宮崎県三股町で暮らす魅力とは?移住のための仕事・住居・支援情報

この記事では、地方への移住を検討している方のために、宮崎県三股町(みまたちょう)の魅力を紹介していきます。

三股町は、宮崎県の南西部に位置する人口約25,000人のまちです。多くの市町村が人口減少問題を抱えているなか、国勢調査の結果から見ると、三股町の人口は50年以上ずっと増え続けています

移住者の多くは20代から40代の子育て世帯が多く、立地のよさ、生活の利便性、自然豊かな環境、子育てに対する支援の充実度などに惹かれているそうです。

このような特徴を持つ三股町での暮らしはどんなものか、企画商工課の来住さんに伺ったお話とあわせて、詳しく解説していきます。

企画商工課・来住さん

宮崎県三股町の暮らし、3つの特徴

宮崎県三股町・暮らしの特徴

三股町の暮らしやすさは幸福度や住みごこちのランキングにも表れています。

「いい部屋ネット街の幸福度&住み続けたい街ランキング2021」で街の幸福度ランキング全国第3位、九州・沖縄では第1位、住み続けたい街ランキングで県内第1位を獲得しています。

また、「いい部屋ネット街の住みここち&住みたい街ランキング2021」では街の住みここちランキング2年連続で県内第1位を獲得していますよ。

「三股町は住みごこちがよく、ずっと住んでいたい」と思うのはなぜなのか、その魅力についてまとめてみました。

  • 子育て支援が充実しており、自然環境にも恵まれている
  • 宮崎市や都城市など、周辺都市へのアクセスがいい立地である
  • 50年以上人口が増加傾向にあり、新しい人を受け入れる土壌ができている

それではここから、三股町の魅力や特色について掘り下げていきたいと思います。

特徴1:周辺都市へのアクセス良好。遊びも仕事も選択肢が広い

ハートの形をしている三股町は、北部、中央、東部、南部の4つのエリアに分けることができます。中心部にはスーパーや病院、町役場、飲食店、コンビニなどが集まっています。

最近人気が高まっているのは、南部と中央の間に位置する宮村地区です。宮崎市や都城市、日南市へのアクセスもよく、三股町の中心部にも近く、自然にも近いという立地のよさが好まれているようです。都会のように土地が狭いこともなく、余裕をもって戸建てを建てられるとあって、新築も増えているんだとか。

三股町自体が東西18km・南北12.7kmというコンパクトなまちであることから、どのエリアに住んでも周辺都市へのアクセスが良く、生活の利便性が高いと言えるでしょう。

職場の場所によってエリアを選ぶもよし、自然の中に溶け込む暮らしを実現できるエリアに住むもよし、交通の便を優先するもよし。ライフスタイルに合わせて住む場所を選択できるのが三股町の強みです。

特徴2:共働き世帯をサポート!充実した子育て支援

三股町は人口あたりの公園数も多い
▲人口あたりの公園数が多い三股町。子どもたちの成長を地域ぐるみでサポートしている ※引用:みまた~ん.com

若年世帯の移住者も多い三股町では、子育ての支援にも力を入れています。

子育て支援センター 妊娠中から小学校に入る前の子どもと家族が過ごせる施設。子育て情報提供、子育てサークルの支援がなされ、育児に関する心配や不安を相談できる
ファミリー・サポート・センター事業 「子育てを手助けしてほしい人」と「子育ての援助を行いたい人」が会員となり、育児を支え合う相互援助活動。子どもの送迎や預かりをサポートし合え、町としても子ども1人1時間につき300円を補助
新生児・妊産婦訪問指導事業 全ての新生児を対象に、助産師や保健師が赤ちゃんの体重測定や授乳のアドバイス等で訪問する制度。対象は生後1~3か月児と産婦で、料金は無料

その他、「放課後子ども教室活動推進事業」や「土曜学習事業」を行っています。子どもたちが自然体験や文化活動、学習活動に交流活動ができるようにコーディネーターを配置して、地域住民等の協力によって取り組んでいます。

公式:みまた~ん.com|三股町移住・定住情報サイト(出産・子育て・医療・健康)

都市公園は町内に19か所あり、町民1人あたりの面積は19㎡です。首都圏の平均が6.5〜7㎡ほどであることから、その広さは一目瞭然ですね。公園の多くは北部~中央に集まっていることから、子育て世帯の方はそのエリアへの居住を検討するとよさそうです。

公式:三股町(三股町都市計画マスタープランについて)

また、放課後児童クラブとして子どもを預けられる仕組みもあり、平日は午後2時から午後6時半、土曜日・長期休業期間は朝8時から午後6時半まで利用することができます。各小学校区全てに設けられているので、どのエリアに住んでいても利用しやすいです。

公式:三股町(令和4年度放課後児童クラブのご案内(放課後児童健全育成事業))

移住したての時は、周りに知り合いがいなくて不安になるものですが、三股町では町ぐるみで子育てを行う風土があるため、いろいろな制度を活用しながらのびのびとした子育てができそうですね。

特徴3:柔軟な受け入れ態勢なので飛び込みやすい

全国からモノづくりが集合するイベント「モノづくりフェア」の様子▲九州内外から一流の工芸品が集まる展示即売イベント「ものづくりフェア」

三股町は、人口が50年以上も増加し続けている稀有なまちです。新しい人を受け入れることにも慣れているため、移住者からは「長年住んでいる人だけではないので馴染みやすい」との声も上がっています。

治安がよく静かで、けれど近所の人たちとコミュニケーションを取れる環境であることから、町民一人ひとりが個々の暮らしを尊重し合っていることがうかがえます。

都会では「隣近所の顔が見えない、どんな人が住んでいるのかわからない」なんてことも多いですが、三股町なら「新しく引っ越してきました」と伝えれば、きっと温かく迎えてもらえますよ。

宮崎県三股町の暮らしに関する情報

早馬まつりのジャンカン馬
▲早馬まつりのジャンカン馬は歩くたびに鈴の音を鳴らす

ここからは三股町での生活に関する情報を、データとともに紹介します。

気候 ・夏(8月):平均気温27.0℃
・冬(1月):平均気温6.1℃(雪は降らない)
※参考:気象庁ホームページ(都城地点)
人口 約25,000人(約10,000世帯)※令和4年12月1日時点
病院 個人経営のクリニックを含め、町内には21の医療機関が存在
学校 公立保育園7園、保育所型認定こども園3園、幼保連携型認定こども園3園、幼稚園型認定こども園2園、公立小学校6校、公立中学校1校、私立高校1校
文化・芸術 ・早馬まつり:農家の無病息災と馬の安全を願う、都城市・北諸地方の二大祭りのひとつ。鈴で飾った馬が躍る「ジャンカン馬踊り」は、見た目も奏でられる音も華やかな春の風物詩
・蓼池(たでいけ)かくれ念仏洞:三股町大字蓼池字北畑の国道269号線沿いにある史跡。洞穴(ガマ)の中で法座を行い、江戸時代に禁止されていた浄土真宗を、信者が密かに信仰するために使っていた
・都城島津三代北郷久秀・弟忠通の墓:三股町梶山小学校の北側山手(梶山城跡)の南西麓の大昌寺跡地にある五輪塔と呼ばれる石塔の一種。実際に遺骨が納められているわけではなく、凝灰岩でできた供養塔である。保存状態は良好だが、造立年代は不明
観光スポット ・長田峡:全長約10kmに及ぶ峡谷。県道33号線沿いの駐車場から30秒ほど歩けば行くことができ、新緑や紅葉など季節により違った顔を楽しむことができる。カッパ伝説が残っていることから、至るところにさまざまなカッパの像が設置されている
・田の神さぁ:町内の田んぼのわきに鎮座している豊作を願う石像のこと。「農民型」「神官型」など、町の西側を中心に18体が確認されている。元々、旧薩摩藩内で「田の神」信仰があったことから、「田の神さぁ(タノカンサー)」と呼ばれる石像が設置されたと言われている
・梶山盆灯籠:町の北東部にある梶山地区では、毎年盆の時期に手作り灯籠が飾られる。軒先にずらりと下げられた灯籠は、赤・青・緑・黄色など柔らかな光を放ち、幻想的な雰囲気を生み出している
・アトリエロード:県道33号線沿いのつつじの名所「椎八重公園」や「長田峡」など自然に恵まれた長田地区を活動の拠点とする陶芸家達が工房を構えている
特産品 みまたんごま、黄金イクラ(ヤマメの卵を塩漬けにした珍味)、マキシマム(万能調味料)、バイオ茶、どぶろく、尺ヤマメ漬け、お漬物、からからつみき(宮崎県産杉を100%使用したつみき。自然乾燥・無塗装で柔らかな色味や手触りが特徴。全て9mm基尺で出来ている) 他多数
交通 ・鉄道:日豊本線(餅原駅、三股駅)
・道路:国道222号、国道269号
近隣都市 宮崎市、都城市、日南市
主要地までのアクセス(車) 【空港】
・宮崎空港まで約40分(高速道路使用)
・鹿児島空港まで約1時間(高速道路使用)
【高速道路IC】
・山之口スマートIC、都城ICまで各約15分
・都城志布志道路(梅北IC)まで約15分
【港】
・志布志港間まで約1時間(都城志布志道路使用)

【仕事】町外の求人も視野に入れると、選択肢は広がる

大手求人サイトで「三股町×正社員」で検索したところ、約700件の求人情報が見つかりました。車で30分程度の通勤圏(三股町から15km以内)を含め検索すると、結果は約7,600件となりました。

※参考:求人情報の一例

町内の求人職種の傾向としては、製造業、生鮮食品関連、配送ドライバー、事務職などが多いです。

なお、三股町から車で都城市までは約15分、宮崎市までは約45分の立地であることから、周辺都市へ通勤する人も多いようですので、求人の選択肢は広いと言えるでしょう。

宮崎県が運営するUIJターン者向け求人マッチングサイトもあるので、あわせてチェックしてみて下さいね。

公式:ふるさと宮崎人材バンク

【住まい】賃貸可能物件はそこそこある。空き家バンクは売買物件が多い

大手賃貸サイトで三股町の物件を探したところ、賃貸が可能なアパート・マンションは約580件が見つかりました。選択肢は多いので、ニーズに合う物件が見つけられるよう、いろいろと見てみてくださいね。

※参考:賃貸物件情報の一例

三股町は空き家バンク制度もあり、いくつか売買物件が登録されています。気になる方はこちらもチェックしてみて下さい。

公式:みまた~ん.com|三股町移住・定住情報サイト(空き家等情報バンク)

宮崎県三股町に暮らす先輩移住者の声

宮崎県三股町・移住者の声

実際に三股町に移住した先輩移住者は、三股町での暮らしをどう感じているのでしょうか。ここでは、そのリアルな声を紹介します。

三股町のここが魅力

  • 物価が安い。食品や土地建物、趣味にかかる費用など、都会に比べると非常に安価
  • 車で行ける範囲に、山・川・海がたくさんあるため、常に自然のある生活を送ることができる
  • 役場の職員、図書館などの公共施設のスタッフが親切。距離感を感じることがなく相談ができる
  • 生活の利便性がとても良い。近隣都市に行けば、ショッピングや娯楽などの選択肢も豊富。高速道路のICも近いため、遠出をする際にも快適
  • 町全体から「人の温かさ」を感じ取ることができる。三股町では初対面同士であっても挨拶や会話が始まることが多い。知り合いがどんどん増え、気がつけば横の繋がりができあがっている

住民同士のコミュニケーションが活発で、「三股町で共に生活をしている」ことを感じられるのは、都会ではなかなか得られない感覚であると言えそうです。加えて、物価の安さや立地の良さ、利便性の高さなど、生活する上でも魅力が多いのが特徴ですね。

三股町で予想外だったこと

  • バスが一時間に1本しかない路線が多いため、車の購入等、思ったよりも初期費用がかかった
  • 近所同士の関係性が強い。会話やお付き合いが日常的に行われているため、地域ネットワークの構築や情報の共有に繋がっていると感じる
  • 子育て関係でストレスに感じていたことが、三股町では全て解消された。スーパーでの買い物はベビーカーが充実しているため楽であり、公園に入るための駐車場待ちなんてことももちろんない

大都市に比べれば公共交通機関の弱さはあるものの、サービスが行き渡らない心配や近所付き合いの希薄さなどは全くなさそうです。

公式:みまた~ん.com|三股町移住・定住情報サイト(移住者インタビュー)

宮崎県三股町への移住ステップ

三股町への移住に興味が出てきたら、まずは移住・定住サイトをチェックしてみましょう。まちのこと、住まいのこと、子育てのこと、教育のこと、仕事のこと、そして移住に関することなどが網羅されていますよ。

公式:みまた~ん.com|三股町移住・定住情報サイト

実際に移住するとなれば、移住支援金の活用を検討することもお忘れなく。宮崎県独自の「ひなた暮らし実現応援支援金」や、東京圏からの移住に活用できる「三股町移住支援金」、「過疎地域(長田・梶山・宮村の各小学校区)」へ移住する場合に使える「過疎地域定住促進奨励金」など、支援金はいろいろとあります。※令和5年度より内容が一部変更になります。詳細は町公式HPよりご確認下さい。

公式:みまた~ん.com|三股町移住・定住情報サイト(移住・定住支援)

三股町への移住に関するお問い合わせ

移住に関して気になることがあったら、まずは、企画商工課に気軽に問い合わせてみてくださいね。移住について親身に相談に乗ってくれますよ。

担当 企画商工課
住所 〒889-1995 
宮崎県北諸県郡三股町五本松1番地1
電話 0986-52-1111
公式サイト https://www.town.mimata.lg.jp/