岐阜県恵那市に住んでみよう!移住に役立つ暮らし・仕事・子育て支援情報を解説

今回の記事では、地方への移住を考えている方に向けて、岐阜県恵那市(えなし)での暮らしに関する情報をご紹介します。

恵那市は岐阜県の南東部にあり、日本列島の中心部に位置する町です。名古屋や松本方面などへ車で約1時間でアクセスできる一方、市街地から少し入れば美しい山・河川・湖沼の見事な風景が広がります。

全域にネット環境が整っているので、リモートワーカーにもおすすめの地域です。

今回は、岐阜県恵那市の特徴や住まい、仕事や子育てについて、市の移住担当の方にうかがった話を元にお伝えしていきます。

本日お話を伺った方
恵那市役所の水野香代子さん

恵那市役所 移住定住推進室

水野 香代子さん

恵那市の魅力がわかる3つの特徴

岐阜県恵那市の暮らしの特徴

恵那市は愛知県と長野県に隣接するエリアで、周囲を標高700~1,000m級の山々に囲まれています。市内には木曽川をはじめとする河川やダム湖が形成され、見事な自然景観を作り出しています。

恵那市への移住には、次のような方が向いているといえます。

1)都市部へ通勤しながら田舎暮らしも楽しみたい
2)自然の中でのびのびと子育てしたい
3)自然豊かな環境の中で起業したい

実際に、どのような特徴がある町なのか、詳しくみていきましょう。

特徴1:名古屋まで1時間以内!ちょうど良い田舎暮らしができる

恵那市武並町の風景
▲武並町の工業団地「恵那テクノパーク」の風景(引用:グッドローカルえな

恵那市の市街地周辺からは、近隣都市の名古屋や長野方面へアクセスしやすい点が特徴です。愛知県の名古屋駅までは鉄道で約1時間、名古屋インターまでは車で約50分の距離です。

市内には国道が走り、高速道路のICもあるので他県にも移動しやすく、愛知県春日井市や尾張旭市にも1時間弱でアクセスが可能です。また、JR恵那駅から5分の隣駅近くには、リニア中央新幹線の中間駅(仮称:岐阜県駅)が建設中で、今後も交通の利便性が広がる見通しです。

一方で、市街地から車で5~10分も走ると美しい田園地帯や里山が広がり、田舎暮らしをしたい方には魅力的な風景に映ることでしょう。四季折々の自然を満喫しながらも都心部へ出やすく、便利に生活できるところが恵那市の大きな特徴といえます。

特徴2:子育て世帯は手厚い支援が受けられる


▲新しく整備された中央公園の様子

もう一つの特徴としてあげられるのは、充実した子育て環境です。恵那市では、2022年度から支援策をさらに拡充して子育て世帯を応援しています。推しポイントとなる支援制度をご紹介しておきましょう。

恵那市独自の子育て支援制度

産前産後ケア
  • 不妊治療費を助成 詳細
  • 不妊・不育症治療のための通院交通費を助成 詳細
  • マタニティ・サポート119(妊娠期間中の救急車利用) 詳細
  • 産後の母子をサポート(宿泊・日帰り・訪問) 詳細
  • 産後ケアの利用者負担額の減免 
  • 産前産後の検診費用を助成 詳細
  • 多胎児の妊産婦を支援 詳細
育児支援
  • 第3子以降の出産子育てに応援給付金を支給 詳細
  • 多子世帯(第3子以降)の子育てサービス利用料を軽減 詳細
  • 病児・病後児の保育をサポート 詳細
  • 育児支援ヘルパーを派遣 詳細
  • 子ども園等での使用済みおむつの処分 

妊娠・出産・子育てに関する相談窓口「えなっ宝(えなっこ)ほっとステーション」や、市民同士の子育て支援システム「ファミリー・サポート・センター」もあり、幅広く子育てを応援してもらえます。

また「こども元気プラザ」や各支援センターといった子育て支援施設もあり、子育てしやすい環境が整っています。

そのほかにも、第2子以降に10万円が支給される岐阜県の制度もあります。

市内の総合病院には産婦人科があるので、移住後に出産を考える場合にも心強い環境といえるでしょう。

公式:えなし子育て応援なび「えなっ宝(えなっこ)」

また、市内には公園が点在しているほか、2023年6月には、市街地にある都市公園(中央公園)で設備がリニューアルされました。

遊具のほか休憩施設・多目的トイレなどが新しく増設され、多世代が交流できる公園として多くの市民が利用しています。防犯カメラも設置されるなど、安心して利用できる環境が整っています。

中央公園の遊具で遊ぶ子どもたち
▲中央公園の新しく設置された遊具で遊ぶ子どもたち

中央公園のブランコで遊ぶ子どもたち
▲ユニークなブランコを楽しむ子どもたち。多世代が見守る中、遊ぶことができる。

このような充実した子育て環境は、移住を考えている子育て世帯の後押しになりそうです。

参考:リニューアルした中央公園(恵那市役所)

特徴3:ネット環境も万全!恵那市の未来につながるスポットがある


▲恵那未来キャンパスの空間

恵那市では、光ケーブルを利用した通信網で、どの地域でもネットにつながる環境が整っています。リモートワーカーにとっては住む場所の選択肢も広がり、利点といえるのではないでしょうか。

2023年7月には、恵那市の未来の人材を育成する学びの場として「恵那未来キャンパス」がショッピングセンター内にオープンしました。プログラミング講座やデータサイエンス講座などが開催され、社会人に向けたスキルアップスクールなども実施されています。

恵那未来キャンパスの講座風景
▲データサイエンス講座の様子(オンライン開催)

提供されているスペースは、リモートワークでの利用も可能です。

恵那未来キャンパスの空間
▲未来キャンパスの学びの空間。利用座席数は22席。

講座を通して起業スキルを身につけたり、新たな産業創出へチャレンジすることもできます。今後、恵那市のいろいろな可能性を秘めたスポットとなることでしょう。

若い世代の起業やビジネスチャンスにつながる場があるという点も、大きな特徴です。

公式:恵那未来キャンパス

恵那市のエリアによる暮らしの違い

恵那市は、13の町や村が段階を経て合併し発足しました。市街地を中心に町が開け、南北に向かうほど山間部の自然豊かな地域へと景色が変わっていきます。

3つの地域、エリアごとに暮らしの違いと魅力があるので、ご紹介しておきましょう。

通勤や暮らしに便利な「市街地周辺地域」

市街地周辺地域はスーパーマーケットや病院、学校などが点在し、便利に暮らせるエリアです。工業団地があり、周辺都市へ通勤する人も多く住んでいます。

大井町
(おおいちょう)
人口約12,000人。JR恵那駅・商業施設・こども園・小中高等学校・病院もあり、市の生活拠点の中心地。宿場町の名残りがあり、大井ダム湖や恵那峡の風景も魅力。
長島町
(おさしまちょう)
人口約9,400人。大井町に隣接する中心市街地。市役所・図書館・商業施設が点在。商店街や図書館で定期的にマルシェを開催。
東野
(ひがしの)
人口約1,600人。中心市街地の南東部に隣接。明知鉄道(あけちてつどう)「東野駅」沿線で交通の便が良い地域。グランピングなどの観光スポットがある。
三郷町
(みさとちょう)
人口約2,200人。JRの駅まで車で5~10分の地域。棚田や中央アルプスの景観が魅力。道の駅もある。
武並町
(たけなみちょう)
人口約3,000人。JR武並駅があり、国道が交差する交通の要所。名古屋まで通勤する人も多い地域。工業団地やスケート場がある。イベント開催も盛ん。

また、大井町の北側には木曽川中流の景勝地「恵那峡」の光景が広がり、東野では小川にホタルが飛ぶ景色が見られるなど、豊かな自然も身近に感じられる地域です。

大井町の恵那峡の景色
▲大井ダム湖と恵那峡の冬景色。渓谷には怪石や奇岩が立ち並び、1年を通して素晴らしい景色が堪能できる。

田園風景や笠置山、木曽川の景観が魅力の「笠周地域」

笠周(りっしゅう)地域は、中心市街地の北側に位置します。地域内には便利なショッピングセンターやコンビニはないものの、雄大な自然風景のなかに身を置いて暮らせます。

笠置町
(かさぎちょう)
木曽川の北岸から笠置山の南麓斜面にかかる区域。JR恵那駅、恵那ICまで車で15~20分で比較的便利。棚田の田園風景、笠置山山頂からの眺望が魅力。
中野方町
(なかのほうちょう)
市の最北部にある小さな町で、中間地点の小学校までは徒歩で通える。市街地まで車で約25分。日本棚田百選の一つ「坂折棚田」が魅力。
飯地町
(いいじちょう)
市の北西部にあり、人口は約600人と市内で一番少ない町。市街地へ車で30分、コンビニまでも20分とやや不便。標高は約600mと高く、夜は星がとてもきれい。

中野方町は盆地内に形成された小さな集落ですが、診療所や商店・飲食店・ガソリンスタンドなどがあり、生活必需品は揃います。町内には製造業などもあり、若い世代の移住定住を推進しているのが特徴です。

笠置町ではクライミングや木曽川でカヌーが楽しめたり、飯地町にはキャンプ場があるなど、アウトドア派におすすめのエリアといえるでしょう。

笠置山からみる日の出
▲恵那市のシンボル的な山である笠置山。標高約1,000m。条件がそろえば雲海も見られる。

里山文化や史跡が残る観光地帯「恵南地域」

恵南(けいなん)地域は美しい景色に加え、歴史が感じられる町並みや伝統的なイベントがあり、地域の魅力に浸れる一帯といえるでしょう。

岩村町
(いわむらちょう)
山に囲まれた盆地。明知鉄道の駅が3駅あり、市街地まで車で20分。城下町の史跡が残り、農家や土蔵が点在する美しい農村景観が魅力。
山岡町
(やまおかちょう)
農業のほか、陶土や寒天作りが盛んな地域。明知鉄道の駅が2駅あり、南北に走る国道で隣市へのもアクセスが良好。巨大木製水車が回る道の駅がある。
明智町
(あけちちょう)
日本大正村と呼ばれる観光地があり、伝統的なイベントが多く開催される。明知鉄道の駅が2駅あり、市街地まで車で約30分。愛知県方面へもアクセスしやすい。
串原
(くしはら)
岐阜県の東南端にあたり、隣接する愛知県豊田市との交流が盛ん。明智町、岩村町へは車で約20分の距離。休耕農地を借りて新規就農する移住者もいる。
上矢作町
(かみやはぎちょう)
愛知県豊田市と長野県平谷村に隣接する自然豊かな地域。森林景観が魅力。市街地までは車で30分ほど。道の駅がある。

恵南地域は中心市街地の南側にあり、里山文化が残る一帯で観光スポットも点在します。岩村町や明智町にはショッピングセンターや飲食店、診療所があり、それ以外のエリアでも車で15分~20分ほどで必要なものが揃う地域です。

ローカルな明知鉄道の車窓からは、のどかな田園風景が満喫できます。

明知鉄道が走る風景
▲恵那駅と大正村のある明智駅を結ぶ明知鉄道の風景。季節に合わせたグルメ列車も走る。

岩村町には重要伝統的建造物群保存地区があり、当時の面影を残す商家や旧家などが現存しています。その町並みは、NHKの朝ドラ「半分、青い。」や映画「銀河鉄道の父」のロケ地としても使われました。


▲岩村城下町の町並み。重要伝統的建造物群保存地区となっている岩村本通りの様子。

串原では、春になると2,000本のしだれ桃が花を咲かせる一帯があります。花で地域を盛り上げようと植栽が始められ、今では多くの見物客で賑わう人気のスポットとなりました。

串原のしだれ桃園の風景
▲串原のしだれ桃園の春の風景

また串原の閑羅瀬(しずらせ)地区では、山と川、点在する家々の美しい光景が見られます。

串原の閑羅瀬地区の風景
▲串原の閑羅瀬地区の美しい原風景。隣接する愛知県豊田市側からの眺め。

参考:エリアごとの情報について(グッドローカルえな)

恵那市の暮らしに関する情報

気候 8月平均気温:25.6℃
1月平均気温:1.2℃
気象庁のホームページ
人口 約47,000人 約19,900世帯(※2023年8月1日現在)
病院 ・病院:2カ所
・一般診療所:30カ所
・歯科医院:21カ所
(※2022年11月現在)
学校 ・こども園:14か所
・小学校:14校
・中学校:8校
・高校:3校
・特別支援学校:1校
(※2020年1月30日現在)
交通 【鉄道】
・JR中央本線2駅、明知鉄道9駅

【バス】
・東鉄バス、恵那市自主運行バス、豊田市旭地域バス、高速バス

【道路】
・中央自動車道:恵那IC、恵那峡SA
・国道19号、国道257号、国道363号、国道418号
近隣都市 中津川市、瑞浪市、加茂郡白川町、八百津町、愛知県豊田市

恵那市の春と秋は過ごしやすく、山菜や栗など山の幸を堪能することができます。夏は場所によっては涼しくて、エアコンがなくても過ごせる所があります。雪はあまり降りませんが、冬場の冷え込みは厳しいといえます。

買い物は市内でも便利にできますが、車で30分ほど走れば、土岐市のアウトレットやイオンモールなどに行くこともできます。車は必須の地域です。

地域性でいうと人と人のつながりが深く、自治会が大事な役割を果たしています。地域ごとのお祭りや清掃活動などへの積極的な参加は、地元の人との交流を深める機会になるでしょう。

岐阜県恵那市の水野香代子さん
水野さん

まずはその地域を知ってもらうのが一番です。それぞれ地域性があるので、自分の生活スタイルがあっているかをよく見極めることが大切ですね。定住前に地元の人とつながると、情報を得られて良いと思います。

【仕事情報】市内の求人多数、起業補助金制度もある

恵那市では名古屋まで通勤する人が多い一方で、市内には製造業が多くあります。トヨタの工場が近く工業団地もあるため、製造業に従事する人が多い傾向にあります。

大手求人情報サイトで調べると、地域内での正社員の求人数は約2,500件です(2023年9月現在)。車で30分圏内に範囲を広げると12,000件と求人数は増えるので、就業先は見つけやすいといえるでしょう。
恵那市の求人情報の一例

恵那市で起業したい、仕事を探したいという方は、恵那くらしビジネスサポートセンターの活用がおすすめです。恵那市は専用サイトが充実しているので、たくさんの情報が得られます。

上手に活用することで、いろいろな可能性が開けてくることでしょう。ぜひチェックしてみてください。

公式:恵那くらしビジネスサポートセンター

また、新事業へのチャレンジには50万円、起業には20万円の補助が出るなど、さまざまな補助金制度もありますので、確認しておくとよいでしょう。

参考:恵那市商工振興補助金(恵那市役所)

【住まい情報】新築や中古物件の購入者が多い、空き家バンクは補助金も利用したい

大手住宅情報サイトで検索すると、賃貸物件は約90件(2023年9月現在)あがってきます。家賃相場は2LDKで6万円前後です。

サイト上では、戸建て物件の売り出しは20件と少なめですが、移住者は新築や中古物件を購入する人が多いようです。
恵那市の賃貸物件の一例

空き家バンク登録数多め、補助金制度はかなりの充実ぶり

一方、空き家バンクでは売買物件の登録が60件ほどあり、農地付き物件も出ています(2023年9月現在)。

参考:空き家バンク登録物件(グッドローカルえな)

空き家バンクでは、水回りなどの改修が必要なものがほとんどですが、改修補助金制度を利用するとよいでしょう。

修繕費に最大150万の補助金が出るので、かなり充実しているといえます。活用している移住者も多いようです。

参考:空き家バンク活用支援補助金制度(恵那市役所)

また、若い世代を対象に、恵那市内で住宅を取得した場合や親族と同居するための増改築に、30万円を上限に補助が受けられます。18歳以下の子どもがいる場合で市外からの転入、さらに新婚世帯の場合、補助額は最大で80万円になります。

補助金が以前の額から引き上げられているので、ぜひ活用したい制度です。

公式:えなで暮らそう奨励金(恵那市役所)

【教育情報】ICT教育推進で子どもたちの学ぶ環境を整備

恵那市では ICT教育に早期に取り組み、推進を図っています。ICTを活用して学校内外を問わず、子どもたちの学び続ける環境づくりを進めています。

その一環として、市では ICT教育専門の相談窓口及び研究室として、2023年度より「恵那市ICT教育らぼ」が新設されました。学校DX研究や教員のICT教育研修の充実を図り、サポート体制を強化しています。

ICT教育らぼでは、2023年度は夏休み子ども講座として、Pepperやドローンを活用したプログラミング教室などが行われました。

プログラミング教室の風景
▲Pepperを活用したプログラミング教室の様子

市内の小中学校では、遠隔交流の整備がされており、他地域や海外とオンライン交流ができる環境が整っています。

恵那市へ移住した人の体験談や感想

岐阜県恵那市に移住した人の声

ここからは、恵那市へ移住した人の声をご紹介していきましょう。

移住してみて感じたこと

  • 意外に便利な所、適度にいろいろなものがあって不便すぎない。
  • 幹線道路も近くて何処に出るのも便利。
  • 医療レベルも低くないし、本当に生活しやすい場所。
  • 自然のありのままの風景が、仕事に疲れたときのリフレッシュになる。
  • やりたいことが前よりも多く見つかった。
  • 知らない人でも野菜をくれたり、気にかけてくれてみなさん優しい。
  • 子どもが騒いでも余り周りに迷惑が掛からない、子育てしやすい。
  • いい意味で人が少なく、市役所や公共機関、スーパーのレジで待つことが少ない。
  • 空気が澄んでいて呼吸するのが気持ちいい。
  • 山菜など食べられる植物が沢山ある。
  • 地域のいろいろな人とつながっていくことで、自分の人生がより豊かになった。
  • 助け合いの精神が自然と根付いている、野菜など自分のところで採れたものの交換も日常。
  • 自治会費やガソリン代が都会に比べて高い。
  • 人間関係の濃さ、田舎ならではの良さがある。

これから移住する人へのアドバイス

  • やりたいことを具体的にしておくと、周りの協力が得られやすい。
  • 貯蓄はあったほうがいい。
  • 田舎が好きって思いがあれば大丈夫。
  • 農業をしたい人は、はっきりとしたイメージを描いてから相談すると、具体的な話ができる。
  • 地元の人とつながりを作ることが大事、困ったときに頼れる人がいるというのはとても大事な要素。

移住者の方の声からは、便利さを感じる暮らしぶりや、人とつながることの温かさが伝わってきます。また、充実した支援金が移住の決め手となった方も多いようです。

ほかには、名古屋までの通勤往復2時間を活用して野鳥の声のCDを聴いているうちに、山間での鳥の鳴き声が聴き取れるようになったというエピソードもあり、印象的でした。

参考:移住者の声(グッドローカルえな)

恵那市への移住に向けて

恵那市では、市が開催している移住体験ツアーはありませんが、地域ごとに開催されているイベントなどがたくさんあります。

まずは、恵那市に足を運んで地元の雰囲気を肌で感じると、移住後の暮らしがよりイメージできてくるでしょう。おためし移住体験施設もあるので、活用してみてください。

参考:田舎暮らし体験施設(グッドローカルえな)

恵那市を訪れるなら、紅葉の季節がおすすめです。景色もすばらしく、町の魅力が伝わります。9月になると各店舗に並ぶ「栗きんとん」が名産品で、これを目当てに観光に来る人も多いようです。

明智町の八王子神社の秋の風景
▲明智町の八王子神社の秋の風景。平安時代創建で、唐門は市内にある山城の城門を移築したという。

恵那市では各地域、エリアごとに情報発信サイトが充実しています。町の様子や魅力がよくわかりますので、訪れる際にはぜひチェックしてみてください。

岐阜県恵那市の水野香代子さん
水野さん

移住を検討している方には、冬の寒さも経験していただきたいので、冬場の観光もおすすめしたいです。

岩村城下町の冬の風景
▲岩村城下町の冬景色

すぐに恵那市を訪れることが難しい方は、オンラインで移住相談もできます。

公式:オンライン移住相談(グッドローカルえな)

恵那市への移住に関するお問い合わせ

担当課 恵那市役所 移住定住推進室
住所 〒509-7292
岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1
電話番号 0573-26-2111(内線339)
対応時間 8:30~17:15(月〜金)
公式サイト https://kurashi.enalifebizsupport.jp/