寒川町で暮らす魅力とは?移住に役立つ仕事・住まい・支援の情報
この記事では、地方移住を検討している方に向けて神奈川県寒川町の魅力や移住情報についてご紹介します。
寒川町は神奈川県湘南地域の北部に位置するまちです。東京まで電車で約70分という好立地にありながら、相模川や目久尻川などの水源、田園風景を身近に感じられる自然資源も豊富にあります。
近隣都市に比べて地価が安いため、マイホームを建てたいと移住してくる方も多いそう。住まいに加え、子育て支援にも注力しているので、ファミリー世帯におすすめの移住地です。
それでは早速寒川町の特徴をご紹介していきます。
寒川町での暮らし:3つの特徴
寒川町は、町内に寒川駅・宮山駅・倉見駅の3つの駅を有しており、都会へのアクセスが良好です。また、高速道路のICが2ヶ所も身近にあり、車での移動もしやすい環境なので、休みの日はアクティブに動きたい方にぴったり!
相模川などの水源と弱酸性土壌を利用した温室園芸やマスクメロン・梨など、農業も盛んに行われています。
▲寒川町にある「わいわい市」に並ぶ地元産の新鮮野菜
そんな寒川町への移住は次のような方にぴったりです。
- 自然環境が豊富なまちで暮らしたい
- 若者たちが活躍する活気あるまちが良い
- 子どもたちをのびのびと育てたい
なぜ上記のような方に寒川町への移住が向いているのか、特徴に触れながらご紹介していきます。
特徴1:広い空&清らかな川!身近に自然を感じられるまち
寒川町は、高い建物が少ないため日常的に広い空を感じられます。目久尻川・相模川・小出川という3つの川が流れており、都会では見られない自然の景観が気軽に楽しめる環境です。
野球場や陸上競技場のある「田端スポーツ公園」の親水広場では、定期的にカヌー体験を実施しています。
▲相模川をのんびりと探索。大人も子供もたのしめる
富士山が見えることから相模川八景のひとつに選ばれている「川とのふれあい公園」も人気のスポットです。約10,000平方mの芝生広場は、ドッグスポーツをはじめとした様々なイベントで利用され、週末は多くの人々で賑わいます。
▲芝生広場や大型遊具が設置されている「さむかわ中央公園」
そのほか、サメやザリガニなどが釣れる屋内の釣り堀や、お宝探しができる「釣って見つけるぼうけんの国」という家族連れに大人気のスポットもあります。
都会に近いエリアでありながら、自然環境豊富な寒川町は、地方移住の理想がつまったまちといえるでしょう。
特徴2:子育て支援に注力!グローバルな教育も取り入れている
寒川町は英語教育にも力を入れており、県内で初めて全ての小中学校にFLT(外国人指導者)を常駐配置し、外国語の授業はもちろん、行事や部活動など、授業以外でも交流を持てる環境を提供しています。
公民館事業では、FLTによる小学生が英語に親しむプログラム「イングリッシュ・キャンプ」や、グローバルな世界を存分に体験できる「東京都英語村」バスツアーの取り組みも実施しています。
また、子育て支援も充実しており、2023年10月からは所得制限なしで小児医療費が高校3年生相当まで無料になります。出産時には、寒川町の町長のメッセージカードや約1万円相当のカタログギフトなどが送られるそうです。カタログには、衣類やおもちゃのほか、家事代行サービスなど嬉しいギフトが掲載されています。
そのほか子育てについて気軽に相談できる施設や、自然の中でのびのびと遊べるスポットも満載です。寒川町での子育て情報についてもっと知りたい方は下記URLをご確認ください。
※参照:さむかわ子育てガイド
特徴3:まち全体でストリートスポーツに力を入れている
寒川町は、平成31年にBMXフラットランド・スケートボード・ブレイクダンスの世界大会であるアークリーグが開催されたことでも知られています。
東京2020オリンピックにも出場したスケートボード選手の白井空良さんが設計を手掛けた「THE PARK SAMUKAWA」では、寒川町の子どもたちが果敢に挑戦する姿が見られます。子供から大人までそれぞれのレベルに合わせたスクールも開講中です。
▲「THE PARK SAMUKAWA」でのスケボー体験。
BMXやスケートボード、インラインスケートなど、多様なホイールスポーツが楽しめる屋外施設「パンプトラックさむかわ」も人気のスポットです。道具のレンタルもできるので誰でも気軽にチャレンジできます。
▲「パンプトラックさむかわ」オリンピック選手にアドバイスをもらえる機会もあるそう
参考:パンプトラックさむかわ
ストリートスポーツが盛んな寒川町は、若い世代の移住希望者にとってワクワクする環境であるといえるでしょう。
寒川町の暮らしの情報
▲寒川町といえば「寒川神社」八方除の守護神としての歴史を持っている
ここでは寒川町での暮らしの情報をデータでご紹介します。
人口 | 48,637人 20,701世帯 ※令和5年12月1日時点 |
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学校 | 認可保育園:4 認定こども園(幼保連携):2 地域型保育施設:3 幼稚園:2 小学校:5 中学校:3 |
医療 | 35 内科・外科・クリニック・医院・産婦人科・眼科 |
交通 | 【バス】 ・コミュニティバス「もくせい号」 ・路線バス 【鉄道】 ・相模線沿線 |
アクセス | 【車】 渋谷:約50分 新宿:約50分 横浜:約40分 羽田:約70分 小田原:約40分 八王子IC:約40分 海老名IC:約20分 【電車】 東京駅:約70分 新宿駅:約80分 横浜駅:約50分 新横浜駅:約70分 羽田空港国際線ターミナル駅:約90分 小田原駅:約45分 |
※数字は2023年12月時点のものです
寒川町はコンパクトなまちながら、医療機関や教育施設が豊富です。スーパーやドラッグストアも点在しているので、日常生活に必要なものはすぐに手に入ります。
近隣自治体には、ららぽーと平塚やテラスモール湘南など、大型ショッピングモールが多数あるので、ファッションや雑貨などトレンドに敏感な方にとっても申し分ない移住地ではないでしょうか。15分ほどでアクセスできるので、町内感覚で利用できます。
また、町内にはコミュニティバス「もくせい号」が運行しています。駅や役場、図書館、体育館など、町内の主要箇所を回るので、車の免許を持っていない方や、ペーパードライバーの方も比較的便利に暮らせるでしょう。
【仕事】働き口豊富!起業したい方に手厚いサポートあり
町内には製造業関係の大企業が多くあり、働き口も豊富です。実際に大手求人情報サイトで、寒川町の正社員求人を検索したところ約1,600件(※2023年12月時点)が見つかりました。さらに30分ほどで通える近隣都市まで視野を広げると、約100,000件の求人がヒットしたので、働き口に困ることはないでしょう。
※求人情報の一例
「寒川町で起業したい!」という方は、寒川町産業振興課へ相談するのがおすすめです。寒川町産業振興課では、企業創業支援(エコノミックガーデニング)事業を行っており、常駐している中小企業診断士さんが、起業や経営に関するあらゆる知識を教えてくれます。
これまで移住してきた先輩の中には、アクセサリーや飲食店、居酒屋などで起業をした方がいるそうです。
※参照:寒川エコノミックガーデニング
お話することで、起業が身近に感じられるはずです。寒川町で夢を叶えましょう。
【住まい】近隣と比べ地価が安くて戸建てが持ちやすい!
寒川町は、神奈川県の中(茅ヶ崎、藤沢、平塚、海老名、厚木など)でも家賃や土地の相場が比較的安いまちです。平均地価については下記URLをご覧ください。
※参照:やさしさの中で住む。
庭付きマイホームでBBQ・ガーデニングなど、プラスαの暮らしを楽しむ移住者が多いそうです。
また、勤労者が新築や中古住宅を取得する場合には、寒川町の共通商品券5万円が支給される「寒川町勤労者個人住宅取得奨励事業」を実施しています。寒川町でマイホームを建てる場合は忘れずに申請しましょう。対象となる要件については、次のHPをご確認ください。
※参照:寒川町勤労者個人住宅取得奨励事業
寒川町の移住者の声
ここでは寒川町に移住した先輩の声をお届けします。
- 地価が安かったので、理想のマイホームを建てられた
- 買い物環境が充実していて暮らしやすい
- 交通アクセスがよく便利
- コミュニケーションが多くあたたかいまち
- 地域の人とほどよい距離感の中で暮らせている
- 少年野球など、子どもの習い事のコミュニティが温かく輪に入りやすい
「マイホームを建てやすかった」という声をはじめ、総合的に暮らしやすい環境であるという印象を受けました。
また、まちの人のあたたかさに触れている声も多くありました。知らないまちへの移住は不安が付きものですが、ウェルカムな雰囲気がある寒川町なら、思い切って飛び込むことができそうです。
寒川町の移住に関する問い合わせ
寒川町への移住が気になった方は、寒川町役場の広報戦略課の移住相談を利用しましょう。ホームぺージの情報だけでは得られないリアルなお話が聞けるので、移住後のギャップを防げます。
また、希望者には寒川町の魅力を発信している団体『「高座」のこころ。実行委員会』が、寒川町内の案内(気になる地区・教育環境・スーパーなど)や、引っ越し後のサポートもしてくれます。
詳細は下記にお問い合わせください。
担当課 | 広報戦略課 |
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住所 | 〒253-0196 神奈川県高座郡寒川町宮山165番地 |
電話 | 0467-74-1111(内線:251・252) |
公式サイト | 移住相談大歓迎!私たちが相談をお受けします! 寒川町移住定住ポータルサイト |