • 「みとよ子育てネット ここ笑み」:子育てに関する支援や必要な申請について確認できる

>>子育て世代包括支援センター「なないろ」について詳しくはこちら

>>「みとよ子育てネット ここ笑み」について詳しくはこちら

▼妊娠・子育て関連の主な助成制度

  • 子ども医療費助成事業:満15歳までの医療費が無料
  • 子育て応援サービス券:妊娠期・子育て期のホームヘルプや子どもの一時預かりサービスなどに利用できるチケットを、対象児童1人当たり3万円相当(300円×100枚)支給
  • 不妊・不育症治療費助成制度:体外受精や顕微授精の治療に係る費用のうち、保険診療の自己負担部分や保険診療外治療費について助成(細かな条件あり)

妊娠~子育て期においてさまざまな支援を受けながら、ゆとりを持った子育てライフを過ごせるでしょう。

>>三豊市の子育て支援について詳しくはこちら

三豊市の暮らしに関する情報(気候や病院、学校など)

続いては、気候や病院、学校など、三豊市での暮らしに関連するお役立ち情報をご紹介します。

気候 ・年間の平均気温:16.5℃(8月の平均気温は28.3℃、2月の平均気温は6.4℃)
※気象庁HPデータ(1991年〜2020年)より、最寄りの観測地点である多度津を参照
・温暖な瀬戸内海式気候
人口 約59,000人
病院 市民病院のほか、かかりつけに適したクリニックや歯科医院など多数
学校 小学校:市立19校
中学校:市立6校・組合立1校
高等学校:県立2校・私立1校
文化・芸術 地域に根差したお祭りが盛ん
・仁尾八朔人形祭り
・どぶろく祭り(宇賀神社)
・仁尾竜まつり
食べ物 曽保みかん・ぶどう・桃・高瀬銘茶 など
交通 【道路】
・国道11号(徳島市~高松市~松山市)
・国道32号(高松市~高知市)
・国道377号(徳島県鳴門市~観音寺市)
・さぬき浜街道(高松市~観音寺市)
・IC:さぬき豊中IC・三豊鳥坂ハーフIC
【鉄道】
・JR予讃(よさん)線:高松~松山方面
・JR土讃(どさん)線:高松~高知方面
【バス】
・市内循環コミュニティバス:市内および近隣市町の主要アクセスポイントを運行
・高速バス:市内バス停から大阪方面へ運行
【船】
粟島・志々島への連絡船あり
娯楽 父母ケ浜・紫雲出山・粟島・大興寺・本山寺・弥谷寺・不動の滝・ゆめタウン三豊など多数
近隣都市 善通寺市・観音寺市・仲多度郡多度津町・琴平町・まんのう町
※徳島県三好市や三好郡東みよし町も隣接

三豊市内には鉄道やバスといった公共交通機関が整備されていますが、都市圏と比較すると便数は少なめです。そのため、移住の際はマイカーの取得を検討することをおすすめします

また、子育てファミリーの場合は「通学面」に関して気にしておいた方がよいことがあります。小学校によってはスクールバスで通う学校がいくつかあること、高校へは自転車、もしくは電車通学となりますが、駅までの距離が遠いと送迎が必要になることです。

大学や短大に行くためには市外や県外などに出る必要があり、大学は岡山・関西方面に進学する人が多いです。

通学の環境も確認しながら、移住について検討するとよいでしょう。

仕事情報:製造系や事務系、介護系の求人が多い

大手の求人サイトで三豊市内、および三豊市から30分圏内で通える丸亀市および善通寺市での「正社員の求人数」を検索したところ、以下のような結果となりました。

▼大手サイトで「正社員の求人数」を検索した結果

三豊市 約2,000件
丸亀市 約4,000件
善通寺市 約1,000件

(※2022年11月現在、縁結び大学独自調べ)

ジャンルとしては、工場での製造スタッフや事務系、介護系が多くみられます。農業関連など、移住を機に三豊市ならではの仕事に就くケースも少なくありません。また、丸亀市には工場など多くの企業があるため、そちらに通勤される人も多いです。

ハローワークでも正社員の求人を多く取り扱っているため、あわせてチェックするとよいでしょう。

>>三豊市におけるハローワークの求人について詳しくはこちら

ちなみに三豊市内で勤務する正社員の年収相場は約500万円で、全国平均(約500万円)とほぼ同じ水準です。「なるべく条件の良い仕事を見つけたい」とお考えの方は、ぜひ年収相場との比較もしながら待遇のよい求人を探してみてください。
※縁結び大学独自調べ(2022年10月)

住まい情報:「空き家バンク」や「市営住宅」が充実

大手賃貸サイトで三豊市の賃貸物件を検索したところ、約140件のアパート・マンションが見つかりました。間取りは1K~2LDK程度の物件が多く、家賃の平均は4~5万円程度です。

戸建て住宅を希望する場合は、「空き家バンク」や「市営住宅」をチェックしてみるのもよいでしょう。たとえば、空き家バンクには70件程度のバリエーション豊かな戸建て物件が登録されています。特に売買の物件が充実しており、予算に合わせて選びやすい印象です。

(※2022年11月現在、縁結び大学独自調べ)

空き家バンクの情報は三豊市の移住定住ポータルサイト「みとよ暮らし手帳」に掲載されているため、ぜひ最新情報をチェックしてみてください。また、市営住宅には細かな利用条件が設定されているので、利用可能かどうかを事前にしっかりと確認することをおすすめします。

>>三豊市の「空き家バンク」の最新情報をチェック

>>三豊市の「市営住宅」の最新情報をチェック

三豊市に移住した方の体験談

香川県三豊市に移住した人の声

ここでは、実際に三豊市へ移住した方の声をいくつかご紹介します。

  • 自然に囲まれた土地なのでのんびりと子育てでき、公園やお店もあるので住みやすい
  • 土地代が安いところが多く、念願のマイホームをリーズナブルに建築できた
  • 風光明媚な景色はもちろん、地元の方の温かさにも恵まれており、心身ともにゆとりある暮らしが叶う
  • 美味しい食材や美しい景色など好きなものに囲まれて、子どもものびのびと育っている

三豊市での暮らしに関して、「移住後に馴染みやすい」「子育てしやすい」といった意見が多くみられました。空き家バンクを活用して移住するケースも多く、「住まい探しがしやすい」との声もたくさん挙がっています。

そのため、三豊市は自然豊かなロケーションでの暮らしを希望する方、ゆとりある子育てを目指したい方におすすめのエリアです。

三豊市への移住に向けて行いたいこと【2STEP】

三豊市への移住に興味のある方は、以下のステップに沿って計画を進めてみてはいかがでしょうか。

STEP1:移住に関する情報収集や相談を行う

まずは、三豊市での暮らしが自分に合っているかどうかを探るために、しっかりと情報収集を行うことから始めましょう。三豊市の移住に関する相談窓口については以下をご確認ください。

三豊市総合移住相談窓口

三豊市の気候や生活環境、住まい・仕事の探し方、移住支援情報など、三豊市への移住に関するあらゆる相談に乗ってくれる窓口です。電話やメール、対面のほか、Zoomによるオンライン相談会も随時開催されているので、ぜひ都合の良い方法で問い合わせてみてください。

>>三豊市総合移住相談窓口について詳しくはこちら

STEP2:移住時に利用できそうな支援制度をチェックする

三豊市での移住を本格的にお考えなら、移住時に利用可能な支援制度も確認しましょう。三豊市は住まいに関する補助金制度が充実しており、移住を手厚くバックアップしてくれます。

たとえば県外からの移住時に家賃を補助してもらえる「移住促進・家賃等補助金」をはじめ、空き家の改修費用を補助してもらえる「空き家バンクリフォーム・地域経済活性化事業補助金」などがあるので、ぜひ以下で条件の詳細をチェックしてみてください。

※補助金の制度は毎年変更する場合があります。

>>三豊市における移住支援について詳しくはこちら

三豊市への移住に関するお問い合わせ

担当課 三豊市政策部地域戦略課
住所 〒767-8585
香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話番号 0875-73-3011
対応時間 8:30~17:15
公式サイト

▼三豊市移住定住ポータルサイト「みとよ暮らし手帳」
https://www.city.mitoyo.lg.jp/mitoyo_kurashitecho/

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