入善町への移住はどう?暮らし・仕事・住居・支援内容を解説

3,000m級の山々が連なる北アルプスを背景に、黒部川によって形成された広大な扇状地にある富山県・入善町(にゅうぜんまち)。「自然豊かな環境でのびのび子育てできる!」と注目を集めるこの町の魅力や移住情報を、入善町役場の小林さんに伺いました。

『名水と海洋深層水のまち』と称される入善町の暮らしやすさとは?

富山県入善町の主任である小林さん

海と山に囲まれ、自然あふれる「入善町」

富山県入善町の暮らしの特徴

富山県の北東部に位置する入善町は、北アルプスから流れ出る清流・黒部川によって形成された扇状地上にある町です。北は日本海に面し、南に雄大な北アルプス連峰を臨む水と緑に囲まれたエリアで、約9,000世帯、23,000人ほど(2022年7月末時点)が暮らしています。

富山県入善町の位置

特徴その1:交通網が充実している

入善町は自然豊かなロケーションにありながらも、交通の便は比較的良好です。富山市内へは高速道路を使用して車で30分程度でアクセスできるほか、北陸新幹線を利用すれば東京駅まで約2時間半と、各手段における交通網が充実しています。

特徴その2:水がとにかく美味しい!

「良質で美味しい水」に恵まれていることも、入善町における魅力のひとつです。黒部川の水は扇状地の地下を伏流水として流れ、先端部では湧水となって自噴しています。住民はそんな北アルプスの名水を、共同管理の井戸を通じて生活に使用しています。

入善町「水の小径」
▲「水の小径」周辺は入善町らしい景観です。

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小林さん

「入善町の水はまるでミネラルウォーターだ」と言われるほど美味しいです。

特徴その3:海洋深層水で地域の活性化を図っている

入善町には入善沖3km・水深384mから取水している海洋深層水の給水施設「海洋深層水パーク」があり、地域の活性化につながる新たな資源として大きな注目を集めています。

そもそも海洋深層水とは、太陽光が届かない水深200mより深いところにある海水のこと。極めて清浄な水として話題を呼んでおり、入善町では養殖事業をはじめとする水産業の振興に利用しているほか、商業や農業、医業など、さまざまな分野での活用に向けて開発が進められています。

なお、「海洋深層水パーク」の施設前では海洋深層水を給水できるため、連日多くの利用者で賑わっているそうですよ。

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小林さん

海洋深層水による牡蠣の浄化システムを使用したレストランも併設されており、海洋深層水で浄化された全国各地の旬の牡蠣を食べることができますよ。

入善海洋深層水パークにある「入善 牡蠣ノ星」の深層水仕込み牡蠣
▲入善海洋深層水パークにある牡蠣レストラン「入善 牡蠣ノ星」の深層水仕込みカキは絶品!

特徴その4:ジャンボスイカをはじめとする特産物が豊富!

入善町は農業が盛んな土地で、黒部川扇状地の豊富な伏流水を使用してさまざまな作物が栽培されています。

なかでも有名なのが、まるでラグビーボールのようなユニークな形の「入善ジャンボ西瓜(スイカ)」。長さ約40cm、直径約30cmほどの巨大なスイカで、重量が20kgを超えるものもあるそうです。

黒部川扇状地特有の水はけのよさがスイカ栽培に適していて、なんと室町時代からスイカ栽培を行っていたという説もあるのだとか。大きくても糖度が高く、ひと口食べると爽やかな甘みが口の中で広がります。

入善町の特産物である入善ジャンボ西瓜
▲「入善ジャンボ西瓜」は入善町の夏の風物詩!お中元の贈答品としても大人気です

そのほかにもお米やチューリップの球根といった多彩な特産物があり、比較的若い方が農業で活躍しています。地元商工会青年部や農協青壮年部の活動が活発に行われているほか、若いながらも農業法人の代表になっている方もいらっしゃるそうですよ。

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小林さん

地域産業を受け継ぐ若者が多く、入善町には常に活気があふれています!

特徴その5:観光スポットやキャンプ場が多い

入善町には観光名所も多く存在します。たとえば例年4月頃に約300万本のチューリップと菜の花が咲き並ぶ「にゅうぜんフラワーロード」や、大正時代に建設された水力発電所を改装した「下山芸術の森・発電所美術館」、天守閣から黒部川扇状地と富山湾を一望できる「舟見城址館」など、魅力的なスポットが豊富です。

にゅうぜんフラワーロードの風景
▲チューリップ×北アルプスの絶景が広がる「にゅうぜんフラワーロード」

発電所美術館と桜の風景
▲発電所美術館はお花見スポットとしても人気です

舟見城址館から眺める夕陽の光景
▲舟見城址館の天守閣から眺める夕陽の光景は圧巻の美しさ

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小林さん

キャンプ場も多く、休日にキャンプやBBQをしてリフレッシュできますよ。

園家山キャンプ場のテントサイトの風景
▲テントサイトを無料で利用できる!「園家山(そのけやま)キャンプ場」

エリアによる暮らしの違いをチェック

入善町は大きく2つのエリアに分かれています。移住する際は、希望するライフスタイルにマッチするエリアを選ぶことがポイントです。

入善駅周辺は利便性が高い

入善町のなかで利便性の高いエリアが、あいの風とやま鉄道の「入善駅」周辺です。スーパーや病院などが揃っており便利に生活できます。

富山県入善町:入善駅前の様子
▲入善駅周辺は買い物・通学に便利。

駅周辺以外はのどかな田舎風景が広がる

入善町の風車と稲穂の風景

入善町は海と山に面したロケーションにあることから、全体的にのんびりとした「田舎」を味わえるエリアが多く存在します。地元の方だけでなく移住者の方も、畑で野菜を育てながら自給自足生活を送るなど自然に囲まれたスローライフを満喫されていますよ。

ちなみに、入善町の中で特に自然あふれるスポットとして有名なのが「杉沢の沢スギ」です。国の天然記念物に指定されている広大な林で、中に整備されている木道を散策しながらスギの生態を鑑賞できます。

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小林さん

林の中にはマイナスイオンあふれる幻想的な空間が広がっており、森林浴を楽しめるスポットとして大変人気です。

杉沢の沢スギの風景
▲「杉沢の沢スギ」の湧水は「黒部川扇状地湧水群」として全国名水百選に選定されています

入善町の「手厚い子育て支援」にも注目!

入善町は子育て支援が充実しており、子育て世代の移住者も多くみられます。ここでは入善町が行っている支援の一部をご紹介します。

  • 出産準備ギフトボックス:ママの外出支援として授乳服などを贈呈
  • 子宝支援金(※1):子ども誕生に対して支援金を支給(例:第1子は50,000円/第2子は100,000円)
  • 乳幼児在宅育児支援金:保育所などの施設を利用せずに家庭で育児されている3歳未満の乳幼児を対象に、1人あたり月額10,000円を支給 など

(※1)入善町に1年以上居住する方が対象

上記のほかにも、妊婦の健診助成や子ども医療費助成、児童手当、保育料軽減、小中学校の入学祝い金贈呈など、多種多様な子育て支援が実施されています。詳しくは入善町のホームぺージにてご確認ください。

>>入善町の子育て支援について詳しくはこちら

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小林さん

入善町には子どもを産みやすい・育てやすい環境が整っています。近隣の市町で就業する方の住まいとしても人気がありますよ。

また、入善町は子どもがのびのびと過ごせる環境づくりにも尽力しています。

雨の多い富山県では雨天の子どもの遊び場が長年の課題とされていたため、入善町では「入善町中央公園」を整備して屋内多目的施設「わくわくドーム」を設置。人工芝が敷かれたテニスコート2面分程度の多目的室をはじめ、大型遊具やボルダリングボードなどで遊べるエリアやトリックアートなどがあり、「雨の日も子どもが目一杯体を動かして過ごせる!」と子連れファミリーに大人気です。

屋内多目的施設「わくわくドーム」
▲雨の日のあそび場に地元の親子に大人気!「わくわくドーム」の屋内。

入善町の移住に関するQ&A

ここでは、入善町への移住を検討する際に気になるポイントを小林さんに伺いました。

Q:冬場に雪はどのくらい降りますか?

富山県は日本海に面しているため、日本海側気候の影響を受けて降雪が多いエリアです。入善町は冬場にどのくらい雪が降るのでしょうか。

A:雪は降りますが、除雪体制がしっかり整備されています

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小林さん

雪は少なくありませんが、雪に慣れている町なので除雪・融雪をしっかり行っております。

Q:保育施設や学校は充実していますか?

特に子育て世帯の方にとっては、教育環境も気になるところです。

A:保育所は7施設、小学校は6校、中学校は2校あります

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小林さん

保育所は、早朝保育や延長保育、休日保育などに対応しています。また小学校では、全校区で放課後に児童を預かる学童保育があります。共働き家庭でも、子供を心配することなく働けます。

入善町の「移住体験」情報

入善町では、実際に移住する前に以下の「移住体験」ができます。

入善町での生活を無料で体験できる「入善町移住体験住宅」

入善町での生活を体験できる「入善町移住体験住宅」があり、最大3泊までの期間で無料にて宿泊できます

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小林さん

体験住宅は入善町の中心部にあり、スーパーや病院なども近いので便利なロケーションです。
住宅内には家具・家電も完備しておりますが、寝具はないため、レンタルされる場合は別途料金がかかる点にご注意ください。

移住体験住宅の利用資格

移住体験住宅を利用するには、以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • 入善町への移住または定住を希望している方
  • 富山県外にお住まいの方
  • 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条に定める暴力団、指定暴力団または指定暴力団連合の構成員でない方
  • 入善町に来町し、入善UIサポートセンター等の移住相談等を受けた方

>>入善町移住体験住宅について詳しくはこちら

農業体験などができる「入善町移住体験ツアー」

入善町では、参加者の希望に応じたプランで入善町を体験できるオーダーメイド型のツアーを年1回、農家での宿泊を含めた農業体験ツアーを年1回開催しています。

開催が決定すると入善町のホームページなどでお知らせがあるので、ぜひホームページをこまめにチェックしてみてください。

>>入善町移住体験ツアーの開催情報をチェック

初めて入善町を訪れる方にぴったりな「来訪・見学サポート」

「入善UIサポートセンター」に連絡をすると、担当職員の方に町内見学をコーディネートしてもらうことも可能です。また、移住に必要手続きについても丁寧にサポートしてもらえるので、入善町への来訪・見学を希望する方はぜひ問い合わせてみるといいですよ。

入善UIサポートセンター
電話:0765-72-3841(直通)
FAX:0765-74-2108

「住みたい」を応援!入善町の移住者支援

入善町には、以下2つの移住支援が設けられています。移住を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。

若者・子育て世代におすすめ!「定住促進住宅」

「定住促進住宅」とは、入善町への定住促進を図ることを目的として建てられた住宅のこと。入善町には「西町定住促進住宅」と「くぬぎやま定住促進住宅」があり、それぞれに入居条件が設けられています。

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小林さん

入居要件に当てはまる方は、2万円~3万円程度の月額料金でリーズナブルに住宅を使用できますよ。

>>入善町の「定住促進住宅」について詳しくはこちら

利用すると補助金をもらえる「空き家バンク」

入善町には「空き家バンク」が設けられており、空き家を借りた方・購入した方には補助金が交付されます。空き家状況は随時変動するため、興味のある方は以下のホームページで最新情報をチェックしてみてください。

>>入善町の「空き家バンク」について詳しくはこちら

入善町・小林さんからのメッセージ

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小林さん

入善町には子育て支援が充実しているほか、お子さまが雨天でも快適に遊べる場所があるなど、育児しやすい環境が整っています。
美しい水の街でのんびり子育てしたい方にぴったりですよ。興味をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

取材ライターのひとことメモ

取材に応じてくださった小林さんのお話から、入善町はのどかな自然や美味しい水、手厚い子育て支援など、移住者にとってうれしい要素がたくさんある町であることがうかがえます。役場の方は移住者の方を親身にサポ―トされている印象で、これまで入善町に縁のなかった方もスムーズに入善町での暮らしを始められるのではと感じました。

入善町への移住に関する情報・お問い合わせは

担当課 入善UIサポートセンター

(入善町役場 住まい・まちづくり課内)
住所 〒939-0693
富山県下新川郡入善町入膳3255
電話 0765-72-3841(直通)
FAX 0765-74-2108
公式サイト https://www.town.nyuzen.toyama.jp/iju_teiju/index.html

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