横芝光町で暮らす良さとは?移住のための仕事・住居・支援情報
この記事では、地方への移住を検討している方に向けて横芝光町の魅力や移住情報についてご紹介します。
横芝光町は千葉県北東部、成田国際空港まで車で約30分ほどの場所に位置しています。東京や千葉市へのアクセスも良好なため、都内勤務でリモートワークをしている方や二拠点生活している移住者の多いまちです。
町内には買い物環境や子育て支援が充実しているので、快適な暮らしが実現します。また、里山・川・海といった自然環境も豊富にあり、田んぼや畑が広がる広い空の下、移りゆく四季を肌で感じながら穏やかな心で暮らせるでしょう。
子育て支援や住宅にまつわる補助金が手厚いため、ファミリー世帯の移住者が増加傾向にあります。それでは早速、横芝光町の魅力や移住情報についてくわしくご紹介していきます。
横芝光町での暮らし:4つの特徴
横芝光町は、みどり溢れる田園風景と九十九里浜に面した海、そしてまちの中央には栗山川が流れる水とみどりのまちです。自然環境が豊富にある横芝光町ですが、交通利便性も高く、買い物や医療機関も充実しているため「ほどよい田舎暮らし」を送るのにぴったり!
また、農業が盛んなまちでもあり、長ネギ・トマト・梅、米、とうもろこし、メロンなど、名産品も多いのが魅力です。
▲横芝光町の名産品をまとっているマスコットキャラクター「よこぴー」
そんな横芝光町への移住は下記のような方に向いています。
- 休みの日はアクティブに過ごしたい
- 気軽に都会へアクセスしたい
- 身近に自然に触れられる環境が良い
- 人と関わることが好き
- 子どもたちをのびのびと育てたい
なぜ上記のような方が横芝光町への移住に向いているのか、特徴を交えながらご紹介していきます。
特徴1:国内外への旅行計画がたてやすい!都心部や空港へのアクセスが良好
横芝光町は、千葉市から約60分、東京までは特急列車で約80分ほどで行ける距離に位置しています。2022年9月には東京駅直通のバスも開通し、ますます便利になりました。始発は横芝光ICを6時10分発、最終便は22時28分着なので、通勤・通学にも利用できます。
▲東京駅への直通バス。停留所には無料駐車場も完備している
また、空の玄関口である「成田国際空港」までは車で約30分で行けるため、国内外へのアクセスがしやすいのも特徴です。横芝光町の交通機関の充実は、休みの日にアクティブに動きたい!という方の希望を叶えてくれるでしょう。
特徴2:ウミガメが来るまち!自然を活かしたアクティビティが豊富
横芝光町は、里山と海と川の自然環境をコンプリートしているまちです。それぞれのスポットで色々なアウトドアが体験できるので、体を動かすのが好きな方にぴったりな移住地といえるでしょう。
九十九里浜の中央付近にある屋形海岸は、海水浴はもちろんサーフィンのベストスポットとして有名で、1年を通して多くのサーファーが訪れます。また、木戸浜海岸はアカウミガメの産卵地としても知られています。
▲太平洋が雄大に広がる海に帰るウミガメたち。保護活動も盛んにおこなわれている
横芝光町の中央を流れる「栗山川」では釣りが盛んに行われています。流れが穏やな栗山川には、渡り鳥もたくさん飛来するそうです。
また、横芝光町はアウトドアブランド「モンベル」と連携し、モンベルフレンドエリア九十九里として、栗山川でカヤックなどのウォーターアクティビティ体験を実施しています。
スクロールで写真が見られます→
キャンプやバーベキューができる施設もあり、気軽に大自然を感じることができます。
▲横芝光町の川や田んぼ、森林に海の景色を一気に楽しめるサイクリングの人気が高い
横芝光町へ移住すれば、多彩な自然に心癒される日々が送れるでしょう。
特徴3:人とのつながりが濃いまち!孤立しない移住地
▲屋形海岸をバックに開催された音楽フェス「GROOVETUBE FES.’23」
横芝光町は、まちの人たちが力を合わせて行う行事が多いのも特徴的です。上記写真の音楽フェス「GROOVETUBE FES.’23」をはじめ、ビーチクリーン活動や、駅前マルシェといった活動が開催されています。
横芝光町が行うさまざまな行事に参加することでたくさんの人とつながりを持てるので、イベント好きな方や好奇心旺盛な方にぴったりな移住地です。
移住者の中には選挙に当選した方もいるそう。横芝光町は、町民・移住者関係なく多くの方が活躍ができるまちです。あたたかくむかえてくれる風土もあるため、移住しても孤立することはないでしょう。
特徴4:子育てしやすいまち!教育・支援・遊び場が充実
横芝光町は、生まれてから高校生までの医療費が無料な点や、小中学校の給食費を無償化するなど、子どもたちを育てるのに助かる支援が用意されています。
保育園や幼稚園も多く有しているので、待機児童もゼロ!「働きに出られない」といった心配も軽減されます。その上、保育料は県内有数の低水準(国基準の6割程度)で、3歳〜5歳は月額最大5,000円の保育園の給食費の助成があるなど、至れり尽くせりです。
また、妊娠期から子育て期までの相談にのってくれる横芝光町子育て世代包括支援センター「プラムっこ」を設置しているほか、子育てに関する情報が得られる「よこぴか子育て支援情報アプリ」を導入するなど、時代のニーズに沿った支援を実施しています。
成田国際空港が近いことがきっかけで、小学校では空港関係の方を招いての授業が行われます。6年生になると実際に飛行機に乗って周遊するユニークな授業もあるんだとか。国際教育や、地元の食材を使用した給食にも力を入れています。
また、困っている保護者や子どもたちを助けてくれるNPO法人が多いのも特徴です。フリースクール「みんなの居場所ありのまま」では、いかだ作りや川遊びのほか、子どもたちがのびのびと過ごせる環境づくりを行っているそう。
遊ぶ場所も豊富で「ふれあい坂田池公園」や「光スポーツ公園」など、思いっきり体を動かせる場所から、雨天気にせず立ち寄れる「横芝光町図書館」などがあります。
▲「横芝光町図書館」フランス庭園や芝生広場が隣接しており、季節の花々を楽しみながら読書ができる(引用元:ヨリドコロ.JP)
横芝光町での暮らしは、子どもたちもワクワクする要素がたくさんあることが分かります。
横芝光町での暮らしの情報
▲「坂田城跡天空の梅まつり」横芝光町の梅林は県下最大級!イベントでは梅農家さん手作りの加工品などが販売される
ここでは、横芝光町での暮らしのデータをご紹介します。
人口 | 人口:22,471人 世帯:9,882世帯 ※2023年7月1日時点 |
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医療 |
医科:6 |
教育 | 保育園・幼稚園:8 小学校:5 中学校:2 |
交通 |
【電車】 |
交通アクセス | ■東京から JR特急しおさい号:約80分 各高速道路・有料道路:約70分 ■千葉から JR普通列車:約60分 ■成田国際空港から 横芝光号成田便:約45分 |
※2023年7月時点
横芝光町にはスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの買い物施設が一通り揃っているので、普段の生活で不便をする事はありません。
便利な暮らしをするには車が必要ですが、町内にはデマンド型交通や町内バスが運行しているので、運転免許証を持っていない方やペーパードライバーの方でも移動は簡単です。
医療や福祉も充実しており、CTやMRIを完備している総合病院「町立東陽病院」があるほか、最先端の医療が受けられる「旭中央病院」や「国際医療福祉大学成田病院」、「成田赤十字病院」へも行ける環境です。ちいさなお子さんをお持ちの方や高齢者の方も安心して暮らせるまちといえるでしょう。
【仕事】求人数は多め。多種多様な働き方あり
大手求人情報サイトで横芝光町の求人を検索すると約450件(※2023年7月時点)がヒットしました。
※求人情報の一例
また、成田国際空港や空港周辺に企業が多いという情報から、検索範囲を広げてみると求人数は約7,000件と大幅に増加!横芝光町に移住してもよほどのこだわりがない限り働き口に困ることはなさそうです。
移住の先輩には、農業を主とする方や起業した方、地域に密着した仕事をしている方のほか、交通アクセスの良さから都内や千葉市、船橋市まで通勤している方も多いそうです。
【住まい】若い世帯必見!住宅にまつわる補助金が手厚い
横芝光町の賃貸物件を大手不動産情報サイトで調べたところ約37件(※2023年7月時点)が見つかりました。1DK~2DKの間取り物件が多い印象です。
※賃貸情報の一例
また、物件数は少ないですが横芝光町では空き家バンクも実施しています。移住の先輩の中には中古物件をDIYしたり、リフォームを楽しむ方が多いそう。
お家を自分好みにリフォームしたいという方は、こまめなチェックがおすすめです。
また、横芝光町では住宅取得の際の補助金が手厚いのも魅力です。簡単に表で説明します。
住宅取得奨励金事業 | 新築住宅:30万円 中古住宅:10万円 対象者が世帯で転入の場合:40万円の加算 お子さん1人につき10万円の加算 ※45歳以下が対象 |
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住宅リフォーム工事補助金 | 工事費の10%を補助(上限20万円) |
結婚新生活支援事業 | 共に39歳以下の夫婦を対象に、新居の住宅や引っ越し費用などを補助 夫婦どちらも29歳以下の場合:60万円 上記以外の場合:30万円 |
詳細については、公式サイトをご確認ください。
横芝光町の移住者の声
ここでは実際に横芝光町に移住した先輩たちの声をご紹介します。
- 住み心地が良い
- 成田空港が近いので地方や海外に気軽に行けて良い
- 庭があって自然があって…でも都会に行きやすいのが魅力
- 海にすぐに行ける環境が気に入っている
- 便利に暮らしながらも家庭菜園や農作業を楽しめるのが良い
今回お話を聞いた邊(べん)さんも移住者で、空き家のDIYを堪能しているそうです。時には仲間と見せ合ったりと、人とのつながりを大切にされていました。
横芝光町は、都会に近いながらも身近に自然を感じられるため、地方移住の醍醐味がぎゅっとつまった移住地であるという印象を受けました。
横芝光町への移住に関する問い合わせ先
▲JR横芝駅前にある横芝駅前情報交流館「ヨリドコロ」
横芝光町は横芝駅前に横芝駅前情報交流館「ヨリドコロ」を設置しています。横芝光町の総合案内や特産品の販売、電車やバスの待合い、またレンタサイクルを実施するなど、誰でも気軽に立ち寄れる憩いの場となっています。
▲レンタサイクルでは横芝光町の魅力を思う存分体感できる「海コース」と「丘コース」を用意している
ヨリドコロには、移住定住サポートセンターがあり、移住定住に関する相談に乗ってくれる鈴木さんと邊(べん)さんがいらっしゃいます。
「横芝光町への移住、実際どうなの?」「買い物・教育環境は?」など、移住後のギャップを防ぐためにも、まずはお話を聞きに行ってみてくださいね。
担当課 | 横芝光町移住定住サポートセンター (横芝駅前情報交流館「ヨリドコロ」内) |
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住所 | 〒289-1732 千葉県山武郡横芝光町横芝1355-2 |
電話 | 0479-74-8585 |
開館時間 | 総合案内/9:00~18:00 情報ラウンジ(待合所)/8:00~20:00 |
休館日 | 年末年始及び館内整理日(不定期) |
公式サイト | ヨリドコロ.JP |