熊野市での移住はどう?暮らし・仕事・住居・支援内容を解説

この記事では、地方移住に興味がある方に向けて、三重県熊野市で暮らすための情報を紹介します。

現在、熊野市には「豊かな自然を味わいたい」という移住者が増加中!山・海・川での楽しみ方が無限大な場所なんです。子育て支援も充実しているため、子どもと一緒に自然に親しみたい人にはうってつけの移住先ですよ。

この記事では熊野市の集落支援員である外園さんにお話を伺いながら、三重県熊野市に住む魅力や暮らしの情報を解説していきます。

熊野市集落支援員の外園さん

熊野市の2つの特徴

三重県熊野市の暮らしの特徴

熊野市では、市街地よりも山や海の近くに移住する人が多く、移住者は豊かな自然を存分に味わっているようです。また、熊野市の子育て支援は非常に手厚いので、ファミリー世帯も暮らしやすい場所だと言えそうです。

そんな熊野市への移住において特におすすめな人の特徴は、次の通りです。

  • 山・海・川の魅力を存分に味わいたい人
  • 釣りが大好きな人
  • 生活の質を上げたい人
  • 共働きを無理なく続けたい人
  • 子育ての金銭的な負担を少しでも減らしたい人

それでは、なぜこのような方におすすめなのか、その理由となる特徴を解説していきます。

特徴1:山・海・川が身近で自然を思いっきり満喫できる!

熊野市は、山と海と川への距離が近いため、移住の醍醐味でもある自然を満喫できます。山・海・川の魅力をそれぞれ解説していきます。

山の魅力:熊野古道や棚田など自然を堪能できるスポット多数

熊野市といえば、やはり「熊野古道」ですよね。熊野古道を歩けば、雄大な山々の自然だけでなく先人たちの歴史も感じられます。自然だけでなく歴史を身近に感じられるので、子どもたちの知的好奇心を育むことにつながるはずです。

熊野古道の自然
▲古くから先人たちが「巡礼の道」として歩んできた熊野古道

日本の棚田百選に選ばれた「丸山千枚田」の景色は、周囲における山々の景観とあわせて、壮大で美しいです。特に、田んぼに水を入れる時期(5月)や、稲が黄金色に実った時期(9月)は、うっとりするような景色。絶好のフォトジェニックスポットなので、写真撮影が趣味の人なら、棚田の絶景をシーズンごとに写真におさめられますよ。

青々とした稲が美しい千枚田
▲青々とした稲が美しい千枚田

夏の千枚田
▲緑が力強い夏の千枚田も写真撮影におすすめ

また、高さ300メートル、幅500メートルにも及ぶ大絶壁である「大丹倉」は、見上げるだけで圧巻。景観を楽しめるのはもちろん、トレッキングをしてもその魅力を堪能できます。柵もないような自然のままの山肌を、周囲の景色を眺めながら歩くのは爽快ですよ。

海の魅力:海水浴・釣り・サーフィンができる

新鹿海岸で海水浴をしている人々

そして、海には数々の世界遺産があります。高さ25メートル、周囲210メートルにも及ぶ巨岩である「獅子巖」や、大岩璧である「鬼ヶ城」、そして「七里御浜海岸」があります。

七里御浜海岸には、荒波によって磨かれた色とりどりの小石がびっしりとしかれており、歩きながら景観を楽しめます。ハマチやカツオ、キス、チヌ(クロダイ)、コチなどが釣れ、それぞれの季節で違った釣りの魅力を見つけられますよ。

熊野市には海水浴場もあり、海水浴はもちろん、釣りやサーフィンが思いっきりできます。住民しか知らないようなサーフィンのシークレットポイントもあり、貸し切り状態で波に乗れることもあるそうです。

川の魅力:釣り人には最高の環境

熊野市にある瀞峡

最後に、川の魅力もご紹介します。熊野市を流れる「大又川」には、イワナやアマゴが住めるほどきれいな水が流れています。子どもと一緒に水遊びに出かけてもいいですし、6月のシーズンになるとアユ釣りもできます。釣りが趣味の人にとっては、最高の環境ですよね。

海も川も近いので、「仕事前に釣りに出かける」といったライフスタイルも叶えられますよ。自然の近さをうまく使うことで、生活の質がぐっと高まります。

特徴2:ハイレベルな子育て支援制度がありがたい!

熊野市の子育て支援制度は、全国的に見てもかなりハイレベルです。そんなハイレベルの支援制度から、子育て世帯にとって特にありがたい制度をご紹介しましょう。

  • 出産祝いとして10万円分の商品券を受け取れる
  • 高校生までの医療費が無料
  • チャイルドシートの購入費を半分補助してもらえる
  • 「保育サポーター」の利用を補助してもらえる
  • 小中学校の給食費の無償化

このように熊野市には子育ての負担を減らしてくれる支援が整っており、子育てがしやすい環境です。補助を受けた分のお金は、教育資金を貯めるためにも役立ちます。

また、特にピックアップしたいのは、「保育サポーター」の利用が補助される点です。保育サポーターとは子どもの預かりを引き受けてくれるサポーターのこと。保育園や学校の送迎もしてくれたり、子どもがカゼなどの軽い病気になったときに預かってくれたりします。

熊野市には、親がどうしても子どもを見られない時に、保育サポーターを利用して子どもを預けられる制度が整っています。保育サポーターを利用するためには「ファミリー・サポート・センター」の会員になる必要がありますが、入会費や年会費は無料ですので、会員になるための負担はありません。

利用料金は以下の通りです。
※詳細条件は必ずご確認ください。

▼基本預かり

早朝(6:00~7:00) 900円/1時間
通常時間(7:00~19:00) 800円/1時間
夜間(19:00~22:00) 900円/1時間

▼緊急サポート

緊急・軽い病児・病後児(7:00~19:00) 1,000円/1時間
緊急・軽い病児・病後児(上記以外の時間帯) 1,200円/1時間
宿泊 5,000円/1回

参考サイト:熊野市ファミリー・サポート・センター

このように、非常にリーズナブルな価格でサポートを受けられます。それ自体もありがたいですが、熊野市では保育サポーター利用料を以下のように補助してくれます。※詳細条件は必ずご確認ください。

未就学児の会員 1時間につき通常料金の1/2を補助
ひとり親家庭(小学生まで) 1時間につき通常料金の3/4を補助

参考サイト:熊野市ファミリー・サポート・センター

このような利用料金であれば、金銭的な負担をほとんど感じずにサポートを受けられますよね。子どもが体調をくずして保育園に預けられないような場合でも、1時間あたり500円の実費負担で済みます。

IターンやJターンの移住で近くに友達や親族がいない場合でも、このようなリーズナブルな価格でサポートを受けられれば共稼ぎが続けやすいはず。いざというときに頼れるサポート体制が整っているのは心強いですよね。

熊野市内のエリアごとの暮らしの特徴

熊野市の街並みと海

熊野市は、大きく分けて市街地・海岸部・山間部のエリアに分けられます。

ちなみに、集落支援員の外園さんによると、移住者は海岸部や山間部のエリアに多いんだそう。自然に思いっきり触れられるエリアで、田舎暮らしをエンジョイしたい移住者が多いのかもしれません。

似た境遇で趣味も合うような移住者が近くにいれば、仲良くなりやすいですし、暮らしていくうえで心強いですよね。

それでは、それぞれのエリアの暮らしの違いを紹介していきます。

市街地:自然を身近に感じながら便利に暮らせる

南東部にある市街地は、人口の約7割が集まる熊野市の中心エリアです。市役所があるので行政手続きをしやすいのはもちろん、スーパーや百円ショップ、ホームセンターやドラッグストアもあり買い物に便利です。

市街地の中心には熊野市駅もあるため、通勤や通学に便利です。保育園・幼稚園・小学校・中学校も一通りそろっており、医療施設も充実しているため、子育てがしやすい環境といえます。

七里御浜海岸が近く、自然を身近に感じながら、快適に過ごしやすいエリアです。

海岸部:高速道路開通で生活が便利に

海岸部は熊野灘に面したエリアで、漁村が点在しているのが特徴です。高速道路(熊野尾鷲道路)が開通したことで市街地にも行きやすくなったため、生活必需品をそろえやすくなりました。二木島駅や新鹿駅、波田須駅、大泊駅もあるため旅行や帰省もしやすいです。

透明度の高い美しい海が身近にあるので、週末には季節問わず多くの釣り客が訪れ、夏には海水浴やマリンスポーツを楽しみに来る観光客でにぎわいます。もちろんそれらのスポットを少し離れれば静かな環境が待っているので、海好きな移住者におすすめのエリアです。

山間部:山の恵みを存分に味わえる

山間部は、市街地から車で20~50分かかり、生活をする上で不便に感じる場面もあるかもしれませんが、山の恵みを存分に味わえる人気のエリアです。

山間部にある湯ノ口温泉は源泉かけ流しの温泉で、豊富な泉量で泉質も高いため、日々の疲れを癒してくれますよ。市内を流れる大又川では、水遊びやアユ釣りをして家族でワイワイと時間を過ごせます。

近くに学校がない場所もあるので、通学が大変なこともあるかもしれません。熊野市が行なっている「小学校遠距離通学無償化事業」の補助金を活用することで、負担を減らすことが可能です。

熊野市の暮らしに関する情報

次に、熊野市で暮らす上で参考になる情報をご紹介します。

まずは熊野市に関する以下の概要をご覧ください。

気候 年間平均気温は16.8度で温暖。梅雨と台風で雨が多い。山間部は2~3cmほど雪が積もることもある。
人口 15,323人(推計人口、2022年8月1日)
病院 一般診療所23か所、病院1か所、歯科10か所(2021年11月)
※参考サイト:地域医療情報システム
学校 小学校8校、中学校5校、高校1校
祭り 熊野大花火大会、木本まつり、花の窟神社例大祭
世界遺産 熊野古道(紀伊山地の霊場と参詣道)、松本峠、鬼ヶ城、獅子岩、花の窟、風伝峠
名産品 魚類、熊野地鶏、みかん、新姫(柑橘類)、高菜、めはり寿司、さんま寿司、木材、那智黒石など
交通 鉄道(JR東海紀勢本線)、バス(三重交通、熊野交通、熊野市自主運行バス、熊野市・御浜町広域バス、北山村村営バス)、車(熊野尾鷲道路)
近隣都市 尾鷲市:車で30分
南牟婁郡御浜町:車で15分
紀宝町:車で30分
和歌山県新宮市:車で40分
東牟婁郡北山村:車で40分
奈良県吉野郡上北山村:車で1時間5分
下北山村:車で45分
十津川村:車で1時間半

改めて確認すると、祭りや世界遺産などから歴史や文化の深さを感じられる街であることがわかりますね。日本最古の神社として日本書紀にも記されている「花の窟神社」では、イザナミノミコトとイザナギノミコトを祀っています。

300年の伝統を誇る熊野大花火大会には、約12万人もの観光客が訪れ、街が一気ににぎわいます。熊野市の人口が約1万5,000人なので、その数がいかに多いかがわかりますね。花火を見ながら家族や友人と夏の楽しいひと時を過ごせるはずです。

熊野花火大会の打ち上げ花火
▲盛大な花火が熊野の夜を彩ります。

また、学校教育の面では、アットホームな教育が魅力です。一部小学校では1学年3~4人で、全校生徒で20人ほど。先生の目が児童一人一人に行き届きやすいため、「自分の子どもだけ勉強が置いてけぼりになったらどうしよう」という不安はほとんどありません。

保育園・小中学校・地域の方の合同で運動会を開催する地域もあるそうです。地域ぐるみでイベントを開催する体験は、都会に住んでいたらほとんどないかもしれません。このようなイベントを通して、地域の方たちとの交流も深められますね。

仕事:「就職応援プログラム」はぜひ活用を!

大手求人サイトで熊野市の正社員情報を探したところ、約1,100件の求人が見つかりました。同じ条件でハローワークから検索したところ、約110件の求人情報が見つかりました。※2022年10月縁結び大学独自調べ

生活支援員や介護士、林業、まぐろの養殖などの求人があり、介護関係や一次産業に関連する求人が多いようです。

市街地から車で40分ほどの御浜町や紀宝町まで行けば、選択肢は広がります。ちなみに、それぞれの町における大手求人サイトの正社員求人数は以下の通りです。※2022年10月縁結び大学独自調べ

  • 御浜町…約1,400件
  • 紀宝町…約1,400件

移住を成功させるためには、求人の選択肢がたくさんあるかどうかも大切ですが、「自分に適した職場で働くことができるかどうか」も重要ですよね。熊野市では、「熊野市で働く人材確保推進事業」を行っており、移住者にマッチした仕事に就職できるようにするための支援が手厚いです。

まず、就職専門相談員が移住者の希望に応じた就職情報を紹介してくれます。仕事の適性を客観的に判断してくれる就職専門相談員は、求人票だけではわからないような会社の雰囲気や社長のことまで教えてくれます。会社訪問にも同行してくれたり、カジュアルな面談もアレンジしてくれたりするため就職活動を有利に進めやすいです。

さらに、1週間ほど就職体験をする「就職応援プログラム」で「本当にこの職場は自分に合っているのか?」という不安を解消できます。5,000円の補助金も受け取り可能なので、仕事の適性を慎重に見極めたい人は就職応援プログラムをぜひ活用しましょう。

また、最近ではリモートワークの普及に伴い、東京や大阪など都心の会社に所属しながらリモートワークをする移住者も増えてきたそうです。豊かな自然を感じながらのびのびと働けるのは魅力ですよね。

住まい:空き家バンクと空き家改修費補助を上手に使おう

熊野市で物件情報を探すためには空き家バンクの活用がおすすめです。2022年10月現在、空き家バンクには以下の空き家情報が掲載されていました。

▼登録空き家情報

掲載件数 価格帯
賃貸物件 1件 1万円/月額
売買物件 11件 80万円~1,500万円

※2022年10月縁結び大学独自調べ


賃貸物件の情報は1件しか確認できませんでしたが、家賃が1万円と非常にお得に借りられることがわかりますね。売買物件は、湯ノ口温泉まで2分で行ける物件や、海水浴場近くの家庭菜園付きの物件が見つかりました。価格帯が広いですが、軽自動車1台程度の値段で家を購入できるのは驚きですね。

自然を感じながら理想のライフスタイルを実現できる物件が見つかるかもしれません。ぜひ、空き家バンクを活用しましょう。

ただし、空き家を購入する際には状態をきちんと確かめることが大切です。基本的には空き家の改修が必要になると考えておきましょう。

「空き家改修のための費用が心配」という方のために、熊野市では以下のように空き家改修を補助する支援を行っています。
※詳細な条件は必ずご確認ください。

▼『熊野市空き家改修事業補助金』の概要

対象となる改修工事 主要構造部、トイレ、浴室、キッチン
補助金金額 費用の1/3
補助金の上限額 33万2,000円

改修のための補助金がもらえるため、築年数がある程度経過していても物件を選びやすいですよね。立地条件から理想の物件を探してみるのもいいかもしれません。

また、あわせて空き家に残っている荷物を片付けるときの費用を補助してくれる制度もあります。

▼『熊野市空き家家財除却(処分)費補助金』の概要

対象となる費用

・不燃物処分場への持ち込み等にかかる手数料

・運搬用トラック等の賃貸料

・認可された廃棄物収集業者への委託料

・家電リサイクル料金(テレビ・洗濯機・冷蔵庫・エアコン)

・その他認められた経費

補助金金額 費用の1/2
補助金の上限額 6万円

空き家に残った家財の処分については頭を悩ませる人も多いでしょうし、その費用が補助されるのは非常にうれしいですね。もちろん、処分前には家主さんと相談し許可を得てから作業を進めるようにしてください。

熊野市に移住した人の声:人が優しく、毎日が楽しみでいっぱい

三重県熊野市の移住者の声

熊野市に移住した先輩は、移住してどのように感じているのでしょうか。先輩移住者の声を紹介していきます。

  • 住民の方が「よく来たね」と歓迎してくれた。
  • 人がいい。自然もいいが、自然よりも人がいい。
  • 市役所の担当者が丁寧に対応してくれた。
  • 海遊び、山遊びなど田舎ならではの楽しみがたくさんあって田舎暮らしは忙しい。
  • インターネットがあれば買い物や生活に困ることはない。

住民の方たちの優しさに感動する移住者が多くいました。市役所担当職員の丁寧な対応に驚いた移住者の方もおり、移住の決め手になったのかもしれませんね。

また、田舎暮らしはのんびりとしたイメージですが「楽しみがたくさんあって忙しい」という声も聞かれました。海・山・川で遊べるのはもちろん、地域ぐるみのイベントも多く開催されるため、忙しく過ごすことが多くなりそうです。

熊野市へ移住するためのステップ

熊野市へ移住するための方法をステップ形式で紹介していきます。

ステップ1:移住相談をする

まずは、熊野市へ移住相談をしてみましょう。移住相談は、電話・メール・オンライン(Zoom)で可能です。「いきなり担当者の方とお話しするのは、気が引ける…」という方は、問い合わせフォームから相談するのもおすすめ。

>>問い合わせフォームはこちら

仕事や住まい、医療、子育て環境など、移住定住担当職員だからこそわかる情報を手に入れられますよ。平日の9:00~16:00ならいつでも相談できます。

ちなみに、熊野市の移住相談はワンストップで幅広く対応してくれるため、移住希望者も気軽に相談しやすいメリットがあります。

ステップ2:熊野移住体験ツアーに参加しよう

熊野市への移住に興味が深まったら、「熊野移住体験ツアー」に参加してみましょう。熊野移住体験ツアーは、職員と相談しながら希望のツアーを計画できます。自然環境を見て回ってもいいですし、子どもが通う学校を見学してみてもいいですね。

ツアー中は移住定住職員が同行してくれるため、疑問に思ったことや不安点などをその場で相談できます。体験ツアーに参加することで、熊野市で暮らすイメージがどんどんふくらみますよ。

公式サイト:くまの移住ねっと

ステップ3:お試し居住で熊野の「暮らし」を体験

熊野市に暮らすイメージを持てたら、次はお試し居住で熊野の暮らしを体験してみましょう。熊野市には短期間から長期間の暮らしを体験できる「熊野暮らし体験施設」があります。体験施設は「まぎぐらしのいえ」と「うみぐらしのいえ」の2種類です。

まちぐらしのいえは、市街地の暮らしを体験できるアパートタイプの体験施設。商店街やコンビニが近くにあるため、自然の魅力と便利さを両方追求したい人におすすめです。
※6月末~8月末までは利用できません。

うみぐらしのいえは、海水浴場がすぐ近くにある古民家風の一軒家です。海辺のスローライフを体験できますよ。

体験施設の利用料金は以下の通りです。

▼体験施設の利用料金

短期利用(1か月以内) 1,500円/1日
長期利用(1か月~6か月) 2万円/1か月 ※別途水道光熱費負担

公式サイト:くまの移住ねっと

熊野での暮らしを体験することで、地域の人たちとの交流の機会も生まれ、文化もより身近に感じられます。この段階で、「自分は本当に熊野市に移住できるのか?」をきちんと見極め、移住を決断しましょう。

ステップ4:移住を決断したら支援制度を活用しよう

晴れて熊野市への移住を決断したら、移住支援制度を活用してお得に移住しましょう。以下のような移住支援制度がありますので、対象者に該当するか確認してみてくださいね。
※詳細条件は必ずお問い合わせください。

▼第1次産業新規就労者住宅手当

対象者 第1次産業に従事する移住者(45歳未満)
補助対象 賃貸の家賃の一部
上限金額 2万円
期間 2年間

公式サイト:くまの移住ねっと

▼新規就農者等施設園芸補助金

対象者 新たに施設園芸を生業として始めるIJUターン者(18~45歳、Uターンは非農家のみ)
補助対象 整備にかかる経費の1/2
上限金額 300万円

公式サイト:くまの移住ねっと

こうしてみると、一次産業の従事者、特に農業を始めようとする人に対して支援が手厚いのがわかりますね。支援制度を活用して、ゆとりのある移住生活をスタートさせましょう。

熊野市への移住に関するお問い合わせ

熊野市の移住担当職員

担当 熊野市役所 市長公室
住所 〒519-4392
三重県熊野市井戸町796
電話 0597-89-4111
開庁時間 8:30~17:15
公式サイト https://kumanoijunet.jimdofree.com/