宮城県色麻町で暮らす良さとは?移住のための仕事・住居・支援情報

この記事では、地方への移住を検討されている方へ「宮城県色麻町(しかまちょう)」の魅力をご紹介します。

色麻町は、学術的に貴重な古墳が残るなど歴史あるまちです。周囲には山脈が連なり、四季折々の美しい風景を楽しむことができるほか、水流の上流にあたるので、水がとても美味しいことが自慢です。

また、バスで1時間程度で仙台駅までアクセスできるため、不便なく生活することができます。東北新幹線の古川駅はタクシーで約30分なので、旅行などで東京に出る際も便利です。

このような魅力ある色麻町について、まちの特徴や暮らしの情報を詳しくお伝えしていきます。

本日お話を伺った方
ゆるキャラのかっぺい

色麻町 地域振興課

かっぺいくん

色麻町における暮らしの魅力3選

宮城県色麻町の暮らしの特徴

色麻町は、宮城県の北西部に位置しており、古くから人々が居住していたまちです。まちには学術的に貴重な古墳がいくつも残っていたり、河童の伝説や、西暦800年代に創建された神社などが脈々と受け継がれていたりと、歴史を感じることができます。

また、まちの西側には山脈が連なり、四季折々の美しい風景を堪能できます。水流の上流にあたり、水がとても美味しいことも自慢です。

自然に恵まれた環境ながら、仙台駅までバスで1時間程度でアクセスできます。東北新幹線の古川駅もタクシーで約30分の距離なので、旅行などで東京に出る際も便利です。

そんな色麻町への移住は、このような方におすすめです。

  • 食材や料理を美味しくする豊かな水のある環境で暮らしたい人
  • 自然豊かな環境でも、不便なく暮らしたい人
  • 都心で遊ぶのも好きな人
  • 住宅や子育てなどのサポートが充実した環境で暮らしたい人

それでは、詳しくご説明します。

魅力1:自然が豊かで生活環境にも不便がない

色麻町は水がとても美味しいことが自慢です。水道水に地下水や湧水をひいているため、自宅でも美味しい水を楽しむことができます。どんな料理にも飲み物にも、水は必要不可欠。水が美味しければ料理も飲み物も美味しくなりますよ。

水に恵まれた色麻町には、おかっぱ様として親しまれている磯良神社などもあります。河童の像を御神体としているユニークな神社で、町の河童伝説のルーツにもなっています。

おかっぱ様として親しまれる磯良神社
▲おかっぱ様として親しまれる磯良神社

また、周囲に高い建物がなく、広い空を楽しむことができます。開放感があり、気持ちの良い環境です。色麻町の美しさを動画でも紹介していますので、以下からぜひご覧ください。

公式:色麻町(移住定住PR動画 あたりまえの風景が宝)

みどり豊かな色麻町の風景
▲みどり豊かな色麻町の風景

山脈の四季折々の風景も美しく、桜も楽しめます。農作物の生産も盛んなまちなので、田んぼや果実園なども美しい景色を作り出しています。

町内にある南山果樹園のりんご
▲町内にある南山果樹園のりんご

色麻町のりんごをかじる子供
▲驚くほど蜜がたくさん入っている色麻町のりんご

他にも、車で1時間程度の範囲に、科学館、美術館、サッカー場、野球場、公園、神社など様々なスポットがあるので、気分や季節に応じて多様な楽しみ方ができますよ。

美しい花々が楽しめる愛宕山公園
▲美しい芍薬の花が楽しめる愛宕山公園

色麻町で見られる愛宕山桜
▲色麻町で見られる愛宕山の桜

町内には温泉もあり、多くの方々に親しまれています。きれいな温泉でゆっくり寛げば、日々の疲れもゆったりと解消することができそうです。

まちの人々に親しまれている温泉かっぱのゆ
▲まちの人々に親しまれている温泉「かっぱのゆ」

魅力2:住宅サポートや子育て支援も充実

色麻町に移住した子育て世帯

色麻町では子育て世代への支援を充実させています。例えば、子育て世代向けに低価格で居住できる「地域活性化住宅」を提供しています。

住宅にもよりますが、中学生以下、高校生以下の子どもがいる家庭の方は、3LDKの住居に家賃35,000円〜45,000円ほどで居住することが可能です。詳しい条件などは公式サイトからご確認ください。

参考:公式(地域活性化住宅の随時募集)
参考:色麻町(移住定住PR動画 ガチャの旅in色麻町第1話)

河童伝説の残る町内にはかっぱ像もある
▲河童伝説の残る町内にはかっぱ像もある

子育て支援に関する事業は他にもいくつもあります。子どもが18歳になるまでの医療費無料、出産祝金の支給や、幼稚園から中学校までの食費軽減事業、幼稚園児の預かり保育などを実施し、子育てしやすい環境を整備しています。

特に、子どもが小さく子育てに悩みやすい時期をサポートするため、子育て支援センターを設置しており、各種子育て支援を行なっています。

例えば「子育てホットダイヤル」では子供の発育に関する質問を気軽にできます。0〜2歳児対象の「すくすくサロン」、2歳〜未就学児対象の「なかよしキッズクラブ」などもあり、子どもが遊びながら成長できる環境が整っています。

色麻町の愛愛童夢で遊ぶ子供たち
▲町内にある子育て支援センター「愛愛童夢」で遊ぶ子供たち

魅力3:生活に不便なく、仙台駅までバスで1時間

まちに買い物をする場所はあまり多くありませんが、コンビニや商店、魚屋さんなどがあるので困ることは少ないでしょう。

また、車で30分圏内にイオンモールやヨークベニマル(スーパーマーケット)があります。仙台駅まで約1時間で行くことができるバス網も整備されているので、買い物には困りません。

緑豊かな愛宕山公園
▲緑豊かな愛宕山公園

自然環境の豊かなまちながら、光回線は100%整備されており、通信環境も良いので、リモートワークを行う場合も問題ないでしょう。

東北新幹線の停車駅である古川駅までも車で30分程度で行くことができるため、東京などへ遠出する場合も利便性が高い環境です。

色麻町の暮らしに関する情報

色麻町の冬景色
▲色麻町の冬は一面の銀世界

ここからは色麻町での生活に関する基本情報を、データとともに紹介します。

気候 町内に観測拠点がないため、近隣の古川地点の情報を記載。
1月の平均気温:0.0度
8月の平均気温:23.7度
※参考:気象庁ホームページ
人口 人口:約6,200人
世帯数:約2,100世帯
※令和6年4月末時点
病院 病院:1件
歯科医院:1件
薬局:3件
学校 認定こども園(0歳~5歳):1園
義務教育学校(小学1年~中学3年):1校
高等学校:1校
※令和6年度に幼保連携型認定こども園が開園(わくわくゆめの樹こども園)
※小学校と中学校は令和5年4月に統合(義務教育学校色麻学園)
交通 【電車】
・東京駅から古川駅まで東北新幹線で2時間程度(列車の種別による)
・東北新幹線古川駅から色麻町までタクシーで30分程度
・陸羽東線西古川駅から色麻町までタクシーで15分程度

【バス】
・特急仙台加美線(高速道経由)で仙台駅前から1時間程度
・色麻線(西古川駅前経由)で古川駅前から30分程度
近隣都市 大崎市、仙台市、加美町、大和町

色麻町は大崎市や仙台市など、大きな都市にアクセスしやすいことから、仕事は都市部で探すこともできそうです。都市部には百貨店などもあるため、買い物などにも便利でしょう。

【仕事】求人あり。車通勤を前提に範囲を広げれば選択肢はさらに広がる

大手求人情報サイトで「色麻町×正社員」で調べてみると、約160件の求人情報が見つかりました。また、車で30分以内(町内から25km以内)で検索したところ、求人情報は約11,000件となりました。(2023年3月時点)
※参考:求人情報の一例

町内には積水ハウスやヤマセ電気などの工場の他、農協もあり、町内で仕事を探すこともできます。また、近隣都市で働くことを視野に入れると求人件数は1万件超となるため、一層仕事を探しやすくなります。

【住まい】町営住宅や地域活性化住宅、空き家バンクも選択肢に

大手住宅情報サイトで市の物件を検索してみると、賃貸マンション・アパートは見つかりませんでした。
※参考:物件情報の一例

ただ、町営住宅が整備されているほか、低価格で居住できる子育て世代向けの「地域活性化住宅」なども検討することができます。

色麻町の地域活性化住宅の外観
▲色麻町の地域活性化住宅

地域活性化住宅「やまびこ」の内観
▲地域活性化住宅の中の様子。子育て世代に優しい設計になっていて子育てしやすいと評判

公式:色麻町(地域活性化住宅)
参考:色麻町(移住定住PR動画 ガチャの旅in色麻町第4話)

また、空き家バンクも活用することができます。2023年3月時点で10件以上が登録されています。詳細は公式ページからご確認ください。

公式:色麻町(空き家バンク事業)

色麻町へ移住した方の声

宮城県色麻町に移住した人の声

実際に色麻町へ移住した方々は、移住した後どのような生活を送っているのでしょうか。移住者の方々のリアルな声を一部ご紹介します。

  • 地域で交流する機会があり、溶け込める。
  • 自然の恵みが豊かで食材も水も美味しい。
  • 美しい自然の中で生活できて癒される。冬の星空が美しい。
  • 子育て環境が整備されているので、安心して伸び伸び子育てができる。

公式:移住定住パンフレット『しかまから〜』
参考:みやぎ移住・交流ガイド
参考:色麻町(移住定住PR動画 ガチャの旅in色麻町第2話)

色麻町で鎌倉をつくって遊ぶ様子
▲かまくらを作って冬の夜空に輝く満天の星を眺める時間も素敵なひと時です。

色麻町の畑で微笑む子供
▲畑で作った野菜を収穫する、色麻町ならそんな貴重な体験もできます。

移住者の方々からは、自然の美しさや子育て環境の魅力が挙げられています。また、地域コミュニティが充実しているとの声もあり、人と人の温かい交流が感じられました。

色麻町への移住に関するお問い合わせ

記事ではお伝えしきれない色麻町の魅力は他にもあります。色麻町への移住について気になることや相談したいことがあれば、お気軽に以下の窓口へご連絡ください。

担当課 色麻町役場 地域振興課
住所 〒981-4122
宮城県加美郡色麻町四竃字北谷地41番地
電話番号 0229-65-2123
対応時間 8:30〜17:15
公式サイト https://www.town.shikama.miyagi.jp/chosei/iju_teiju/index.html
移住定住Instagram https://www.instagram.com/shikamers_life/