長柄町への移住で自然と都会を満喫!暮らしの特徴と充実の支援制度
この記事では、地方への移住を検討している方に向けて、千葉県長柄町の魅力をご紹介します。
長柄町は、房総半島のほぼ中央(「千葉県のおへそ」)に位置するまちです。東京都心部から50km圏内に位置していながら、農村や里山があちこちでみられる自然豊かな環境を有しています。
長柄町では地域の方との交流も盛んで、人とのつながりを感じることができます。
空き家や空き地バンク制度が充実しているほか、長柄町役場には移住・定住ブースを設置しています。手厚いサポートを用意している長柄町の魅力や特徴について早速ご紹介していきます!
長柄町移住の魅力:3つの特徴
長柄町は千葉県のおへそ部分に位置する自然豊かなまちです。都心部までのアクセスも良いので、リモートワークをしながら時々出勤、二拠点生活を考えている方にもおすすめの移住地です。
長柄町の足りない部分や良いところを見つけてほしいと、世代問わずたくさんの移住者を募っています。そんな長柄町への移住は下記のような方におすすめです。
- 自然に囲まれて生活したい
- 都心部へ気軽にアクセスしたい
- 人とのつながりを大切にしたい
なぜ上記のような方が長柄町の移住に適しているのか、特徴を交えながらご紹介していきます。
特徴1:四季折々の自然を満喫できる長柄町の魅力
長柄町は、のどかな田園風景や森林など、たくさんの緑に包まれた自然環境豊かなまちです。都心部にも気軽にアクセスできる環境でありながらも、自然を身近に感じられる長柄町は、都会の慌ただしい生活に疲れてしまった方におすすめです。
四季折々の素晴らしい景観が堪能できるので、ニュースやスマホではなく、季節の移り変わりを肌で感じられるのも嬉しいポイントです!
▲長柄町にある長柄ダム。春には約3,000本の桜が鮮やかに咲き誇ります
▲「長生き展望台」から見る夕日は絶景
長柄町に移住すれば、農村や里山風景、輝く星空を日常的に見られるので、こころ休まる暮らしが送れるでしょう。
特徴2:都心へのアクセス抜群!スマートICで便利な長柄町
長柄町は、令和2年に茂原長柄スマートインターチェンジが設置されたことにより、都心部へのアクセスが一層便利になりました。
東京・横浜までは約1時間なので、思い立った時に気軽に都会へと足を運べます。また、羽田空港までは約50分の距離なので、国内外への旅行も計画しやすいでしょう。
特徴3:農業の町ならではの助け合い精神と起業チャンス
長柄町は米や自然薯、栗、たけのこなど特産品も多いまちです。移住の先輩たちからは、「お野菜をよくくれる」「たけのこ山の所有者と仲良くなって、たけのこを掘らせてもらっている」などなど、人とのつながりを感じられるエピソードが多数あがっています。
農業が盛んなこともあり、自分たちで「何かをする」「何かを作る」という雰囲気のあるまちなので、移住してくる方は起業を目指している方がほとんどだとか。
地域と密接にかかわることが多く、助け合い精神が強い長柄町は、新しいことにチャレンジしたいと思っている方にぴったりではないでしょうか。
長柄町の暮らし:子育て・仕事・住まいの実態
▲夏に開催される「刑部の夏祭り」地元の方々による神輿渡御は必見
ここからは長柄町の暮らしに関する情報をご紹介します。
人口 | 人口:6,378人 (令和5年6月1日時点) |
---|---|
教育 | こども園:1 小学校:2 中学校:1 |
医療 | 病院:3 歯科:1 |
アクセス | 【車】 東京から約1時間 ・東関東自動車道、京葉道路 横浜から約1時間 ・東京湾アクアラインから圏央道利用 【電車】 東京から約2時間 |
※数字は2023年6月時点のものです。
長柄町にはホームセンターや道の駅があるため、生活に必要なアイテムは問題なく手に入ります。道の駅は地元の農家さんの新鮮な農産物がお安く手に入るので、週末は地元の方だけでなく、多くの観光客でにぎわっているとか。
また、長柄町の隣接市には、スーパーやショッピングモール、ホームセンターなど多数のお店が点在しているため、そちらに買い物に行く方も多いそうです。ちなみに隣の茂原市までは車で約10分の距離なので、町内感覚で通えます。
ただし、路線バスの本数が限られていることもあり、車が必須の生活となることは覚えておいてください。
【子育て】充実の支援制度と豊富な自然体験で育む
長柄町は、子育て支援も充実しています。令和4年12月からは、こども園と小中学校の給食の無償化がスタートしました。
そのほか、高校3年生までの通院・入院にかかる医療費の助成や、出生時・小学校入学時に各5万円、中学校入学時に8万円を支給するなど、支援や補助金が手厚いのも魅力的です。
教育環境にも力を入れており、長柄町の中学校では、千葉大学と包括連携協定のもと、国際交流事業を積極的に行っています。小学校では、地元の農家に出向き、田植え体験や稲刈り体験など、自然に触れられる授業も実施しているそうです。
▲親子での稲刈り体験もあり
また、家族で遊びに行ける遊び場も豊富で、テニス場やBBQ場、昆虫ドームを完備した「都市農村交流センター」は、学びながら遊べる人気の施設です。夏場は流れるプールも登場し、カブトムシ採りもできるそう。
令和5年度には、町内小学生以下の入場料が無料になり、ますます人気が出そうです!
▲乗馬体験もできる「秋元牧場」季節の花も楽しめる
週末に限らず多くの家族連れが訪れる「リソルの森」には、長距離トラックやジム、アスレチック、約400mのロングジップスライダーなどが設置されており、子どもだけでなく大人も楽しめるアトラクションが多数あります。
▲リソルの森。散策するだけでもたのしい
▲リソルの森には流行りのテントキャビンやデッキテラスのあるテラスハウスなどおしゃれな宿泊施設もある
長柄町には遊び場所がたくさんあるので、週末行く場所に困ることがなさそうです。
【仕事】多彩な求人と起業支援で叶える長柄町での新生活
大手求人情報サイトで長柄町の求人を検索したところ、約700件がヒット!(※2023年6月時点)事務や介護スタッフ、農業など職種も幅広くあったため、よほど強いこだわりがない限り働き口に困ることはなさそうです。※求人情報の一例
移住の先輩たちは、長柄町で起業をしたい!とやってきた方がほとんどで、実際にブドウ農園、窯の工房、絵画など、思い思いの仕事をし充実した毎日を送られています。
長柄町の基幹産業は農業なので、「自分でなにか新しいことを生み出したい!」という方にぴったりな移住地です。
起業したい方に大助かりな支援「創業支援補助金」や、活動拠点にするための家探しを応援する支援も用意されているので、ぜひ活用して夢への第一歩を踏み出してください。
詳細は下記URLからご確認ください。
【住まい】空き家バンクと充実の補助金で実現する長柄町での新居
長柄町には、賃貸マンションやアパートがありませんが、長柄町の空き家バンクには物件が随時追加されています。
「古民家を自分好みにリフォームしたい」と希望をお持ちの方が多く、人気の物件はすぐに決まってしまうので、こまめにチェックするのがおすすめです。
また、長柄町では空き家を買う・借りる方を対象にした補助金があります。空き家バンクを利用する場合は、事前に利用登録が必要なので、町ホームページより申請書類のダウンロードしてください。
▼空き家バンク登録促進事業補助金
空き家改修事業補助金 | 補助金額:対象経費の3分の2以内(限度額100万円) ※セルフリノベーションの場合は、対象経費の3分の2以内(限度額20万円) |
---|---|
空き家利用者応援事業補助金 |
【補助対象】 ①仲介手数料、登記費用の3分の1以内(限度額5万円)と、②引越し費用の3分の1以内(限度額5万円)の合計を補助(最大10万円) |
住宅取得や住宅リフォームする方を対象に嬉しい補助金も用意されています。
住宅新築補助金 | 補助基礎額:20万円(限度額60万円) 加算措置:各10万円 ■転入者 ■町内の施工業者を利用した世帯 ■夫婦のどちらか、又はひとり親家庭で父か母が満40歳以下の世帯 ■空き地バンク利用者 |
---|---|
住宅リフォーム補助金 |
限度額:20万円(工事の10%) ※ブロック塀や門柱などの改修は限度額20万円(工事の30%) |
長柄町移住者が語る:新生活の魅力と実感
ここからは実際に長柄町に移住した先輩たちの声をご紹介します。
- 毎日が新鮮!
- 自然の多さが魅力的でのびのび暮らせる
- 役場に転職できたため、移住後も生活が大きく変わることなく過ごせている(稲村さん)
- スーパーはないけど、隣接している茂原市・市原市に町内感覚で通えるので不便はない
- 夜に見える星の数が都会とは比べ物にならない
- ゆっくりと時間が流れている
- 活動に集中できる
先輩たちの声からは、都心部から近い場所に位置しながら、身近に自然を感じられる環境に癒されている方が多くいることが分かります。まちの人のあたたかさを感じられるのも地方移住ならではといえるでしょう。
長柄町に移住すれば、毎日こころ穏やかな暮らしが送れそうです。
長柄町長が語る:魅力あふれるふるさとづくりへの思い
▲長柄町の月岡町長
私は、長柄町で生まれ育ちました。「輝く未来へ 魅力あふれるふるさと長柄町」を創るため、現場の声をよく聞き、町民の目線で仕事をすることを心掛けています。
長柄町は、のどかな田園や緑豊かな丘陵地帯など美しい自然の風景が広がるまちです。ほかにも満々と水をたたえる長柄ダムなどがあり、多様な自然が魅力です。まずは長柄町を知ってもらい、遊びに来てもらえればと思います。
近年、町に関心を持ち、移住についての問い合わせをいただくことが多くあります。移住されてきた方が心地よく過ごせる環境づくりに目を向け、生活の充実度、幸福感を高める町全体の意識の高揚や取り組みを進めていきたいと考えております。
移住をご検討の方は、ぜひこの記事を参考にしていただき、ご来町くださいますことを願います。
長柄町の移住支援制度:充実のサポート体制
ここでは長柄町が行っている移住支援についてご紹介します。
長柄町移住コーディネーターが伴走:きめ細やかな相談体制
▲ながら移住定住ブース「I LOVE NagaLIFE」
長柄町役場の1階には「移住定住ブース」が開設されました。手作り感あふれるおしゃれなブースには、長柄町を知り尽くした移住定住コーディネーターがいらっしゃいます。
移住希望者には、空き家バンクの登録後、コーディネーターが伴走型で支援してくれるそうです。現地での物件内覧や、相談者のニーズに沿ったガイドを行ってくれるでしょう。
ぜひ一度足を運んでみてください。
長柄町の移住に関する問い合わせ先
担当課 | 企画財政課 企画広報統計係 |
---|---|
住所 | 〒297-0298 千葉県長生郡長柄町桜谷712 |
電話 | 0475-35-2110 |
開設時間 | 毎週月・水・金 午前9時30分~午後3時30分 |
公式サイト | ながらリゾートコミュニティ~ながらに住もう~ |
公式SNS |