兵庫県高砂市で暮らす良さとは?移住のための仕事・住居・支援情報
この記事では、地方移住を検討している方に向けて兵庫県高砂市の魅力や移住情報についてご紹介します。
高砂市は、海・山の自然と歴史的な景観が残るまちです。近隣都市へのアクセスが良いので、ほどよい田舎暮らしが楽しめると移住希望者からの注目も集まっています。
先輩移住者が「まちの人のあたたかさが魅力」と口をそろえて言っていることから、新しく移住してくる方を快く受け入れてくれる傾向があります。充実した子育て支援や教育環境がそろっているので、ファミリー世帯が暮らしやすいまちとしても人気です。
それでは早速高砂市の特徴や魅力についてご紹介していきましょう!
高砂市での暮らし:4つの特徴
高砂市への移住は下記のような方におすすめです。
- 自然環境がすぐそばにある暮らしがしたい
- 週末は市内だけでなく市外にも気軽に遊びに行きたい
- 歴史文化や古いまちなみが好き
- 新婚生活は新しいまちで始めたい
- 子どもを育てやすい環境が良い
なぜ上記のような方におすすめなのか、高砂市の特徴を交えながらご紹介します。
特徴1:海も山もある!気軽に自然と触れ合える環境
▲高御位山(たかみくらやま)から見える朝日
高砂市には山も海もそろっています。高御位山(たかみくらやま)は、兵庫県高砂市と加古川市の市境にある標高304mの山で、初心者でもハイキングを楽しめると人気の山です。
▲紅葉時期のほか、日の出・日の入りスポットとしても有名な高御位山
また、山だけでなく気軽に海へも足を運べる環境です。
▲白砂青松が特徴的な「高砂海浜公園」夏はバーベキューや釣り、水遊びを楽しむ家族連れでにぎわう
▲穏やかな波が打ち寄せる「高砂海浜公園」は、夏だけでなく冬期でも散歩スポットとして人気
高砂市には高砂海浜公園のほか、もうひとつ人気の海岸「あらい浜風公園」があります。播磨灘の景色が一望できる展望施設があるので、海風を感じながらゆったりとした時間が過ごせます。
▲綺麗に整備された散歩道がある「あらい浜風公園」
▲「あらい浜風公園」にはマリンなデザインの大型遊具もある
高砂市は、思い立ったときに気軽に山や海へと行ける環境です。「慌ただしい日常を忘れてリフレッシュしたい!」「アウトドアが好き!」という方にぴったりな移住地といえるでしょう。
特徴2:アクセス良好!電車・自動車ともに近隣都市へ気軽に行ける
高砂市は交通利便性の高さも特徴です。高砂市内にはJRと山陽電鉄の駅があり、姫路市までは15分、神戸市までは30分でアクセスできます。今は小さなお子さんが大きくなっても、友達とショッピングに出かけたりするのにちょうどよい距離感ではないでしょうか。
また、車でもインターチェンジを利用すれば他県へと気軽に遊びに行けます。高砂市内にも遊び場はたくさんありますが、ちょっと足をのばしたい週末にも良い立地です。
特徴3:まちあるきが楽しめる!レトロな景観&歴史深い神社があるまち
高砂市の高砂町周辺は、レトロなまちなみが今も残っており「兵庫県歴史的景観形成地区」にも指定され、「日本遺産」にも認定されています。
▲高砂町のレトロな路地
港町であった高砂市で、丈夫な帆布を生み出したとされる「工楽松右衛門」のかつての住宅のほか、昔ながらの建物が並ぶ一角には古民家カフェがあるなど、若者たちも楽しめるエリアとなっています。
▲工楽松右衛門旧宅
また、高砂市にはさまざまな歴史を持つ神社が点在しています。
▲高砂町にある「高砂神社」
▲阿弥陀町にある「鹿嶋神社」
▲曽根町にある「曽根天満宮」
▲荒井町にある「荒井神社」
▲高砂市の「生石神社」にある1辺が5mを越える直方体「石の宝殿」
たくさんの見どころがある高砂市は、歴史やレトロ好きな方はもちろん、そうでない方でも飽きずに住み続けられる移住地ではないでしょうか。
特徴4:新婚さんも注目!子育て支援・教育環境が充実している
高砂市は子育て環境が充実しています。待機児童がゼロ(令和5年5月末時点)なので、共働き世帯の移住者にも喜ばれています。
また、小中学校の全校で完全給食を実施中。一人一台タブレットを支給しICT授業を積極的に行ったりと教育環境にも力を入れています。
新婚さんへ最大60万円を支給する支援もスタートしたそうです。詳細は下記URLをご確認ください。
※参照:結婚新生活支援補助金
子育てにまつわるサポートを簡単にご紹介します。
延長保育 一時預かり |
ファミリーサポートセンターや病児保育、休日保育などを実施 |
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保育料 副食費無償 |
3~5歳の給食費無償化 |
保育料減額 | 第二子:半額 第三子以降:無料(※所得要件・年齢要件あり) |
高砂市では子育てサイトも運営しています。各種届出や相談窓口のほかイベント情報まで、子育てに関する情報が掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
※参照:高砂市子育てサイト
また、自然と触れ合える遊び場ももりだくさんです。上記で紹介した海辺の公園だけでなく山沿いにも人気の公園があります。
▲キャンプやBBQもできる「市ノ池公園」大自然に目一杯触れあえる
高砂市は、子育てにかかる費用を軽減できる上、自然のなかでのびのびと子育てができるのでファミリー世帯にぴったりな移住地です。
高砂市の暮らしに関する情報
▲令和4年12月にグランドオープンした高砂市役所の新庁舎
ここからは高砂市の暮らしに関する情報をご紹介します。
人口 | 人口:87,730人 世帯数:40,344世帯 ※令和5年5月末時点 |
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病院 | 94 内科・外科・小児科・産婦人科・皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科・精神科・歯科 |
教育 | こども園:7 保育園:1 幼稚園:1 小学校:10 中学校:6 |
交通 | 【電車】 JR山陽本線:宝殿駅、曽根駅 山陽電鉄:高砂駅、荒井駅、伊保駅、山陽曽根駅 【自動車】 神戸方面から:加古川バイパス高砂北ランプ出口 岡山方面から:姫路バイパス高砂西ランプ出口 |
高砂市は医療機関や買い物環境も問題なくそろっています。スーパーやコンビニも点在しているので、日常的な買い物に困ることはありません。
▲コミュニティバス「じょうとんバス」も運行しているので便利
また、高砂市の水道料金の安さは全国上位だそう。生活に必ず必要な水が安く利用できるのは嬉しいポイントです。
平成23年9月の水害をきっかけに、治水対策に力を入れていて、今では大きな災害が少ないまちとしても知られています!
そのほか、高砂市では1年を通して魅力的なイベントが多数開催されています。
▲毎年9月頃に開催される「たかさご万灯祭」高砂市内がやさしい灯りと音楽に包まれる幻想的なイベント
▲高砂海浜公園で11月頃に開催される「ナイトファンタジーイリュージョン」花火だけでなくイルミネーションや飲食店も
「たかさご万灯祭」は、歴史的建造物のライトアップをはじめ、路地キャンドルやJAZZライブなど、見どころがたくさん!写真映えするスポットや飲食ブースもあるので、ぜひ遊びに来てくださいね。
【仕事】働き口多数!就職や起業に関するサポートも充実
高砂市は、海沿いに大企業の工場が建ち並んでいるため、市外から通勤している方も多くいます。
大手求人情報で高砂市の正社員求人を調べたところ、約6,600件もヒットしました。市内でも働き口は多いですが、近隣のまちへ出勤する方も多いそう。高砂市に移住しても働き口に困ることはないでしょう。
※求人情報の一例
また、高砂市は仕事に関するサポートがたくさん用意されています。相談会のほか、起業者、中小企業応援といったサポートがあります。詳細は下記URLからご確認ください。
※参照:たかさごガイドーあ、高砂に住もうー仕事GO!!
【住まい】賃貸物件も豊富!空き家バンクなら補助金制度もあり
大手不動産情報サイトで高砂市の賃貸物件を調べたところ、約970件がヒットしました。家賃相場はワンルームが4.28万円、3DKが5.28万円と出ています。
※賃貸情報の一例
「移住してマイホームを手に入れたいけど、まずは賃貸に住んでお金を貯めたい」という方も、物件が豊富なので住む場所に困ることはなさそうです。
また高砂市では空き家バンクも実施しており、改修にかかる費用に対する補助金制度が用意されています。「古民家に憧れている」「リノベーションしてみたい」という方にはとくにおすすめです。
空き家バンクを日々チェックして、理想の物件を見つけてください。
※参照:空き家バンク登録物件情報
※参照:空き家活用支援事業
高砂市に移住した方の声
ここでは実際に高砂市へ移住した先輩たちの声をご紹介します。
- コンパクトなまちで便利
- 姫路市や神戸市にも行きやすいのが魅力
- 自然豊かで遊ぶところがたくさんある
- 支援や遊び場などが充実していて子育てに適している
- アクセスがいいから若者世代でも住みやすい
- 地域の人との交流が感じられる
- 山から眺めるまちなみが好き
先輩移住者の声からは、コンパクトなまちながら利便性も高く自然も豊富、さらには地域の人々のあたたかさやアクセスの良さなど、書ききれないほどの魅力にあふれたまちであることが分かります。
高砂市の移住に関する問い合わせ先
高砂市への移住を検討している方は、気になる点や、不安を一度担当者へ相談してみてください。お問い合わせ先は下記のとおりです。
担当課 | 政策部・シティプロモーション室 |
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住所 | 〒676-8501 兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号 |
電話 | 079-441-9904 |
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