結婚相談所のお見合いを成立させるポイント|会話を盛り上げるコツ、お見合いの流れを解説|マリピタ
本記事では、結婚相談所でなかなかお見合いが成立しない方に向けて、「お見合いまで進むコツ」を解説します。
お見合いを成立させるためには、相手に興味を持ってもらう事が大切です。まずは、プロフィールの写真・文章を見直して魅力的なプロフィールを作ることを意識してみてください。
また、今の結婚相談所での活動を見直し、これからの活動の流れ・注意点を頭に入れておくことも、これからお見合いを進める上で重要なポイントになります。
お見合いから仮交際に発展したい方は、解説する内容を参考に前向きに婚活をすすめていきましょう。
お見合いまで成立させるには?ポイント解説
結婚相談所では、「紹介された人や気になった人にお見合いの申し込みを送り、okがもらえればお見合いが成立して初顔合わせ」という流れで活動が進んでいきます。
しかし、「なかなかお見合い成立までたどり着けない」と悩んでいる方も多いかと思います。
そんな方は、以下のポイントを押さえつつ「プロフィール・活動」の見直しを行ってみてください。
- プロフィール文章をポジティブな内容にする
- 写真をプロに撮ってもらう
- 相手への条件を絞ってみる
- お見合いの申込数を増やす
- コンシェルジュに相談する
要点をくわしく解説していきます。
プロフィール文章をポジティブな内容にする
結婚相談所のプロフィールは、相手にポジティブな印象を与える文章を書く事を意識するのがコツです。
以下に良いプロフィールの書き方の例を紹介しておくので、まずはこちらをチェックしてみてください。
(参照:日本結婚相談所連盟から引用)
ネガティブな表現や暗い文章は、相手にマイナスなイメージを与えてしまうので避けましょう。
例えば、「内気で人見知りな人間です。」と書かれているプロフィールに魅力を感じませんよね。
自分の事を知ってもらうために正直に書くことも大切ですが、書くならば以下のようにポジティブな言葉に変換するのがおすすめです。
「じっくりと時間をかけて関係を深めるのが好きなタイプです。」
転職や就職の面接の自己PRを思い出すと考えやすいかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
写真をプロに撮ってもらう
結婚相談所のプロフィール写真は、相手に興味を持ってもらうための重要なポイントになります。
印象の良い写真を撮るためにも、撮影の際は写真スタジオでプロにお願いするのがおすすめです。
撮影の際に「結婚相談所で使う」というと、的確なポージングや表情のアドバイスを受けながら魅力的な一枚に仕上げてもらます。
相談所によっては写真スタジオを紹介してくれるところもあるので、相談してみるのもありです。
プロに撮影してもらった写真は自分で撮影したものよりも格段に印象がよくなるので、写真スタジオを利用していなかった方は依頼を検討してみてください。
相手への条件を絞ってみる
「紹介人数が少ない、良い人が紹介されない」という方は、希望条件の幅を広げてみましょう。
条件を厳しく設定しすぎていると紹介相手が限られてくるため、出会いの数が減ってしまいます。
希望の年齢を2〜3歳広げるだけでも条件に掛かる人数が格段に増えるので、相性の良い相手が見つかりお見合も成立しやすくなります。
希望条件が多い方は、一度希望条件を書き出すなど整理してみて、どうしても譲れない項目を絞り込んでみてください。
1〜3つに譲れない条件を絞り込めれば、結婚相談所のコンシェルジュも相手を紹介しやすくなり、紹介人数も増えるでしょう。
お見合いの申し込み数を増やす
「なかなかお見合いの申し込みが来ない」という方は、自分から相手を探し、複数人にお見合いを申し込んで出会いの機会を増やしましょう。
「複数の相手から返事が来てしまうかも」と不安を抱く心配はあまりありません。
結婚相談所は真剣交際している相手がいない限り複数人とのやり取りが認められているため、同時進行で活動している方も多いです。
そのため、申し込んだ相手とタイミングが合わないことも多く、お見合いの成立率は低めになります。目安としては、「10〜20人に申し込んで1人からokをもらえる程度」と考えておくとよいでしょう。
お見合いの申し込みは1人にとらわれず、気になる相手がいれば積極的に送るのがおすすめです。
お見合いを申し込む際のマナー
お見合いの申し込み数を増やすことは大切ですが、手当り次第適当に申し込むのは絶対に避けてください。
結婚相談所では「婚活に真剣に取り組む場」という意識を会員に持たせるため、1度成立したお見合いをキャンセルすることを規約で禁止しています。
そのため、お見合い申し込み後にokの返事をもらえたら必ずお見合いすることになります。
お見合いの申し込みは、「未来の結婚相手になるかもしれない」という意識をしっかり持って送るのがマナーです。
コンシェルジュに相談する
結婚相談所のコンシェルジュは、会員を成婚に導く婚活のプロです。的確な活動のアドバイスをもらえるので、利用しない手はありません。
漠然とした悩みにもしっかり寄り添ってくれるので、不安な事があれば迷わず質問してみるとよいでしょう。
なかなかお見合いが成立せず悩んでいる方は、「どうすればお見合いまで進めますか?」とストレートに質問してみるのもありです。
時にはズバっと活動の問題点を指摘されることもあるかと思いますが、それはあなたの成婚を第一に考えてくれている証拠です。
アドバイザーから指摘を受けた時は後ろ向きにならず、アドバイスを活動に取り入れて改善していく努力をしていくことも大切です。
お見合いから交際につなげるための準備|必要なこと
結婚相談所でお見合が成立したら、次はお見合い当日に向けて準備を進めていきましょう。
ここからは、お見合いから交際まで発展するために押さえておくべきポイントを解説していきます。
- 1.お見合いを迎えるまで
- 2.お見合い当日
- 3.お見合い後日
上記の3ステップで実際の流れに沿って要点をまとめていくので、ぜひ参考にしてみてください。
お見合いを申し込まれた時の返事は早めにしよう
相手からお見合いを申し込まれた時は、申込みをくれた相手の熱量を下げないためにも、早めにレスポンスを返す事が大切です。
忙しくても先延ばしにせず、お見合いの返答・日程調整は1週間以内に済ませましょう。
日程調整の際は、担当者に都合の良い日を2〜3つまとめて伝えておくとスムーズに進みやすいので、意識してみてください。
事前に服装を考えよう|スーツなど、清潔感のある格好が良い
直前にバタバタしないためにも、お見合いが決まったら事前に服装を考えておきましょう。不安な方は、担当者に相談してから決めるとよいでしょう。
男女ともに大切なポイントは「清潔感」です。
男性はスーツまたはジャケット、女性はセットアップか落ち着いたワンピースを選ぶのがおすすめです。
「Tシャツやジーンズ、サンダル、スニーカー」など、カジュアルなアイテムはマナー違反になるので注意してください。
また、服装だけでなく「髪型・爪・髭・鼻毛」など、身だしなみも相手から見られるポイントです。事前にしっかりチェックしておき、清潔感を意識しましょう。
女性の場合は、化粧を濃くしすぎると清潔な印象を持たれづらくなるので、ナチュラルメイクに抑えておくのが無難です。
「派手すぎるネイル、匂いが強い香水、過度なブランド品」なども印象が良くないので、お見合い当日は避けるようにしてください。
相手のプロフィールをよく読んでおく
お見合い成功の秘訣は、事前に相手のプロフィールを読んで話題を準備しておくことです。
プロフィールに書かれている「趣味や好きなこと・休日の過ごし方」などの情報から、相手の食いつきそうな話題は推測できます。
自分との共通点が見つかった人は、積極的にその話題を振ってみるのがおすすめです。共通点がないという方は、プロフィールの内容を深堀りしましょう。
例えば映画好きな方なら、「映画が趣味とのことですが、最近どんな映画観ましたか?」と質問してみてください。「趣味はなんですか?」と聞くより話が弾みやすくなりますし、相手に興味を持っている姿勢を示せるので好印象です。
また、相手側も事前にこちらのプロフィールをチェックしているため、自分のプロフィールを充実させることも重要です。特にお見合いに進む前の方は、しっかりと書き込んでおきましょう。
「お見合い当日」に意識しておくポイント
ここからは、お見合い当日に意識しておきたいポイント、注意点を解説していきます。
要点は以下のとおりです。
- お見合い当日は時間を厳守する
- 笑顔を意識する
- まずは無難な話題で場を和ませる
- 場が落ち着いてきたら踏み込んだ質問を意識
- 解説は1時間〜1時間半くらいを目安に
それぞれくわしく見てきましょう。
お見合い時間は厳守する
お見合当日、時間に遅れてしまうのは絶対にNGです。
相手に迷惑がかかりますし、「常識がない人なのだな」とガッカリされてしまいます。お見合い場所には、余裕を持って10分前には到着する事を意識してください。
やむを得ず遅れてしまう場合は、間に合わないと分かった時点で早めに担当カウンセラーへ電話で連絡を入れましょう。
笑顔を意識する
お見合いが始まったら、会話中は常に「笑顔」を意識する事が大切です。笑顔は「人当たりの良さ・明るい人柄」など、好印象を相手に与えられる武器になります。
常に笑顔を作る事が苦手な方は、笑顔で相槌を打つ事を意識してみてください。「なるほど」「素敵ですね」などの相槌を笑顔で打つと、相手に好感を持たれやすくなります。
逆にずっと無表情だと、「話がつまらないのかな」と相手に不安を感じさせてしまうので、緊張していても笑顔でいることを心がけましょう。
まずは無難な話題で場を和ませよう
お見合いでの最初の話題は、無難なものがおすすめです。
「今日は電車で来ましたか?」「晴れてよかったですね。」など、当たり障りのない話題を意識して振ると緊張感が解けやすくなります。
雰囲気を和ませたい時は、「ちょっと緊張しています」と正直に話してしまうのもありですね。
少し打ち解けられてきたと感じたら、以下の内容を参考に会話を進めていきましょう。
- 仕事の内容
- 趣味や好きなこと
- 家族、友達の話
- 休日の過ごし方
- 理想の結婚観
- 今まで行った旅行先について
- 学生時代にしていたこと、思い出など
会話を進める際は、自分の話ばかりにならないことを意識する事も大切です。自分のプライベートな話を挟みつつ、「〇〇さんはどうですか?」と適度に話のバトンを渡してバランスを取るとよいでしょう。
場が落ち着いたら少し踏み込んだ質問も大事
会話が進みお互いの自然な笑顔が増えてきたら、仲を深めるために踏み込んだ質問をいれてみましょう。
共通点があるならば、その話題を広げていくイメージで質問を考えてみてください。例えば、旅行が共通の趣味であれば「海外旅行は行かれますか?」などが良いでしょう。
共通の話題でさらに繋がりが見つかれば、話が弾んでより仲が深まります。
共通点が少ない場合は、相手の興味のあることを掘り下げるのおすすめです。例えば、映画好きな相手ならば「絶対に見たほうが良い名作などありますか?」と質問をしてみてください。
ポイントは、「相手の好きを掘り下げる」事です。好きな分野であれば相手も話を広げやすく、「この人はなしやすいな」と好感を持ってもらえます。
ただし、結婚相談では多くの人とお見合いをするため、個人情報を漏らしたくないと警戒する人も多いです。踏み込みすぎには注意しましょう。
以下で解説している「避けたほうがいい話題」を参考にしてみてください。
避けた方がいい話題
お見合いでは、相手のプライバシーに踏み込みすぎる話題は避けましょう。
例えば以下のような内容です。
- いままでの交際歴、婚活状況
- 職場や自宅の住所などの個人情報
- 露骨に経済状況を探るような質問
お見合いは、あくまでも相手の雰囲気を見る場です。初対面で信頼関係もまだ築けていない状態なので、適度な距離感で相手に接する事が大切です。
また、「愚痴や他人の悪口」などネガティブな話題も悪印象です、仕事の話や家族、友人の話をする際は愚痴にならないよう注意してください。
1時間〜1時間半くらいを目安に解散する
お見合いは短めに終えるのがコツです。具体的な時間としては、「1時間〜1時間半」を目安に考えておくのがおすすめです。
短めの時間に設定しておくことで、話が盛り上がった時に「もっと話していたかったな」と思われる可能性が高いので、次に繋がる確率も上がります。
逆に長い時間に設定しすぎると初対面の緊張で相手を疲れさせてしまうリスクがあるので、なるべく避けるようにしましょう。
「お見合い後日」お見合いが終わった後のポイント
お見合いが無事終了したら、仮交際まであと一歩です!
次に、お見合いが終わった後のポイントを解説します。最後まで気を抜かないよう、意識して活動を進めてくださいね。
仮交際の返事は翌日の午前中までに
お見合い後は、仮交際に進むかどうかの返事を担当者に連絡することになります。返事は早めにするのがお見合いのマナーです。
どうしようか迷ってしまった方も、お見合いの翌日午前中には担当者へ連絡しましょう。
仮交際中は複数の相手とやり取りすることが認められているため、少しでも「次も話したい」「もう一度会ってみたい」と思ったらOKの返事を出してしまうと良いかと思います。
返事が早いと「即決してくれた!」と相手に好印象を与えられるので、「いいな」と思った時は当日中に連絡しておくとよいでしょう。
お互いにOKだった場合、相手との仮交際がスタートします。
仮交際は結婚相手としてふさわしいかを見極めるための期間です。
仮交際している相手がいてもお見合いなどの活動は認められているため、すぐに一人に絞らず、引き続き色々な人を見てみるのがおすすめです。
お見合いから仮交際に進まない人の原因/解決案【男女別】
ここまで、「お見合いから交際まで発展するために押さえておくべきポイント」を「事前準備・お見合い当日・後日」の流れにそって解説しました。
上記の内容を押さえていてもお見合いから仮交際に進まない方は、下記の解説を参考にしてみてください。
ここからは、「お見合いから仮交際に進まない原因・解決案」を男女別に解説していきます。
男性が断られる理由・解決案
仮交際を断れる男性には、以下のような特徴があります。
- 自分の話ばかりだった
- 話題を振ってくれなかった
- お茶代が割り勘だった
- 初回からタメ口だった
解決案を以下にまとめたので、参考にしてみてください。
特徴 | 解決案 |
---|---|
自分の話ばかりだった | 自分の話ばかりにならないよう、適度に女性に話題を振って会話のバランスをとりましょう。 |
話題を振ってくれなかった | プロフィールを事前にチェックしておき、「〇〇が好きなんですね。」など相手の興味のありそうな事柄を質問する流れにするとよいでしょう。 |
お茶代が割り勘だった | 結婚相談所のマナーには「お茶代は男性が負担する」というものが存在します。強制ではありませんが、マナーとして存在している以上は守っておくのが無難です。 |
初回からタメ口だった | 相手が年下だったとしても「馴れ馴れしいな」とマイナスな印象を与えてしまいます。お見合いの際は必ず敬語で接するようにしましょう。 |
女性が断られる理由・解決案
仮交際を断れる女性には、以下のような特徴があります。
- 興味のない話には反応が薄かった
- 話題を振ってくれなかった
- 笑顔がなかった
- スマホを見ていた
解説案を以下にまとめたので、参考にしてみてください。
特徴 | 解決案 |
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興味のない話には反応が薄かった | お見合いでは男性が率先して会話をリードしてくれる事が多いですが、女性側も積極的に会話に参加する必要があります。適度に相槌を打って相手の話を聞いている姿勢を示しましょう。 |
話題を振ってくれなかった | 事前に男性のプロフィールをチェックしておき、相手の事を掘り下げる質問をいくつか考えておくとよいでしょう。 |
笑顔がなかった・スマホを見ていた | お見合い中に無表情だったり頻繁にスマホをいじっていると、「つまらないのかな」と男性は不安に感じてしまいます。相手に興味がある事を示すためにも、お見合い中は笑顔でいることを意識して会話に集中する事が大切です。 |