岐阜県笠松町へ移住しよう!暮らしに役立つ仕事・住宅・支援の情報

この記事では、地方への移住を考えている人に向けて「岐阜県笠松町」をご紹介します。

木曽川に沿って広がる笠松町は、暮らしやすい住環境と岐阜市、名古屋市へのアクセスの良さが人気です。

電車での通勤・通学に便利な立地で、自然や公園、イベントなども豊富なことから、子育て世帯にも注目されているまちです。

今回は、笠松町役場で移住支援を担当する企画環境経済部の杉原さんにインタビューを行い、地域の魅力や暮らしに役立つ情報を伺いました。

本日お話を伺った方
笠松町のマスコットキャラクターかさまるくん

笠松町役場 企画環境経済部 企画課主任

杉原 奈津季さん

笠松町の特徴3つ

笠松町の暮らしの特徴のタイトル画像

移住者から人気の笠松町の特徴としては、大きく次の3点が挙げられます。

それでは順番に、詳しく見ていきましょう。

名古屋まで電車で30分の好立地

笠松町を走る電車

笠松町の特徴の中でも、特に移住者から人気なのが立地・アクセスの良さです。

岐阜市にも名古屋市にも近いことに加えて、町内には名古屋鉄道の駅が二つあります。

笠松駅は特急も停まる大きな駅で、岐阜駅まで5分、名古屋駅まで30分ほどでアクセス可能です。

また、もう一つの西笠松駅からは、新幹線が停車する岐阜羽島駅まで約20分です。

このようなアクセスの良さから、通勤・通学などの選択肢が広がることは、笠松町で暮らす大きなメリットだと言えるでしょう。

木曽川沿いに広がる豊かな自然。競馬場も

笠松町の春まつりの様子

笠松町は清流・木曽川とともに発展してきた歴史を持ち、現在も川辺は人々の憩いの場所となっています。

河川敷には整備された約5キロのサイクリングロードがあり、サイクリングやランニング、散歩などが盛んに行われています。

笠松町に整備されたサイクリングロード
▲木曽川に沿ってサイクリングロードが整備されている

川沿いには、桜が美しい「笠松みなと公園」や、県下最大級のビオトープがある「トンボ天国」など、自然と親しめるスポットも充実しています。

特に近年は、笠松みなと公園にある「ハートの木」がフォトスポットとして注目されているようです。

笠松町の笠松みなと公園にあるハートの木
▲思わず写真を撮りたくなる、笠松みなと公園の「ハートの木」

また笠松競馬場があることから、馬が道路を移動していたりと、独自の光景も特徴です。

笠松競馬場へ移動中の馬
▲笠松競馬場の周辺では、街中を歩く馬を見ることができる

子育てにもぴったりの快適に暮らせる環境

笠松みなと公園での春祭りに参加したファミリー

笠松町には生活に必要な施設がそろっており、とても暮らしやすいと評判です。

総合病院やスーパーや薬局などの商業施設があることに加えて、車で10分程度の生活範囲である各務原市や岐阜市、愛知県一宮市などには大型の商業施設もあって便利です。

また、子育ての面では保育所が4カ所あるなど、子どもを預けて働きやすい環境だと言えるでしょう。

さらに、15歳までの医療費を無償化するなど、独自の子育て支援も実施しています。

このほか、子どもの遊び場としては、大きな遊具が備えられた笠松町運動公園などが人気だと言います。

笠松町運動公園にある大型の遊具
▲大型の遊具がある笠松町運動公園など、子どもの遊び場も豊富

笠松町の暮らしに関する情報

笠松町のイベントで行われたポニーの乗馬体験

それでは次に、笠松町の暮らしに関するデータについて見てみましょう。

気候 1月:平均気温4.6℃
8月:平均気温28.3℃
※参考:気象庁(岐阜)
人口 21,816人(2024年1月1日現在)
病院 病院:2、診療所:15、歯科:13
学校 保育所(園):4、幼稚園:2、小学校:3、中学校:1、高校:1
交通 【鉄道】
名古屋鉄道:笠松駅、西笠松駅

【バス】
・岐阜バス
・笠松町公共施設巡回町民バス
など
近隣都市 岐阜市、羽島市、各務原市、岐南町、愛知県一宮市

笠松町では、特に駅から離れた地区で暮らすなら、車はあったほうが便利でしょう。車が利用できない人は、巡回町民バスやデマンドタクシー「チョイソコカラタン」を利用しているようです。

公式:デマンドタクシー(チョイソコカラタン

一方で、駅に近いエリアで暮らす場合、車がなくてもある程度の生活はできるものの、やはり車があると便利だと言います。

地域では、笠松みなと公園などを会場として、お祭りなどのイベントが多く開かれています。桜の時期の春まつり、マルシェやリバーサイドカーニバル、ビール祭りなど、どれも賑わいます。

お祭り会場ではポニーの乗馬体験ができることも、笠松町ならではの魅力でしょう。

笠松町のかさマルシェの様子
▲「かさマルシェ」など、大きなイベントが定期的に開催されている

仕事:通勤圏内に豊富な求人

笠松競馬場で走る馬たち

大手の求人サイトで笠松町の正社員を検索したところ、約600件の求人情報が見つかりました。また、車で約30分の通勤圏(25キロ圏内)まで広げると、約150,000件の求人がありました(2024年1月時点)
※参考:求人情報の一例(笠松町のみ
※参考:求人情報の一例(笠松町から25キロ圏内

笠松町内では一定の求人があり、総合病院などで働く人も多いそうです。

また、岐阜市や名古屋市へのアクセスが良いため、家賃が比較的安価な笠松町を生活の拠点として通勤するケースも少なくないと言います。

笠松町のマスコットキャラクターかさまるくん
杉原さん

仕事の関係で転勤となり、笠松町で暮らすようになる方もいらっしゃいます。

住まい:賃貸の多様な選択肢あり。新築するケースも

笠松町の夕暮れに見られる川沿いの風景

大手の住宅情報サイトで笠松町の賃貸物件を探したところ、約300件が見つかりました(2024年1月時点)
※参考:物件情報の一例

アパート、マンション、一戸建てなど、さまざまなタイプの賃貸物件がそろっているので、希望に沿ったものを探しやすいでしょう。

笠松町のマスコットキャラクターかさまるくん
杉原さん

新築される方も結構いらっしゃいます。

笠松町へ移住した人の口コミ・体験談

笠松町への移住者の声のタイトル画像

それでは次に、笠松町に移住した人の口コミや感想を見てみましょう。

  • とにかくアクセスが良くて暮らしやすい。
  • 木曽川を中心として自然が多い。特に桜が美しい。
  • 町民大運動会は大いに盛り上がる。地域に積極的に関わる方、温かい方が多い印象。
  • 馬が街中を歩いているのを見たときは驚いた。
  • 民間と行政のつながりが強くて、いろんなアクションを起こしやすい。

笠松町への移住者の声を見ていると、とにかくアクセスが良好で暮らしやすいまちという声が目立ちました。

木曽川を中心に広がる自然と利便性のバランスがよく、季節ごとのイベントも盛り上がるようです。

笠松町へ移住するための具体的な行動

笠松町を流れる木曽川と橋

最後に、笠松町へ移住する際に活用してみたい、支援制度についてご紹介します。

県外からの移住者に2種類の移住支援金

笠松町への移住者に向けては、2種類の移住支援金が用意されています。

一つ目は東京圏からの移住支援金です。対象となる企業に就職する、あるいはテレワークを行うために移住した場合、単身なら60万円、世帯なら100万円が支給される可能性があります。

もう一つが、清流の国ぎふ移住支援補助金です。岐阜県外から移住する人が、39歳以下で世帯を持っており、住宅を新築・購入するなどの条件を満たした場合に50万円が支援される可能性があります。

それぞれの詳細な条件や最新情報については、笠松町の公式サイトをご確認ください。

公式:笠松町(東京圏からの移住支援金
公式:笠松町(清流の国ぎふ移住支援補助金

笠松町への移住に関するお問い合わせ

笠松町のマスコットキャラクターかさまるくん
▲笠松町マスコットキャラクター「かさまるくん」

笠松町への移住については、下記の担当課までお問い合わせください。

担当課 企画環境経済部企画課
住所 〒501-6181
岐阜県羽島郡笠松町司町1番地
電話番号 058-388-1113
公式サイト https://www.town.kasamatsu.gifu.jp/
問い合わせフォーム https://www.town.kasamatsu.gifu.jp/formmail_list/formmail_kikaku/7/