北海道余市町の暮らしの魅力とは?移住のための仕事・住居・支援情報|縁結び大学
この記事では地方への移住を検討している人に向けて、北海道余市町(よいちちょう)の魅力や仕事、住まいといった暮らしに関する情報をまとめています。
余市町は、北海道西部の積丹半島の付け根に位置しているまちです。道内では比較的暖かな気候で、ワインぶどうをはじめとした果樹農業が盛んです。
国内トップクラスのワイン用ぶどうの産地で、ワイナリーやヴィンヤードのある風景が余市町を象徴しています。農業や漁業が盛んな自然の多いエリアでありながら、札幌市と小樽市へのアクセスが良好で、自然とのバランスがいい点も魅力です。
今回は総務部企画政策課の新川さんに、余市町への移住に役立つお話を伺いました。
北海道余市町の暮らしの特徴3選
余市町はニッカウヰスキーの蒸留所がある「ウイスキーのまち」で有名ですが、道内初のワイン特区でもあり、ワインの産地としても知名度を上げています。
農業や新事業を始める目的で移住する方もおり、新たな挑戦を後押しするサポートも豊富です。
また、都市部へのアクセスが良く、自然と利便性のバランスが取れている点も魅力のひとつ。そのため、「利便性の高い地方に移住したい」「農業や起業に挑戦したい」といった方におすすめです。
ここでは、余市町の特徴3選を詳しく紹介します。
特徴1:自然と利便性のバランスが良い。札幌・小樽へのアクセス良好
▲余市町を象徴するヴィンヤード(ぶどう畑)
余市町は丘陵地に囲まれており、北側は日本海に面している自然溢れるまち。町内は余市川やヌッチ川などの川が縦断し、流域には果樹農園が広がります。
5月上旬には余市川の河川敷に咲くソメイヨシノが見頃を迎え、花見客でにぎわいます。
▲5月上旬の「余市川河川敷」。ソメイヨシノが満開となり春の訪れを知らせる
まちを象徴するのは一面に広がるヴィンヤード(ぶどう畑)です。青々と茂るぶどうの木々や果実が実る様子から、四季の移り変わりを感じる住民も少なくありません。
スクロールして、四季ごとのヴィンヤード(ぶどう畑)の風景をお楽しみください→
その他、余市町には「夫婦岩」という自然が作り上げた珍しいアートが存在します。
▲夫婦岩と呼ばれる「えびす岩・大黒岩」。名称は七福神の形に由来する
海岸に立つ不安定な形状の「えびす岩」と鳥居が建つ「大黒岩」の2つの岩は、実は周囲の岩と違った材質です。独特な形状と特異な材質であることが、自然が作り上げたアートと言われるゆえんです。
美しい景色とは他に、2022年4月に国の重要文化財となった「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」が挙げられるでしょう。レトロな趣きのある石造りの建物と木々の緑が調和しています。
▲木々の緑と調和する石造りの「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」
▲冬の「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」。雪化粧された樽は雪国ならではの光景
このような美しい風情や珍しい光景を堪能できるのは、自然溢れるまちならではの楽しみでしょう。
都市部へ30分~1時間、町内の移動にも時間はかからない
▲地元民のみならず観光客の利用頻繁も高い「JR余市駅」
自然豊かな一方で、都市部へのアクセスが良い点も大きな特徴です。ショッピングモールや映画館がある小樽市には車で30分、百貨店のある札幌市には高速道路で約1時間で到着します。
生活に車は必須ですが、まちがそれほど大きくないので町内の移動に時間はかかりません。年配の方や子どもの移動手段には、余市循環線バスが便利です。
▲町内を走る余市循環線バス。年配の方や子どもの移動に便利
豊かな自然と利便性を兼ね備えているまちなので、より快適に地方移住を楽しめるでしょう。
余市町は山間部ではなく川に沿って発展してきたなだらかな丘陵地です。北部は日本海に面しているため、海好きも楽しめます。
特徴2:道内初のワイン特区。果樹・魚介がとれる「食の都よいち」
▲余市町で収穫されるぶどう。温暖な気候で果樹栽培に適した土地
余市町は「食の都よいち」とうたうだけあり、食が豊かです。
余市町の食の豊かさを表しているのが果樹栽培でしょう。町は全国でもトップクラスを誇るワインぶどうの産地であり、2011年には道内初のワイン特区計画「北のフルーツ王国よいちワイン特区」に認定されました。特区認定を機にワイナリー数が増え、2023年2月現在では16件にも増加しています。
▲ワイン用の醸造専用ぶどうと生食用のぶどうを栽培している
ぶどう以外にも、町内には多くの果樹栽培農家がおり、夏はさくらんぼ、秋は梨や桃などの多種多様な果樹栽培を手がけています。
加えて、余市町の気候は、りんご作りにも適しています。秋の昼夜の寒暖差が大きいほど、甘みのある高品質な実に仕上がるそうです。
▲りんごの収穫も盛ん。5月に花を咲かせ10月下旬に収穫が始まる
余市町は「塩水うに」発祥の地でもあり、収穫されるうには大きめながら身が締まっていて濃厚な味わいです。
▲余市産「うに」。口に広がる磯の香りは獲れたてならではの味わい
殻付きのまま食べるのも良いですが、漁が解禁になる5月〜8月に味わえるうに丼もおすすめです。ご飯の上にたっぷりとのった、とろけるようなうにを味わってみてください。
また、ニッカウヰスキーの蒸留所があり「ウイスキーのまち」としても有名なのは言うまでもありません。
このように、余市町ではフルーツから魚介、加工品までさまざまなグルメを堪能できます。
食の魅力に惹かれて、就農やレストランの運営などといった食の提供に興味を持つ方もいらっしゃいます。
特徴3:学校数10校。遊び場や育児支援も多く子育て世帯に心強い環境
町内には計10校もの学校があります。保育園・幼稚園はそれぞれ3園あり、待機児童問題に悩まされることはほぼありません。小学校4校、中学校3校、特別支援学校1校と教育施設の数が充実しています。
子ども向けイベントでワイン造りが体験できるのも魅力です。地産の食材による体験型の食育は、農業が盛んな地域でしか叶いません。ワイン造りを通して地域や農業へ関心を持つ子どもも多く、将来の夢を広げるきっかけにもなっています。
また、子育ての悩みを解決に導いてくれる育児支援も豊富です。
乳児の子育て指導を受けられる「すくすく教室」や、妊娠・育児について学べる両親学級「ニコニコたまご教室」を実施しています。保護者が交流するなら「キッズルーム あっぷる」を利用しましょう。
子育て支援の詳細は「余市町の暮らしに関する情報」で紹介します。
子どもたちの活力となる給食は自校給食。町内すべての小・中学校で自校給食を採用し、あたたかくておいしいごはんを提供しています。
休日は遊具のある公園やパークゴルフ場でのびのび遊べる
町内には浜中モイレ海水浴場、あゆ場公園パークゴルフ場など、子どもたちが楽しめる遊び場があります。中でも人気なのは「円山公園」です。
▲ピラミッド型の温室施設がシンボルの「円山公園」。春になると桜が咲き、園内で花見もできる
スロープやトロッコなどのコンビネーション遊具がそろっていて、ほとんどの遊具は小さな子どもも遊べるように傾斜が緩やかな構造になっています。
教育機関から遊び場、子育て支援まで充実している環境は、子育て世帯にとっては心強いでしょう。
余市町の暮らしに関する情報
▲余市町を象徴するヴィンヤードの風景
余市町の公式サイトを参考に、暮らしに関する情報をまとめました。仕事・住まい・教育についても詳しく解説します。
▼余市町の概要
気候 | 1月:平均気温-0.5℃ 8月:平均気温26.0℃ ※参考:気象庁ホームページ |
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人口 | 人口:約17,500人 世帯:約9,500世帯 (2022年12月末時点) |
医療機関 | 病院2、クリニック12、歯科12 |
学校 | 学校保育所(園)3、幼稚園3、小学校4、中学校3、高校2、特別支援学校1 |
文化・芸術 | 【文化財】 国指定史跡:フゴッペ洞窟、旧下ヨイチ運上家、旧余市福原漁場 重要文化財:旧下ヨイチ運上家、ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所建造物10棟 道指定:西崎山環状列石 町指定天然記念物:神木サイカチの木(北海道記念保護樹木) 【名所】 えびす岩・大黒岩、奇岩ローソク岩 【史跡】 芭蕉句碑、桐ヶ谷太兵衛建立地蔵尊、庚申塚、茂入山城跡、幸田露伴句碑、シリパケールン群遺跡、旧ヤマウス稲荷社石垣階段、旧ヨイチユワナイ間山道余市口、川内漁場敷地、開村記念碑、旧今邸園 【有形文化財】 大日本果汁株式会社(ニッカウヰスキー株式会社)工場創立事務所、鐘楼門、川内漁場文書庫、茂入神社祭壇及び吊天井、ヨイチ御場所上下運上家関係古文書、蒔絵模様両開箪笥、鰐口、板戸「波に千鳥」、アイヌ絵(武者のぼり下絵)など |
遊び | 【観光】 西崎山環状列石、フゴッペ洞窟、観光農園、余市ワイナリー、余市町観光物産センター(エルラプラザ)(余市駅併設)、ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所、シリパ岬、えびす岩・大黒岩、ローソク岩、余市宇宙記念館、余市水産博物館、歴史民俗資料館、旧余市福原漁場、旧下ヨイチ運上家、余市川温泉 【レジャー】 余市フィッシャリーナ、OcciGabi(オチガビ)ワイナリー、ワインツーリズム(ワイナリー、ヴィンヤード)、道の駅「スペース・アップルよいち」、円山公園、浜中モイレ海水浴場、あゆ場公園パークゴルフ場、余市川桜並木 |
イベント | 7月:余市町全日本ジュニアサマージャンプ大会 9月:味覚の祭典、味覚マラソン、ラフェト・デ・ヴィニュロン・ア・ヨイチ(農園開放祭) |
食べ物 | さくらんぼ、えび、ぶどう、りんご、ワイン、ウイスキー、ウニ、牡蠣 |
近隣都市 | 小樽市、余市郡赤井川村、仁木町、古平郡古平町 |
交通 | 【鉄道】 ・JR北海道函館本線:余市駅 【バス】 ・北海道中央バス余市営業所 ・ニセコバス(北海道中央バスグループ) 【タクシー】 ・つばめタクシー 【道路】 ・国道:日本海追分ソーランライン(229号・5号) ・高速道路:後志自動車道余市IC ・一般国道自動車専用道路:倶知安余市道路 ・農道:フルーツ街道(北後志東部広域農道) |
大都市へのアクセス | 〇小樽市 ・電車・車で約30分 〇札幌市 ・電車:約1時間30分 ・車:後志・札樽自動車道経由で約1時間 〇ニセコ町 ・車:約1時間10分 |
レジャーとしては、釣りや登山、キャンプなどのアウトドアが楽しめます。食事や買い物ができるワイナリーは、観光客からの人気も高いレジャースポットです。
交通面は良好ですが車は必須です。ただし、そこまで大きなまちではないため、町内での移動に時間はかかりません。町内循環バスやタクシーの移動も可能です。
医療機関は29施設あるので、急な体調不良を患っても病院探しに困ることはありません。
▲「余市協会病院」。緊急外来やワクチン接種も行っている
雪に不慣れな方は除雪作業に苦労するかもしれないので、雪かき不要のマンションに住むことをおすすめします。
仕事:近隣を含めて探すのがベター!起業なら就業支援を活用しよう
余市町の正社員求人を調べたところ、ハローワークで約240件・大手求人情報サイトで約550件が見つかりました。業種は水産加工業や小売業、サービス業などがありますが、小樽市や札幌市が近いため都市部へ通勤する人が多いようです。
余市町 | 約550件 ※求人情報の一例 |
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小樽市 | 約4,400件 ※求人情報の一例 |
札幌市 | 約90,000件 ※求人情報の一例 |
なお、余市町への移住者は、新規就農など目的を持つ方が多いです。ワイン特区では、年間2,000Lの最低製造数量でワイン製造の免許取得が可能なため、ワイナリーを始める目的で移住する人も珍しくありません。
起業・就農に興味がある方は、以下の支援制度を利用して挑戦してみましょう。
新規農業者農業研修制度 | 就農予定時49歳以下の新規就農希望者を対象に、優良農家で実践的な農業研修を実施 |
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余市町創業支援事業計画 | 登録免許税の軽減措置、創業関連保証の特例、日本政策金融公庫新創業融資制度を受けられる。 【対象】 余市町の「創業支援ワンストップ相談窓口」で、1か月以上にわたり4回以上指導・相談を受けた方 |
空き店舗等活用支援事業 | 空き店舗を活用した出店の際は補助金が給付される。 ・賃借料:事業開始から12か月以内、賃借料の1/2以内(上限月額5万円)補助 ・改装費:店舗工事費の1/2以内(上限50万円) ・建築費:店舗建築費用の1/2以内(上限100万円) |
飲食店やスイーツ店を開業するなど、目的を持って来られる方が多いです。余市に住みながら、求人数の多い小樽市や札幌市へ通勤する方もいらっしゃいます。
住まい:家賃相場は5〜7万円。住宅購入時に利用可能な助成支援あり
▲アパートの一例。戸建て感覚で住めるメゾネットタイプもあり
大手住宅情報サイトで余市町の賃貸物件を検索すると、約120件の空室が確認できました。アパートだけでなくマンションや戸建てもあり、住む場所には困りません。
※賃貸物件の一例
なお、北海道余市町の家賃相場は、駐車場込みで月額5〜7万円。単身向けが4〜5万円、ファミリー向け賃貸5〜7万円が目安です。
※参考:HOKKAIDO YOICHI|生活シミュレーション
▲アパートの一例。駐車場の有無・利用可能台数の確認も大事
町営住宅を利用するのもひとつの方法です。4月・7月・10月の年3回公募があり、移住前でも町内に勤務先があれば応募できます。
住宅購入を検討する場合は、町内の分譲区画情報がわかるサイト「余市まほろばの郷」や、空き家バンク「しりべし空き家BANK」を利用しましょう。
株式会社まほろば宅地管理公社|余市まほろばの郷
北海道後志総合振興局|しりべし空き家BANK
住宅購入時に利用できる助成制度は下記の通りです。
住宅取得等支援補助金 | 土地を売買により購入した方で、 〇新築・建売住宅購入 ・移住者が新築・建売住宅を購入する場合、補助金を交付 ・基本額30万円 (まほろば地区の場合、50万円) 【加算】 ・土地購入価格の10%(上限20万円) (まほろば地区の場合、上限50万円) ・子育て世帯(扶養する高校生以下の子が同居する世帯) 子ども1人につき25万円。2人以上は50万円 ・町内施工業者を利用した建築工事の場合、50万円 〇中古住宅購入 ・移住者が中古住宅を購入する場合、補助金を交付 ・基本額30万円 (まほろば地区の場合、50万円) 【加算】 ・子育て世帯かつ町内施工業者を利用した改修工事費50万円以上(消費税は除く)の場合、改修費の20%(上限40万円) |
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空家住宅除却費補助制度 | 空家住宅の除却時に補助金を交付 【対象費用】 ・除却工事費:工事費の1/2(上限50万円) ・アスベスト含有建材調査費:調査費の1/2(上限20万円) |
余市町新規就農者農業研修家賃助成 | 就農予定時49歳以下の農業研修生に対して家賃の助成を行う ・助成期間:2年以内 ・助成額:家賃の1/2以内(月額1万円以内) |
※2023年3月現在の情報です。
まちの支援事業以外に、省エネ住宅や住宅リフォームに対する国の支援制度もあるため、利用してみてください。
教育・育児支援:不妊医療助成から児童手当まで支援制度が手厚い
余市町は教育機関や育児施設が豊富なだけでなく、支援制度が手厚いのも特徴のひとつ。不妊治療の助成から18歳以下を対象とした児童手当まで、幅広くそろいます。
加えて、2023年8月からは18歳以下の医療費を無償化する予定となっており、子育て世帯の経済的負担がさらに軽減されます。
▼子育て支援制度の一例
不妊治療等助成事業 | 不妊治療・不育症治療を受けている夫婦の治療費の一部を助成 一般不妊治療:1回の治療につき最高50,000円。助成期間2年 特定不妊治療:1回の治療につき最高150,000円。通算6回まで 男性不妊治療:1回の治療につき最高75,000円。通算6回まで ※所得や妻の年齢などにより異なる |
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乳幼児健診 | 育児相談や医師診察、歯科健診などを実施 ・対象:4カ月・10カ月・1歳6カ月・3歳児 |
乳幼児医療費助成 | 中学校卒業までの子どもを対象に医療費を助成 (2023年8月からは18歳以下の子どもの医療費無償化) |
ひとり親家庭等医療費助成制度 | ひとり親家庭で18歳以下の子どもと扶養者の医療費を助成 (2023年8月からは18歳以下の子どもの医療費無償化) |
児童手当 | 中学生までの子供を持つ家庭に対して助成金を支給(月額) ・3歳未満:15,000円 ・3歳~小学校修了前:第1子・第2子10,000円(以降15,000円) ・中学生10,000円 ・特例措置:年齢に関わらず5,000円 ※所得制限を超過した場合支給対象外 |
児童扶養手当 | 父母の離婚・死別などにより、18歳以下の子育てを代理で行っている養育者への助成 |
※2023年3月現在の情報です。
各種支援の給付条件やその他の支援制度については、以下よりご確認ください。
余市町に移住した人の感想
ここでは、余市町へ移住した方のリアルな声を紹介します。
- 自然の豊かさを実感できる環境。休日は町内の果樹園でサクランボやリンゴの選別作業を手伝ったり、地元の仲間と山菜を採りに行ったりして楽しんでいる。
- 人が温かく移住者を優しく受け入れてくれる。地域行事が盛んで地域にとけ込みながらのびのび子育てができる点が良い。
- 新鮮な野菜や魚介が安く手に入る。山菜のおいしい食べ方を知るなど新しい発見がたくさんある。
- 教育・子育て環境が充実している。町内に出産できる病院はないが車で30分の小樽市に行けば産院があるし、幼稚園や小学校も多いので育児に困らない。
- 世界と戦えるレベルの農作物とワインが日常の身近にあることに感動した。
余市町では大自然の恵みを受けた新鮮なフルーツや山菜などがとれるため、食に対する満足度が高い人が多いようです。他には、学校やスーパーなど各施設が多く、都市部へのアクセスが良いので不便を感じないという意見も見受けられました。
コミュニティについては、人間関係が濃すぎず距離感がちょうど良いと感じる方が多いようです。
余市町への移住に向けた準備
余市町の暮らしの情報を知った後は、ぜひ現地に足を運んで一定の期間生活してみてください。
余市町ではお試し移住事業は実施していませんが、地方移住を検討する方向けに、長期滞在ができる施設を6か所設けています。
施設ごとに特徴はさまざまで、24時間使用可能な個室浴場やコインランドリーが完備されている宿から、学農体験ができるシェアハウス、他の利用者と交流しやすいオープンキッチンスタイルのゲストハウスまでバリエーションが豊富です。
対象施設の詳細は、以下の余市町公式サイトQ&Aページより確認できます。
余市町への移住に関するお問い合わせ
▲移住相談窓口の企画政策課。担当の方が移住に対する疑問に答えてくれます
余市町への移住に興味がある方は、下記にお問い合わせください。
担当課 | 総務部 企画政策課 企画政策グループ |
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住所 | 〒046-8546 北海道余市郡余市町朝日町26 |
電話番号 | 0135-21-2117(担当課直通) |
対応時間 | 平日8:30~17:15 |
公式サイト | 余市町役場 移住定住専門ページ「HOKKAIDO YOICHI」 |