【埼玉県宮代町への移住】個性的なイベントや建物が魅力!ほど良い田舎での移住生活をご紹介

この記事では移住を考えている人に向けて、埼玉県宮代町(みやしろまち)の特徴や仕事、住まいなどの暮らしに役立つ情報をご紹介します。

埼玉県宮代町は埼玉県の東部に位置し、人気観光名所「東武動物公園」がある、人口約3万4千人のまちです。

宮代町は自然の景観が美しく、都心へのアクセスも良いので、ほどよい田舎で暮らしたい方にはぴったりです。創業支援が充実しているので、新しく事業を始めたい方にもおすすめできます。

また、宮代町は「みんなで町を盛り上げよう」という雰囲気の温かい町です。町内でのイベントが充実しており、地域とのつながりを育むことができます。

そんな宮代町の魅力や移住支援について、宮代町役場企画財政課の山下さんにお話をお伺いしました。

本日お話を伺った方
女性のアイコン

宮代町 企画財政課
対話のまちづくり推進担当主任

山下 綾子さん

宮代町の特徴や魅力をご紹介

埼玉県宮代町の暮らしの特徴

宮代町に移住する前に知っておきたい、町の特徴や魅力について解説していきます。ぜひ、移住を考える際の参考にしてください。

▼宮代町の特徴や魅力について

項目 特徴
自然 駅から数分で自然の景観が広がる。田んぼの水面に列車が映る風景は、現実世界にいることを忘れてしまうほどの絶景。
アクセス 東京には1時間程度、北千住や大手町などへは乗り換えなしで行ける。埼玉県内の中心部(大宮)へは電車で30分ほど。
食べ物 地元の農産物を低価格で楽しめる。個人が経営する魅力的な飲食店も多い。
建造物 特徴的な建造物があり、変わった世界観で想像力が刺激される。
地域性 町を盛り上げるため、町の人が発信となってイベントやコミュニティ活動を行なっている。
子育て環境 子供の遊び場が多く、町内50箇所以上!イベントや支援も充実。
教育環境 小中学生は理科の授業で日本工業大学の設備を利用できる。

これらの特徴について、下記で詳しく解説します。

自然:まるでアニメの世界?非現実的な風景を感じることができる町

宮代町の田園風景と東部動物公園のジェットコースター
▲町内に広がるのどかな田園風景。稲の向こうに見えるのは東武動物公園のアトラクション「カワセミ」

宮代町の魅力は自然が豊かな点です。アクセスの良い東武動物公園駅から10分程度で、農村風景が広がります。

町内では春には満開の桜、秋には紅葉など、一年を通じて四季折々の風景を堪能できます。また路線沿いには田んぼが広がっている場所が多いため、季節によって変化する田んぼの情景を楽しむこともできます。

▼住民の声
田植えが終わり、綺麗な水面が見える田んぼに走り行く列車が映り込む風景は、まるで映画の中のようです。不思議な世界に飛び込んだみたいで、何度見ても飽きない素晴らしい情景です。

非現実的な景観には誰もが魅了されます。季節や時間帯によって変化する風景を楽しむことも、宮代町に移住する醍醐味の一つです。

アクセス:東京の都心部まで1時間程度。通勤・通学に便利

宮代町は都心へのアクセスが良く、通勤・通学において不自由なく生活することができます。

▼電車での移動(東武動物公園駅駅発)

春日部・久喜・越谷 10〜15分
北千住・大宮 35分
池袋・東京 50分
新宿・大手町 1時間

町内には3つの駅があります。中でも東武動物公園駅は「東武伊勢崎線」と「東武日光線」の2つの路線が通っており、本数も多いです。

大きな商業施設があり、新幹線も通っている大宮駅へも35分程度で行くことができるため、県内の中心部へのアクセスも手軽です。

東京の北千住駅や大手町駅へは乗り換えなしで行くことが可能です。また、東武動物公園駅から2駅離れた久喜駅にはJRが通っているため、新宿方面へも簡単に出ることができます。

宮代町は埼玉県の東部に位置しているため、車移動であれば茨城県や千葉県にも比較的簡単に行くことができます。

▼車での移動

春日部市(埼玉県) 15分
さいたま市(埼玉県) 50分
野田市(千葉県) 30分
五霞町(茨城県) 30分

都心へのアクセスが良く、ほどよい田舎であるという点が魅力的で、県の中心部や都内へ通勤・通学を考えている方も移住しやすいです。

食べ物:宮代町ならではの土地を活かした食べ物や個性的なお店が魅力的

宮代町ではお米や野菜などの新鮮な農作物を低価格で購入できます。

東武動物公園駅から徒歩15分ほどの「農」をテーマにした施設「新しい村」では、地元で採れた新鮮な農産物の販売や四季折々の食事が楽しめます。ここでは地産地消を推進し、町内で互いに助け合いながら生活をしていく場として多くの人々に利用されています。

公式:新しい村

「新しい村」では稲刈り体験や野菜の収穫体験をすることもできます。実際に農業に触れ、地域の方とコミュニケーションをとることは、お子さんの食育にも繋がるでしょう。

埼玉県宮代町にある新しい村での稲刈り体験の様子
▲新しい村での稲刈り体験の様子。親子での参加もできます

春には「春の野草観察と天ぷらを楽しむ会」が開かれ、自然と触れ合いながら美味しい野草を堪能することができます。

宮代町には個人経営の個性的な飲食店が多いのも特徴。お休みの日には人気のお店を巡ってみるのも面白そうです。

広々とした環境の中で宮代町の農作物や食事を楽しむ。食に関するこだわりがある方にとっても良い移住環境ではないでしょうか。

建造物:特徴的な建造物が多数!中でも「進修館」と「笠原小学校」は個性的

宮代町は、特徴的な建物が多い点も魅力的です。東武動物公園や宮代町立コミュニティセンター「進修館」、笠原小学校などの町を代表するシンボル的な施設が充実しています。

進修館は「世界のどこにもないような空間」をコンセプトに、どの部屋も外から直接入れる構造で、2階へ続くすりばち状の階段など、とてもユニークな設計になっています。その魅力的な建築は、人々の想像力を刺激し、海外でも広く紹介されています。

宮代町のシンボルである進修館
▲宮代町のシンボルのひとつ・進修館

この建物は町内の人々の交流の場としても多く利用されており、放課後は子どもたちの賑やかな声が聞こえてきます。

公式:コミュニティセンター「進修館」

町内にある笠原小学校もユニークで個性的な構造が特徴的で、「学校建築を変えた」とも言われています。移住者の中には笠原小学校を気に入り、そのまま移住した方もいらっしゃるとのこと。

個性的でどこか趣を感じるこの建物は、非現実的な世界を味わうことができる空間です。

埼玉県宮代町の笹原小学校の外観
▲宮代町立笠原小学校の校舎。まるで竜宮城のような外観が特徴

公式:笠原小学校

宮代町にあるユニークな建築物は、子どもの想像力や感性を刺激し、子どもたちの自由な発想や思考力を養ってくれます。自然豊かな環境の中で、子供の感性を伸ばしたい方にとって、宮代町は非常に良い環境でしょう。

地域性:町を盛り上げるための住民発信のイベントやコミュニティ活動が盛ん!

埼玉県宮代町の町民発信イベント「月イチまんまる」の様子
▲町民発信イベント「月イチまんまる」

宮代町は、街全体で移住者を温かく迎えてくれる雰囲気に包まれています。また地域を盛り上げるため、数多くのイベントが開催されています。

▼イベントの例

月イチまんまる 月に1回開催され、宮代町とその近隣のお店が参加するマルシェ。地域の野菜やグルメ、クラフト作品などを楽しむことができる。
宮代町民まつり 宮代の夏を盛り上げる町民まつり。昼は子ども向けのイベントを行い、初日の夜はみんなで踊る、流し踊りを行う。2日目の夜には、みこしと山車が街中を練り歩き、祭りの最後を締めくくる。

宮代町民まつりは、自治体と町民が協力して実行委員会を行います。地域全体でイベントを運営している点からも「町内一団となってみんなで町を盛り上げよう」という熱意を感じることができます。

町外から移住しても、イベントやコミュニティが盛んで人々の繋がりを大切にしている宮代町ならば、すぐに町に馴染むことができそうです

子育て環境:遊び場が町内に50箇所以上もあり、たくさん体を動かせる環境がある!

埼玉県宮代町の新しい村にある子供の遊び場「村の井戸」
▲新しい村にある井戸。思いっきり水遊びが楽しめます。(水は飲めません)

宮代町内には大小50箇所以上もの子どもの遊び場があります。

複合スポーツ施設「ぐるる宮代」には、芝生や球技場、トラックの他、温水プールの施設もあります。この施設では、野球やフットボールをはじめとする16種以上の競技ができるので、お子さんと一緒にたくさん体を動かすことができます。

その他にも、あえて遊具を置かない公園「はらっパーク宮代」など、子どもがのびのび遊べる場所が宮代町にはたくさんあります。子育て世帯にとって、町内にたくさんの公園があるのは魅力的ですよね。

宮代町役場に隣接するスキップ広場で遊ぶ子どもたち
▲宮代町役場に隣接する広場「スキップ広場」

遊ぶ場所がたくさんある宮代町ですが、子育てに関する支援制度も整っています。

▼子育て支援制度(一部)

宮代町出産・子育て応援給付金 【概要】
妊婦・子育て世帯等の経済的な負担の軽減を図るための応援給付金。

【支援額】
妊婦1人につき5万円
新生児の誕生を“みやしろ産米”でお祝い 【概要】
宮代産米の消費拡大と地産地消の推進、子育て世代への応援のため、子どもが生まれた家庭にお祝い品として「宮代産特別栽培米コシヒカリ」20キロ(白米)、またはパックライス150グラムを32個贈呈。
産前産後の家事・育児を支援 【概要】
妊娠中から生後1年までの期間、事業者が提供する家事・育児サービスを利用した際にかかる費用の一部を補助する制度。
家事(食事の支度、掃除、洗濯、買い物など)や育児(入浴介助、一時保育、きょうだい児の一時保育や送迎など)の支援が対象。

【補助額】
1回のサービス利用につき1事業者2,000円
※子ども1人につき、48,000円まで

※詳しくは公式HPをご確認ください。(制度名をクリックすると公式HPへ移動します)

町から子育て支援を受けながら、のびのびした環境で子どもを育てられる点は、子育て世代にとって理想の環境といえるでしょう。上記で紹介した以外にも子育てに関する支援は多くあるので、ぜひチェックしてみてください。

公式:宮代町公式サイト「手当・助成」

教育プログラム:大学の施設を利用した理科の授業実施!

宮代町では、独自の教育プログラムがあります。小中学校の理科の授業では、町内にキャンパスを構える「日本工業大学」の設備を利用することができ、専門家の方から授業を教えてもらえる機会もあります。

日本工業大学の設備を利用した理科の授業

他にも、田植え体験や、農家の方による課外授業など、宮代町の特徴を活かした、そこでしかできない経験をすることができます。

貴重な体験をさせてあげたい」「子どもの好奇心を広げたい」と考えている方にとって、宮代町での子育てはオススメです。

【知っておきたい】宮代町の暮らしのデータ

気候 1月平均気温:3.1℃
8月平均気温:27.4℃
※参考:気象庁(隣の久喜市のデータを参考)
人口 33,346人(令和5年4月1日時点)
病院 診療所:10
歯科:11
学校 保育園・幼稚園:10所
小学校:4校
中学校:3校
高校:1校
大学:1校
交通 【電車】
・東武鉄道

【バス】
・町内循環バス
近隣都市 春日部市・久喜市・白岡市・杉戸町

生活必需品は町内で全て揃うので、買い物をしにわざわざ町外へ出る必要はありません。特別な買い物等で大型商業施設へ行く場合は、春日部市にある「イオンモール春日部」が車で約20分、久喜市の「アリオ鷲宮」は車で約25分です。

宮代町には町内を循環するバスがあり、誰もが安全に利用できる便利なバスとして、多くの方に利用されています。2023年4月1日から、新ルートを回るノンステップバスが導入され(一部のみ)、新たなバスの運行が開始されました。

▼町内循環バスについて

  • 乗車料金:100円
  • おトクな乗車券:回数券1000円(14枚)・1日券200円(1日乗り放題)
  • 運行時間:7時45分〜18時45分

▼運行ルート

宮代町内循環バスのルート
引用元:埼玉県 宮代町 町内循環バスの紹介

【仕事】都内へ通勤をしている人も多く、支援制度も充実!

大手求人サイトで宮代町の求人(正社員雇用)を調べたところ、約700件ヒットしました。(2023年7月時点)
※参考:求人情報の一例

通勤時間30分圏内の25km以内で求人(正社員雇用)を調べると約245,000件もヒットしました(2023年7月時点)。勤務地を町外に広げて探すと、より多くの求人から仕事を探すことができます。
※参考:求人情報の一例

なお、移住者の中には、仕事がリモートワークになったのをきっかけに宮代町へ移住してくる方も多く、また県内中心部へのアクセスも良いため、都内へ通勤をしている方も多いです。町内から東京への電車移動では、比較的座れることが多いのもポイント。

宮代町では、新たに事業を始めようとしている方を支援する制度があります。移住を機に新たな事業に挑戦しようとしている方は、ぜひこれらの支援を利用してみてください。

▼宮代町の事業者支援(一部)

宮代町マルシェ開催事業補助金 【概要】
町内での起業や、出店を目指す方へ販売の機会を提供するために、町内でマルシェを開催する方に、広報や販売促進にかかる経費の1/2を負担

【支援金額】
5万円を上限(1,000円未満の端数を切り捨て)
宮代町創業促進事業補助金 【概要】
町内の産業の振興、新規雇用の創出及び定住を図ることを目的とし、町内で創業する方が事業にかかる経費の1/2を負担

【支援金額】
補助金額:20万円を上限(1,000円未満切り捨て)

さらに宮代町には、農業への就業をサポートする支援制度が整っています。「仕事として、本格的に農業をやってみたい!」と考えている方にも、宮代町はおすすめの移住先です。

▼宮代町の就農支援(一部)

宮代町農業担い手塾 【概要】
宮代町内で農業への就業を強く望んでいる方を塾生(研修生)として受け入れ、栽培技術や農業経営に関する実践的な研修を通じて、農業経営者として自立するための支援を行う制度。

【支援金額】
農業資材等の購入費を年間約20万円助成。
宮代町農業担い手塾営農研修奨励金※リンク先9P参照 【概要】
町外から宮代町へ移住して実践研修に取り組む塾生に対し、研修中に安定した生活を送り、実践研修に専念できるよう生活費支援・家賃補助等を目的とした奨励金を交付。

【支援金額】
 月額125,000円×12ヶ月分=150万円
※研修1年目に限る。また、農家子弟の方は除く
明日の農業担い手支援対策事業補助金制度 【概要】
農業へ就業後、農業機械・施設・設備を導入する場合、かかった費用の1/2を支給。

【支援金額】
限度額 250万円

【住まい】宮代町の家賃相場は3.85万円

宮代町の家賃相場は3.85万円で、埼玉県内の市町村の中でも2番目に家賃相場が安いです。県内では戸田市の家賃相場が7.04万円で一番高いので、戸田市と比べると約3万円もの差があります。(2023年7月時点)

▼間取り別に見た宮代町の家賃相場

1人暮らしにおすすめ ・ワンルーム:2.62万円(戸田市:5.75万円)
・1K:4.07万円(戸田市:7.24万円)
・1DK:3.7万円
・1LDK:5.92万円(戸田市:9.47万円)
2人暮らしにおすすめ ・2K:3.5万円
・2DK:4.66万円(戸田市:7.65万円)
家族で暮らすのにおすすめ ・2LDK:7.5万円(戸田市:11.34万円)
・3DK:5万円(戸田市:10.7万円)

※参考:宮代町の家賃相場

間取り別の家賃相場を戸田市と比べてみても、かなりの差があることがわかります。「家賃を抑えたい」「都内への通勤・通学を考えているが、家賃が高くない地域で生活したい」という方にピッタリの移住先です。

2LDKや3DKの「ご家族で住める間取りの家賃」も他の地域と比べると約1/2の金額なので、お子さんがいる世帯の移住先としてもおすすめです。

宮代町に移住した人の体験談・感想

埼玉県宮代町に移住した人の声

  • 町内で生活に必要なものは何でも揃う便利さもあり、自然も多いため都会と田舎がちょうどよく調和した町。
    【Aさん 女性 2021年福島県から移住】
  • 笠原小学校や進修館などの珍しい建物もあり、自然も豊かで魅力的な町。
    【Bさんご夫妻 2015年千葉県から移住】
  • 子どもが交流できる場も多くあるため、そこでママ友やパパ友ができた。町民同士仲が良いため、みんなで助け合いながら生活をしている。
    【Cさんご夫妻 2019年に移住】

参考:みやしろで暮らそっ「移住者インタビュー」

移住した方の声を聞いてみると、宮代町は自然も豊かでかつ利便性のある町なので、生活がしやすいということがわかります。子どもを自然の中でのびのびと育てられる環境が多い点も子育て世代の方にとって移住してよかったと思う点のようです。

【宮代町への移住ステップ】実際に町へ足を運んでみよう!

みやしろ初めてツアー

宮代町への移住を考えて情報を収集したら、現地へ足を運んで下見をしましょう!

宮代町では、移住を考えている方へ向けた「みやしろ初めてツアー」を行なっています。参加者の「行きたい!見たい!知りたい!」のリクエストにできる限り応えて、役場の職員の方がわかりやすく丁寧に、町内を案内してくれます。(所要時間:約2時間)

みやしろ初めてツアーの様子
▲ツアーで保育園を訪れている様子

▼見学コース例

学校見学コース 1.笠原小学校の校舎を見学
2.町内にある図書館やコミュニティエリアである「新しい村」を見学
3.給食センターを見学後、実際に給食を試食(要相談)
お買い物&子どもの遊び場見学コース 1.町内の広場「はらっパーク宮代」を一巡り
2.「新しい村」にある直売所をはじめとした、買い物ができる場所へ案内
3.子育て支援センターと、その隣の広場にあるSL機関車へ案内

上記のように、お子さんも楽しめる内容なので、ご家族全員でツアーに参加するのもいいですね。町内を巡る公用車にはチャイルドシートも完備されており、お子さん連れでも安心してツアーに参加することができます。

実際に足を運んでみると、宮代町での生活をより具体的に想像できるので、移住を考えている方はぜひ参加してみてください。

公式:みやしろ初めてツアー

宮代町への移住に関するお問い合わせ

担当課 宮代町 企画財政課 対話のまちづくり推進担当
住所 〒345-8504
埼玉県南埼玉郡宮代町笠原1-4-1
電話番号 0480-34-1111
対応時間 8:30〜17:15
公式サイト https://www.kuraso-miyashiro.com/