結婚相談所

結婚相談所の料金を徹底解説!入会金から成婚料までの費用相場も紹介

結婚相談所への入会を検討するとき

「もし入会したら、いくらお金が必要になるんだろう?」
「費用の相場は、だいたいどれ位かな?」
「料金が高いイメージがあるけど、内訳を知りたい」

と、費用や相場の面を重視しながら比較したい人は多いと思います。

この記事では、結婚相談所10社でかかる費用の比較と相場、料金の内訳、予算別におすすめの結婚相談所について解説しています。

気になる人は、ぜひ参考にしてください。

結婚相談所のかかる料金(1年分)を一覧表で比較

結婚相談所の料金を一覧で比較

お金を節約したい気持ちも働いて、「出会いさえあれば、何とかなるはず」と「初期費用は安いが月会費は高い」という、短期決戦向きの結婚相談所に入会する人もいますが、在籍期間も加味して価格の高低、コスパの良し悪しを判断する必要があります。入会から1年以内に成婚するケースが多く、会員活動権利期間は大半が1年なので、1年分の料金がより現実的な目安といえるでしょう。

下の表は、「1年の活動で成婚退会した場合にかかる費用」について、大手9社をそれぞれ調査し比較したものです。費用の内訳は「初期費用」「月会費」「お見合い料」「成婚料」の4項目のうち、初期費用+月会費×12ヶ月+成婚料で計算しました。

「メインのプラン・コース」とは、単一プランのみのところは除き、複数あるプランの中でメインとなる、会員の多くが選んでいるコースです。

結婚相談所
(メインのプラン・コース)
トータル費用
(1年で成婚した場合)
サービス内容
サンマリエ
(スタンダードコース)
604,200円  ・プロフィール検索で申込:8名/月

・お相手の紹介:1~3名/月

・お見合い確定のお相手紹介:無制限
・メインの年齢層:30代~40代
オーネット
(プレミアムプラン)
347,000円  ・プロフィール検索で申込:8名/月

・お相手の紹介:6名/月

・成婚料:0円
・メインの年齢層:20代後半~40代
ゼクシィ縁結びエージェント
(スタンダードプラン)
244,200円 ・プロフィール検索で申込:20名/月

・お相手の紹介:6名/月
・お見合い料、成婚料:0円

ペアーズエンゲージ
※9/15サービス終了
156,000円  ・プロフィール検索で申込:10名/月

・お相手の紹介:10名/3日に1名

・お見合い料、成婚料:0円
パートナーエージェント
(コンシェルジュコース)
416,900円  ・プロフィール検索で申込:5名/月

・お相手の紹介:6名/月

・お見合い料:0円
・3ヶ月以内に出会えなければ全額返金保証
・メインの年齢層:20代~40代

naco-do

113.560円
(6ヶ月プラン×2)
 ・プロフィール検索で申込:30名/月

・お相手の紹介:30名/1日1名
・3ヶ月以内に出会えなければ全額返金保証
IBJメンバーズ

(アシストコース)
677,050円  ・専用アプリでマッチング:無制限
・専用アプリで申込:20名/月

・お見合い料:0円
・中途退会時の返金保証制度

スマリッジ

125,400円 ・プロフィール検索で申込:10名/月

・お相手の紹介:6名/月
・お見合い料、成婚料:0円
ツヴァイ
(紹介コース)
300,300円  ・プロフィール検索で申込:11名/月

・お相手の紹介:6名/月

・成婚料:0円
・メインの年齢層:20代後半~50代

エン婚活エージェント

182,380円 ・プロフィール検索で申込:10名/月
・お相手の紹介:6名以上/月
・お見合い料:0円

比較一覧で、価格差が非常に大きいことが分かります。価格帯は次のように分けられ、相場は15~30万円です。

各結婚相談所の価格帯(1年分の総額)

■低価格帯:10~30万円(税込)
ペアーズエンゲージ、スマリッジ、naco-do、エン婚活エージェント

■中価格帯:31~50万円(税込)
オーネット、パートナーエージェント、ツヴァイ、ゼクシィ縁結びエージェント

■高価格帯:51万円~(税込)
サンマリエ、IBJメンバーズ

結婚相談所の料金について、一覧で比較したい方は以下の記事も参考にしてください。

結婚相談所の活動でかかる料金の内訳・相場

費用のおもな内訳は「初期費用(入会金・登録料)」「月会費」「お見合い料」「オプション料」「成婚料」です。

次に、それぞれの項目の解説と各社のプランの費用を一覧表にしています。

初期費用(入会金・登録料)

「初期費用」は、活動をスタートするために必要な、データベースへのプロフィール登録、写真撮影、ヒアリングなど婚活の準備にかかるお金です。

相談所によっては、登録料と別に「(活動)サポート料」や「年間活動費」と呼ばれる料金が加算されます。料金が高ければ、仲人・コンシュルジュの手厚いサポートが受けられる傾向にありますが、必ずしも比例しません。入会金または登録料が不要なところもあり、価格差が大きいのが特徴です。

結婚相談所 初期費用

サンマリエ

・カジュアルコース:103,400円

・スタンダードコース:187,000円

・ひとり親家庭特別プラン:55,000円
・20代割:121,000円
・50歳以上ミドル割:121,000円
・エリア限定割:121,000円
・のりかえ割:99,000円

オーネット

・プレミアムプラン:122,600円

・20代女性専用プラン:43,200円

・シングルマザー向け婚活・再婚プラン:43,200円

ゼクシィ縁結びエージェント
・シンプルプラン:33,000円

・スタンダードプラン:33,000円

・プレミアプラン:33,000円
ペアーズエンゲージ 12,000円
パートナーエージェント

・コンシェルジュライトコース:66,000円

・コンシェルジュコース:137,500円

・エグゼクティブコース:231,000円(近畿・東海)341,000円(関東)

・U29プラン(コンシェルジュライトコース):33,000円

・U29プラン(コンシェルジュコース):52,250円

・30、31歳応援割プラン(コンシェルジュライトコース):33,000円

・30、31歳応援割プラン(コンシェルジュコース):104,500円
・シングルマザー応援プラン(コンシェルジュライトコース):33,000円

・シングルマザー応援プラン(コンシェルジュコース):52,250円
naco-do 29,800円

IBJメンバーズ


 ・エントリーコース:181,500円

・アシストコース:252,450円

・プライムコース:400,950円
・国家公務員の方限定割:30,000円引き(各コース) 
・のりかえ割:30,000円引き(各コース)
スマリッジ 6,600円
ツヴァイ ・ご紹介プラン:115,500円

・20代割:55,000円

・ご紹介+IBJプラン:129,800円
・女性メディカルワーカー割:105,000円
・のりかえ割:82,500円
・再入会割:53,900円
エン婚活エージェント 10,780円

入会時の初期費用は「入会金・登録料・入会金」+「活動サポート料」または「年間活動費」の合計です。上の比較表を見ると、初期費用は約6,000円~40万円と差が大きいのが分かります。相場はおよそ「5~12万円」で、価格帯で分けると以下のようになります。料金が高いところは、専任スタッフによるセミオーダーメイドのサービスを特徴としています。

各結婚相談所の価格帯(初期費用)

■低価格帯:~4万円(税込)
ゼクシィ縁結びエージェント、ペアーズエンゲージ、スマリッジ、naco-do、エン婚活エージェント

■中価格帯:5~14万円(税込)
オーネット、パートナーエージェント、ツヴァイ

■高価格帯:15万円~(税込)
サンマリエ、IBJメンバーズ

キャンペーンではなく常に「入会金・登録料0円」をうたっている結婚相談所の場合、それ以外の月会費やオプション料、成婚料が高く設定されていて、トータル的にさほど安くはないこともあります。それでも他の同価格帯と比べて、サービスの質も同程度なら問題ないのですが、結婚目的ではなく「出会い目的」のサービスである可能性もあるため、検討時の慎重な確認は必須です。

月会費

月会費は入会後、毎月、継続的に支払うお金のことです。多くは、サービス内容が異なる複数のコース・プランが複数あり、それぞれ料金も違います。しっかりと比較し、最も自分のニーズを満たすものを選ぶことが重要。結婚相談所によっては、途中でコース・プランが変更可能なところもあります。

結婚相談所 月会費
サンマリエ ・カジュアルコース:16,500円
・スタンダードコース:17,600円
・ひとり親家庭特別プラン:11,000円
オーネット

・プレミアムプラン:18,700円
・20代女性専用プラン:12,600円
・シングルマザー向け婚活・再婚プラン:12,600

ゼクシィ縁結びエージェント ・シンプルプラン:9,900円
・スタンダードプラン:17,600円
・プレミアプラン:25,300円
ペアーズエンゲージ 12,000円
パートナーエージェント ・コンシェルジュライトコース:14,300円
・コンシェルジュコース:18,700円
・エグゼクティブコース:28,600円(近畿・東海)37,400円(関東)
・U29プラン(コンシェルジュライトコース):8,800円
・U29プラン(コンシェルジュコース):13,200円
・30、31歳応援割プラン(コンシェルジュライトコース):9,900円(近畿・東海)13,200円(関東)
・30、31歳応援割プラン(コンシェルジュコース):14,300円(近畿・東海)17,600円(関東)
・シングルマザー応援プラン(コンシェルジュライトコース):8,800円
・シングルマザー応援プラン(コンシェルジュコース):9,900円
naco-do ・1ヶ月プラン:9,800円
・6ヶ月プラン:41,880円(6,980円/月)

IBJメンバーズ


・エントリーコース:17,050円
・アシストコース:17,050円
・プライムコース:17,050円
スマリッジ ・基本プラン:9,900円
・U28割引:8,800円
・シングル親割引:8,800円
・エリア割引:8,800円
ツヴァイ ・ご紹介プラン:15,400円
・20代割:11,880円
・ご紹介+IBJプラン:17,600円
エン婚活エージェント 14,300円

月会費は1〜2万円が中心で、相場はおよそ「1.0~1.6万円」です。価格帯別に分けると以下のようになります。ちょっとした習い事程度の額なので、各社、会員が継続しやすいよう設定しているのが分かります。

各結婚相談所の価格帯(月会費)

■低価格帯:~1.0万円(税込)
スマリッジ、naco-do

■中価格帯:1.1~1.6万円(税込)
ペアーズエンゲージ、オーネット、、ツヴァイ、エン婚活エージェント

■高価格帯:1.7万円~(税込)
サンマリエ、IBJメンバーズ、パートナーエージェント、ゼクシィ縁結びエージェント

お見合い料

「お見合い料」とは、お相手とのお見合いで、場所のセッティング、スケジュール調整、仲人・コンシェルジュの同行のためにかかるお金を指します。お見合い料金は1回ごとにかかるため、料金の安いコース・プランでも注意が必要です。最近は月会費や活動サポート料、年間活動費に含まれている場合が多くなっています(コーヒー代は別途)。

結婚相談所 お見合い料
サンマリエ ・カジュアルコース:11,000円

・スタンダードコース:0円
・ひとり親家庭特別プラン:0円
オーネット ・各プラン:0円
ゼクシィ縁結びエージェント ・各プラン:0円
ペアーズエンゲージ 0円
パートナーエージェント ・各コース:0円
naco-do ・毎月1件目:0円
・2件目~:1,000円/件
IBJメンバーズ ・各コース:0円
スマリッジ ・毎月8件目まで:0円

・9件目~:1,100円/件
ツヴァイ ・各プラン:0円
エン婚活エージェント 0円

上の表を見ると、ほとんどでお見合い料は月会費、年間活動費やサポート料に含まれており、お見合いするごとに料金が加算されることはありません。サンマリエのカジュアルコースは、スタンダードコースより価格が抑えられているため、お見合い料が設定されているようです。

各結婚相談所の価格帯(お見合い料)

■低価格帯:0円
サンマリエ(カジュアルコースを除く)、オーネット、ゼクシィ縁結びエージェント、ペアーズエンゲージ、IBJメンバーズ、エン婚活エージェント

■中価格帯:1.000円~(税込)
スマリッジ、naco-do

■高価格帯:1万円~(税込)
サンマリエ(カジュアルコース)

オプション料

オプション料は、月会費・お見合い料・成婚料以外のサービスの利用で発生する料金です。オプション内容は結婚相談所によって異なり、よく見られるのが以下のようなものがあります。

  • 会員限定婚活パーティー、イベント
  • 婚活セミナー
  • プロフィール用写真撮影(ヘアメイクあり)
  • お見合い・デート用の服の買い物を同行
  • 紹介人数、アプローチ人数の追加
  • 独身証明書発行の代行
結婚相談所 オプション
サンマリエ ・会員限定 お見合いパーティー:料金問合せ
・婚活セミナー(一部):料金問合せ
・ブライダルパスポート(支社の端末にて希望条件を入力し、写真付きプロフィールの閲覧):料金問合せ
・お見合い時の子どもの預かり:料金問合せ
オーネット ・会員限定 婚活パーティー・イベント:料金問合せ
・コーディネートサービス:料金問合せ
・オーネットパス(支社の端末にて希望条件を入力し、写真付きプロフィールの閲覧):料金問合せ
ゼクシィ縁結びエージェント ・会員限定パーティー:料金問合せ
ペアーズエンゲージ 有料オプションなし
パートナーエージェント ・パートナーエージェントコーディネート/PAC(ファッションカウンセリング・買い物同行・ヘアカット・ヘアメイク・写真撮影):料金問合せ
naco-do 有料オプションなし
IBJメンバーズ ・婚活パーティー(コースによって無料枠あり):料金問合せ
スマリッジ 〚月額料金に加算〛
・コンタクトし放題:3,300円

・紹介人数アップ:2,200円

・ピックアップ会員掲載:1,100円

〚サービス利用時に支払い〛
・独身証明書取得サポート:2,200円
・婚活スタート講座:4,400円

・電話相談:3,300円

・オンライン面談(50分間):8,800円





ツヴァイ ・会員限定パーティー:料金問合せ
エン婚活エージェント 有料オプションなし

有料オプションがないペアーズエンゲージ、naco-do、エン婚活エージェントは、提供サービスをシンプルにする代わりに、価格を抑えていていることが考えられます。ゼクシィ縁結びエージェント、IBJメンバーズ、ツヴァイは有料オプションが婚活パーティーのみで、その他のサービスは月会費と年活動サポート料に含まれており、悩む必要はほぼありません。

3種類以上あるサンマリエ、オーネット、スマリッジでは、迷ったらアドバイザーやコンシェルジュに都度、尋ねてください。また結婚相談所10社の公式HPでは、スマリッジ以外、有料オプションの料金・目安が明示されていないため、こちらもしっかりと確認し納得してから利用しましょう。

成婚料

「成婚料」は、将来を見据えられるようなお相手が見つかって、退会するとき支払う成功報酬です。カップル1組あたりではなく、会員の男女それぞれが支払います。

成婚料が必要なことは会員には負担ですが、成功報酬型であることでコンシュルジュ・仲人の目的意識が高まり、入会から成婚までのサポートの熱心さにつながります。また、会員自身も適当なお相手選びはできないという緊張感から、より真剣さが増します。

ただ、結婚相談所によって「成婚の定義」が異なり、「結婚を前提とした交際がスタートしたら」「一定期間、交際が継続したら」「プロポーズが成功し婚約まで至ったら」など内容はさまざま。成婚料が必要であれば「交際スタートして成婚料を支払って退会したあと、うまくいかず別れたので振り出しに戻り、また結婚相談所に入会し直してお金を使う」という破局リスクが伴います。入会を検討する際は、「何をもって成婚としているか」の確認が必要です。

結婚相談所 成婚料
サンマリエ ・各コース・プラン:220,000円
オーネット ・各プラン:0円
ゼクシィ縁結びエージェント ・各プラン:0円
ペアーズエンゲージ 0円
パートナーエージェント ・各コース・プラン:55,000円
naco-do 0円
IBJメンバーズ ・各コース:220,000円
スマリッジ ・各プラン:0円
ツヴァイ ・ご紹介プラン:0円

・20代割:0円

・ご紹介+IBJプラン:220,000円
エン婚活エージェント 0円

ペアーズエンゲージ、naco-do、スマリッジを含む7社は成婚料が0円、最高額はサンマリエ、IBJメンバーズの22万円です。現在の成婚料の相場は0円と言えます。

成婚料がないところはサポートが期待できない、サービス内容が薄いとは限らず、成婚料の有無は、それぞれのポリシー「会員に費用を気にせず婚活して欲しい」や「質の高いサービスの結果として成功報酬をいただく」などの差異によります。金額だけを注視せず、自分のニーズに合ったものを選びをしましょう。

各結婚相談所の価格帯(成婚料)

■低価格帯:0円
オーネット、ゼクシィ縁結びエージェント、ペアーズエンゲージ、naco-do、スマリッジ、エン婚活エージェント、ツヴァイ(ご紹介+IBJプランを除く)

■中価格帯:1万円~(税込)
パートナーエージェント

■高価格帯:10万円~(税込)
サンマリエ、IBJメンバーズ、ツヴァイ(ご紹介+IBJプラン)

結婚相談所の料金で「高い」「安い」の違いは婚活スタイルにあり

費用が高い・安い結婚相談所の違い

これまでの結婚相談所の比較を振り返ってみると、各社の費用差が非常に大きいことが分かります。1年間の総額では、最安のnaco-doで11万円台、最高はIBJメンバーズ(アシストコース)の67万円台。同じ結婚相手を探す目的なのに、価格設定の根拠にどんな違いがあるのでしょうか。それは「フルサポートでの婚活か」「自力で活動するか」という婚活スタイルの違いが、深く関係しています。

費用差にあらわれる結婚相談所の婚活スタイル

費用が高い「フルサポートの元で婚活」専属コンシュルジュが付き、カウンセリングは実店舗で行われる。お見合い時は同伴もあり。

費用が安い「おもに自力で婚活」

    ネット完結型で、お相手探しやお見合い申し込み、マッチングしたお相手との連絡は、基本的に自分で行う。実店舗を持たない。

それぞれ簡単に説明します。

料金の高い結婚相談所の特徴

費用の高い結婚相談所には、それに応じたメリットがあります。手厚く幅広いサービスによって 成婚までサポートを受けられるのが特徴といえます。

費用が高い結婚相談所のサービス内容

  • 専属のコンシェルジュが担当
  • プロフィールの書き方、自己PRの指導
  • 印象アップするプロによる写真撮影
  • ファッション、ヘアメイクのセミナー
  • コミュニケーション術のレクチャー

また高い費用を支払ってでも入会する、経済力のある人と出会える可能性も高まります。

料金の安い結婚相談所の特徴

費用の安い結婚相談所は、従来のとシステムや運営方法変えることで、低価格のサービス提供を可能にしています。おもな2要素として「サポートをシンプル化」「オンライン完結」があります。

結婚相談所の費用が安くなる理由

オンラインでのデータマッチングをメイン

専任コンシュルジュによるお相手紹介、コーディネート指導などは行わないことで、人件費が削減される。

オンライン完結型

    実店舗を持たないため、賃料や維持費、人件費などをコストカットできる。

費用が安い場合、サービス・サポートは基本的にシンプルです。また、専属ではない他に何人も会員を抱えているカウンセラーが担当するため、質問メッセージへのレスポンスが早くない、オンライン面談できる日時が限られるといった、不満が生じるかもしれません。

結婚相談所は料金の「高い」「安い」だけで選ばない

費用は、サービスとサポートの量・範囲と全くの比例関係で、高いほど満足できるというは誤りです。「高ければ良く、安ければダメ」と単純に判断できるものでもなく、そのサービス内容、活動スタイルが自分のニーズを満たしているかが、判断の軸となります。

費用の安さに惹かれたとしても即決せず、「なぜ低価格なのか?」と疑問を持って、コスト削減の理由が明確であるかをチェックし「安かろう悪かろう」かどうか、しっかりと見極めましょう。

【アンケート】実際に結婚相談所を利用した際に支払った総額を調査

【アンケート】実際に結婚相談所を利用した人に聞いた支払った総額

実際に結婚相談所を利用した方は、トータルでいくら払ったのでしょうか。

「費用がめちゃくちゃ高い」と噂されますが、実は80%以上の方が、トータル30万円以内の活動費で成婚退会されています。

10万円未満で退会された方も全体の32%にものぼります。素敵な伴侶に出会うために30万円、と思えば、決して高くはない金額なのではないでしょうか。

金額 割合
10万円未満 32.0%
10万円〜20万円 28.0%
21万円〜30万円 22.7%
31万円〜40万円 4.0%
41万円〜50万円 4.0%
51万円〜60万円 2.7%
61万円〜70万円 1.3%
71万円〜80万円 1.3%
81万円〜90万円 1.3%
101万円以上 2.7%

【予算別】おすすめの結婚相談所

結婚相談所を紹介!

結婚相談所の活動費(1年間)は、安いところは11万円台から高いところは67万円台、と振り幅が大き過ぎて、どう選べば良いか迷ってしまいますよね。先に述べたように、結婚相談所選びでは「予算・サービス内容・活動スタイルが自分のニーズに合うか」が判断基準となります。

予算内で求めるサービスを提供しているプラン・コースを選ぶなら、それぞれ価格帯に属する特色を知っておくと簡単です。1年分の総費用は大きく3段階、低価格帯「15万円以内」、中価格帯「30万円前後」、高価格帯「60万円以上」に分けられます。それぞれ予算に合わせた結婚相談所と特徴を紹介します。

予算「15万円以内」

結婚相談所
(メインのプラン・コース)
トータル費用
(1年で成婚した場合)
特 徴
naco-do 113.560円
(6ヶ月プラン×2)
業界最安級の利用料ながら、サポーターのアドバイス、月の紹介人数、申込み人数は最大60人の充実ぶり。多彩なサービスは不要だが、できるだけ費用を抑えたい人におすすめ。
スマリッジ 125,400円 naco‐doと並ぶ業界最安値級の料金。月3,300円のオプションでお見合い回数が無制限になるので、積極的に色々な人と会いながらお相手探しをしたい人におすすめ。

税込表記

naco-do(6ヶ月プラン×2)

「naco-do(6ヶ月プラン×2)」で、1年間の活動により成婚した場合の総費用は「113.560円(税込)」です。

初期費用29,800円、月額6,980円という国内最安級の料金が最大の魅力。だからと言って、サービスも最低限というわけではなく、サポーターによるアドバイス付き、お見合い申し込み月30件まで、naco-doからの紹介月6~30人と、他社のプランと比べても多い方に入ります。

また、低価格帯ながら成婚の定義は「婚約」としており、交際後の破局リスクが低いのも安心材料。お相手の条件(年収や職業など)はそこまでこだわらないが、とにかく費用を抑えたい人におすすめです。

スマリッジ

「スマリッジ」で、1年間の活動により成婚した場合の総費用は「125,400円(税込)」です。

スマリッジは、naco-doと同じ業界最安値級の料金が魅力です。スマリッジからの紹介月6名、検索での申し込み月10名で、出会える人数は婚活をより成功しやすくするため、コンタクト(お見合い)し放題、紹介人数アップ、(スマリッジ会員サイト上で)ピックアップ会員掲載などのオプションがあり、それぞれ1,100円~3,300円と破格。

ただ、成婚の定義が「結婚を前提とした交際」なので、婚約→結婚までサポートして欲しいという人には向きませんが、ある程度、自力で婚活を進められる人、サクサクお見合いを重ねてお相手探しをしたい人、お相手の条件(学歴、年収など)にこだわりが少ない人、料金の安さを重視する人におすすめです。

予算「30万円前後」

結婚相談所

(メインのプラン・コース)
トータル費用

(1年で成婚した場合)
特 徴
ツヴァイ

(紹介コース)
300,300円 出会いの種類が多彩で、感覚的・直感的なアプローチからマッチング。男性会員は年収500万円以上が約79%。成婚の定義は「婚約」で、破局リスクが低い。費用を抑えつつ、好条件の人に出会いたい人におすすめ。

オーネット

(プレミアムプラン)
347,000円 パーティー、イベント、セミナーの開催数、種類数が多く、年間3,300回以上。初対面の人でも、問題なく会話できる人にピッタリ。シンママ限定プランでは初期費用が約50%オフ、月会費約30%オフで利用できる。

税込表記

ツヴァイ(紹介コース)

「ツヴァイ(紹介コース)」で、1年間の活動により成婚した場合の総費用は「300,300円(税込)」です。

ツヴァイは、多彩な方法で理想のお相手探しができるのが、特徴の1つ。お見合い相手は、結婚相談所からの紹介、会員サイトで自分で検索のほか、指定した条件に基づきAIによって、価値観、顔の印象・好みでマッチングした人がピックアップされます。感覚的・直感的なアプローチで、選択の幅が広がります。

また、男性会員の年収は500万円以上が約79%という質の高さも魅力です。お相手の年収や職業、学歴などを、スペック面も重視したい人におすすめ。成婚の定義は「婚約」で、指輪の手配や式場選び、新居への引っ越しまで、成婚後も提携サービスへの紹介もあり、1から式場を選ぶのはしんどい、仕事が多忙で結婚準備にあまり時間がとれない、という人にピッタリです。

オーネット(プレミアムプラン)

「オーネット(プレミアムプラン)」で、1年間の活動により成婚した場合の総費用は「347,000円 (税込)」です。

オーネットは、パーティーやイベント、セミナーの開催数・種類が多く、カジュアルパーティー、ホテルパーティー、スポーツ・カルチャー体験イベント、各分野の専門講師によるセミナーなど、支店のある各地で3,300回以上/年、会員限定で催されています(有料オプション)。参加料は必要ですが、初対面の人と問題なく会話できる、1回に多くの人と出会いたいという人にピッタリ。

また「シングルマザー向け 婚活・再婚プラン」では、初期費用が通常の53%オフ、月会費が27%オフで活動できます。シンママで「経済的ハードルが高いけれど、入会するならサービスがある程度そろったところが良い」という人向けです。

予算「60万円以上」

結婚相談所

(メインのプラン・コース)
トータル費用

(1年で成婚した場合)
特 徴
サンマリエ

(スタンダードコース)
604,200円 婚活カレッジ「マリカレ」の多彩なセミナーの受講で、効率良く自分磨きできるのが魅力的。入会から1年以内に婚約に至った会員は約76%、最多は5ヶ月なので、できるだけ早く結婚したい人におすすめ。
IBJメンバーズ

(アシストコース)
677,050円 ゴールは「交際」ではなく「婚約」で、会員の質(年収など)の高さ、きめ細かなサポートが魅力。多少の費用がかかっても、理想のお相手を探し、婚約までしっかりサポートしてほしい人におすすめ。

税込表記

サンマリエ(スタンダードコース)

「サンマリエ(スタンダードコース)」で、1年間の活動により成婚した場合の総費用は「604,200円(税込)」。婚活を成功させたい人におすすめです。

独自の婚活カレッジ「マリカレ」では、男性ファッション講座、男性向けデート指南、コミュニケーション講座、メイクアップ講座などを受講できます。多角的アプローチで自分磨きができるため、よりスピーディに成婚を目指したい人にピッタリです。

サンマリエの成婚の定義は「婚約まで」で、プロポーズや両親への挨拶についての相談のほか、結婚式やハネムーンの手配もことまで、結婚後もサポートが受けられるのも大きな魅力。一連の段取りを自力で進めることが不安な人には、心強いサポートと言えます。

また、シンママ・シンパパへの婚活支援に力を入れており、「ひとり親限定の特別プラン」では初期費用約70%オフ、月会費約38%オフで入会・活動できるほか、お見合い時の子どもの預かり(優待価格)までお願いできます。

IBJメンバーズ(アシストコース)

「IBJメンバーズ(アシストコース)」で、1年間の活動により成婚した場合の総費用は「677,050円(税込)」です。

「IBJメンバーズ」の成婚の定義は「交際」ではなく「婚約」で、交際中から結婚までしっかりサポートが受けられるのが魅力。カウンセラー1人あたりの担当会員をあえて少なくすることで、より丁寧にサポートできるよう配慮されています。

また料金が高い分、入会する人も限られるため、男性会員の約84%が年収500万円以上と、会員の質が高さが大きな特徴。さらにIBJメンバーズは、国家公務員共済組合連合会と提携しており、国家公務員限定割プランもあることから、国家公務員の会員数が多いです。特に、お相手の条件にこだわりたい人におすすめです。

結婚相談所の料金を確認するときのポイント3つ

費用を確認する際の4つのポイント

費用を確認・比較するとき、何を判断材料にすれば失敗が減るのでしょうか。見過ごしてはいけないのは、以下の3つのポイントです。

  • クーリングオフ・返金制度があるか
  • 休会制度があるか
  • 料金に含まれるのはどんなサービスか

それぞれ、簡単に解説します。

クーリングオフ・返金制度があるか

結婚相談所は「お試し入会」「一定期間の無料体験」はないため、いくら事前カウンセリングを受けても、入会してすぐに「やっぱり自分には合わなそう」と感じることは少なくありません。退会時、返金されるかの確認が必要です。

クーリングオフは、消費者保護のために定められた「法律」で、この制度によってサービスの入会・物品の購入から、8日以内であれば無条件で解約、満額での返金申請ができます(この要項を公式HPや契約書に明記していない場合、クーリングオフ申請に対応しない場合は、違法行為にあたる)。クーリングオフ期間を過ぎたら、初期費用が返金されない、あるいは一部しか返金されないため、やはり入会前に慎重に判断することが求められます。

休会制度があるか

お見合いをして互いに気に入り、両者が希望したら「交際(結婚相手として相手を見極める期間)」に入ります。交際は、基本的に1人(結婚相談所により複数人も可能)とするもので、それ以上の新しいお相手探しはしないため、大半は、交際期間中の休会制度が設けられています。

休会制度では、自己都合(仕事や病気など)でも良く、月会費の約10~20%で会員として籍を置きつつ、一部のサービスの利用をストップさせることができ、大幅な節約につながります。ただ休会できる期間に上限があるため、乱用はおすすめしません。

料金に含まれるのはどんなサービスか

各社それぞれ、サービス内容、金額(初期費用、月会費、お見合い料、成婚料)、有料オプション、返金保証制度の利用条件、休会制度など、それぞれ大きく異なり、価格帯やサービス内容が近くても全く同じではありません。入会の検討するときは、どのサービスが料金に含まれるのかを確認しましょう。

各社を比較する場合は、単に金額の高低だけを注目するのではなく、お見合い申し込み人数、自分の利用したいサービス、自分が不要だと思うサービス、予算額から最も過不足なく条件を満たしたプランが、よりベストな選択と言えます。

結婚相談所を選ぶ際の3つのポイント

結婚相談所を選ぶ際の3つのポイント

結婚相談所を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。

前提:予算内の料金で利用可能か・使える時間を確認する

まず考えたいのが予算。そして使える時間の確認です。

自分がどれくらいの金額でやろうとしているのか、そしてどの程度のサポートを必要としているのかを入会前に決めておきましょう。

あまり予算がない方や、婚活に使える時間が少ないという方は、データマッチング型であるオンライン結婚相談所が向いています。

1.結婚相談所のタイプ

結婚相談所には大きく、「仲人紹介型」「データマッチング型」があります。

仲人紹介型はカウンセラーがしっかりと条件に合った異性を探し出し、お見合いをセッティングしてくれるやり方です。サポート内容が充実している分、費用は高めになります。

反対に、データマッチング型とは、結婚相談所が運営する情報サイトに登録してある方の中から気になる方をピックアップする方法。時間や場所を選ばずに活動できるので、忙しい方にも利用しやいです。

このデータマッチング型は、本人が自発的に動くものなので、費用は安めです。成婚料が無料ということも。

自分はコミュニケーション能力が高く、自発的に動けるという方は、データマッチング型がおすすめです。

逆に、アプリを以前やってみたものの、上手に異性と話せなかった方、自分にどんな人が結婚相手に向いているのか分からない方は、仲人仲介型がおすすめです。

2.会員の数・特徴

会員数がどのくらいなのかを調べてみましょう。

また、会員数が少なくとも、ほかの結婚相談所のデータを共有している会社もあります。会員の特徴が自分の条件と合っているのか(職業、年収、年齢層など)も確認してみましょう。

3.サポート内容・質

サポート内容の質もチェックしましょう。以下のサポートがある結婚相談所がとくにおすすめです。

カウンセリングがある(第三者の意見がもらえる)

プロのカウンセラーはあなたが気づかなかった魅力を引き出してくれます。例えば、「僕はゲームオタクで誰とつきあってもうまくいかなかった……」という人が、「そのゲームの知識が武器になる」とアドバイスしてもらえることも。

実際、ゲームが趣味の2人がカウンセラーによって引き合わされ、一気に意気投合して成婚退会したケースもあります。

あなたの結婚相手に求めるものや、性格、価値観を理解したうえで、カウンセラーはあなたに合うと思った異性を紹介してくれます。

相手探しやスケジュール調整を代行してくれる

相手探しやスケジュール調整には時間がかかるもの。結婚相談所は、お互いの日程を調整したり、場所を決めたり予約するなど、お見合いにかかる手配をすべて代行してくれます。

進捗状況を確認してくれる

カウンセラーは、メッセージやデートなどの状況を確認し、アドバイスしてくれます。喧嘩したときにも、仲直り方法をアドバイスしてくれたり、プロポーズの方法を一緒に考えてくれることも。

定期面談では、元々の結婚計画が順調に進んでいるか、順調でない場合は、なにを改善すればいいのかを一緒に振り返ってくれます。こうした定期面談により、婚活のやる気が持続します。

結婚相談所を選ぶ際の5つの注意点

結婚相談所を選ぶ際の5つの注意点

結婚相談所を選ぶ際の5つの注意点をご説明します。

1.通いやすい結婚相談所を選ぶ

直接相談したいという方もいると思います。

遠方にしたい理由が「その土地の人に出会いたい」というものでない場合は、交通費や時間など奪われるものが多いので、通いやすい相談所を選んだほうがよいでしょう。

また、実際に結婚相談所を見ることで「ここは信頼できる」という場所が見つかることもあります。百聞は一見に如かず。一生に関わることですから、慎重に選びましょう。

2.企業情報やサービス、料金を公開している

各結婚相談所は、会員数をはじめ、男女比や平均年齢、平均年収などを公開しています。

成婚率を出している会社もあり、あくまでも目安にはなりますが、「このくらいで退会できそう」というイメージを掴むことができます。頼んでも情報を教えてくれない結婚相談所は避けましょう。

企業情報やサービス内容などを確認するために、決める前には資料請求をしましょう。少しでも不明点があれば、実際に問い合わせてみるのが良いでしょう。

3.口コミは参考程度にする

結婚相談所を決めるうえで、口コミを調べてしまいがちですが、口コミは他人が感じたことや他人の結果。あなた自身がそう感じる・その結果になる訳ではありません。

サービスの質や担当者の雰囲気などを知るための参考程度にするようにしましょう。

4.成婚率だけで判断しない

成婚率が90%以上と公表しているところもあります。そのような情報を見ると、「ここなら結婚できそう」と飛びつきそうになりますが、成婚率=結婚できる確率ではないことを知っておきましょう。

また、成婚率といっても、「同棲したとき」「親に挨拶したとき」など、必ずしも結婚したことを指すわけではありません。その数字だけで良し悪しを判断せず、成婚率を見るときは定義や算出方法を確認しましょう。

5."無料"は何が無料・有料なのかを確認

「無料」を謳っている会社もあります。

「無料でできるの!?」とつい飛びつきそうになりますが、なにが無料なのかをしっかり聞いておかないと、結果として有料のものよりも高い料金を請求されることもあります。

例えば、入会金や月額料金が無料でも、都度発生するお見合い料が高いところや、成婚料を20万円以上とられるところもあります。

金額だけでなく、総合的に見て納得できる結婚相談所を選ぼう

入会を検討する際は、金額の数字だけでなく、受けられるサービス・サポートの内容と範囲、婚活スタイルも併せて考慮に入れることが重要です。

安さに囚われ過ぎず、総合的な面で十分に納得したうえで結婚相談所を選びましょう。