ときがわ町への移住はどう?まちの魅力・仕事・住まい情報を徹底解説
この記事では、地方移住を検討している方に向けて、埼玉県ときがわ町の魅力をご紹介します。
埼玉県ときがわ町は、町内の7割を森林が占める自然環境豊かなまちです。一方で東京まで約90分とアクセスできる立地で、都内に月に数回出勤しながらリモートワークをする方や二拠点生活を希望している方にも適しています。
食と教育で選ばれるまちづくりを目指しており、子育て支援にも力を入れているため、子育て世帯の移住希望者からも注目が集まっています。それでは早速ときがわ町の魅力に迫っていきましょう。
ときがわ町での暮らし:2つの特徴
豊かな森林に囲まれた埼玉県ときがわ町は、「自然に囲まれて生活したい」という移住希望者にぴったりです。
総人口約10,500人ほどの小さなときがわ町では、人のあたたかさに頻繁に触れる機会が多くあります。都会の人間関係に物足りなさを感じている方にとって、ときがわ町での暮らしはある意味刺激的で、心豊かな日々が送れることでしょう。
それでは早速ときがわ町の特徴に触れながら魅力をご紹介していきます。
特徴1:自然の多いフィールド!アウトドア好きに適したまち
ときがわ町は面積の7割を森林が占める自然資源に恵まれたまちです。「木のまち」として知られているときがわ町は、古くから森や木々を大切に守りぬいてきました。
森林には多数の巨木が点在しており、その位置を記した「巨木マップ」という冊子片手に散策する方も多くいるとか。
▲巨大な岩が並ぶ景勝地「三波渓谷」
ときがわ町の東西には都幾川が流れており、一年を通して川遊びやBBQ、周辺のハイキングを楽しもうと多くの人々が訪れます。
また、都幾川の上流エリアにはテントサイトやバンガローでのキャンプ、そしてバーベキューができる「木のむらキャンプ場」があります。
▲「木のむらキャンプ場」ヤマメ・ハヤが泳いでいる都幾川で川遊びもできる
※参照:木のむらキャンプ場
冬にはときがわ町の人々が作る天然氷のスケートリンク「上サ(カサ)スケート場」が登場!大人は滑走料と貸靴料合わせて1,000円で楽しめます。(※中学生以下は500円)
春夏秋冬どの季節でも、アクティビティが楽しめるときがわ町は、アウトドア好きの方に適した移住地といえます。
特徴2:子育てに適したまち!深い人間関係が築ける&支援も充実
ときがわ町の小中学校は、生徒数が1学年に平均30人ほどと少な目です。そのため、先生の目が行き届きやすく、子どもたちも深い関係を築けると評判です。
また、特記しておきたいのが、小中学校の校舎です!木工業が盛んなときがわ町ならではの取り組みとして、木の学校づくりを推進しています。山の中で空気がきれいなことに加え、内装が木質化されていることから、アトピーや喘息ぎみのお子さんのために移住してきた方もいるそうです。
食育にも力を入れており、「安心・安全・愛情」の三本柱を重点施策として掲げています。地産地消の手作り給食を提供することで、子どもたちの心を豊かにしたいという思いで取り組まれています。
また、子育てに関する補助金や支援も手厚いです。
こども医療費給付 | 18歳までの子どもの医療費を助成 |
---|---|
出産祝い金 | 第一子:5万円 第二子:7万円 第三子:10万円 |
パパ・ママリフレッシュ切符 | 就学前のお子さんをお持ちの保護者対象(在宅育児) 1年に36時間の範囲で無料保育を実施 |
町内には子育て支援センターもあり、定期的にさまざまなイベントを開催しています。移住先に知り合いがいなくて不安な方も、町の支援に頼ることや、支援センターで同じ月齢の子どもをお持ちのパパママに出会うことで孤独を感じずに済むでしょう。
※参照:子どもを産み育てる
ときがわ町での暮らしのデータ
▲星と緑の創造センター「堂平天文台」星空観察やトレッキング、キャンプも行える
ここではときがわ町の暮らしのデータをご紹介します。
人口 | 総人口:10,492人 世帯:4,747世帯 |
---|---|
教育 | 公立保育園:2 私立保育園:1 認定こども園:1 小学校:3 中学校:2 |
医療 | 15(内科・歯科・接骨院など) |
交通 | 路線バス 乗合タクシー |
アクセス | 【電車】 主要な駅:明覚駅、または武蔵嵐山駅から路線バスで約15分 ・大宮駅から約60分 ・池袋駅から約70分 ・八王子駅から約70分 【車】 ・関越自動車道:東松山ICまたは嵐山小川ICから約20分 ・関越自動車道:鶴ヶ島ICから約40分 |
※2023年7月時点の情報です
ときがわ町には、スーパーやコンビニ、ドラッグストアが点在しているので生活必需品は町外へ出なくても問題なく揃います。地方移住の醍醐味ともいえる直売所もあるため、新鮮な野菜や果物を探しに立ち寄るのも楽しそうです。
町内に総合病院はありませんが、内科や外科などの開業医が点在しています。小児科や専門的な病院は、隣接している小川町や毛呂山町にあり、そこへ通院する方が多いようです。ちなみに隣町の病院までは車で10~20分と町内感覚で通える距離なので安心です。
また、ときがわ町で便利な暮らしを送るには車はマストであることは覚えておいてください。
【仕事】リモートワーク者が増加中!近隣エリアに働き口多数
ときがわ町は都内から90分ほどでアクセスできるため、仕事を変えずに移住している先輩も多いそうです。また、農業に従事する方もいらっしゃいます。
ときがわ町内の仕事を大手求人情報サイトで検索したところ、約650件がヒットしました。(※2023年7月時点)
※求人情報の一例
移住者の方は町内で働くよりも、隣町に働きに出る方が多いそうです。実際に車で30分ほどの距離まで範囲を広げて求人を探すと、約22,000件と大幅に増加しました。視野を広げると働き口が豊富にあることがわかります。
【住まい】住宅購入の際にお得な補助金あり!空き家バンクも展開中
ときがわ町の空き家バンクの制度では、これまでも多くの移住者の受け入れ実績があります。空き家バンク制度の他に、ときがわ町の集落支援員として空き家の掘り起こしを行っている方もいらっしゃるので、こちらも併せてチェックしておくのがおすすめです。
空き家を購入してリノベーションやDIYをしたい!という希望をお持ちの方は、ときがわ町役場の窓口へ相談するのが良いでしょう。条件やタイミングがあえば、空き家とのマッチングも可能です。
※参照:ときがわ町空き家バンク
また、住宅購入の際には補助金が出る「ときがわ町定住促進住宅取得補助金」制度を実施しています。
住宅取得補助金 | ■新築・建替・建売:30万円 ■中古:10万円 |
---|---|
加算額 | 移住者補助金:20万円 町内建築業者施工補助金:10万円 子育て補助金(中学生以下1人あたり):5万円 補助対象世帯を含む同居・近居補助金:10万円 既存建物解体費補助金:20万円 |
※参照:ときがわ町定住促進住宅取得補助金
マイホームを取得して移住される際はぜひ利用してください。
ときがわ町の移住者の声
ここではときがわ町の移住者の声をご紹介します。
- まちの人がやさしく、過ごしやすい
- すれ違う小学生の挨拶が気持ち良い
- 自然環境が豊富で癒される
- 自然が教材になっている
- 気軽に都内に出かけられる環境も気に入っている
ときがわ町の移住者の声からは「まちの人がやさしい」という声がとても多かったです。小さなまちなので、つながりも生まれやすく人付き合いが活発になるでしょう。地域によっては、2・3カ月に1度、奉仕活動などが行われるそう。
ときがわ町へ移住し、日々さまざまな人と交流を持つことでいろんな発見ができそうです。
ときがわ町が実施している移住支援
ときがわ町は、移住に関するガイドブック「日々、ときがわ。」を発行しています。移住者インタビューをメインに、ときがわ町での田舎暮らしの実態やときがわ町の便利MAPなどが掲載されています。参考になる情報ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、ここからはときがわ町が実施している移住支援をご紹介していきます。
まずは相談!ときがわ町地域おこし協力隊「移住定住推進型隊員」
ときがわ町では、令和5年度より移住定住推進型隊員として、地域おこし協力隊が活動しています。隊員自身も移住者なので、移住に際して不安や疑問に思うことなどを相談できて、リアルなときがわ暮らしのお話が聞けるでしょう。
住んでみよう!おためし住宅”やまんなか”
「移住したいけど、突然住むのは気が引ける」「自分にときがわ町が合っているのか分からない」という不安をお持ちの方は、ときがわ町が運営している「おためし住宅”やまんなか”」の利用がおすすめです。
実際にときがわ町に住んでみることで、移住後の生活が想像しやすくなります。
▲「やまんなか」木のぬくもり溢れるお家
おためし住宅の宿泊期間には、たけのこ堀りや森林浴、星空観察など、さまざまな体験メニューが用意されています。自然環境を活かした体験は子どもたちにも大好評!おためし住宅は最短で7日間、最長で2カ月まで利用が可能です。
▲広々とした住宅でのんびりとした時間が過ごせる
ご利用希望の方は下記よりお申込みください。
※参照:ときがわ町おためし住宅
ときがわ町の移住に関する問い合わせ先
担当課 | 政策財政課 |
---|---|
住所 | 〒355-0342 埼玉県比企郡ときがわ町玉川2490 |
電話番号 | 0493-65-1521 |
公式サイト | https://www.town.tokigawa.lg.jp/menu/90 |