奈良県下北山村の魅力を徹底紹介!自然と共生する暮らしと充実した移住支援

この記事では、地方移住を検討している人に向けて、奈良県吉野郡下北山村(しもきたやまむら)の魅力や暮らしについてご紹介します。

下北山村は雄大な山々と豊かな水源に恵まれた自然豊かな村です。大阪から公共交通機関を使って約3時間半、市街地のある三重県熊野市まで車で約40分と、都会の喧騒から離れた山奥に位置しています。

子育て世帯に向けたサポートが充実していたり、コワーキングスペースを新設したりと暮らしやすく働きやすい環境づくりに力を入れているのが特徴的です。

今回は、下北山村役場地域振興課の上平さんに下北山村の特徴や暮らし、移住支援について話を伺いました。

本日お話を伺った方
下北山村役場地域振興課主事補の上平一輝さん

下北山村役場 地域振興課 主事補

上平 一輝さん

下北山村の魅力:自然、子育て、教育の3つの特徴

奈良県吉野郡下北山村の暮らしの特徴

下北山村は奈良県の南東部に位置する人口約800人の村です。村の始まりは平安時代とされており、「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」を利用していた山伏たちによって発展していったと言われています。

村の約半分は「吉野熊野国立公園」に指定されており、とにかく自然が豊かです。下北山村は釣りや山登りといったアウトドアを楽しむ場所として親しまれています。

また、下北山村では子育て世帯に向けたサポートに力を入れており、子どもがのびのびと育つ環境が整っているところも魅力のひとつです。

下北山村への移住には、以下の人が向いています。

  • 自然が豊かな場所で子育てをしたい
  • 林業や農業など一次産業に興味がある
  • 休日にはアウトドアやスポーツを楽しみたい
  • 都会から離れてのんびりと暮らしたい

なぜこのような方に下北山村が向いているのか、理由も踏まえつつ、下北山村の暮らしの特徴についてご紹介していきます。

特徴1:豊かな自然環境でアウトドアライフを満喫

下北山村を流れる川
▲コバルトブルーに染まる「前鬼川」は美しいと評判。「三重の滝」や「前鬼・不動七重の滝」などの滝が見られるスポットも

下北山村は四方を山に囲まれている、のどかな山村です。西側には雄大な大峯山系が連なり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる修験者の修行道「大峯奥駈道」があります。

下北山村は全国屈指の多雨地帯としても知られており、前鬼川は青みがかった色に見えることから「前鬼ブルー」という名称でも親しまれています。

また、豊富な水源を活用した「池原ダム」「七色ダム」も有名です。特に「池原ダム」は奈良県最大の人造湖であり、高さ110mのアーチ式コンクリートダムはアーチ式としては国内最大の総貯水量(※)を誇ります。
※参考 一般財団法人日本ダム協会 ダム便覧

渓流釣りやダム湖でのバス釣りも人気で、シーズンには多くの人が訪れるそうですよ。

下北山村の池原ダム湖
▲池原ダム湖はブラックバスフィッシングの聖地としても有名

下北山村ではキャンプも人気です。「池原ダム」の麓にある「下北山スポーツ公園」のキャンプ場は、日本最大規模のキャンプ場予約サイト「なっぷ」で、西日本部門・予約件数で3年(2017年・2018年・2020年)No.1(※)を獲得しています。
※参考
なっぷアワード2017年受賞キャンプ場!
なっぷアワード2018年受賞キャンプ場!
なっぷアワード2020年受賞キャンプ場!

下北山村にある下北山スポーツ公園のキャンプ場のC型コテージ
▲下北山スポーツ公園キャンプ場のC型コテージ。豊かな自然の中でのんびり過ごせる

下北山村役場地域振興課主事補の上平一輝さん
上平さん

キャンプ場では、コテージを借りることもできますが、持参のテントなどで宿泊する方もいます。

下北山村にある下北山スポーツ公園のキャンプ場でテントを張る

休日に釣りをしたりキャンプをしたり山歩きをしたりと、下北山村ではさまざまなアウトドアが楽しめます。アウトドア好きの方は充実した時間を過ごせるでしょう。

特徴2:手厚い子育て支援制度で安心の子育て環境

下北山村では子育て支援に力を入れています。制度については、以下のとおりです。

子育て支援(妊娠・出産・就学前)

名称 内容
風しんワクチン予防接種費用助成 妊娠を希望する方及びその家族を対象に予防接種費用を全額助成
出産・子育て応援ギフト 出産応援ギフト:5万円/妊婦1人
子育て応援ギフト:5万円/新生児1人
妊娠判定受診費用助成 妊娠判定に係る金額の一部を助成
上限:7,000円/1回
年2回まで助成
妊娠健康診査費助成 健診に係る費用を助成
上限:10万5,000円
新生児聴覚スクリーニング検査助成 検査費用全額助成
赤ちゃん誕生のお祝い 10万円/1人
チャイルドシート購入補助金 購入費の2分の1を補助
上限:1万円
乳幼児おむつ購入費助成 2歳までの乳幼児が対象
年間上限:4万8,000円(月額4,000円)
児童手当 中学校卒業までの児童を養育している方が対象
3歳未満:一律1万5,000円
3歳以上(小学校修了前):1万円
※第3子以降は1万5,000円
中学校:一律1万円
児童扶養手当 児童の母もしくは母にかわり、児童を養育している人が対象(父子家庭も同様)
特別児童扶養手当 20歳未満の身体または精神に中程度以上の障がいを持つ児童を監護している父母、もしくは父母にかわり児童を養育している人が対象

※要件等詳細についてはHPをご確認ください

公式URL:下北山村役場(子育て支援)

出産・子育て応援ギフトや赤ちゃん誕生のお祝い、乳幼児おむつ購入費助成など、家計に関わる部分の負担が軽くなる取り組みがあるのは嬉しいですね。

また、村内には保育所が1ヶ所あり、2歳児半から小学校入学までのお子さんを受け入れています。共働き世帯の場合は、1歳児から受け入れているところも心強いポイントです。

2時間までの延長保育もあるため、残業などでお迎えが遅くなってしまう場合でも対応してもらえます。勤務形態や生活スタイルはさまざまですから、こうして柔軟に対応してもらえるのは魅力的ですね。

また、学校教育に関してもさまざまな取り組みがあります。

子育て支援(学校・教育)

名称 内容
放課後児童クラブ
(学童保育)
小学1年生から6年生が対象
費用:月額3,000円
※2人目から月額1,500円
放課後子ども教室 小学生が対象
英語・書道教室等を実施
費用無料
海外短期語学留学 中学生を対象に短期語学留学を実施
奨学金制度 高等学校程度以上の学校に在学する生徒に対し、学資を無利子貸与
月額1万5,000円から2万円貸与
高等学校等入寮者支援 高等学校等に入寮する生徒の保護者を対象に給付金を支給
月額7,200円支給
高校生活応援補助 高等学校に通学する生徒の保護者を対象に給付金を支給
月額5,000円支給

※要件等詳細についてはHPをご確認ください

公式URL:下北山村役場(子育て支援)

下北山村では、海外短期語学留学としてオーストラリアへのホームステイを1週間程度実施しています。

子どもたちの知見を広げる取り組みがあるのも下北山村の特徴のひとつと言えるでしょう。

特徴3:子どもたちがのびのび育つ少人数制の教育環境

下北山村にある学校の校舎内観
▲令和2年度に下北山保・小・中合同校舎が設立。校舎には下北山村産の木材が使われており、木のぬくもりが感じられる

下北山村では、子どもたちの教育環境を整える工夫をたくさん取り入れています。

下北山保・小・中合同校舎には全ての教室に電子黒板やプロジェクター、空気清浄機を完備するなど、ウイルス対策やIT機器の活用を積極的に取り入れています。

児童・生徒が少ないこともあり、一人ひとりに寄り添ったきめ細かい教育が受けられるところも魅力のひとつです。また、小学校と中学校が一緒になっているため、9年間同じ環境で一貫した教育を行っている点も特徴的でしょう。

下北山村役場地域振興課主事補の上平一輝さん
上平さん

小学生20名、中学生9名が在籍しています。(2023年5月時点)

下北山村スポーツ公園のサッカー場でサッカーをする子どもたち
▲年間約12万人が訪れる下北山村スポーツ公園。サッカーグラウンドやテニスコートなどがありスポーツが楽しめる環境が整っている

子どもたちの成長には、運動も不可欠です。下北山村は自然に恵まれており、とにかく川がきれいなので、夏には魚を獲ったり(※)泳いだりして遊ぶことができます。
(※大人が魚を獲る場合は「遊漁券」が必要です。)

また、総面積19万平方メートルの複合施設「下北山スポーツ公園」には、サッカーグラウンドやテニスコートがあり、スポーツも盛んです。

特にサッカーグラウンドは毎年サッカー合宿で多くのジュニアチームが利用しており、選手たちからも「プレーに集中しやすいグラウンド」だと評判を集めています。

下北山村役場地域振興課主事補の上平一輝さん
上平さん

令和2年度からはJ3の奈良クラブが合宿で利用しています。低年齢のお子さんには、下北山スポーツ公園内の「わんぱくランド」など遊具がある遊び場が人気です。

下北山村は、子どもたちの感性や心身を成長させるのにぴったりの場所だと言えるでしょう。

下北山村の生活基盤:気候、医療、交通、娯楽の詳細

下北山村立小中学校の校舎外観

ここからは、下北山村の暮らしに関するデータを見ていきましょう。

気候 1月:平均気温2.9°C
8月:平均気温24.6°C
参考:気象庁ホームページ
※下北山村には観測地点がないため、上北山地点を掲載していますが、下北山村は上北山地点より気温が高い
人口 世帯数:527戸
人口:806人
(2023年5月31日時点)
病院・介護施設 村内診療所:1
介護施設:1
学校 保育所:1
小中学校:1
交通 R169ゆうゆうバス
※通常2,700円かかる区間を1,000円で利用できる
無料村内循環バス
無料スクールバス
公共交通空白地有償運送(バス型・タクシー型)
※会員登録が必要
アクセス ■自動車
・西名阪自動車道・郡山ICから:約2時間半
・名阪国道・針ICから:約2時間
・紀勢自動車道・尾鷲北ICから:約1時間
・三重県熊野市内から:約40分
・奈良県橿原市内から:約2時間

■公共交通機関
・大阪から:約3時間半
大阪阿部野橋駅(近鉄)→大和上市駅→バス停「上市駅」(R169ゆうゆうバス)→バス停「湯盛温泉杉の湯」経由→バス停「池原」

・京都から:約4時間
京都駅(近鉄)→橿原神宮前駅→大和上市駅→バス停「上市駅」(R169ゆうゆうバス)→バス停「湯盛温泉杉の湯」経由→バス停「池原」

・名古屋から:約4時間半〜5時間
近鉄名古屋駅(近鉄)→橿原神宮前駅→大和上市駅→バス停「上市駅」(R169ゆうゆうバス)→バス停「湯盛温泉杉の湯」経由→バス停「池原」

名古屋駅(JR)→JR紀勢線経由→熊野市駅(JR)→北山村バス→バス停「七色」経由→バス停「池原」
行事 さくら祭(4月初旬)、夏祭り(8月15日)、池神社秋の大祭(11月3日)、きなりの郷イルミネーション(12月)
観光スポット・施設 池原湖(池原ダム湖)、前鬼・不動七重の滝、石ヤ塔、池神社、明神池、池の平ゴルフ場、下北山温泉きなりの湯、下北山スポーツ公園、下北山村歴史民俗資料館など
娯楽 山登り、ゴルフ、釣り、テニス、温泉など
近隣都市 上北山村、十津川村、和歌山県北山村、三重県熊野市

下北山村は、年間雨量が2,500㎜~4,500㎜を超えるなど雨が多いエリアです。一方、日当たりが良い場所も多いので、比較的温暖な気候と言えます。

雪は年に数回降る程度なので、冬の備えに関しては心配はいらないでしょう。

下北山村は奈良県内でも特に早く桜が咲く地域です。春に開催される桜まつりでは満開の桜を楽しむことができますよ。また、夏は夏祭り、秋は池神社の大祭、冬はきなりの郷イルミネーションと四季に応じた行事があるところも魅力のひとつです。移住した場合は、地域に溶け込むためにも積極的に参加すると良いでしょう

交通に関しては、村内を循環するバスはあるものの、便が少ないため車があると便利です。ガソリンスタンドは3店舗あるので、給油に関しては困ることはないでしょう。

村内にスーパーはありませんが商店が2つあります。大型のスーパーを利用したい場合は、車で40分ほどの三重県熊野市まで行く必要があります。

下北山村役場地域振興課主事補の上平一輝さん
上平さん

村民の中には週に1回、コープの配達サービスで賄っている方もいます。

村内には診療所と介護施設が1ヶ所ずつあります。診療所には医師が常駐しており、緊急時はドクターヘリで総合病院に移送されます。

下北山村役場地域振興課主事補の上平一輝さん
上平さん

病院は村内で1つと、医療体制は十分とは言えませんが、2024年以降、診療所の新築や地域医療充実のための設備を計画しています。

娯楽としては、山登り、ゴルフ、釣り、テニス、温泉などがあります。

「下北山スポーツ公園」では、サッカーやゴルフ、テニス、キャンプなどができます。ぜひ利用してみてください。

下北山スポーツ公園を空からみた景色
▲下北山スポーツ公園。緑がいっぱいで気持ちよさそうです。

「下北山スポーツ公園」の温泉施設「きなりの湯」では、「美人の湯(ナトリウム・炭酸水素塩泉)」が楽しめます。スポーツの後に汗を流したり、日頃の疲れを癒すために利用したりすると良いでしょう。

下北山スポーツ公園の温泉施設きなりの湯
▲下北山スポーツ公園の温泉施設「きなりの湯」。年間約5万人が利用している

仕事事情:村内外の就職機会と起業支援

下北山村の場合、行政関係、観光関係、福祉関係、林業関係などの求人が多い傾向にあります。

求人を探す際は周辺地域での就職も検討すると良いでしょう。また、働き方としてはテレワークも選択肢のひとつです。

下北山村では起業を考えている方に向けて、起業支援補助金を用意しています。該当する場合はぜひ活用してください。

制度名 対象者 内容
起業支援補助金 村内に住民票があり、かつ新規事業を行う方が対象 ・総事業費240万円未満の場合/補助率:4/5以内
補助上限額:120万円
・総事業費240万円以上の場合/補助率:1/2以内
補助上限額:200万円

※要件等詳細についてはHPをご確認ください

公式URL:下北山村役場(起業支援補助金制度)

テレワークに最適:コワーキングスペース「BIYORI」の魅力

下北山村では、2017年にコワーキングスペース「BIYORI」がオープンしました。

コワーキングスペース「BIYORI」の内観
▲コワーキングスペース「BIYORI」。薪ストーブやオープンキッチンなども完備

地域の木材を使って作られたインテリアがリラックスできる空間を演出しています。また、「BIYORI」にはコワーキングスペースのほか、オープンキッチンや薪ストーブもあり、快適な環境で仕事に打ち込むことができそうです。

リモートワークで仕事をしている方はこちらもぜひチェックしてみてくださいね。

営業時間 9:00~17:00(火~金)
施設利用料金 1日500円(税込)
※Wi-Fi、電源、プロジェクター、キッチンの利用可

公式URL:きなりと(コワーキングスペースBIYORI)

【住まい】家探しは「空き家コンシェルジュ」に相談しよう

空き家の賃貸や購入を考えている場合は「空き家コンシェルジュ」を利用するのがおすすめです。2023年5月現在9件(うち1件は土地)登録されており、金額は50~250万円となっています。都会と比べると非常にリーズナブルに暮らすことができますよ。

下北山村役場地域振興課主事補の上平一輝さん
上平さん

1年前、「空き家コンシェルジュ」が下北山事務所を開設し、空き家相談を受けやすい状態を作りました。スタッフも1名常駐しているので、ぜひご相談ください。

公式URL:空き家コンシェルジュ

住宅に関する制度も充実しているため、物件の購入・新築を検討している場合は活用してください。

名称 内容
物件取得補助金 建物および当該宅地取得費(建物に付帯する畑、山林等は対象外)
※別途家財処分も対象となるため、必要な場合は合わせて申請すること
※家財処分費の全額(上限金額5万円)
購入費の50%
上限金額:100万円
※0歳から中学卒業までのお子さんがいる世帯の場合は150万円
物件改修補助金 改修工事に係る費用の50%
上限金額:100万円
※0歳から中学卒業までのお子さんがいる世帯の場合は150万円
賃貸借物件に係る改修補助金 空き家の改修に要する経費(消費税除く)が50万円以上となる改修費の一部を助成
新築補助金 工事費の10%
上限金額:100万円
※申請時0歳から中学卒業までのお子さんがいる世帯の場合は200万円
住宅家賃助成 村営住宅または民間の賃貸住宅に居住する50歳未満の方に家賃の助成金を交付
家賃から1万円を差し引いた金額の1/2を支給
最大5万円まで

※要件等詳細についてはHPをご確認ください

公式URL:下北山村役場(下北山村住宅活用促進事業補助金)
公式URL:下北山村役場(住宅家賃助成金)

移住者の声:下北山村での新生活の感想

奈良県吉野郡下北山村へ移住した人の感想

下北山村では毎年10~20名ほどの移住者を受け入れているそうです。実際に移住した方からはどのような声が寄せられているでしょうか。

  • 周りの人が応援してくれるような温かい雰囲気がある
  • 林業を通して生きる力を実感しています
  • 子育て支援が充実している。子どもが少ない分、地域全体で子育てをサポートしてくれるところが良い
  • 川など水がとてもきれい!

自然の豊かさに魅了されたという方が多いようです。また、人口が少ない分お互いに協力して暮らしていく雰囲気があるのも下北山村ならではでしょう。

川や山など自然に囲まれながら丁寧に、ゆとりのある生活をしたい方に下北山村は向いていると言えそうです。

下北山村役場地域振興課主事補の上平一輝さん
上平さん

村民性としては、地元愛の強い方が多い印象です。下北山村は山の中にありますが、閉鎖的な雰囲気はあまりありません。

移住サポート:お試し移住施設と相談窓口の案内

前鬼・不動七重の滝

地方移住を考えているけれど、何から手を付けたら良いかわからないという方もいるでしょう。ここでは、下北山村への移住に向けた役立つ情報をご紹介します。

お試し移住:「むらんち」で下北山村の暮らしを体験

移住交流体験施設「むらんち」の内観
▲移住交流体験施設「むらんち」は慶應義塾大学や大阪工業大学の学生たちの協力のもと誕生

下北山村では、お試し移住ができる施設を用意しています。移住交流体験施設「むらんち」は、空き家をリノベーションして作られた宿泊施設です。

利用料は1泊2,500円で、最大1ヶ月まで滞在できます。

移住は自分や家族にとって大きな決断になります。後悔のない移住を叶えるためにも、まずは実際に下北山村を訪れて暮らしのイメージを膨らませると良いでしょう。

また、下北山村では個別に相談があれば見たい場所の案内もお願いできるそうです。利用したい場合は、下北山村役場まで問い合わせてみてくださいね。

下北山村役場地域振興課主事補の上平一輝さん
上平さん

「むらんち」を訪れるなら、春や夏など温暖な時期がおすすめです。お試し移住を体験された後に移住するのがスムーズですのでぜひ利用してみてください。

公式URL:きなりと(移住交流体験施設むらんち)

移住相談窓口:下北山村役場地域振興課の連絡先

曇りの日の池原ダム

少しでも下北山村への移住に興味が出てきた方は、ぜひ下記窓口に相談してみてください。

担当課 下北山村役場 地域振興課
住所 〒639-3803
奈良県吉野郡下北山村寺垣内983
電話番号 07468-6-0001
対応時間 8:30~17:15
公式サイト http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/