福島県金山町(かねやままち)の住み心地はどう?暮らしの特徴・仕事・支援情報

この記事では、地方への移住を検討している方に向けて、福島県金山町の魅力をご紹介します。

福島県の南西部にある金山町は、みどり溢れる山々に囲まれた自然豊かなまちです。炭酸水が湧き出る井戸があり、炭酸温泉が楽しめるまちとしても注目を集めています

高齢化率が約62%と全国的にも高いことから、子育て世帯向けの支援や教育環境が充実しています。出産時のお祝い金をはじめ、小・中・高と、それぞれのステージに役立つ補助金制度があるため、出産を控えている方や子育て中の方におすすめです。

それでは、金山町の特徴や金山町へ移住するために役立つ暮らしの情報をご紹介していきます。

本日お話を伺った方
金山町のキャラクターのかぼまる

金山町役場 企画課 企画係 主査

五ノ井 和博さん

金山町での暮らし:3つの特徴

金山町の暮らしの特徴

金山町は、面積の約90%が森林地帯であり、その中心部を只見川が流れる自然豊かなまちです。少子高齢化が進んでおり、若い世代の移住者を呼び込むために充実した支援がたくさん用意されています。

生活のすぐそばに農業があるため「半農半X」スタイルを取り入れている移住者も多いそう。半農半Xとは、「農業×仕事」や「農業×趣味」など、今注目を集めているライフスタイルのひとつです。

そんな金山町への移住は下記のような方におすすめです。

  • 自然環境に囲まれて心穏やかな暮らしを送りたい
  • 温泉が大好き
  • 充実した支援があるまちで子どもを育てたい

なぜ上記のような方が金山町への移住に適しているのか、金山町の特徴を交えながら解説していきます。

金山町の特産品であるカボチャ
▲金山町の特産品である「奥会津金山カボチャ」甘くて栗のような味 引用:金山町公式HP

特徴1:自然豊かな環境!四季折々に表情を変える景観が魅力

山々に囲まれた金山町の景観
▲引用元:金山町公式HP

周囲を山々に囲まれ、町内の各所で大小さまざまな川が流れている金山町では、日本の原風景を日常的に楽しむことができます。金山町の自然環境が織りなす四季折々の景観に魅了され、移住した方も多いです。

金山町に咲くアサギ大根の花
▲雪が解け春が訪れるのは3月下旬。5月には自生地であるアサギ大根の薄紫色の花が辺り一面に咲く 引用元:金山町公式HP

金山町の秋の田んぼ風景
▲実りの秋には黄金色の田んぼや、山々を染める紅葉が楽しめる 引用元:金山町公式HP

金山町にある只見川の雪景色
▲只見川の雪景色。絶景ローカル鉄道として知られる「只見線」が走る 引用元:金山町公式HP

都会ではなかなか見られない癒しのロケーションが、暮らしのすぐそばにある金山町では、心穏やかな暮らしが叶うでしょう。

特徴2:炭酸温泉のあるまち!浸かるだけでなく飲める温泉

金山町の混浴温泉「八町温泉」
▲混浴風呂がある「八町温泉」

金山町には温泉施設が点在しており、お湯に浸かると泡がつく「炭酸温泉」が有名です。炭酸温泉は冷え症の改善やむくみ解消などの効果が期待できるそう。

金山町の天然炭酸温泉「せせらぎ荘」
▲源泉かけ流し100%の「温泉保養施設せせらぎ荘」泉質の異なる2種類のお湯を堪能できる人気の温泉施設

町内の温泉は、100円~500円ほどの料金で入浴できるため、仕事帰りなどに立ち寄りやすいのも魅力的です。

炭酸温泉の泡が手に付いている様子
▲40℃ほどのお湯で泡がつくのはめずらしい

また、金山町の井戸から湧き出る炭酸水は飲むこともできるんです。町内の工場でボトリングされた炭酸水は、ふるさと納税の返礼品としても人気が高いとか。国際会議や首相官邸でもウェルカムドリンクとして活用されています。

特徴3:子育てサポートが手厚い!地域全体でバックアップ

金山町の保育所で行われた保育園の一コマ

金山町には、近所の人々をはじめ、地域全体で子どもたちを見守る環境があります。

金山町の保育所や小・中学校、高校では、自然環境を活かした取り組みや地域の方と触れ合える授業を多数実施しています。

金山町の小学生が田植え体験をしている写真
▲小学校では田植えを体験!都会では経験できない地方ならではの授業

また金山町は、少子高齢化が全国的にも進んでおり、その状況に危機感を感じている背景から、子育て世帯への支援が手厚いです。

「学びの18年」と名付けた支援制度は、生まれてから18歳になるまで、子育て世帯のニーズに寄り添う大助かりなサポートばかり。簡単に表でご説明します。

保育料無料 保育料が無料
※延長保育や土曜保育も無料
チャイルドシート無料貸出 新生児から3歳までのお子さんにチャイルドシートを無料貸出
3歳から6歳までのお子さんにジュニアシートを無料貸出
※台数に限りあり
給食費・教材費無料 小中学校で使用する教材費のほか給食費も無料
修学旅行費支援 小中学校の修学旅行にかかる交通費・宿泊費が無料
入学準備品支援 小中学校で使用する運動着・制服各1セットが無料
通学費半額補助 川口高校への通学費用を半額補助
資格取得支援 川口高校で漢検や英検など、資格取得をした方に受検料の3割を補助

上記以外にもまだまだ子育て世帯に向けたサポートがあります。詳細は下記URLよりチェックしてください。

公式URL:子どもたちは町の宝です

出産のお祝い金は第1子から30万円!新婚世帯には10万円の祝金

金山町は、「新生児誕生祝金」の額がとても大きいです。

第1子・第2子:30万円
第3子以降:50万円

さらに新婚世帯には、結婚祝金として10万円を支給しています。

金山町は新婚世帯への支援、そして子どもを産み育てるのに万全の体制が整っているため、結婚を機に移住したいと思っている方にぴったりなまちです。

金山町の暮らしに役立つ情報

景勝地である太志地区の様子
▲景勝地である大志地区の美しい風景

ここでは、移住後に役立つ金山町の暮らしのデータをお届けします。

気候 8月:平均気温23.6度
1月:平均気温-1.0度
気象庁データ
人口 人口:1788人
世帯:987世帯
(令和5年2月1日現在)
病院 金山町国民健康保険診療所
学校 保育所:2所
小学校:2校
中学校:1校
高等学校:1校
お祭り 沼沢湖水まつり
奥会津ごっつおまつり
会津かねやま雪まつり
遊ぶところ 東北電力奥会津水力館「みお里」、霧幻峡の渡し、沼沢湖・キャンプ場、妖精美術館、アザキ大根畑、奥会津ビューポイントかねやまふれあい広場、大塩天然炭酸場、滝沢川おう穴群、男滝・女滝、御神楽岳、フェアリーランドかねやまスキー場
食べ物 奥会津金山赤カボチャ、米「大自然米」、エゴマ食品、おふくろ漬、蔵出し麹味噌、栗どら、奥会津金山天然炭酸の水、幻の青ばととうふ
よっこ漬、ふくらし餅、姫ます寿司、赤カボチャ羊かん
交通 【鉄道】
中心となる駅:会津川口駅
JR東日本 只見線
会津水沼駅-会津中川駅-会津川口駅-本名駅-会津越川駅-会津横田駅-会津大塩駅

【道路】
〇国道
国道252号(沿道に道の駅奥会津かねやまが所在)
国道400号
〇県道
福島県道237号小栗山宮下線
福島県道352号布沢横田線

【バス】
〇会津乗合自動車

【タクシー】
〇金山町乗合タクシー
近隣都市 大沼郡三島町
大沼郡昭和村
南会津郡只見町
耶麻郡西会津町
河沼郡柳津町
新潟県東蒲原郡阿賀町
大都市へのアクセス 【JR】
〇東京
東北新幹線(1時間30分)-郡山:磐越西線(1時間10分)-会津若松:只見線(2時間)-会津川口
〇東京
上越新幹線(2時間)-浦佐:上越線(10分)-小出:只見線(2時間)​-会津川口

【車】
〇東京(3時間30分)-郡山Jct(1時間)-会津坂下IC(50分)-金山町
〇新潟中央Jct磐越自動車道(1時間)会津坂下IC国道252号(50分)-金山町

金山町は特別豪雪地帯に指定されているため、雪国に住んだことがない方はスタッドレスタイヤの装着や雪かきについて事前にリサーチしておく必要があります。

特別豪雪地帯自然の積雪
▲初雪が降るのは11月の中旬ごろ。毎年1m〜3mほど積雪する

金山町に積もった雪を除雪している写真
▲道路は除雪が行き届いているため慣れてしまえば困ることは少ない

自宅の敷地内などあまりにも雪かきが大変な場合は、雪を溶かすために水を出す消雪パイプなど除雪設備の補助金もあるそう。困った際は、金山町の自治体窓口に相談してみてください。

【買い物・医療】日々の買い物は町内で完結!町には診療所あり

金山町には大型スーパーやコンビニはありません。しかし食品や日用品、電化製品の個人商店があるため、生活に必要なアイテムは町内で手に入ります。JAや生協の移動販売も行われているそうです。

車で40分ほどの距離にある近隣の南会津町や、1時間~1時間半ほどの会津坂下町、会津若松市まで行けば大型商業施設があります。アパレルや雑貨店、本屋にゲームセンターなどがあるので、週末に家族の予定を合わせてドライブ感覚で出かけるのも楽しそうです。

医療機関は、診療所(医科・歯科)がひとつです。大きな病気の場合は、近隣の会津坂下町へ行く方が多いそう。会津坂下町まで行くには救急車でも約1時間ほどかかるため、「万が一」が訪れないように健康管理をしっかりしておく必要があります。

【仕事】マルチワーカーとしての働き方あり!東京圏からの移住は補助金制度を利用

金山町の求人を調べる際はハローワークがおすすめです。色々な職種がありますが、金山町の場合、夏に農家で働き、冬はスキー場や旅館などで働くマルチワーカーの募集があります。マルチワーカーに就いたことがきっかけで移住を決めた方もいるそうです。

東京圏からの移住者には、移住支援金が支給される嬉しい制度もあります。福島県の求人マッチングサイトに掲載された企業に就職した方が対象で、支給額は下記のとおりです。

移住支援金の支給 世帯:最大100万円
単身:最大60万円

他にも対象要件がありますので、詳細は公式サイトをご確認ください。

【住まい】町営・公営住宅・空き家バンクがおすすめ!嬉しい補助金制度もあり

金山町には、町営・公営住宅が多数整備されています。集合住宅や戸建てなど、住宅の選択肢もあるので、単身・ファミリー世帯のどちらもぴったりな家を見つけやすいです。

「マイホームがほしい」「空き家を自分好みにリフォームしたい」という方なら、空き家バンクの利用がおすすめです。これまでに43件の空き家が登録され、うち18件の成約実績があります。賃貸利用も可能な物件があるのでぜひチェックしてみてください。

公式URL:金山町空家情報

空き家をはじめ、金山町で住宅を取得する場合は補助金制度を活用しましょう。

住宅取得支援事業 住宅取得にかかる費用の補助
※補助基本額は最大70万円
空き家改修補助事業 空き家の修繕や改築にかかる費用の補助
※最大150万円

金山町の移住者の声

金山町の移住者の声

ここでは金山町に実際に移住した方の声をご紹介します。

  • 都心部では見られない美しい自然環境がある
  • 只見川の景色と温泉に惹かれた
  • 仕事終わりに温泉で癒される生活がお気に入り
  • 朝は鳥のさえずりで目が覚める

温泉が身近にある暮らしに魅力を感じている方が多くいました。冬は雪かきが大変ですが、その大変さを上回る自然景観の美しさを堪能できることが、金山町へ移住する大きなメリットといえるでしょう。

金山町への移住に関するお問い合わせ

金山町への移住に向けての相談は、「金山町移住支援センター」にお問い合わせください。

金山町にある移住支援センターの外観
▲2022年4月にオープンした「金山町移住支援センター」

移住支援センターには、金山町の先輩移住者であるコーディネーターさんがいらっしゃいます。自身の経験を生かして相談にのってくれるので、心強い存在となってくれるでしょう。

ワンストップ窓口として機能しているため、あちこち行く必要がない点も嬉しいポイントです。

金山町にある移住支援センターの受付

金山町移住支援センターの場所や営業時間は下記のとおりです。

住所 〒968-0011
福島県大沼郡金山町川口森ノ上473(金山町観光物産協会内)
電話番号 0241-42-7211
開所日時 平日:午前8時30分~午後5時15分

金山町役場でも相談を受け付けています。金山町への移住で気になる点や不安な点は、気軽に相談してみてくださいね。

担当課 金山町役場 企画課 企画係
住所 福島県大沼郡金山町大字川口字谷地393
電話番号 0241-54-5203
公式サイト https://www.town.kaneyama.fukushima.jp/site/ijyuu/

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