栃木県那珂川町への移住はどう?暮らし・仕事・住居・支援内容を解説

この記事では、地方への移住を検討している方に向けて、栃木県那珂川町の魅力をご紹介します。

那珂川町は、栃木県の北東部に位置するまちです。まちの中央には豊かな自然を生み出す那珂川が流れており、その周辺にはどこか懐かしい日本の原風景が広がっています。伝統文化やアート、美人の湯として有名な温泉もある“見どころ満載”のまちです。

若い世帯に嬉しい住宅支援もあるので、これから新しく生活をスタートする新婚さんや子育て世帯にもぴったりの移住地ですよ。

それでは早速、那珂川町の特徴や暮らしに関する情報をご紹介します。

栃木県那珂川町の仲野さん

那珂川町での暮らし:3つの特徴

那珂川町での暮らしの特徴

那珂川町は栃木県の北東部に位置しています。那珂川を取り囲むのはみどり豊かな美しい里山。那珂川町にある小砂地区は、「日本で最も美しい村」連合に加盟しているんですよ。※参照:「日本で最も美しい村」~小砂地区~

那珂川町にある那珂川でアユを釣る人々
▲那珂川はアユ釣りのメッカでもあり、たくさんの釣り人が訪れる。

天然アユのほかにも八溝そばやばとう手づくりハムといった美味しい食材もたくさんありますよ。そんな那珂川町での暮らしは、下記のような方にぴったりです。

  • 山や川、澄んだ空気に癒されたい
  • アートに触れられる暮らしがしたい
  • 思い立った時に温泉に行きたい
  • 子育て環境が充実した場所に住みたい
  • 結婚生活をスタートするにあたってお得に移住したい

それではここからは、那珂川町の特徴についてご紹介していきます。

特徴1:伝統とアートのまち!「芸術の森」や「小砂焼き」が有名

那珂川町は、芸術に力をいれており、町内に3つの美術館を有しています。

いわむらかずお絵本の丘美術館

里山の自然が見下ろせる丘の上にある美術館。世界中の子どもたちに愛されている「14ひきシリーズ」の著者・いわむらかずおさんの絵本が並んでいます。

もうひとつの美術館

小学校の校舎を再利用して建てられた美術館。カフェやショップも併設されており、ゆったりとした時間を過ごせるスポットです。さまざまなアーティストの展示を開催しています。

那珂川町馬頭広重美術館

那珂川町にある那珂川町馬頭広重美術館の外観写真

建物自体が作品のように素敵な美術館は、建築家の隈研吾さんがデザインしたそう。浮世絵や日本画を中心に展示している美術館です。

小砂地区にある「芸術の森」には、彫刻家や絵描きさんなど、芸術家たちがこぞって訪れているそうです。

那珂川町にある芸術の森に建っている女性の彫刻
▲「芸術の森」に佇む彫刻作品。自然とアートが融合した芸術性の高さが好評。

ほかにも1830年頃に誕生したと言われている「小砂焼」も有名です。金結晶という釉薬をかけることで、金色を帯びた色に仕上がるのが特徴的な焼き物です。小砂エリアには、実際にろくろで土を回し、絵付け体験が行える施設「小砂焼体験センター陶遊館」もありますよ。

那珂川町は、気軽にアートに触れられる環境なので、ものづくりが好きな方に適した移住地ではないでしょうか。

特徴2:日常のすぐそばに温泉あり!夕焼け温泉こと「馬頭温泉郷」が自慢

那珂川町の「馬頭温泉郷」の露天風呂と夕焼け

那珂川町には、美人の湯として有名な「馬頭温泉郷」があります。清流・那珂川をはじめ、那須岳などを見渡せる場所に位置しており、大小さまざまな温泉宿が点在しています。

ほとんどの温泉宿が西向きのため、露天風呂からは美しい夕日が眺められます。那珂川町に移住すれば、日常的に温泉が楽しめる贅沢な暮らしが手に入ります。

1日の疲れは、沈みゆく夕日となめらかなお湯で癒すことができますよ。

特徴3:新婚さんや子育て世帯必見!住宅にまつわる支援制度の充実

那珂川町は、子育て世帯にぴったりな住宅「エミナール那珂川」を整備しています。敷地内には、子育て支援センターや子ども広場があるほか、歩行者と車両が通る道を完全に分けたレイアウトにするなど、安全面にも考慮されています。

子育て世帯のみの入居なので、泣き声や多少の足音なども気にせずに過ごせるのではないでしょうか。保護者も神経質にならずに済み、子どもたちものびのびと暮らせることでしょう。

また、那珂川町には「馬頭公園」や「ふるさとの森公園」など、自然に触れられる遊び場も多数あります。トレーニングルームやプール、テニスコートなど、子どもはもちろん、大人も楽しめる施設「ウェルフルなかがわ」は子育て世帯に人気のスポットです。

新生活を控えた新婚さん必見!住宅補助金制度

那珂川町では、新しく生活をはじめる新婚世帯を対象とし、新居にかかる費用の一部を補助する制度を実施しています。

住宅の購入費や賃料、引っ越しにかかる費用が対象であり、上限30万円までを支給しています。詳細は下記URLをご確認ください。

公式URL:結婚新生活支援補助金のお知らせ

那珂川町での暮らしの情報

那珂川町に移住するなら知っておきたい生活に役立つ情報をご紹介します。

人口 人口:14,908人(世帯数:5,901)
(2022年12月時点)
病院 病院・医院:6件
歯医者:5件
薬局:10件
学校 町立認定こども園:2園
小学校:3校
中学校:2校
高校:1校
文化・芸術 唐御所横穴墓群、神田城(国史跡)、御前岩(女陰を呈した自然石・奇岩)、駒形大塚古墳、那須官衙遺跡、那珂川町なす風土記の丘資料館、那珂川町小川郷土館、那珂川町馬頭郷土資料館、那珂川町馬頭広重美術館
遊ぶところ 道の駅ばとう、ふるさとロッジ、富山の岩うちわ、ふるさとの森公園、カタクリ山公園
食べ物 天然アユ、里山ほんもろこ、八溝そば、ばとう手づくりハム
交通 【鉄道】
なし
最寄り駅:JR東日本烏山線烏山駅

【路線バス】
・那珂川町コミュニティバス
・関東自動車
・茨城交通
近隣都市 大田原市、大子町、那須烏山市、常陸大宮市、さくら市

表を見てみると、那珂川町には病院や教育施設も問題なくあることが分かります。スーパーやドラッグストアも点在しているので、生活する上で必要なものは町内で手に入りますよ。

また、那珂川町では、集落ごとに受け継がれてきた伝統的なお祭りも多くあります。2000発の花火が上がる昔ながらの夏祭り「那珂川町夢まつり」は、那珂川町の大イベントです。

また、昭和のまちなみが残る馬頭商店街にある宿泊施設「飯塚邸」は、国の有形文化財に登録されていることで知られています。飯塚邸をメインに開催された「光のイベント」では、ノスタルジックな雰囲気と幻想的な灯りのコラボレーションで訪れる人々を魅了しました。

馬頭商店街で開催された光のイベントの提灯と那珂川町のイメージキャラクターなかちゃんの人形
▲ランタンや提灯を活用した灯りに包まれた馬頭商店街。那珂川町のイメージキャラクター「なかちゃん」も参加!

那珂川町は、お祭り好きの方にも適した移住地といえそうですね。

【仕事】近隣都市まで視野を広げると働き口は多い

大手求人情報サイトで那珂川町の仕事情報を調べると求人数は約500件でした。決して求人数が多いとはいえませんが、さほどこだわりがなければ、働き口は見つかるでしょう。

那珂川町内に限らず、30分圏内で通える近隣都市まで範囲を広げて検索してみると、求人数はグッと増えて2,000件ほどに。※求人情報の一例

実際に、隣接している大田原市に通勤する方も多くいるそうですよ。車で30分ほど走れば大田原市に到着するので、視野を広げると仕事探しもスムーズにできるかもしれませんね。

【住まい】空き家バンク充実!空き家改修や木造住宅取得者には補助金あり

那珂川町の空き家バンクはとても充実しています。調べた時点では、28件の空き家が掲載されていましたよ。※2022年12月時点

明治時代に建てられた平屋の物件や、農地付きの物件など、昔ながらの佇まいが魅力的な建物が多くありました。

また、住宅のほかにも土地や工場跡地など、売買・賃貸ともに充実した情報が掲載されています。間取りや写真点数も多いため、理想の住まいを見つけやすいでしょう。下記URLよりぜひチェックしてみてくださいね。

公式URL:那珂川町地域資源情報バンク

空き家を購入する際には、購入費・改修費に関する補助金が支給されます。

那珂川町空き家取得費補助金 空き家購入代金の1/2を補助:上限30万円
※子育て世帯の場合は上限50万円
那珂川町空き家改修費補助金  改修にかかった費用の1/2を補助:上限20万円
※子育て世帯の場合は上限30万円

木造住宅を建てる方には最大300万円の補助金が支給される

那珂川町の八溝山にある木々「八溝材」を使用した住宅を建てる方には、最大で300万円の補助金を支給しています。

赤みが強く、木目の美しい八溝材は、耐久性にも優れており、風水害や虫害も少ないのが特徴。木のぬくもりを感じられる住まいを手に入れたい方はぜひ活用してくださいね。

対象者や申請方法については下記URLよりご確認ください。

公式URL:那珂川町木材需要拡大事業費補助金の拡充について

那珂川町に移住した人の声

那珂川町に移住した人の声

ここでは、実際に那珂川町へ移住した人の声をお届けします。

  • 温泉と川と湧き水がある環境がお気に入り
  • まちの人が気さくに話しかけてくれるのであたたかい気持ちになる
  • 温泉に気軽に行ける暮らしが最高
  • 澄んだ空気とどこか懐かしいまちなみに癒されている

生活のすぐそばに温泉があることに魅力を感じている方が多くいました。実際に週に1、2回は温泉に行っているという方も見かけましたよ。

また、移住前の下見に訪れたときから、まちの人が親切だったことが移住の決め手になったという方も。那珂川町は、人のあたたかさに触れられるまちでもあります。

那珂川町の移住支援制度

那珂川町へ移住を希望している方が利用できる支援についてご紹介します。

「おためし田舎暮らし体験」で那珂川町のリアルを体験

那珂川町では、緑に囲まれた分譲地「高手の里」に、おためし住宅を整備しています。

1日1,000円の利用料で3日~60日間の滞在が可能です。観光やイベントへの参加、買い物や子育て環境を見学するなど、ホームぺージで調べるだけでは分からない那珂川町のリアルを体験することができます。

那珂川町のおためし住宅の外観
▲緑あふれる場所に建つお試し住宅。家電は一式そろっているので身一つで生活がスタートできる。

「那珂川町に移住したいけど、いきなり住むのは不安」と悩んでいる方にぴったりなサポートです。

町有地の無償貸し出しあり

那珂川町の分譲地「高手の里」では、1区画約150坪以上の町有地をなんと20年間無償で貸し出しています。

土地代が浮くことで、その分家屋に費用を使えるので、理想に近い住まいが手に入れられるのではないでしょうか。マイホームを夢見ている方は、ぜひ検討してみてくださいね。

参照:農ある田舎暮らし高手の里

那珂川町への移住に関するお問い合わせ

那珂川町の移住について、まずは話を聞いてみたいという方は下記よりお問い合わせください。お話することで、移住の具体的なプランがみえてくるはずですよ。

担当課 那珂川町役場
企画財政課なかがわぐらし推進係
住所 〒324-0692
栃木県那須郡那珂川町馬頭555
電話 0287-92-1114
公式サイト https://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp/ijyu/index.html