亘理町への移住!暮らしの特徴や子育て環境・住まい・仕事・口コミ・補助金制度もご紹介|宮城県
この記事では、東北地方で移住先を探している方に向けて、宮城県亘理町の魅力をご紹介します。
亘理町は、東に太平洋、西に阿武隈高地、そして北には阿武隈川が流れる豊かな自然に囲まれたまちです。夏は心地よい海風が感じられ、冬は積雪量が少なく気候は東北の中でも比較的温暖です。
サーフィンやSUP、カヌーなどのマリンスポーツのほか、バスケットやスケボーなど、アーバンスポーツが楽しめるスポットがあることから「仕事と趣味が両立できるまち」として、年々、移住者が増加しています。
東北一の都市である仙台市まで30分でアクセスできることや、子育て世帯や新婚世帯への支援が充実している点も、移住者増加の理由として挙げられます。
また、自然の恵みを受けたおいしいグルメに、歴史の残るまちなみ、そして温泉と、多種多様な魅力を有しています。
今回はそんな亘理町での暮らしや、移住に関する情報を亘理町役場・企画課の小生さんにお伺いしました。
亘理町の暮らしの特徴3つ
亘理町への移住を考えている方に向けて、とくにご紹介したいまちの特徴は下記の3つです。
- 東北一の都市「仙台市」まで30分!アクセスの良さと生活利便性の高さが魅力
- 仕事と趣味が両立できる!アーバンスポーツなど多彩な趣味が見つかるまち
- グルメ通必見のまち!ソウルフード「はらこめし」や「幻のりんご」あり
それではこれらの特徴について詳しく見ていきましょう。
特徴1:東北一の都市「仙台市」まで30分!アクセスの良さと生活利便性の高さが魅力
亘理町は、宮城県の県庁所在地である仙台市まで電車で30分でアクセスできます。また町内には亘理IC、鳥の海SICの2つのインターがあるため、県内はもちろん、県外各地へお出かけするにも便利です。
最寄り空港である「仙台空港」まで、電車・車ともに約20分の距離なので、国内のみならず海外旅行の計画もたてやすいでしょう。
亘理町は、「仕事を変えずに移住したい」「ドライブや旅行が大好き」という方にぴったりな移住地です。
また、亘理町は生活利便性の高さも大きな魅力です。生活に必要なアイテムは町内で揃えることができる買い物環境はもちろん、大型商業施設のある名取市までも車で約20分ほどでアクセスできます。
流行のファッションや雑貨なども生活圏内で調達できるので、充実したライフスタイルが送れるでしょう。
特徴2:仕事と趣味が両立できる!アーバンスポーツなど多彩な趣味が見つかるまち
亘理町は、海・山・川のあるまちです。亘理町の海は、東北の湘南と言われており、「荒浜海水浴場」や「吉田浜海岸」、「阿武隈川河口」は、県外からも多くのサーファーが集まる人気のスポットとなっています。
サーフィン以外のスポーツも豊富で、カヌーやSUP、釣り、モーターパラグライダーなど、海だけでなく空でのアクティビティもあり!
カヌーやSUP体験は「亘理町B&G海洋センター」で実施しており、利用料はほかの市町村と比較しても1桁ほど安いですよ!
太平洋に面した27ヘクタールある「鳥の海公園」には、3×3のバスケットボールコートや野球場、陸上競技場、サッカー場に加え、令和5年7月には「スケートボードパーク」がオープンしました。
北海道や東京都から地域おこし協力隊として移住した3名のスケートボーダーが、スケボー教室も開催しています。
そのほか、テニスコートやプール、登山など、多種多様なアクティビティが楽しめます。「新しい趣味を見つけたい!」と考えている方にも亘理町にはたくさんの選択肢があります。
「仕事をがんばって、休みの日は趣味を満喫する!」そんなメリハリのある暮らしが、亘理町では実現できるでしょう。
特徴3:グルメ通必見のまち!ソウルフード「はらこめし」や「幻のりんご」あり
亘理町は、太平洋に面している土地柄もあり、農産物が豊富で、1年を通していろんな味が楽しめるまちです。
宮城県のソウルフードとして有名な「はらこめし」は、実は亘理町の荒浜地区が発祥!
▲10月に最盛期をむかえるはらこめし。大粒のはらこと鮭の切り身がのった贅沢なソウルフード
亘理町には「はらこめし」を提供するお店が20店舗ほどあります。東に太平洋、西に蔵王連峰を一望できる「わたり温泉 鳥の海」にもはらこめしがあるので、温泉に浸かって日頃の疲れをリフレッシュしにぜひ一度足を運んでください。
また、亘理町には、市場に出回らないことから「幻のりんご」と言われているふじのりんごがあります。
▲樹上で完熟させたりんごは、蜜がたっぷりで濃厚!12月頃に旬を迎えます。
そのほか、いちごやアセロラ、あなごめしに干しガレイなど、多数の特産品があります。
亘理町は、グルメ通の方の期待にも応えてくれる移住地といえるでしょう。
亘理町の暮らしに関する情報
▲郷土資料館・図書館のほか展望ホールのある「悠里館」
つづいては亘理町の暮らしに関するデータを見ていきましょう。
気候 | 1月平均気温:1.8℃ 8月平均気温:23.9℃ ※参考:気象庁 |
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人口 | 32,927人 (令和6年8月時点) |
病院 | 一般診療所:18、歯科:10 |
学校 | 小学校:6、中学校:4、高等学校:1 |
交通 | 【電車】 JR常磐線 ・逢隈駅・亘理駅・浜吉田駅 【車】 常磐自動車道 ・亘理IC・鳥の海SIC 【バス】 町民バス「さざんか号」 【タクシー】 デマンド型乗合タクシー「わたりん号」 |
交通アクセス | 【車】 ・仙台市まで約50分(国道6号-国道4号利用) ・仙台空港まで約20分(県道塩釜亘理線利用) ・山形まで約1時間10分(山形自動車道-東北自動車道-県道亘理村田線利用) ・福島まで約1時間5分(東北自動車道-国道4号-国道6号) ・盛岡まで約2時間20分(東北自動車道- 仙台東部道路) 【電車】 ・仙台まで約30分(常磐線 ) ・山形まで約1時間30分(仙山線・快速‐常磐線) ・福島まで約1時間30分(東北本線-常磐線) ・仙台空港まで約20分(仙台空港アクセス鉄道-常磐線) |
亘理町は、医療・教育機関も十分に整備されているため、生活していて不便を感じることはないでしょう。
ただ、便利な暮らしを実現するには車は必需品といえます。移住後に車を新調するという方は、亘理町の「亘理町クリーンエネルギー自動車導入促進事業補助金」をぜひ利用してください。
電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の導入で地球にもやさしい活動ができることに加え、亘理町の補助金を利用して購入することができます。詳細は下記URLをご確認ください。
【子育て】経済的支援&子育てに関する機関が充実!高校以降の選択肢も豊富
亘理町は、子育て世帯への支援にも力を入れています。高校3年生までの医療費は所得制限なく全額無償のほか、下記のような経済的支援を実施中です。
出産応援給付金 | 妊婦1人当たり5万円を給付 |
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子育て応援給付金 | 新生児1人当たり5万円を給付 |
わたりっこ未来応援金 | 第2子:2万円を給付 第3子以降:3万円を給付 |
そのほか、こども家庭センターや、伴走型の相談支援など、子育てに必要不可欠な施設や関係機関が点在しています。
亘理町は、妊娠期から出産・子育て期まで切れ目のない支援を行っており、子育て関連施設で同じ年齢の子を持つパパママや相談に対応してくれるサポーターさんなどとの出会いがあるため、孤独を感じずに楽しく子育てができるでしょう。
町内には、小学校が6校、中学校が4校、高等学校が1校あります。高校は町内にある「亘理高等学校」に通うほか、仙台市や名取市まで電車で通うお子さんも多いそう。町内にJR亘理駅があり、通学しやすいため、高校だけでなく大学や就職を決める際の選択肢が増えることも嬉しいポイントではないでしょうか。
【仕事】働き口多数!町外への通勤者も多い
亘理町は、工業団地を整備しているため、働き口はたくさん確保されています。実際に、亘理町の正社員求人を大手求人情報サイトで検索すると300件以上の仕事が見つかりました。
亘理町には町内で働く方も多いですが、「夜間人口が多いまち」とも呼ばれており、町外への通勤者も多数います。そこで、車で30分圏内で通える範囲で求人を検索したところ、15,000件以上がヒットしました。(2024年9月時点)
参考:求人情報の一例(亘理町のみ)
参考:求人情報の一例(亘理町から25km圏内)
亘理町は、近隣市町へのアクセスの良さに加え、町内・町外問わず求人も多いため、働き口に困ることはないでしょう。
【住まい】町外に比べて土地が安い!空き家バンクや新婚世帯向けの補助金あり
まずは、亘理町に住まいを借りて移住したいという方に向けて、大手住宅情報サイトで物件を検索したところ、540件の賃貸物件が見つかりました。(2024年9月時点)
参考:物件情報の一例
賃貸物件も豊富にある亘理町ですが、名取市や岩沼市などの近隣市町に比べても土地が安いため、広々とした土地にマイホームを持つ方が多くいます。
空き家バンクも実施しているので、新築よりも安く住宅を購入したいという方や、古民家に住みたい方、自分好みにリノベーションしたいという方にもおすすめです。
公式:空き家バンク情報
とくに新婚世帯には、住宅取得費や住宅賃借費用、リフォーム代に対して補助金が支給される制度が用意されているので、結婚を機に移住して新しい生活をスタートさせるのにぴったり!対象者の詳細や補助金額は下記URLをご覧ください。
亘理町へ移住した人の口コミや移住の決め手
ここでは、実際に亘理町へ移住した方の口コミや移住の決め手となった理由をご紹介します。
- グーグルマップで亘理町の航空写真を見たときに、海から山へつながる地形のグラデーションに魅了された
- 素晴らしい歴史や文化があり、まちの人たちが郷土愛に誇りを持っている
- 土地相場が比較的安く、亘理町にマイホームを購入した
- スケートボードパークで自分のパフォーマンス向上とスケートボードの魅力をみなさんに伝えていきたい
- 町内で趣味が満喫できるのが魅力
- アクセスが良いので生活拠点としてちょうど良い場所
移住者からは、趣味を満喫できることや自然環境の素晴らしさ、アクセスの良さ、歴史や文化についてなど、魅力が多い亘理町だからこその多様な口コミが見受けられました。
亘理町は、自然環境に癒されながらも、思い立った時に気軽に都市圏へ行けること、趣味を謳歌できることから、自分らしいライフスタイルが実現できる移住地といえるのではないでしょうか。
ぜひ一度足を運び、亘理町の魅力を自分の目で確かめてみてください。
亘理町の移住に関するお問い合わせ
亘理町への移住については、下記の担当課へお問い合わせください。
担当課 | 亘理町役場 企画課 |
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住所 | 〒989-2393 宮城県亘理郡亘理町字悠里1番地 |
電話番号 | 0223-34-0505 |
公式サイト | https://www.town.watari.miyagi.jp/ |