茨城県利根町への移住はどう?暮らし・仕事・支援の特徴を解説|縁結び大学

今回は、地方移住を検討する方に向けて、茨城県北相馬郡利根町(とねまち)の移住情報をご紹介します。利根町はその名の通り、利根川沿いの豊かな自然に囲まれたのびのびとした雰囲気が魅力的な町です。

また、都内から電車で1時間程度、千葉・埼玉からも車で1時間程度で通勤できるため、普段は田舎でのんびり過ごしたいテレワーカーさんにも人気なんだそう。マイホーム支援制度が充実しており、仕事と趣味・家族との時間を両立できる住まいも夢ではありません。

ここでは利根町の基本情報や暮らしの特徴のほか、仕事探し・住まい探し情報、先輩移住者の声など、移住を考える際にチェックしておきたい項目をまとめました。

のんびりとした自然の中で、テレワーク拠点や家族の憩いの場を探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

茨城県利根町役場の政策企画課・地域振興係の栗原さん

茨城県利根町の特徴3つ

茨城県利根町の暮らしの特徴

利根町は茨城県の南端にあり、利根川を挟んで千葉県とも隣接している町です。利根川の土手沿いなどに桜並木・銀杏並木が美しいスポットが多く、散歩やサイクリングのコースも多く見られます。

人口1万5千人ほどの小さな町ながら、公共施設や地域の行事が充実しているのも特徴です。町内にもスーパーマーケットやコンビニが複数あるほか、千葉県(印西市)のコストコや阿見町のアウトレットモールなどへも車で20~30分程度で行くことができます。

また8月の花火大会が有名で、毎年近隣から多くの観光客が訪れるそうです。

そんな利根町への移住は、こんな方におすすめです。

  • 首都圏の企業でテレワークをしている方
  • サイクリングなどのアウトドアレジャーが好きな方
  • 家族とゆったり暮らせる家を探している方
  • 田舎暮らしに憧れはあるが、便利さも捨てがたい方

ではどうして上記のような方におすすめなのか、利根町の魅力とその特徴から詳しく解説していきましょう。

ポイント1:首都圏まで好アクセス!テレワークも可能

利根町は、一見不便な田舎の町に思えるかもしれません。

しかし、実は東京の中心地から40km圏内にあり、海浜幕張(車利用)や都内(電車利用)へも1時間程度で出られる立地でもあります。普段は静かな環境でテレワークをして、必要に応じて出社したい方におすすめの環境です。

また町内は土地・建物が安いため戸建てに住む人が多く、仕事部屋と趣味の書斎を分けるなど、ライフスタイルのオン・オフが切り替えやすいところもポイントです。

ポイント2:季節感たっぷりの自然環境が魅力

利根町の利根川沿いにある桜つづみと住宅街

利根町は南側を利根川に接しており、土手の並木道や公園は地域住民の憩いの場にもなっています。日々の通勤・通学の中で、移り変わる季節を目にすることができるのも魅力です。

桜並木のある利根川の土手は、とても景観がよく、サイクリングを楽しむ方も多いです。

また海へも1時間程度で出ることができ、サーフィンを趣味にしている住民の方もいます。

ポイント3:ゆったりマイホームで暮らしが広がる

前述のように、利根町は土地・建物の価格がとても低い地域です。取手市や印西市といった近隣都市では庭付き戸建てが4万円/平米前後なのに対し、利根町では1万4千円/平米ほどと破格の安さです

そのため移住してくる方は新築の戸建てを購入したり、土地を購入してマイホームを建てることが多いといいます。新築マイホーム助成金など、家を建てる移住者にとって嬉しい制度が充実しているのも見逃せません。

テレワーク用の書斎を分けたり、自転車用のガレージスペースを取ったりと、自分の暮らしに合わせた家を持つことができるのがポイントです。家族の憩いの場として、広いリビングや庭を作ってもいいかもしれませんね。

茨城県利根町の暮らしに関する情報

田園風景の中をサイクリングする様子

続いて、利根町の基本的な情報をまとめて見ていきます。

気候 1月:平均気温2.6℃
8月:平均気温26.2℃
※2022年のデータ
町内全域で比較的温暖な気候で、暑すぎず寒すぎない地域といえる
人口 総人口:15,351人
世帯:7,131世帯
(令和5年5月1日現在)
病院 病院・クリニック:4か所
歯科:5か所
学校 大学:1校
中学校:1校
小学校:1校
認定こども園:3施設
保育所:2施設
文化・芸術 城跡や貝塚などの旧跡のほか、民俗学者・柳田國男が暮らした家を復元した柳田國男記念公苑などがある
利根川の土手の桜並木・花火大会は毎年多くの観光客でにぎわう
食べ物 利根町産コシヒカリ、かきあげそば・うどん、利根包子(トネポーズ)、手焼きせんべい、とねりん焼き、利根豆達物語(トネビーンズ)
交通 【電車】
・JR成田線「布佐」駅(千葉県我孫子市)
・JR常磐線「取手」駅(茨城県取手市)
※町内に鉄道路線はない。
【バス】
・大利根交通自動車の路線バス
・町内を巡回する無料運行の福祉バス
【主要道】
・千葉県道
・茨城県道
・若草大橋有料道路
行事 ・1月:どんど焼き
・2月:利根町駅伝大会
・7月:太刀祭
・7月:布川神社臨時大祭(3年に1度)
・8月:利根町民納涼花火大会
・9月:琴平神社奉納相撲
・10月:町民運動会
・11月:利根町文化祭・利根町地場産業フェスティバル
・12月:地蔵市
近隣都市 龍ケ崎市、取手市、稲敷郡河内町
千葉県:我孫子市、印西市、印旛郡栄町

8月に行われる利根町民納涼花火大会(1)

8月に行われる利根町民納涼花火大会(2)

8月に行われる利根町民納涼花火大会(3)

→スライドで利根町民納涼花火大会の様子が見られます

利根町は人口に対して病院・学校といった公共施設が充実している上、日々のちょっとした移動であれば自転車でも事足りる地域です。町内に鉄道路線が無いことが気がかりな方もいるかもしれませんが、車と自転車があればあまり不便を感じることはありませんよ。

人口の男女比はほぼ1:1で、住民の多くが家族連れです。「マイホームを建てる場所を探して利根町にたどり着いた」という方も多く、移住から定住につながるパターンがよくあるといいます。

町内には住宅の集まっている地域が5か所ほどあり、移住者もまんべんなく色々な場所に住んでいるそうです。自分の理想の住環境を優先して、住む場所を決めている方が多い印象です。

また利根川を中心として、地域を代表する観光スポットや行事があるのも特徴です。桜並木・花火大会・利根親水公園の蓮の花など、町内外の人々から愛される風景が広がっています。

仕事情報:首都圏企業のテレワークに最適!

大手求人サイトで利根町の正社員募集を検索したところ、約650件がヒットしました。事務職や製造スタッフ・店舗スタッフなど、専門資格のいらない一般職が最も多く見られます。

※参考:求人情報の一例(利根町内)

町民の方は主に車で近隣の市町に、また電車で首都圏に通勤しており、テレワークを行っている方もいます。実際、上記の求人サイトでチェックしてみると、25km圏内であれば千葉県内・埼玉県などを含む20万件以上の求人があります。

※参考:求人情報の一例(利根町から25km圏内)

また利根町は、「利根町わくわく茨城生活実現事業」という支援事業を行なっています。東京23区に住んでいた方、もしくは東京23区に通勤する方が利根町に移住した際、所定の条件を満たせば以下の補助金を受けられる制度です。

  • 単身世帯:60万円
  • 2人以上世帯:100万円
  • さらに子供1人につき+100万円

>>利根町わくわく茨城生活実現事業について

仕事がテレワークになり、働き方に合わせて暮らし方を見直したいと考えた方や、定期的に出勤する必要のある都内テレワーカーの方などはぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

住まい情報:充実のマイホーム支援をチェック

ここまでにもご紹介したように、利根町は土地・建物が周辺と比べてかなり安い地域です。そのため、賃貸を選ぶより、土地や新築住宅を購入する移住者がほとんどだといいます。空き家バンクでは、空き家が公開されるとすぐに買い手がつくことが多いです

一方で賃貸物件はあまりなく、大手賃貸情報サイトでも7件のみのヒットにとどまります。

※参考:賃貸物件情報の一例(利根町内)

そのため、利根町への移住を考える際には、戸建てのマイホームを持つことを検討するのがおすすめです。以下のような助成制度を利用すれば、より手軽な価格で住宅を建てることができるはずですよ。

制度名 内容 詳細
利根町新築マイホーム取得助成金 町内に住宅を新築、建て替えまたは建売住宅を購入した場合に利用できる
子どもの人数やテレワーク助成金を含め、最大55万円
HP
空き家子育て活用促進奨励金 中学生以下の子供と同居する世帯で、所定の要件を満たす場合に世帯につき20万円を交付 HP

茨城県利根町に移住した方の体験談

茨城県利根町の移住者の声

続いて、実際に利根町に移住した方の声をご紹介します。

  • 家を建てるのによい場所を探していて、利根町にたどり着いた。土地が広々使えるのがよい。
  • 待機児童がいないので、ノーストレスで子供を預けられる。
  • 公園や散歩のできる道がたくさんあって、のびのび子育てができる。
  • はじめは賃貸で移住してきて、合わなかったらまた引っ越そうと考えていたけれど、すごくいいところだったので迷わず定住を決めた。


▲利根町での暮らしぶりを動画でチェック

利根町に移住した方の間では、とにかく「暮らしやすい」という声が多く見られました。テレワーカー・県外に出勤する人・子育て世帯など、幅広い人が自分に合った暮らしを見つけられる町だと言っていいのではないでしょうか。

属性を問わず、「自分にぴったりの暮らしを実現したい人」に利根町への移住をおすすめします。

>>From TONE~移住を検討されているあなたへ~

利根町への具体的な移住ステップ

利根川の土手にある桜つづみが満開になっている様子

利根町への移住に興味が出てきた方は、ぜひ以下のステップを参考に移住を検討してみてください。

利根町は移住者向けのサポートページなどが多く、インターネット上だけでも様々な情報を集めることができます。気になることはどんどん調べて、よりリアルな移住生活を想像してみてくださいね。

ステップ1:移住ポータルで利根町の暮らしをチェック!

利根町の移住・定住支援ポータル「from TONE」

まずは利根町の公式サイトから、移住・定住支援ページをチェックしてみましょう。中でも「From TONE~移住を検討されているあなたへ~」ではリアルな移住者の声のほか、利根町の基礎情報・主な支援内容が分かりやすく掲載されています。

>>利根町公式ホームページ「移住・定住支援」

地方移住がまだあまりピンとこない方でも、生活の雰囲気がつかみやすくなるはずですよ。

ステップ2:まずは観光に訪れてみるのも◎

利根町は小さな町ながら、花火大会をはじめとしたイベントの多い町でもあります。さらには町歩きマップやアプリも公開されているため、気になる方はぜひ実際に利根町へ出かけてみるのがおすすめです。

その際には、主要都市からのアクセスもあわせて確認してみてはいかがでしょうか。

>>利根町観光アプリ「ぶらっとね」はこちら

>>利根町観光マップ「利根町まちあるき」はこちら

ステップ3:移住を決めたら、各種支援を活用!

ここまでにもご紹介してきたように、利根町には住宅補助を中心とした移住者向け支援が豊富に用意されています。マイホームの新築・購入を検討している方や、子ども連れの世帯は要チェックです。

さらに助成金制度以外の支援制度も多く、移住が完了したあとでも必要に応じて利用することができます。ライフステージに合わせた支援を活用することで、長く住みやすい暮らしを続けることができるはずですよ。

茨城県利根町への移住に関するお問い合わせ

担当課 利根町役場 政策企画課 地域振興係
住所 〒300-1696
茨城県北相馬郡利根町布川841-1
電話番号 0297-68-2211
対応時間 平日8:30~17:15
※12月29日~1月3日を除く
公式サイト https://www.town.tone.ibaraki.jp/