渋川市の暮らしの魅力は?移住を成功させるための情報を徹底解説

この記事では、地方移住を検討している方に向けて「群馬県渋川市」をご紹介します。

渋川市は、全国的にも有名な名湯「伊香保温泉」をはじめ、いくつもの温泉が湧き出る「いで湯のまち」。日帰り温泉施設も多く、温泉が好きな方・日々気軽に利用したい方にはとてもおすすめの移住先です。

また「温暖な気候」「東京方面へのアクセスの良さ」「子育て支援の充実」がそろっていて暮らし心地が良く、長く住み続けるのにもピッタリなまちと言えます。さらに、そば・うどんの麺類や地元野菜、特産品のこんにゃくなど、おいしい食べものもたくさんあります。

そんな渋川市について、暮らしの特徴や仕事・住まい探しについてなど、移住に役立つ情報をたっぷりとお届けします。

本日お話を伺った方
渋川市役所の猪熊さん

渋川市役所 市民環境部 市民協働推進課

猪熊 寛之さん

渋川市の暮らしの特徴3つ

渋川市の暮らしの特徴

地方移住を検討している方の中でも、特に次のような方には渋川市がおすすめです。

  • 温泉が大好き。日々気軽に温泉を利用したい
  • 温暖で、冬の積雪が少ないまちに暮らしたい
  • テレワークや2拠点生活を検討していて、東京方面へのアクセスの良さを重視している
  • 食べることや料理が好き。食材の豊かなまちで、日々の食事を楽しみたい

なぜこのような方に渋川市が向いているのか、その理由を踏まえつつ、渋川市の暮らしの特徴を紹介していきます。

特徴1:名湯を気軽に楽しめる“いで湯のまち”

伊香保温泉
▲伊香保温泉は、万葉集にもその名が登場するほどの長い歴史をもつ(画像引用:渋川市

渋川市は、市内各地区に温泉が湧き出ている「いで湯のまち」です。

全国的にも有名な「伊香保温泉」では、入湯はもちろん、温泉まんじゅうの元祖と言われる「湯の花まんじゅう」を味わったり、情緒あるまち並みを歩いたりという楽しみ方もおすすめです。ほかにも“美人の湯”といわれる「小野上温泉」、赤城山をのぞむ「赤城温泉」など、個性豊かな温泉が多数点在しています。

日帰り温泉も多く、散策ついでにふらりと立ち寄ったり、足湯につかったりと、日々気軽に立ち寄れるのは市民の特権です。温泉好きの方なら、毎日でも通いたくなるかもしれません。

魅力的な温泉がそろう渋川市は、日々の暮らしを潤わせ、心楽しくしてくれるまちとも言えそうです。

伊香保石段街
▲伊香保温泉のシンボル・石段街。周囲には旅館や飲食店などが軒を連ね、風情が感じられる

特徴2:交通・気候・支援 “暮らしやすさ”がいっぱい

「上ノ山公園」からの展望の写真

渋川市へ移住した方の中には「渋川市の“暮らしやすい環境”が、移住先として選ぶ決め手になった」という方が多いそうです。その“暮らしやすさ”をひも解くと「交通の便」「気候の良さ」「子育て世帯への手厚い支援」といった要素が見えてきました。

【交通】東京まで1時間半

渋川市は古くから交通の要衝として栄えてきたまちです。現在も県内・県外へアクセスは良好。特に東京へは、車で約1時間20分、新幹線と電車を利用して約1時間30分という行き来のしやすさなのです。

この距離感なら、例えば都内の勤め先に在籍したままで、日ごろはテレワーク・時々出社という働き方も現実的です。また、平日は都心で働いて週末を渋川市でゆったりと過ごす2拠点生活など、さまざまなライフスタイルが可能になるでしょう。

【気候・風土】温暖な気候と災害に強い地質

群馬県の平野部に位置する渋川市は、温暖で雪の少ない気候と、豊かな自然に恵まれたまちです。冬の寒さが苦手な方や、自然の中でゆったりと暮らしたい方にはピッタリかもしれません。

また、洪水や台風等の災害に強い安定した地質も特徴的。防災面を重視して移住先を選びたい方にもおすすめと言える環境です。

【育児支援】子育て世帯の“暮らしやすさ”をサポート

渋川市では、各種支援の中でも特に育児支援が充実しています。一例として、以下のようなサポートがあります。

  • 「赤ちゃんの駅」設置推進
  • 子育て専用サイト「しぶかわ子育てナビ」で情報提供
  • 小学校・中学校の給食費無料
  • 小学生・中学生の遠距離通学費補助

「赤ちゃんの駅」は、おむつ交換や授乳のできるスペースの愛称です。小さなお子さん連れでの外出のしやすさは、子育て世帯にとって大きな魅力となるでしょう。

なお、結婚を機に渋川市で新生活を始めた方を対象とする「渋川市移住定住新生活応援事業助成金」もあるので、あわせてチェックしてみてください。

詳細:渋川市移住定住新生活応援事業助成金

特徴3:おいしいものが豊富で食の楽しみも充実

ざるに盛られたうどん
▲「水沢うどん」は「讃岐うどん」「稲庭うどん」と並び、日本三大うどんの1つに数えられている(画像引用:渋川市

渋川市には、おいしい食べ物が豊富です。市内の道の駅や直売所には、新鮮な野菜や果物、特産品のこんにゃくなど食材がズラリ。また、昔からそばの栽培が盛んな地域で「豊秋そば」「深山そば」「子持そば」と地区それぞれの個性あるそばが楽しめます。

麺類と言えば、弾力とコシのある透き通った麺が特徴の「水沢うどん」も、そばと並んで有名です。市内には名店が数多くあるので、移住後には、お気に入りのお店をぜひ見つけてくださいね。

渋川市は、ご自身で料理をするのが好きな方にとっても、外食など食べ歩きが趣味の方にとっても、楽しみが豊かなまちなのです。

渋川市の暮らしに関する情報

ここでは、移住を検討するうえで重要となる、渋川市の暮らしに関してのさまざまなデータをお届けします。

気候 1月:平均気温3.7°C
8月:平均気温26.8°C
(渋川市内に観測地点がないため、近隣の前橋地点を参照)
※参考:気象庁ホームページ
人口 人口:73,457人
世帯数:32,781世帯
近隣都市 前橋市、高崎市、沼田市など
公共交通 鉄道:JR東日本
バス:関越交通、日本中央バス、群馬バス、渋川タウンバス (関越交通、日本中央バスに委託)、伊香保タウンバス
大都市へのアクセス 東京へ
車で約1時間20分、新幹線+電車で約1時間30分
病院 診療所53、病院9、歯科33
学校 小学校14、中学校9、高校4、専門学校2
レジャー・観光 グリーン牧場、渋川スカイランドパーク
イベント・催事 小野上温泉まつり、日本のまんなか渋川へそ祭り、赤城ふれあいまつり

交通アクセスの良さが特徴の渋川市。市内に暮らす人々は、ショッピングには近隣で大型店舗が多い前橋市や高崎市、休日のレジャーなどには東京へも、気軽に出かけているそうです。

一方で、市内のお出かけスポットも充実しています。ファミリーで楽しめるグリーン牧場や渋川スカイランドパーク、自然と触れ合える赤城自然園などが人気です。

渋川市は、日本列島の真ん中あたりに位置していることから「日本のへそ」とも呼ばれています。そんな同市ならではのユニークなイベントが、夏に行われる「日本のまんなか渋川へそ祭り」。おなかに絵を描いた参加者が踊り歩きます。まちは賑わいに包まれ、子どもから大人まで、みんな思わず笑顔になれるような一夜です。

渋川へそ祭りで踊り歩く、お腹に絵を描いた人々

【仕事】工場・観光関連の職場が多い。起業への支援も

2023年7月現在、大手求人情報サイトで渋川市内の正社員求人を検索すると、約1,600件がヒットしました。市内に複数ある大規模な工場や、伊香保温泉街などでのお仕事が多く見つかります。

参考:正社員求人情報の一例(渋川市内)

また、同じく2023年7月現在、検索範囲を通勤約30分程度(渋川市から25km圏内)まで広げると、県庁所在地である前橋市などが入り、求人は約30,000件と大幅に増加します。より幅広くお仕事を探したい方は、こちらも参考にしてみてください。

参考:正社員求人情報の一例(渋川市から25km圏内)

そのほか、起業に関する下記のような支援もあります。移住を機に、お店を開くなど新たなチャレンジをしたい方にも、心強い追い風になりそうですね。

しぶかわde創業チャレンジ支援事業補助金 市内で新たに創業する方に対し、対象経費の1/2の額(上限:50万円)を補助

詳細:しぶかわde創業チャレンジ支援事業補助金

【住まい】ライフスタイルに合わせて利用できる、多様な選択肢

2023年7月現在、大手住宅情報サイトで渋川市の賃貸物件を検索したところ、約130件がヒットしました。渋川市は面積が広く、地域によってさまざまな特色があります。移住者には、中心市街地で交通の便も良い「渋川地区」や、宅地化が進む「北橘地区」、遺跡などがあり歴史を感じる「子持地区」などが特に人気だそうです。

参考:賃貸物件の一例

また空き家バンク物件の選択肢もあり、ご希望やライフスタイルにあわせた住まい探しができそうです。

参考:空き家バンク物件一覧

住まいに関しては、次のような支援も利用できます。

空き家活用支援事業 空き家を取得し、20万円以上のリフォームを行う方に、補助金を給付
補助額:工事費の10分の1(最大50万円 ※加算額を含む)
移住者住宅支援事業 市内に住宅を取得して市外から転入する方に、最大120万円(加算額を含む)を助成
※過疎地域(伊香保地区、小野上地区、赤城地区)は最大220万円

渋川市へ移住した人の体験談・感想

渋川市へ移住した人の体験談

ここでは、実際に移住して渋川市に暮らしている方の体験談や感想をご紹介します。

  • 温泉施設が多く、散歩がてら気軽にふらっと温泉に入れるところが魅力的。
  • 豊かな自然と利便性のバランスが優れていて、暮らしやすいまちだと思う。
  • 地域の人がみんな親切。移住時にも色々と親切にしてくれたのでなじみやすかった。
  • 食べ物がなんでもおいしくて、食生活が充実している。

温泉好きな方の「温泉に惹かれて移住を決意した」という声が多数見られました。加えて、渋川市には豊かな自然と交通面の利便性、食べ物のおいしさなどさまざまな魅力があり、「長く暮らし続けたい」と感じている方が多いようです。

渋川市への移住ステップ

ふるさと回帰フェアでの渋川市ブースの様子

ここでは、渋川市への移住に向けて、実際に起こせる行動を、段階を追ってご案内します。

ステップ1:オンライン相談やイベントで情報収集

渋川市では、移住を検討している方に対し、電話やメールに加え、オンラインでの移住相談を受け付けています。開催日時は毎週火曜日の14:00~16:30で、事前予約制です。あらかじめ相談したい内容をまとめておくとスムーズでしょう。

詳細:オンライン移住相談

ステップ2:空き家無料相談会で住まい探し

渋川市役所では、空き家に関する無料相談を開設しています。相談員は宅地建物取引士なので、空き家の解体や改築など、専門的な内容も対応できます。住まいについて知りたいことがある方は、利用をおすすめします。

詳細:空き家等無料相談

ステップ3:お試し滞在に補助金あり

移住の意思がだんだん強くなってきたら、渋川市で「お試し滞在」はいかがでしょうか。

渋川市では、移住の検討のために市内に滞在した方に対し、滞在中の宿泊費を補助しています。住まいや仕事探し、交通利便性、買い物をする場所など、ぜひ移住後のリアルな“生活”を体験してください。

対象者 移住に向けた準備のため、渋川市内の宿泊施設に連泊(2連泊以上)する方
補助額 宿泊費のうち、以下の額
大人(中学生以上):5,000円
こども(小学生):2,500円
※未就学児は補助対象外
※1世帯上限額20,000円

詳細:移住希望者お試し滞在補助金

番外:移住後には「移住者の集い」に参加してみよう

「移住者の集い」に参加中の家族

渋川市では、移住者同士の交流や情報交換、また市からの情報提供の場として「移住者の集い」を開催しています。

新生活の初期は、知り合いがいなくて寂しかったり、地域について分からないことがあったりと、不安な思いをすることもあるでしょう。この「移住者の集い」は、そんな方をサポートする強い味方。暮らしの情報交換やコミュニティ作りの場として、ぜひ役立ててください。

渋川市への移住に関するお問い合わせ

担当課 市民環境部 市民協働推進課 移住定住支援係
住所 群馬県渋川市石原80番地
電話番号 0279-22-2111
対応時間 8:30~17:15
公式サイト https://www.city.shibukawa.lg.jp/ijyu/index.html