茨城県古河市での移住はどう?暮らし・仕事・住居・支援内容を解説

この記事では、地方への移住を検討している人に向けて、茨城県古河市(こがし)の特徴や生活情報をご紹介します。

古河市の最たる魅力は、都心へのアクセスの良さです。東京まで約1時間で到着でき、横浜や鎌倉にも乗り換えなしで行けます。さらに、自家用車が必須でなく、自転車や電車のみで十分生活できることも古河市の人気を高めています。

古河市に移住する人は、20~30代や40代など若い世代が中心です。単身世帯から家族世帯まで、幅広いライフスタイルを持つ人たちから支持されています。また自由な働き方を希望するビジネスマンや、小さな子どもを連れた子育て世帯にも人気の移住エリアです。

郊外都市ならではの落ち着いた暮らしを楽しみつつ、利便性が高い環境で生活できますよ。

自分らしい人生を歩み出せる古河市で、新しい生活を始めてみませんか?

古河市の企画政策部シティプロモーション課吉田拓斗さん

茨城県古河市の暮らし、3つの特徴

茨城県古河市の暮らしの特徴

古河市への移住者は、関東近辺、特に埼玉や栃木周辺からの方が多い傾向にあります。「東京ほど情報過多ではなく、なおかつ都心への気軽なアクセスの選択肢は残しておきたい」と思っている人に選ばれているようです。

中でも運転経験が少ない人や免許を所持していない人、小さな子どもと一緒に移住を検討している人にとっては心強い特徴があるまちです。ここでは、スローライフと利便性を両立できる古河市の特徴・魅力についてご紹介します。

特徴1:都会へのアクセス抜群。自家用車がなくても移住可能!

古河駅西口の様子
▲古河駅西口の様子。都心へのアクセスのしやすさが人気の秘密

いま車を使わず生活している人が郊外への移住を考えるとき、車社会へ適応できるかどうかは不安要素のひとつだと思います。特に都会から郊外への移住を考えている人の中には、長距離の運転に慣れていなかったり、免許を所持していなかったりする場合もあるでしょう。

古河市は郊外都市でありながら、暮らしに車が必須ではありません。今回お話を伺った古河市役所の吉田さんによると、自家用車がなくても不自由なく生活できるとのことです。電車やバスなどを主な交通手段としている人も多く、都内へのアクセスがしやすいエリアであることがよくわかりますね。

さらに古河市は、茨城県で唯一湘南新宿ラインが停まります。これにより、東京まで電車で約1時間で行くことができるんです。

古河駅始発・終点の電車もあり、JR宇都宮線なら通勤ラッシュでも座れることが多いです。毎朝の通勤での体力消費を抑えられるのは助かりますよね。

このように、市外への移動や大都市へのアクセスの難という、郊外都市が抱えやすい悩みをクリアしているのが古河市なんです。車の免許がなくても暮らせるため、居住地を変えてもライフスタイルを大きく変えずに済みます

特徴2:レジャーの選択肢が多い!自然を楽しみながら都会的な遊びもできる

鷹見泉石記念館の外観
▲鷹見泉石記念館。古河藩が藩士たちのために用意した武家屋敷のひとつで、蘭学者 鷹見泉石の晩年の住まい

古河市は市外へのアクセスのよさに加えて、休日の過ごし方の選択肢が多いことが魅力です。一般的に郊外へ移住すると、豊かな自然に囲まれているからこそ都会的なレジャーを楽しみづらい傾向にあります。

しかし古河市は「自然か都会か」を選べます。以下に、古河市の自然スポットやレジャースポットの一部をご紹介します。

▼古河市の自然スポット・レジャースポット例

・利根川
・渡良瀬川
池・沼 ・御所沼
・清水丘親水公園
・渡良瀬遊水池
史跡 ・古河公方館跡(茨城県指定史跡)
・古河城出城
・松月院御所塚
神社・寺 ・雀神社
・頼政神社
・長谷観音
・正定寺
文化施設 ・古河歴史博物館
・古河文学館
・古河篆刻美術館
・古河街角美術館
見学スポット ・鷹見泉石記念館
・スポーツ施設
・リバーフィールド古河
・旧中山家住宅
・旧飛田家住宅
工場見学 ・トモエ乳業
・森ファーム(収穫体験)
・小澤糀店(味噌作り体験)
・青木酒造(酒造見学、試飲体験)
絶景スポット ・渡良瀬堤防
・古河市三和ふるさとの森
・清水丘親水公園
・古河さくらまつり
・古河桃まつり
・古河菊まつり
・古河花火大会
・提灯竿もみまつり
体験スポット ・古河七福神めぐり
・古河盆踊り大会
・古河公方公園(バーベキュー)
・丸太園(収穫体験・リップクリーム作り・その他)
・ネーブルパーク(バーベキュー、ポニー乗馬体験)
・ドローン練習場

ヤクルトわんぱくステーションの様子
▲古河駅のすぐ隣にある子育て広場「ヤクルトわんぱくステーション」

特に小さな子どもの移住を考えている人にとっては、遠出をせずとも湖や公園へ遊びに行けるのが嬉しいポイントです。

県外のレジャー先としては、横浜や鎌倉までも乗り換えなしで行けます。

特徴3:子育て支援も充実。安心感のある移住が可能!

ネーブルパークの光景
▲ネーブルパークには、アスレチックや地下迷路など子どもが喜ぶ施設が揃う

古河市では育児にかかわるサポートも充実しています。以下に、古河市の代表的な子育て支援をご紹介します。

出産お祝い金支給事業 子どもの1人の出産に対してお祝い金を2万円支給してもらえる。 HP
医療費助成 18歳までの子ども(18歳に到達した後に最初に迎える3月末日まで)の医療費を一部助成してもらえる。 HP
いばらき子育て家庭優待制度 18歳以下の子どもの保護者に「いばらきKids Club」が交付され、提示すると協賛店舗の独自サービスを受けられる。 HP
古河市ファミリーサポート
センター
「育児の手伝いをしたい人」と「手伝いを求めている人」をつなぎ、顔合わせ後に地域で子育てをサポートしてもらえる。 HP

※詳しい詳細は各リンクを参考にしてください

上記でご紹介した制度以外にも「小児インフルエンザ・おたふくかぜ予防接種助成事業」や「妊婦健康診査助成事業」などさまざまなサポートが備えられています。詳しい情報は以下のリンクを参考にしてくださいね。

公式URL:古河市の子育て支援・制度一覧

特徴4:花桃・花火・グルメなど、観光資源も充実!

古河公方公園の桃の花
▲古河公方公園の花桃。空が隠れそうなほどの本数が咲き誇る

古河公方公園でピクニックを楽しむ人々
▲古河公方公園ではピクニックもできる。ウォーキング散策を楽しむ人も多い

古河市の「市の花」として有名なのが花桃です。中でも古河公方公園(古河総合公園)の一面に咲き誇る花桃は美しく、市外からも観光客が訪れます。春は約1,500本もの花桃が楽しめ、夏には約3,000㎡の蓮池に蓮が咲き、四季折々の美しさを感じられますよ。

公式URL:古河公方公園

冬には関東の奇祭として知られる「提灯竿もみまつり」が開催され、約20mの竹竿に付けられた提灯を揉み合う伝統行事が見られます。

提灯竿もみ祭りの様子
▲提灯竿もみ祭りの様子。長い竹竿でもみ合う姿は迫力満点!

公式URL:提灯竿もみまつり

また夏には、開いたときの直径が東京スカイツリーほどの大きさもある巨大な花火が打ち上げられる古河市花火大会も見どころです。三尺玉が打ち上げられる関東最大級と言われる大きさの花火をひと目見ようと、市外からの見物客も多く訪れます。

古河市花火大会で上がった花火
▲古河市花火大会の様子。巨大な花火はインパクト抜群

また古河市は、美味しいラーメン屋さんがたくさんあります。競合店が多くラーメンファンも唸るほどの名店がひしめき合っており、ラーメン好きにはたまらないエリアなんです。ラーメン以外にもカフェ文化が根付いており、オシャレな喫茶店も多く立ち並びます。

ベッドタウンとしての魅力だけではなく、地域住民も楽しめる観光資源があることも古河市の魅力だといえます。

古河市の暮らしに関する情報

古河市の展望写真

ここでは、古河市の生活に関する情報をご紹介します。まずは、古河市の主な情報をまとめた表をご覧ください。

人口 約14万人(令和4年11月1日時点)
世帯数 約64,000世帯(令和4年11月1日時点)
気候 ・1月:平均気温3.6°C
・8月:平均気温26.8°C
※参考:気象庁ホームページ
病院 ・病院、クリニック:85院
・歯科:67院
・助産所:3院
学校

・保育園、幼稚園:46か所
・小学校:23校
・中学校:9校
・中等教育学校:1校
・高等学校:6校(定時制併設:1校、通信制:1校)

交通 【鉄道】
・JR東日本
東北本線(宇都宮線)
※東武日光線新古河駅は、渡良瀬川対岸の埼玉県加須市に位置する
【路線バス】
朝日自動車
茨城急行自動車
JR関東(東古河妻線)
【コミュニティバス】
ぐるりん号(古河市循環バス)
近隣都市 ・茨城県
結城市
坂東市
猿島郡五霞町
猿島郡境町
結城郡八千代町
・埼玉県
久喜市
加須市
・栃木県
小山市
栃木市
下都賀郡野木町
・群馬県
邑楽郡板倉町
館林市
・千葉県
野田市
名産品 ・地酒
・フナ甘露煮
・ほおずき
・しらたま(和菓子)
・さしま茶
・御慶事(日本酒)
・よしず
・傘
都市へのアクセス ・車 ※古河市庁舎まで
東北自動車道「久喜」ICから約18km(約35分)、「館林」ICから約15km(約30分)
北関東自動車道「桜川・筑西」ICから約47km(約80分)
常磐自動車道「土浦北」ICから約50km(約85分)
首都圏中央連絡自動車道「境古河」ICから約15km(約30分)
・電車 ※JR古河駅まで
JR東北本線(宇都宮線)「上野」駅から約60分(快速:約50分)
JR湘南新宿ライン「池袋」駅から約60分(快速:約50分)
JR東北本線(宇都宮線)、JR湘南新宿ライン「宇都宮」駅から約40分

古河市は人口約14万人の都市なので、市内には大型ショッピングセンターやドラッグストアなど、多くの商業施設が並びます。交通網も充実し、生活に不便を感じることはまずありません。

また市内には総合病院が4院に加え、多くの医院があり、医療面にも安心感を持ちやすいと思います。

仕事情報:コワーキングスペースが充実!空き家活用も可能

古河市は複数の工業団地を有している一方、土地の約1/3が農地です。工業と農業の両方が盛んで、求人数も多い傾向にあります。

大手求人サイトで検索したところ、古河市の求人数は約7,000件でした。さらに通勤30分圏内(25km圏内)まで範囲を広げると、求人数は約130,000件になります。人口が約14万人の都市であることを考えても、十分に求人があるといえるでしょう。

※参考:求人情報の一例

古河市の平均世帯年収は約500万円です。このあたりの年収を参考に仕事を探してみてくださいね。

※参考:平均年収の参考データ

古河市では「商店街空き店舗等対策事業」として、商店街の特定区域内の空き店舗を活用して新規出店する際に、改修費や家賃の補助金がもらえる制度があります。移住と同時に新しいビジネスを始めたいと考えている人は、選択肢に入れてみましょう。詳しくは下記リンクを参考にしてください。

公式URL:商店街空き店舗等対策事業

ユニークなコワーキングスペースが充実

古河市には、テレワーカーやフリーランスが利用しやすいコワーキングスペースが多く展開されています。

中でも人気なのが、主屋2階の和室がコワーキングスペースとしても利用できる「お休み処坂長」と、人気ファッション&ライフスタイルブランド「"The Camp" FREAK'S STORE」の2階に展開されているコワーキングスペース「&FREAK.」です。

「お休み処坂長」は明治時代に建設された旧商屋の畳部屋を活用したコワーキングスペースで、1日500円という破格の値段で利用できます。

コワーキングスペースとしても利用できるお休み処坂長
▲ノスタルジーを感じる空間

公式URL:お休み処坂長

「&FREAK.」にはデスクエリアだけではなくソファスペースや会議用ボックスも整備され、ハイセンスな空間でビジネスに打ち込めます。利用料金は1日990円です。

&FREAK.のウッド感ある内装
▲&FREAK.の内装。好きなエリアを自分で選んで働ける

&FREAK.の内装の二階部分
▲&FREAK.はオシャレに働きたい人にも人気の施設。吹き抜けで解放感を楽しめる

&FREAK.の内装
▲広々としたつくりのコワーキングスペース

公式URL:&FREAK

住まい情報:首都圏通勤エリアで住宅取得費や家賃が他県に比べ安価

大手物件サイトで検索したところ、古河市の賃貸情報は約980件見つかりました。

※参考:賃貸物件情報の一例

また、物件の家賃相場は2LDKで約7万円となっています。

※参考:家賃相場

古河市不動産関係者の方のインタビューによると、マイホームを持つのに人気のエリアは「上辺見」と「下辺見」エリアなのだとか。住宅購入を後押ししてくれる独自のキャンペーンも展開されているとのことです。

公式URL:koga note.「【インタビュー:オークヴィルホームズ】近年の古河エリア住宅事情を語る」

空き家バンク制度

古河市は、空き家バンク制度を導入しています。2022年11月現在では空き家の登録はありませんが、人気の空き家はすぐに商談が始まってしまうため、定期的にチェックしておきましょう。空き家バンク利用のためには事前登録が必要なので、先に登録だけでも済ませておくことをおすすめします。

公式URL:空き家バンク制度

公式URL:古河市空き家バンク登録物件一覧

古河市に移住した人の体験談や感想

茨城県古河市の移住者の声

ここでは、実際に古河市に移住した人たちの声をご紹介します。古河市への移住を検討している人は、先輩たちの声をぜひ参考にしてくださいね。

  • 暮らす人それぞれがお互いの良さを認め合えているまちです。
  • 帰った時に安心できるまち。
  • アットホームな雰囲気で落ち着いて暮らせます。
  • 最近は若手世代の活躍を感じます。
  • まだまだこれからの可能性を秘めているまちです。
  • ご近所さんが親切で人柄の良さを感じます。移住後もフレンドリーに接してもらえて安心しました。
  • 温かくて人情味がある。独りじゃないと実感できます。

移住者の声の中では、アットホームな雰囲気やフレンドリーな市民たちへのポジティブな意見が目立ちました。また開拓されていないビジネスも多く、起業を考えている人におすすめのまちだといえそうです。

移住者向けの支援制度

ここでは、古河市の移住に役立つ制度やお問い合わせ先をご紹介します。

古河市わくわく茨城生活実現事業における移住支援金

「古河市わくわく茨城生活実現事業における移住支援金」は、東京23区に住んでいる人や東京圏の一部に住んでいる人、もしくは東京23区に通勤している人が古河市に移住する際に支援金を受け取れる制度です。金額は単身世帯で60万円、家族世帯で100万円です。

受け取りには、移住支援金対象の企業に就業するなどの細かな条件があります。テレワークでも受け取れるケースもあるため、詳細は下記リンクを参考にしてください。

公式URL:古河市わくわく茨城生活実現事業における移住支援金

若者・子育て世帯定住促進奨励金

若者・子育て世帯定住促進奨励金は、若者・子育て世帯が住宅やマンションを購入する際に奨励金を受け取れる制度です。新築・中古住宅の購入やリフォームの有無を含む条件次第で、最大100万円を受け取れます。詳しい条件や金額の詳細などは下記リンクを参考にしてください。

公式URL:若者・子育て世帯定住促進奨励金

【フラット35】金利優遇措置

上記の定住促進奨励事業に該当する世帯が、全期間固定金利型住宅ローンの「フラット35」を利用する場合、店頭金利から当初10年間年0.25%引き下げてもらえる制度もあります。定住促進奨励金制度と合わせれば、ダブルでメリットを受けられます。詳しい条件や金額の詳細などは下記リンクを参考にしてください。

公式URL:【フラット35】金利優遇措置

古河市の魅力を伝えるサイト「koga note.」

「koga note.」は、koga.ライターがおすすめする食べ物や地域の情報などが掲載された、古河市の魅力をたっぷり伝えるポータルサイトです。旬の食べ物やおすすめスポットなどがコラム形式でまとめられています。地域住民しか知り得ないコアな情報も掲載されているため、移住を検討する際はぜひ参考にしてみてくださいね。

公式URL:koga note.

移住情報が見られるサイト「いばらき移住ちょいなかStyle」

古河市を含めた茨城県の移住情報や移住者インタビューなどをまとめたポータルサイトです。過去には「ちょいなか体験ツアー」として、古河市の野菜収穫体験や地元野菜を利用したレストラン、ミュージアムエリアの探索などが行われたこともあります。

サロンやイベントなどの情報も随時更新されていますので、最新情報をチェックしておきましょう。

公式URL:いばらき移住ちょいなかStyle

古河市への移住に関する問い合わせ

移住に関する質問や相談先は下記の通りです。些細なことでも、気になったらまずは相談してみましょう。

担当課 シティプロモーション課
住所 〒306-0291
茨城県古河市下大野2248番地
電話番号 0280-92-3111(代表)
FAX 0280-92-3088
開庁時間 午前8時30分~午後5時15分
月曜日~金曜日(祝日・休日および年末年始を除く)
公式サイト https://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/

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