西原村(にしはらむら)で暮らす魅力とは？移住に役立つ仕事・住まい・支援の情報

この記事では、地方移住を検討している方に向けて、熊本県西原村の魅力についてご紹介します。

西原村は、熊本都市圏と阿蘇カルデラの間に位置しています。まちのシンボルである俵山のほか、熊本県平成の名水百選に選ばれた白糸の滝があるなど、訪れる人々を魅了する自然景観にも恵まれています。

阿蘇くまもと空港や益城熊本空港IC、熊本市内まで車で約30分以内でアクセスできる交通環境の良さも魅力です。

それでは早速、西原村の特徴や移住情報についてご紹介していきましょう。

西原村での暮らし：3つの特徴

西原村は、熊本市の中心部から約20kmの場所に位置しています。まちの面積は、ほとんど山林が占めている自然環境豊富な村です。

西原村への移住は下記のような方の移住に適しています。

• 自然を身近に感じながらも利便性を保っていたい
• 村内だけでなく県外にもアクティブに移動したい
• おいしいものに囲まれたまちで暮らしたい

なぜ上記のような方が西原村への移住に適しているのか、西原村の特徴を交えながらご紹介します。

特徴1：自然が身近にある村！四季折々の景観が楽しめる

西原村は、自然環境が豊富な癒しの村です。春には、西原村の風物詩とされる「野焼き」が行われ、その後は美しいみどりの草原が見られます。

春の桜や夏の棚田、秋の紅葉、冬にはうっすらと雪化粧に覆われる山々など、四季折々の景観が暮らしのすぐそばで楽しめます。

▲川沿いに咲く桜

▲阿蘇ミルク牧場に咲くひまわり。空の青とひまわりの黄色のコントラストが綺麗

西原村に移住すれば、日常的に自然の美しさを感じられるため、心豊かな暮らしが送れるのではないでしょうか。

特徴2：交通環境・立地の良い村！阿蘇くまもと空港まで車で約10分

西原村は、交通アクセスの良さも魅力です。「阿蘇くまもと空港」までは車で約5～10分でアクセスできるので、県外だけでなく、海外への旅行計画が立てやすいのも嬉しいポイントです。

また、「益城熊本空港IC」までは車で約20分、熊本市内まで車で約30分なので、村内にとどまらずアクティブに動きたいという方にとってぴったりな交通環境といえるでしょう。

特徴3：おいしいものが豊富にある村！水も安くておいしい

自然の恩恵を存分に受けている西原村には、美味しくて新鮮な食材がたくさんあります。とくに、西原村のブランドさつまいも「シルクスイート」は甘くて美味しいと有名です。

また、美しい水源にも恵まれていることから、水道水がおいしいことも特徴的。

▲人気の観光地「白糸の滝」マイナスイオンがいっぱいのパワースポット

西原村は、日々の食卓を美味しい水や食材で囲めるので、グルメ通の方にぴったりな移住地です。

西原村の暮らしのデータ

▲阿蘇にしはらウインドファーム（風力発電）

ここでは、西原村の暮らしのデータについてご紹介します。

人口	人口：6,920人 ※2023年8月31日時点
学校	保育園：2園 小学校：2校 中学校：1校
医療	4件（内科2件、歯科2件）
交通	【飛行機】 最寄り空港：阿蘇くまもと空港 【JR】 最寄り駅：豊肥本線肥後大津駅 【バス】 一般路線バス：九州産交バス
アクセス	【車】 福岡方面から約1時間45分 鹿児島方面から約2時間27分 大分方面から約2時間20分 【JR】 福岡方面から約2時間

※人口以外の数字は2023年9月時点のものです。

西原村には、スーパーやドラッグストア、ホームセンターもあるため、生活していく上で必要なアイテムは村内で問題なく手に入ります。

また、車で30分ほど走れば近隣都市の大型商業施設へアクセスできます。

【子育て】自然環境を活かした教育がある

西原村は、豊富な自然環境の中で子どもたちがのびのびと遊べるので、子育て世帯の移住者が増加傾向にあります。

小学校では、俵山周辺の植物や昆虫観察、水生生物の採取などの活動を通して、ふるさとの良さを知る授業を取り入れています。中学校では、西原村の農家さんや、役場、JAなどで働く体験活動を実施。

自然や西原村の方の協力を得た学びは、子どもたちにとっても良い思い出となるのではないでしょうか。

子育て支援に関しては、18歳までの医療費が無料のほか、子育てひろばや子育てサポートセンターなどを設置し、親同士の交流の場や気軽に相談できる環境もあります。

【仕事】村外まで視野を広げると働き口多数

大手求人情報サイトで西原村の仕事を調べたところ、約200件がヒットしました。（2023年9月時点）
※求人情報の一例

30分圏内で通える近隣都市まで視野を広げて求人を探すと、約41,000件と大幅に求人数が増えました。移住の先輩の中には、車で熊本市内へ通勤する方のほかにリモートワークをしている方も多いそうです。

村内に限定せず仕事探しをすれば、移住後も働き口に困ることはないでしょう。

【住まい】空き家バンク＆子育て世帯向けの住宅補助金制度あり

西原村では空き家・空き地バンク制度を実施しています。調べた時点（2023年9月時点）では、空き土地の登録が数軒ありました。

「古民家をリフォーム・DIYしてみたい」という希望をお持ちの方は、空き家バンクを随時チェックしておくのが良いでしょう。

公式：空き家・空き地バンク制度

また、河原小学校区域にて住まいを購入した方には、100万円の補助金が交付される「定住促進事業補助金制度」が用意されています。詳細は下記URLよりご確認ください。

公式：定住促進事業補助金制度

西原村の移住者の声

ここからは、西原村の移住者の声をご紹介します。

• 自然環境が素晴らしい
• 自然が身近にありながら買い物もしやすいので便利
• 移住者が多いので、受け入れてくれる人が多い
• 広々とした土地で家庭菜園などができて充実している
• 同じタイミングで移住してきた子育て世帯も多く協力しようという雰囲気がある
• 静かな暮らしができる

自然環境の素晴らしさや住みやすさのほかに、村の人々のあたたかさに触れている声が目立ちました。住む地区によって自治会への加入もあるそうですが、移住の先輩は自治会に加入したことで交流が広がったと喜ばれている方も多いそうです。

移住するには不安が付きものですが、西原村では移住の先輩や周囲の人とのコミュニケーションを通して充実した暮らしが送れそうだと感じました。

西原村の移住に関する問い合わせ

移住に関する質問や相談は西原村役場の企画商工課にお問い合わせください。インターネットで調べるだけでは分からないリアルな情報が聞けるはず。まずは相談することから始めてみましょう。

担当課	企画商工課
住所	〒861-2492 熊本県阿蘇郡西原村大字小森3259
電話番号	096-279-3112
公式サイト	https://www.vill.nishihara.kumamoto.jp/ijyu/default.html