自然と歴史が魅力の福岡県中間市へ移住!暮らしに役立つ仕事・住宅・支援の情報
この記事では、地方への移住を考えている人のために「福岡県中間市(なかまし)」をご紹介します。
中間市は、北九州市のベッドタウンとして手ごろな住宅が多く、映画館やショッピングモールも充実しています。さらに自然や歴史が豊かで、季節を感じられるイベントが多いことも魅力です。
また、子育て世帯を対象とする独自の支援を行っており、特に中古住宅の解体・新築に関する150万円の補助金は移住者から好評です。
今回は、中間市役所建設産業部都市計画課の方にインタビューを行い、まちの魅力や支援制度、生活情報などについて伺いました。
中間市の特徴3選
中間市の大きな特徴としては、次の3点が挙げられます。
まずは、こうした特徴について詳しく解説していきます。
4キロ四方のコンパクトなまちに多彩な施設
中間市は、約4キロ四方のコンパクトなエリアに多彩な施設がそろっており、快適に暮らすことができます。
スーパーや医療機関はもちろん、ショッピングモールや映画館もあります。
車を使えば、市内の端からでも中心市街地まで約15分でアクセスできるので、幅広い範囲から住む場所を選ぶことができます。
学校が分散していて通いやすい!独自の子育て支援も
中間市には、小学校が6校、中学校が4校あります。面積に対して学校が適度に分散しているので、近場で通学しやすい環境だと言えるでしょう。※学校数は令和6年1月1日時点の情報です
さらに保育園が6園(内、小規模保育園が2園)、認定こども園が2園、幼稚園が6園と、未就学児を預けられる施設も多いので、身近な園に預けやすいのも嬉しいポイントです。
また、中間市では「なかま出産・子育て応援事業」を進めており、丁寧に寄り添う伴走型相談支援や、出産応援給付金(5万円)と子育て応援給付金(5万円)の計10万円を給付する経済的支援などを行っています。
詳細やその他の手当・助成については、中間市の公式サイトをご覧ください。
公式:中間市(子育て)
また教育面では、小学校の授業に感情エンジンを搭載したロボットを導入し、プログラミングした内容で地域のイベントに参加するなど、独自の取り組みを進めています。
このほか、垣生公園や屋島公園には大型の遊具があって、子どもたちの遊び場として人気があるようです。
豊かな歴史・自然に親しめるまち
中間市で生活をすると、日常的に豊かな自然や文化にふれることができます。
例えば、垣生公園は桜の名所として知られており、見ごろのシーズンにはイベントも開催されます。ほかにも地域の祭りやイルミネーションイベントも多く、季節ごとの光景を楽しむことができます。
▲垣生公園の桜ライトアップイベントの様子
また中間市では、地域の伝統的な風景を楽しみながら歩く「なかまフットパス」という取り組みを進めており、定期的にウォーキングのイベントを行っています。
市内には世界遺産「遠賀川水源地ポンプ室」や「屋根のない博物館」などの観光スポットもあり、街並みを楽しみながら歴史を学べるイベントとなっています。
▲赤レンガやアーチ窓が印象的な世界遺産「遠賀川水源地ポンプ室」
▲「屋根のない博物館」にはスフィンクスやモアイ像など、世界各国の石像レプリカが並ぶ
中間市の地域交流センターには、こうしたコースを紹介するパンフレットもあるので、イベントがないときに、自分のペースで歩くこともできます。
公式:中間市観光案内(なかまフットパス)
中間市の暮らしに関する情報
次に、中間市の暮らしに関するデータを見てみましょう。
気候 | 1月:平均気温6.2℃ 8月:平均気温27.8℃ ※参考:気象庁(八幡) |
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人口 | 39,060人 (2024年10月末時点) |
病院 | 病院:1、診療所:28、歯科:26 (2022年11月時点) |
学校 | 保育園:6、認定こども園:2、幼稚園:6、小学校:6、中学校:4、高校:2 (2024年1月時点) |
交通 | 【鉄道】 ・JR筑豊本線(福北ゆたか線):中間駅、筑前垣生駅 ・筑豊電気鉄道:通谷駅、東中間駅、筑豊中間駅、希望が丘高校前駅 【バス】 ・西鉄バス北九州 ・北九州市交通局 ・コミュニティバス |
近隣都市 | 北九州市、鞍手町、遠賀町、水巻町 |
中間市での生活には、車があると便利です。
市内のショッピングモールや映画館を利用する人が多く、さらに必要なものがある場合には、隣接する北九州市の八幡西区へ車で30分ほどかけて行くようです。
仕事:隣接の北九州市に求人多数。起業を後押しする「チャレンジショップ」事業も
大手の求人サイトで中間市の正社員求人を検索したところ、約1,200件が見つかりました。また、車で約30分の通勤圏(25キロ圏内)まで広げると、約57,000件の求人がありました(2024年1月時点)。
※参考:求人情報の一例(中間市のみ)
※参考:求人情報の一例(中間市から25キロ圏内)
隣接する北九州市に多くの求人があることから、中間市をベッドタウンとして暮らす人も少なくないと言います。
また中間市では、独立開業を目指す起業者を支援する「チャレンジショップ」事業を行っています。
これは、中間市チャレンジショップ『夢まるしぇ』内にある店舗スペースを、飲食店なら月15,000円、小売・サービス業なら月10,000円(※)などの低額で貸し出す試みです。
(※)別途、共益費が必要
利用者は最長2年間のレンタル期間の間に店舗経営のノウハウを身につけて、あらためて独立開業を目指すことができます。
詳細については、公式サイトをご確認ください。
公式:中間市(中間市チャレンジショップ『夢まるしぇ』)
住まい:十分な賃貸物件。子育て世帯向けに150万円の補助金あり
大手住宅情報サイトで中間市の賃貸物件を探したところ、約1,200件が見つかりました。十分な選択肢のあるエリアだと言えるでしょう(2024年1月時点)。
※参考:物件情報の一例
また、中間市が運営する空き家バンクには、売地・売家と貸家を合わせて51件が登録されていました(2024年1月時点)。
公式:中間市(空き家バンク物件検索)
さらに関連して、中間市では移住・定住を推進するための住宅政策を進めています。
例えば「中古住宅購入後に解体し新築するための補助金制度」を利用すれば、空き家バンクの物件を購入後に解体して新築する際に、150万円の補助金を受けることができます。
新規に移住してくる子育て世帯など、さまざまな条件はありますが、該当しそうな場合は一度チェックしてみてください。
特にご質問が多く、「中間市への移住の決め手になった」という声もいただく制度です。
その他の住宅政策については、公式サイトをご確認ください。
公式:中間市(住宅政策)
中間市への移住に関するお問い合わせ
担当課 | 建設産業部 都市計画課 定住促進係 |
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住所 | 〒809-8501 福岡県中間市中間一丁目1番1号 |
電話番号 | 093-246-6155 |
公式サイト | https://www.city.nakama.lg.jp/ |