鹿沼市で暮らす良さとは?移住のための仕事・住居・支援情報|縁結び大学

この記事では、地方への移住を検討している方に向けて、栃木県鹿沼市(かぬまし)の特徴や生活情報を紹介していきます。

栃木県鹿沼市は住民同士の繋がりが強く、このまちで起業したい人・農業や林業を始めたい人・新たなチャレンジをしたい人を「みんなで支え合って、盛り上げていこう!」と迎えてくれる、温かい人柄の方が多いまちです。

鹿沼市は山が近く、中心市街地から車で10分ほど走れば、緑に囲まれた暮らしが実現できます。中心市街地にはスーパーや百貨店、学校、病院など、生活に欠かせない施設が揃っていますよ。

自然の中でのんびり暮らしたいけど、不便な暮らしはイヤだ。そんなわがままな暮らしも、鹿沼市なら叶えることができます。

鹿沼市で生活する魅力をはじめ、移住支援に関する情報や、お試し移住をしてみる方法まで、市役所の方に伺ったお話とあわせて、詳しく解説していきます。

総合政策部まちづくり戦略課係長の金子隆幸さん

栃木県鹿沼市の暮らし、2つの特徴

栃木県鹿沼市の暮らしの特徴

栃木県鹿沼市は栃木県の中央に位置しており、面積の約7割を里山が占めている、自然あふれるまちです。

自然に囲まれて暮らしたい方はもちろん、生活の利便性も考慮したい方や東京圏からテレワークを機に移住したい方にもピッタリで、自然環境と利便性がいい塩梅なのが魅力です。

ユネスコ無形文化遺産に登録されている鹿沼秋まつりは、鹿沼市民総出で盛り上げている、江戸時代からの伝統的なお祭りです。

鹿沼市の鹿沼秋まつり

「地元みんなでまちを盛り上げていきたい!」と熱い気持ちを持っている方が多く、これから起業や創業・農業・林業など、「地域のために新たな挑戦をしたい」という方に寄り添った支援が充実しているのも、鹿沼市の特徴です。

そんな鹿沼市での暮らしに向いている方はこんな方です。

  • 自然の豊かさも便利さも両方大切
  • 自然に囲まれて静かに暮らしたい
  • 起業や農業、林業など、移住を機にチャレンジしたい
  • みんなで一緒に地域を盛り上げていきたい

なぜ、これらに当てはまる方におすすめしたいのか、鹿沼市の生活ぶりについて、特徴を2つ解説していきます。

特徴1:豊かな自然と暮らしやすさが共存する

鹿沼市は、中心市街地から車で10分ほどの場所に里山が広がっているという特徴があります。

生活の利便性を重視するなら中心市街地のエリア、自然に囲まれた生活を送りたいなら里山のエリアと、自分たちの憧れた暮らしが叶う場所を選ぶことができますよ。

鹿沼市を4つに分けると、それぞれのエリアで下記のような特色があります!

鹿沼市の4つの地域
引用:ジブンスタイルかぬま

エリア 特徴 どんな人に向いているか
中央 中心市街地で、市役所や主要駅、百貨店、スーパー、総合病院などがある。
移住してカフェなどを起業する人が多い。
・移住後も不便のない暮らしがしたい人
・移住を機に起業したい人
東部 スーパーや飲食店など、店舗が多い。
鹿沼ICにより交通の便が良く、流通センターや工業団地がある。
宇都宮市が隣接している。
・買い物が好きな人
・ほかの地域に移動する機会が多い人
西北部 里山が広がり、ハイキングや登山、キャンプなど、自然のアクティビティが多い。 ・自然が豊かな場所で暮らしたい人
・自然のアクティビティが好きな人
南部 関東平野の最北端に位置している。
農業が盛んで、農地や田んぼが多い。
・新規就農を考えている人
・田園が広がる地で静かに暮らしたい人

それぞれ、詳しくみていきましょう!

【中央エリア】鹿沼市の中心市街地

中央エリアは、鹿沼市の主要駅である東武日光線の「新鹿沼駅」やJR日光線の「鹿沼駅」、市役所などがある、行政や交通の中心地です。スーパーや百貨店、総合病院など、都市部の機能を備えています。

鹿沼市中央エリアの様子

さらに、近年は移住を機に起業する若い世代の人たちが集まっています。特に、古民家が立ち並ぶ「根古屋路地」では、古民家を改修して、カフェや飲食店など新しい事業に取り組まれています。

鹿沼市の根古屋路地

どこか懐かしい雰囲気の路地裏を進んでいくと、今まで知らなかった秘密の隠れ家のような素敵なお店に出合うことができますよ。

また、中央エリアでは空き家を改修したコワーキングスペースが営まれています。

鹿沼市のシェアスペース「ヨリドコロ」
引用:鹿沼市役所(コワーキングスペース)
▲シェアスペース「ヨリドコロ」。落ち着いた雰囲気で仕事に集中できそう。

テレワークやフリーランスで活動している人にとっても仕事がしやすい環境が整っていますね。

【東部エリア】利便性が高く、店舗が立ち並ぶ

鹿沼市の東部エリアは交通の拠点となる「鹿沼IC」を中心に、流通センターや工業団地が栄えています。

利便性のよさから、スーパーや飲食店などの店舗が集まっており、住宅地も形成されています。お隣には栃木県の県庁所在地・宇都宮市があるので、ショッピングが好きな方にはピッタリではないでしょうか。

飲食店などが立ち並ぶ「さつき大通り」には、約330本もの桜の木が植っており、春になると満開の桜並木を楽しむことができます。

鹿沼市のさつき大通りの桜並木
引用:ジブンスタイルかぬま

その様子から、「美しすぎる桜並木」と呼ばれており、多くの方が訪れます。

【西北部エリア】自然に囲まれて暮らせる

西北部エリアは鹿沼市の大部分を占めている、山岳の地域です。緑豊かな里山で静かに暮らしたい方やハイキングやキャンプなどのアクティビティを楽しみたい方にはピッタリの地域だといえます。

西北部エリアには、県内一を誇る透明度の清流・大芦川が流れています。

鹿沼市を流れる大芦川

豊かな自然に囲まれた中でハイキングや川遊び、渓流釣り、鮎釣りなどができ、多くの住民に親しまれています。

【南部エリア】田園風景が広がるどこか懐かしい雰囲気

南部エリアは関東平野の最北端に位置しています。なだらかな地形を活かした農業が盛んで、畑や田んぼが広がっています。

新規就農を目指している方、田園風景を眺めながら静かに暮らしたい方は中心市街地からも近い、南部エリアがいいかもしれません。

特徴2:新しい挑戦ができるまち

鹿沼市は起業や創業、就農、林業など、新しいことに取り組みたい人にとって、挑戦しやすい環境が整っています。

▼鹿沼市の創業に関する支援制度

支援制度 内容
空き店舗等活用新規出店支援事業 市内の空き家などを活用して出店する店舗の賃借料を最大3年間、1/2を補助する。
(上限1年目:月額3万円、2年目:月額2万円、3年目:月額1万円)
求職者支援制度 職業訓練により技術を身につける。
所定の条件を満たすと、訓練受講中に月10万円の「職業訓練受講給付金」を受け取れる。
いちご新規就農者研修 鹿沼市でいちご農家として新規就農を目指す研修
にら新規就農者研修 鹿沼市でにら農家として新規就農を目指す研修

鹿沼市では、空き家や空き店舗を活用した新規出店の賃借料の補助や新規就農支援など、新たな取り組みをしたい人へのサポートが充実しています。

これらの支援についての詳しい内容は、下記のホームページをご覧ください。

公式:鹿沼市役所(空き店舗等活用新規出店支援事業補助金)

また、鹿沼市では「かぬま創業支援ネットワーク」という仕組みが構築されています。創業したい人にとって、「事業について相談したいけど、どこに相談していいかわからない」という問題はよくありますよね。

この「かぬま創業支援ネットワーク」は、商工会議所や金融機関、鹿沼市などが連携し、どの窓口からでも、相談内容やステージに応じて、適切な支援機関へ誘導してもらえる仕組みです。

  • ここに相談しに行っていいのか、わからなくて不安。
  • 相談しに行ったけど、疑問が解決しない。
  • いろいろな機関をたらい回しにされたけど、結局解決していない。

こんな問題も鹿沼市では適切に対応してもらえますよ。

鹿沼市は伝統文化が色濃く残っているまちでもあります。毎年秋に行われる鹿沼秋まつりは、江戸時代から引き継がれているお祭りで、20台以上もの屋台が街を練り歩きます。

鹿沼市の鹿沼秋まつり
引用:鹿沼市役所(鹿沼今宮神社祭の屋台行事)
▲江戸時代から継承される木彫刻の装飾をされた屋台が街を練り歩きます。

鹿沼市民総出で盛り上げられるこの伝統的なお祭りからも、鹿沼市の住民みんなが「鹿沼市を盛り上げよう!」としている気持ちが伝わってきます。

新しいものを取り入れながら、よりよく、もっとみんなで盛り上げる、そんな活気ある住民が多いようです。「自分たちも鹿沼市で一緒にまちを盛り上げたい」、そんな思いで鹿沼市への移住を決める方もいるそうです。

鹿沼市への移住に興味がある方は、そんな鹿沼市の熱意ある雰囲気を一度味わいに行ってみてはいかがでしょうか。

鹿沼市の暮らしに関する情報

ここからは、鹿沼市への移住を考えた場合に必要になる、生活に関する情報をいろいろなデータをもとに紹介します。

気候 鹿沼市 東京(新宿)
平均気温 8月:24.9度
1月:1.5度
8月:26.9度
1月:5.4度
年間降水量 約1,600mm 約1,600mm

気候は東京の新宿区と比べて、1年を通して2度〜3度ほど低く、夏は涼しく過ごしやすそうです。冬も気温が低めですが、中心市街地エリアでは、積雪はほとんどないようです。

人口 約94,000人
病院 総合病院1か所、その他の診療所約70か所
学校 高校4校、中学校10校、小学校25校
文化・芸術 鹿沼今宮神社祭の屋台行事(鹿沼秋まつり)
古峯園
屋台のまち中央公園
木のふるさと伝統工芸館
古峯神社
食べ物 いちご、にら、しゅうまい、そば、こんにゃく、なし、トマト、米、酒、かぬま和牛、さつきポーク等
娯楽 鹿沼市花木センター
前日光つつじの湯交流館
千手山公園
鹿沼運動公園

スーパーや病院、学校などの日常の生活に必要な施設は揃っています。

病院は総合病院が1か所、診察所が約70か所と、診療科の種類も多く充実しています。休日夜間急患診療所などで時間外診療もおこなっているので、急な発熱や怪我が多い小さなお子さんがいる家庭でも心強いですね。

鹿沼市にどんな生活施設があるのか、下記のリンクに詳しく紹介されていますので、ご覧ください。

公式:ジブンスタイルかぬま(生活施設)

【交通】東京へは乗り換え1回でOK!車はあると便利

次に鹿沼市の交通に関する情報を紹介します。

交通 【鉄道:主要駅】
JR日光線:鹿沼駅
東武日光線:新鹿沼駅
【バス】
関東自動車、鹿沼市民バス「リーバス」
【高速道路】
東北自動車道:鹿沼IC
近隣都市 宇都宮市、栃木市、佐野市、日光市、下都賀郡壬生町
群馬県みどり市
大都市へのアクセス 東京:JR鹿沼駅から東京駅まで約1時間10分(新幹線経由)
大阪:JR鹿沼駅から新大阪駅まで約3時間半(新幹線経由)

鹿沼市には、日光市と宇都宮市を結ぶ「JR日光線」と、日光市と栃木市を結ぶ「東武日光線」の2路線の電車が走っています。そのため、周辺の人口の多い都市である日光市・宇都宮市・栃木市へのアクセスは容易です。

また、東京までもアクセスしやすく、新幹線や特急電車を利用すると約70分で到着します。在来線のみで行く場合は、1度の乗り換えだけで、約2時間で行くことができます。

そのため鹿沼市は、テレワークで週に1回ほど都心に行くような方も住みやすい環境だといえそうです。

日常生活に関しては、市内を路線バスが走っているので、車がなくても生活できます。中心市街地エリアであれば、スーパーなどのお店がまとまっているので、自転車でも大丈夫です。

とはいえ、やはり車がある方が便利で、行動範囲が広がります。急ぐ必要はありませんが、いずれは免許を取得するつもりでいた方がいいかもしれません。

【仕事】求人数多め!新たな挑戦をするのもあり

鹿沼市の仕事に関する情報はこちらです。

▼鹿沼市の世帯平均年収

世帯平均年収 約500万円

(2022年11月現在 縁結び大学調べ)

鹿沼市の平均年収は約500万円です。求人を選ぶときや、生活費を計算するときの参考にしてみてください。

▼鹿沼市と周辺の求人数

求人数
鹿沼市 約4,700件
鹿沼市から30分圏内 約5,600件

(2022年11月現在 縁結び大学調べ)

鹿沼市の求人数は約4,700件と充実しています。希望の業種がある方でも、比較的見つけやすいかもしれません。

鹿沼市は面積の約7割を山が占めています。そのため、山を管理する林業の担い手が不足しているようです。他にも製造業など二次産業の求人も多いようです。

移住を機に林業や農業など、新たな挑戦をしてみるのもいいかもしれませんね。

【就農支援】就農研修も経営安定までの資金援助も充実!

ここでは、鹿沼市に移住して、農家として新しく活動していくための支援制度について紹介します。

支援制度 内容
いちご新規就農者研修 鹿沼市でいちご農家として新規就農を目指す研修
にら新規就農者研修 鹿沼市でにら農家として新規就農を目指す研修
栃木県農業大学校「とちぎ農業未来塾」 農業経営や栽培技術の基礎的内容を中心とした「就農準備基礎研修」と、作物の種類別に専門的な研修をおこなう「就農準備専門研修」がある。

鹿沼市は、特産品である「いちご」と「にら」の担い手育成に力を入れており、栃木県がおこなっている「栃木県農業大学」という就農研修の講座と併用して、いちごやにらの生産に特化した研修を受けることができますよ。

それぞれの就農研修については、下記のホームページをご覧ください。

公式:鹿沼市役所(いちご新規就農者研修)

公式:鹿沼市役所(にら新規就農者研修)

公式:栃木県農業大学校(とちぎ農業未来塾)

また、鹿沼市は新規就農の研修だけでなく、上記の研修を受けるための資金の援助や、就農開始から経営が安定するまでの金銭的援助もおこなっています。

農業次世代人材投資資金 内容
準備型 研修機関等で研修を受ける就農希望者に、最長2年間、年間最大150万円を交付。
経営開始型 一定の条件を満たす新規就農者に、経営を開始してから経営が安定するまで最長5年間、年間最大150万円を給付

農業を始める場合、最初の障壁になるのが、経営が安定するまでの期間だと言われています。収入が少ないにもかかわらず、ビニールハウスや耕運機などの農具や資材に一番お金がかかるタイミングです。

就農前の研修期間や、就農直後の収入が少ない時期に支援してもらえるのは非常に心強いですよね。これらの支援について詳しくは下記のホームページをご覧ください。

公式:ジブンスタイルかぬま(就農支援制度)

【住まい】賃貸物件数多め!地元の不動産に相談するのもあり

ここからは鹿沼市の住まいに関する情報を紹介します。

▼賃貸物件と売買物件の件数

賃貸物件 約270軒
売買物件(空き家バンク) 約20軒

(2022年11月現在 縁結び大学調べ)

▼賃貸物件の家賃相場

1R 4.5万円
1K-1DK 4.0万円
1LDK-2DK 4.4万円
2LDK-3DK 5.7万円

(2022年11月現在 縁結び大学調べ)

賃貸物件数は比較的多く、希望に沿った物件が見つけやすいかもしれません。単身で移住する場合は4万円台、家族の場合は2LDKから3DKの間取りで5万円台で部屋が借りられます。

鹿沼市の担当者の方の話では、空き家はインターネット上に掲載されていない物件もあるようです。そのため、地元の不動産屋さんにも積極的に相談してみましょう。

なかなか希望通りの物件が見つからない場合は、一旦、条件を妥協して移住して、鹿沼市で生活しながら、じっくりとお目当ての物件を探してみるのがいいかもしれません。

実際に「鹿沼市で知り合った住民の方に紹介してもらって、いい物件に出合えた」という方もいるそうです。

また鹿沼市は、近年新築がどんどん建っているエリアもあります。鹿沼産の木材で新築を建てると最大50万円分の商品券がもらえる支援制度もありますよ。

この制度は、使う木材の量によってリフォームや増築でも適用されることがあるので、検討している方はチェックしてみてください。

公式:鹿沼市役所(鹿沼産木材による住宅新築等助成制度)

【住まいの支援】リフォームの支援制度が充実

鹿沼市は、リフォームの支援制度も充実しています。

支援制度 内容
空き家バンクリフォーム補助金 鹿沼市の空き家バンク制度を利用して購入した戸建て住宅のリフォーム費の1/2を補助する。
・補助上限額
基本上限額50万円+加算項目
・加算項目
1,補助対象者の年齢が50歳未満である(10万円の加算)
2,定住予定の世帯員に18歳以下の人がいる(18歳以下の人の人数×10万円の加算)
3,農地付き空き家に認定された空き家バンク物件である(10万円の加算)
住宅リフォーム助成事業 市内の業者によるリフォーム工事の費用の10%(上限10万円)を補助する。
リフォームアドバイザー派遣制度 住宅リフォームにおける技術的な相談や事前のトラブル防止の相談等に、専門的なアドバイスを行う「住宅リフォームアドバイザー」を有償で派遣する制度。

世帯主が50歳未満、18歳未満の子どもが2人いる家庭で、空き家バンクを利用して戸建てを購入した場合は、最大で80万円のリフォーム費用の補助を受けることができます。
空き家バンクに登録されていない物件の場合は、市内の業者に依頼すれば、最大10万円の補助を受けられます。

  • どこをリフォームしたらいいかわからない
  • 建築の知識がないから不安

このような方は、鹿沼市の「リフォームアドバイザー派遣制度」を利用すると、中立的な立場で専門的なアドバイスを受けることができます。

これらの詳しい内容や補助の支給条件などは、下記のホームページをご覧ください。ほかにも、空き家の解体費を補助する制度なども紹介されています。

公式:鹿沼市役所(住まいの支援制度)

ちなみに、空き家の取引に詳しい方は、「空き家バンクリフォーム補助金」の加算項目である「農地付きの空き家の購入」は、普通の空き家と違って購入が難しいことをご存知かもしれません。

農地の取引は規定が厳しく、一般的には、30アール(3,000㎡)以上を耕作する農家でないと購入することができません。しかし、鹿沼市ではもっと気軽に農業と移住を楽しんでもらおうと、一部の地域で規定が緩和されており、1アール(100㎡)からの耕作でもいいこととされています。

こういった面でも、鹿沼市は新規就農者に優しい取り組みがなされています。詳しくは下記のホームページをご覧ください。

公式:鹿沼市役所(農地付き空き家の取扱い基準)

鹿沼市へ移住した人の体験談・感想

栃木県鹿沼市の移住者の声
実際に鹿沼市に移住された方の声を紹介します。

  • 地域の自治会に入って、色々教えてもらえた。
  • まちから少し離れると、自然に囲まれて癒される。
  • 隠れ家的なカフェが多い。
  • コンビニが多く、スーパーなどの生活に必要な店も揃っている。

移住した方の多くは、鹿沼市の住民の人柄に好印象を抱いているようです。先輩移住者や地元を盛り上げようと取り組んでいる人たちと出会って、移住を決めている人も多いといいます。

ユネスコ無形文化遺産にも指定されている「鹿沼秋まつり」をみてもわかりますが、住民の熱い人情や「地元を盛り上げたい!」という姿勢が魅力のまちのようです。

また、生活に便利な中心市街地と、自然豊かな山里の地域がすぐ近くにある環境も魅力的なようです。移住生活で自然を重視する方にとっても、利便性を考慮したい方にとっても暮らしやすいのが、鹿沼市の良さですね。

鹿沼市への移住のステップ

ここからは、実際に鹿沼市に移住したい方へ、具体的な移住までのステップを紹介します。

ステップ1:オンライン相談|鹿沼市に興味を持ったら、まずは移住相談

鹿沼市では現地に行かなくても、オンラインで移住相談ができます。鹿沼市への移住に興味を持ったら、まずはオンライン移住相談を利用してみましょう。

  • 鹿沼市の移住に興味があるんだけど。
  • 鹿沼市ってどんなところ?
  • どんな仕事がある?

このように、どんな疑問でも大丈夫です。まずは気軽に相談してみましょう。

オンライン移住相談は、希望日の2日前までに予約が必要です。詳しくは下記のホームページをご覧ください。

公式:鹿沼市役所(オンライン移住相談)

ステップ2:お試し移住|鹿沼市の暮らしがわかる

オンライン移住相談で、さらに鹿沼市への興味が深まったら、実際に鹿沼市での暮らしを体験してみましょう!

▼鹿沼市のお試し移住制度

おためしの家「いちごいち家」 新鹿沼駅から徒歩7分のお試し住宅で鹿沼市の暮らしを体験できる。
基本的には利用期間1か月(28日間)。
宿泊費は7日間7,000円を週ごとに前払い。

いちごいち家は、新鹿沼駅から徒歩7分、周辺にはスーパーやドラッグストアが揃う好立地にあり、閑静な住宅街でお試し移住ができます。また、テレビや電子レンジ、調理器具、食器など生活に必要なものは備え付けられています。

基本的には1か月の利用となっていますが、それより短い期間で利用したい場合は、申し込みページのメールから相談してみてください。

おためしの家「いちごいち家」についての詳しい内容や申し込みは、下記のホームページをご覧ください。

公式:鹿沼市役所(おためしの家「いちごいち家」)

>>まちづくり戦略課へのお問い合わせはこちら

もし、「まだお試し移住はハードルが高い...」という方は、一度、旅行のついでに鹿沼市の雰囲気を体験してみてください。移住してお店をオープンした先輩移住者や地元の人と話をする機会があると、鹿沼市の魅力が伝わってくるかもしれません。

どこに行くか迷ったら、先ほど紹介した「根古屋路地」がおすすめです。古民家を改修してお店を営んでいる先輩移住者の話が聞けるかもしれませんよ。

こちらも忘れずに!東京圏からの移住の方は支援金が受け取れる

東京近辺から移住を検討している方は、要件を満たしていれば、支援金が受け取れます。

▼移住者向けの支援制度

移住支援補助金 東京23区に住んでいる方、または東京圏から23区内の会社に勤務している方が、所定の企業に就職するか、栃木県内で起業、もしくは引き続きテレワークにより業務を継続する場合、移住支援補助金を支給する。
【支給額】
・単身:60万円
・世帯:100万円(18歳未満の子ども1人につき30万円の加算)

東京23区に住んでいる方や東京圏から23区へ仕事に行っていた方は、移住後の仕事によっては移住支援補助金が受け取れます。お子さんがいる家庭は加算されることもありますので、該当する方は申請をお忘れなく。

詳しい内容や支給要件、申請方法などは下記のホームページをご覧ください。

公式:鹿沼市役所(移住支援補助金)

鹿沼市への移住に関する問い合わせ

もし鹿沼市への移住に関してわからないことがある方は、こちらへお問い合わせください。

担当課 鹿沼市役所 総合政策部 まちづくり戦略課 地域課題対策係
住所 〒322-8601
栃木県鹿沼市今宮町1688-1
電話 0289-63-2226
FAX 0289-63-2143
メール matidukuri@city.kanuma.lg.jp
公式サイト ジブンスタイルかぬま
https://www.jibunstyle-kanuma.tochigi.jp/index3.html
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