【長野県木島平村への移住】住み心地はどう?暮らしの特徴・仕事・支援情報

この記事では、地方への移住を検討している方のために、長野県木島平村(きじまだいらむら)の魅力を紹介していきます。

木島平村は、長野県の北東に位置する人口約4,400人の村です。北陸新幹線の停車駅である飯山駅からはバス等で15分、上信越自動車道の豊田飯山ICからは車で15分と、各地からのアクセスも良好です。

高社山(こうしゃさん)など豊かな自然に恵まれ、豪雪が育む米をはじめとした美味しい農作物を味わうことができるほか、雪国ならではの助け合い精神に溢れた地域として、子育てにも一丸となって取り組んでいます。

そんな木島平村での暮らしの特徴やその魅力について、集落支援員の方に伺ったお話とあわせて、詳しく解説していきます。

お話を伺った方
木島平村・産業企画室・移住定住推進係・集落支援員・西澤仁美さん

木島平村 産業企画室 移住定住推進係
集落支援員

西澤 仁美さん

長野県木島平村の暮らし、4つの特徴

長野県木島平村・暮らしの特徴

木島平村は長野県でも有数の豪雪地帯で、自然と雪に親しみ四季がはっきりと感じられる地域です。家でとれた野菜を分けてくれたり、道端で出会えば挨拶し合ったりと、都会にはない「ご近所同士の助け合い精神」が当たり前のように息づいています。

村民は木島平村のことが大好きだそうで、村のアピールポイントや好きなところを聞くと、皆さんしっかり答えることができるんだとか。子どもたちへの地域学習も積極的に行なっているため、住んでいる地域について幼い頃から知ることができます。

そんな木島平村は以下のような人におすすめです。

  • 地産地消で美味しい農作物を味わいたい方
  • 自然と共に地に足のついた、落ち着いた生活がしたい方
  • 田舎暮らしを満喫しながらも、都会へのアクセスは良好なところに住みたい方
  • のびのびとした子育て環境と、地元愛を育てる教育を求めている方

それではここから、木島平村の魅力や特色について掘り下げていきたいと思います。

特徴1:豊かな豪雪が美味しい米を育む

たわわに実った稲穂の後ろに高社山が見える
▲黄金色に実った稲穂の後ろに高社山を臨む。青、緑、黄色のコントラストが美しい景色

木島平村のシンボル的存在で、標高1351.5mの雄大な高社山では、夏はハイキングや登山、冬はスキーが楽しめます。積雪期間の平均降水量は長野市の1.4倍で、この豊かな水が美味しい米や野菜などの農作物を育んでいます。

コシヒカリが有名な木島平村

美味しい農作物の中でも一番有名なのは、木島平米です。

木島平村は「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」で毎年入賞や連続金賞を受賞するなど、日本有数の美味しいお米の産地です。このコンクールの小学校部門では、村の小学校で子どもたちが育てたお米も入賞しています。

参考:米・食味鑑定士協会(第24回米・食味分析鑑定コンクール国際大会結果発表)

木島平村では、全国でも基準が厳しい長野県の栽培基準より50%以上も農薬を削減し、化学肥料も使わず栽培するこだわりの「特別栽培米」や、有機JAS、無農薬、などそれぞれの農家が努力を重ねています。

特別栽培米のなかでも、独自の品質基準を設けて高品質な米を厳選した選ばれし米は「村長の太鼓判」と名付けられ、ふるさと納税や直売所で人気を集めています。

公式:木島平村(米)

木島平村で作られる内山乃雫

酒米の「金紋錦(きんもんにしき)」も木島平村で50年以上栽培されています。幻の酒米と呼ばれる金紋錦を使った日本酒が「全国新酒鑑評会」で金賞を受賞したこともあるんです。

また、「内山乃雫」という酒は、酒米(ひとごこち)も仕込み水(龍興寺清水)も全て村内産を使っていて、雪の貯蔵庫「雪室(ゆきむろ)」で熟成させた雪中貯蔵酒は、角が取れてまろやかな口当たりになり、女性にも人気なんだそうです。

公式:木島平村(日本酒)

特徴2:自然が身近で暮らしと直結している

除雪機が通ったあとの小道の様子
▲除雪車が道路の雪を除去してくれるので、通行には困らない

冬になると景色が真っ白に変わる木島平村はまごうことなき雪国です。多い時には1日で50cm程度の雪が降り、膝丈くらいまで積もることもあります。1mから2m程度の雪の壁ができるエリアもありますが、除雪車が稼働しているので通行できないことはありません。

ただし、家の周辺の雪かきは必須で、定期的に行う必要があります。それは村民全員が共通して取り組む必要のある「生活の一部」であり、皆で助け合って行います。

夕暮れ時の部谷沢集落の棚田
▲息を呑むほど美しい、夕焼けを映す部谷沢(へやざわ)集落の棚田の景色

自然は積雪のような不便さをもたらすこともありますが、四季折々の美しい景色を見せてくれたり、豊かな農作物を育んでくれます。

暮らしと自然が直結しているのも、木島平村の魅力のひとつと言えるでしょう。

特徴3:新幹線の駅まで車で15分の好立地

木島平村へのアクセス
▲木島平村へのアクセスマップ(引用元:木島平村

木島平村には電車も高速道路も通っていません。ですが、村内から車で15分ほどの飯山市には北陸新幹線が通る飯山駅と、上信越自動車道が通る豊田飯山ICがあります。

飯山駅から北陸新幹線で長野駅まではわずか12分。金沢駅までは約1時間15分、東京駅までは約1時間40分と、都市部へのアクセスも良好です。

木島平村から長野市までは車で約1時間と、ショッピングや遊びに行くにもさほど遠くはない距離です。なお、雪の季節の運転が心配な場合には、村と飯山駅を結ぶ「木島平村シャトル便」やバスが利用できますよ。

公式:木島平村(木島平村シャトル便)

特徴4:のびのびと子育てができる環境と制度がある

小学校で行われる田植え体験の様子
▲小学生も田植えを行い、米を育てている。育てたお米が入賞したことも

木島平村には、保育所、小学校、中学校、高校がそれぞれ1校ずつあります。小学校では地域学習を積極的に実践しており、田植えに稲刈り、和紙作りやそば打ちなど、机に向かって行う学習だけではない学びがふんだんに取り入れられています。

そして、給食で提供されているお米は、木島平村で作られた特別栽培米(※1)のみを使用。さらに、毎月1回木島平村で採れた農産物を主に使用する小中学校の献立「ふう太給食」の日、保育園では誕生日会の日には、有機JAS米(※2)が提供されます。

村内の農産物を積極的に使用したり、有機JAS米を提供したりといった背景には、農業や村の特色、環境保全を考えるきっかけになってほしいという想いがあるそうです。

※1 地域の慣行的な生産方法と比較して、対象農薬や化学肥料の使用回数、化学肥料の窒素成分量などを50%以下に抑えて栽培された米。(木島平村の特別栽培米は化学肥料を一切未使用。
※2 国が定める基準で米を生産したと第三者機関が認証した、化学農薬・化学肥料不使用の米。

参考:木島平村立木島平小学校

木島平小学校の校舎内の様子
▲木島平小学校の校舎内の様子。壁がなく学年を超えたオープンな環境にある

小中学校と同じ顔ぶれになることから、中学校の先生も小学校の生徒の名前を把握しているほど、地域ぐるみで子どもたちの教育に取り組んでいます。

地域との繋がりを持つ活動も盛んに行われているため、子どもたちは地域の人に会うとしっかり挨拶もできるんですよ。

子育て世帯の状況に合わせた支援制度

子育てをサポートする制度の一環として、子育て世帯の状況に合わせたお祝い金の支給制度もあります。

制度名 概要
出産祝金支給事業 子どもが生まれた世帯に記念品を贈呈している。商品券1万円分や記念写真撮影1回分など、5つの記念品の中から選ぶことができる
多子出産祝金支給事業 第3子以降の子どもが生まれた世帯に、20万円を支給(要件あり)
小・中学校等入学祝金支給事業 小・中学校へ入学した子どもがいる世帯に、10万円を支給

公式:木島平村(令和4年度スタート!祝金支給事業のご紹介)

その他、第3子以降の子どもが保育園を利用する際の保育料を全額免除にしたり、15歳以下の子どもを対象にインフルエンザ予防接種費用を1人2回まで助成したりなど、村で生まれ育つ子どもたちを大切にしていることがよくわかる支援制度が多く実施されています。

公式:木島平村(子育て支援事業のご紹介)

村内には、大人も子どもも楽しめる自然の中に溶け込んだ遊び場がある

木島平村内にはいくつか子どもの遊び場があります。

ケヤキの森公園は木島平小学校、おひさま保育園のすぐ近くにあり、芝生広場やテニスコート、マレットゴルフ場などが整備されています。

けやきの森公園
▲大人も子どもも楽しめるケヤキの森公園

「やまびこの丘公園」は、園内に植えられた様々な樹木や草花で季節ごとに楽しめる庭園が魅力です(冬季閉鎖)。園内を流れる小川では夏に水遊びができるほか、「風の城」と呼ばれる大型アスレチック遊具は小さな子どもでも楽しめます。

園内にはドッグランがあり、さらに2023年4月にオープンした「山に恋するキャンプ場」では愛犬と一緒に泊まることができます。

参考:山に恋するキャンプ場

木島平村の「山に恋するキャンプ場」
▲愛犬と一緒に利用できる「山に恋するキャンプ場」

「道の駅ファームス木島平」では木製の遊具や、屋内にあるキッズスペース、スラックラインパークなどが人気です。※屋外遊具はグリーンシーズンのみ利用可

道の駅FARMUS木島平
▲道の駅FARMUS木島平の下高井農林高校生らによる花壇

自然の中に溶け込んだ遊び場がたくさんあるのは嬉しいですね。

長野県木島平村の暮らしに関する情報

円筒分水の様子
▲村の歴史を感じられるスポットの一つ、円筒分水

ここからは木島平村での生活に関する基本情報を、データとともに紹介します。

気候 ・夏(8月):平均気温24.7℃
・冬(1月):平均気温-1.6℃
※参考:気象庁ホームページ(飯山地点)
内陸性気候のため、寒暖差は激しい。長野県内でも有数の豪雪地帯で、積雪深は2mに達することもある。
人口 約4,400人
※2023年1月時点:木島平村住民基本台帳の集計結果に基づく数値
病院 診療所、クリニック、歯科医院の3つの医療機関がある
学校 ・保育所:1所
・小学校:1校
・中学校:1校
・高等学校:1校
文化・芸術 ・円筒分水(えんとうぶんすい):村では昔から水利権争いがあったため、昭和36年に建築された均等に分水するための利水施設。ケヤキの森公園の駐車場脇で見ることができる

・ふるさと資料館:日本唯一の貴重な鉄剣や土器などの考古史料や、かつて使われていた民具が展示されている。旧校舎をリノベーションした公民館施設の1階にあり、事前の連絡でガイドの依頼も可能
(月曜休館、土日祝日は要事前予約。)

・内山手すき和紙:清らかな水が流れる木島平村。障子紙でも知られる「内山紙」発祥の地といわれる内山地区では楮(こうぞ)から作る和紙産業が盛んだった。和紙づくり体験ができる工房あり
観光スポット ・樽滝(たるたき):「まぼろしの滝」と呼ばれる樽川渓谷に流れる滝。もともとは水力発電所の排水の際に滝となっていたが、現在は5月8日の年1回のみ落水するようになった。落水時には全国からカメラを持って多くの人が訪れる

・やまびこの丘公園:広さ12haの園内には緑が溢れ、水遊びやBBQなどが楽しめる。山に恋するキャンプ場は、フリーサイトで愛犬と一緒に泊まることができる。園内にはドッグラン施設もあり。家族や友人、愛犬と自然を満喫した体験ができるスポット

・SBCスノーリゾート ロマンスの神様:ファミリーから上級者まで楽しめるゲレンデが整備されたスキー場。雪質の良さや幅広ゲレンデで人気が高い。ゲレンデ内の食堂が美味しいと密かに人気を集めており、食事をするためだけに訪れる人もいる
食べ物 木島平米、アスパラガス、ズッキーニ、みゆきネギ、えのき、ぶなしめじ、はたけしめじ、なめこ、生きくらげ、トマト、リンゴ、野沢菜漬け
交通 【鉄道】
・村内には鉄道がない。鉄道は、隣の飯山市にある北陸新幹線およびJR飯山線の飯山駅を利用する(村内から車で約15分)

【道路】
・一般国道:国道403号
・県道:8号飯山野沢温泉線
・豊田飯島IC:木島平村から車で約15分

【バス】
・路線バス:長電バス

【その他】
・木島平村シャトル便
・レンタル自転車(電動自転車あり)
近隣都市 飯山市、中野市、下高井郡野沢温泉村、下高井郡山ノ内町、下水内郡栄村
大都市へのアクセス 飯山駅から(飯山駅まで車で約15分)
・長野:北陸新幹線で約12分または飯山線で約50分
・金沢:北陸新幹線で約1時間15分
・東京:北陸新幹線で約1時間40分

姉妹都市にある大学に木島平産コシヒカリを提供したことがあったり、首都圏の大学と連携して農業研修やフィールドワーク、教育実習を地域や農家で受け入れたりと、都市部の若い世代との相互交流も活発に行われています

【仕事】在宅ワーク可能な仕事も。農業に関する支援もある

大手求人サイトで「木島平村×正社員」で検索したところ、約60件の求人情報が見つかりました。また、車で30分以内の通勤圏内(村内から15km以内)で検索したところ、求人情報は約3,200件まで増えました。(2023年1月時点)

なかには在宅ワークOKの職種もあったので、雪で通勤が難しくなる季節には家で仕事をすることもできそうです。
※参考:求人情報の一例

農業が盛んな木島平村では、農業に関する支援事業も整備しています。

ハウス栽培のハウスの新設や増設する場合の設置費用、苗の購入費用などに対して補助金を適用できる場合があります。村内農家のもとで1年間働きながら学び、翌年から独立就農を支援する研修制度を利用して、木島平村に移住し、新規就農をする方も増えています。

農業に従事することを考えている方は、制度の活用についても検討してみてくださいね。

ただし、補助制度には要件が複雑な場合や時期によって異なる場合があるので、まずは役場に相談がおすすめです。木島平村では、移住相談とあわせて農業に関する相談も受けています。

公式:村の補助事業制度のご案内(PDF)

【住まい】賃貸物件は見つけづらい。空き家バンク等の活用を

冬の馬曲集落の様子
▲冬の馬曲(まぐせ)集落の様子

大手賃貸サイトで木島平村の物件を探したところ、賃貸が可能なアパート・マンションは見つけることができませんでした。
※縁結び大学調べ(2023年1月時点)

とはいえ、家探しをあきらめることはありません。木島平村では空き家バンク制度があり、いくつかの物件が登録されています。2023年度の空き家バンク利用登録者の物件成約件数は13件だそうです。

また、村の移住担当係では、村営住宅など空き家バンクに掲載されている物件以外の賃貸物件の情報提供も行っています。

公式:木島平村(空き家情報)

空き家バンクを活用する際の補助制度も整備されています。

▼空き家活用等補助事業 ※いずれか1回のみ申請可能

補助対象 概要
家財搬出・清掃 ・空き家からの家財を搬出や清掃にかかる経費を補助
・経費の2分の1以内、最大10万円
取得(購入) ・空き家を購入する際の経費を補助
・購入費の10分の1以内、最大50万円
・18歳以下の子どもがいる場合、5万円/人を加算(上限15万円)
改修 ・空き家の改修にかかる経費を補助
・経費の2分の1以内、最大50万円

公式:木島平村(空き家活用等補助金)

なお、家を選ぶ際には屋根の傾斜など積雪時のことを考えて選びましょう。木島平村では移住担当係で空き家バンクの運営も行っているため、移住相談とあわせて相談することができます。

最も雪の多い地域は温泉で有名な馬曲(まぐせ)地区、カヤの平高原へのゲートがある糠千(ぬかせん)地区です。

長野県木島平村に暮らす先輩移住者の声

長野県木島平村・移住者の声

木島平村に移住を決めた先輩移住者はその生活をどのように感じているのでしょうか。ここではそんな先輩移住者のリアルな声を紹介します。

木島平村の魅力

  • 水は美味しいし、空気も景色もいい
  • 車さえあれば「便利な田舎」かつ「適度な田舎」で暮らしやすい
  • 一年の間に風景が変わるので、大きな劇場の廻り舞台を見ているよう
  • 自然の中で暮らしていることを実感できる。自宅の庭で子キツネが歩いているのを見た時は、神秘的で感動した
  • ホタル、満天の星、ダイヤモンドダスト、冷たい川や清水、美しい森など、身近で素敵なものに触れることができる

移住者の皆さんは、都会では決して体験できない、自然と一体化した暮らしを楽しんでいることがわかりますね。

木島平村で意外だったこと

  • 木島平を拠点に1時間以内で行くことのできる観光地が結構多い
  • 同じ村内でも地区によって雰囲気が違う印象を受けるのが楽しい
  • 夏の昼間は暑いが、熱帯夜になることはほとんどないので過ごしやすい
  • 普通のスーパーで有機や無農薬・無添加のものがほとんど全ての食品で選べること
  • 思った以上に地域の方々が親切にしてくれる。近所の人が「ついでだから」と重機を使って家の前の除雪をしてくれた

都市圏から移住してきた人ほど「農作物の豊かさ」「人々の温かさ」「気候の良さ」に驚くことが多いようです。雪の多さから苦労することもあるようですが、自然を受け入れつつ、快適な暮らしをしていることがうかがえます。

公式:木島平村(移住者からのメッセージ)

長野県木島平村へ移住STEP

歓談するお年寄りの様子
▲お年寄りの交流の場「夢ひろば」

いざ移住を検討し始める時には何から始めたらよいでしょうか。ここからは、木島平村への移住ステップをご紹介します。

  • STEP1:気になる疑問について聞いてみる
  • STEP2:実際に木島平村に行ってみる

STEP1:気になる疑問について聞いてみる

移住相談をしている際の様子

ここまでいろいろと木島平村での魅力や特徴について紹介してきましたが、実際に生活することを考えると、確認しておきたいことはもっとたくさん出てくるでしょう。

そんな時は、村の人に聞いてみるのが一番です。木島平村ではオンラインでの移住相談を行っています。18歳以上であれば誰でも無料で相談をすることができますよ。

対応時間は平日の午前9時から午後5時までで、「Zoom」を使うことができればどこからでもアクセス可能です。相談希望日の2週間前までに、電話またはメールで事前予約をしてくださいね。

公式:木島平村(\【無料相談】移住に関するQ&A『ふう太のオンライン移住相談』/)

STEP2:実際に木島平村に行ってみる

田舎暮らし体験住宅大町棟の外観
▲田舎暮らし体験住宅大町棟の外観。春には桜も楽しめる

実際に木島平村の暮らしを体感したいと思ったら、現地に行ってみましょう。木島平村では、田舎暮らし体験住宅として1LDKの住宅2棟を整備しています。

住宅名 特徴
庚棟(かのえとう) ・田んぼの中の1軒家
・周りに住宅がないため、静かに滞在することができる
・高社山の雄大な景色を眺めることができる
大町棟(おおまちとう) ・住宅の北側に、芝生広場を造成中
・住宅地に近く、目の前には村の公民館がある
・近隣には飲食店もあるため、地域の方との交流もはかりやすい

2泊3日から最長3か月、1年を3か月ごとに分けた各期間に、各棟1回ずつ利用が可能なので、ご希望のスタイルにあわせて四季を通じた暮らしの体験ができますよ。なお、利用料金は泊数により異なります。

泊数 利用料金
5泊まで 5,000円/泊
6泊目以降 2,000円/泊

冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、電子レンジ、掃除機、リネン類などの備品も備え付けられているので、暮らすように滞在することができます。

なお、利用の際には「木島平村空き家バンク」に登録をする必要があります。具体的な条件等は下記のページをチェックしてくださいね。

公式:木島平村(まずは体験!木島平村田舎暮らし体験住宅【庚棟・大町棟】)

木島平村への移住に関するお問い合わせ

木島平村に興味を持った方は、まずは産業企画室 移住定住推進係に問い合わせてみてくださいね。移住について親身に相談に乗ってくれますよ。

担当 産業企画室 移住定住推進係
住所 〒389-2392
長野県下高井郡木島平村大字往郷914番地6
電話 0269-82-3111(内線142)
公式サイト https://www.vill.kijimadaira.lg.jp/
移住・定住サイト https://www.vill.kijimadaira.lg.jp/categories/kubun/kurashi/iju/