【高知市への移住】住み心地はどう?暮らしの特徴・仕事・支援情報|縁結び大学

この記事では、地方移住を検討している方に向けて、高知県高知市で暮らす魅力を紹介します。

高知市は、都会の暮らしやすさと自然の豊かさがちょうどいいバランスを保っており、今まで都会で生活してきた人にとっても暮らしやすい土地です。年々移住者の数も増加しており、移住を検討している人であれば、ぜひ選択肢に入れておきたい街のひとつでしょう。

この記事では、高知市の移住・定住促進室で働く西川さんにお話を伺いながら、高知市に住む魅力や暮らしの情報を解説していきます。

高知市移住・定住推進室の西川さん

高知県高知市における暮らしの4つの特徴

高知県高知市の暮らしの特徴

県庁所在地である高知市は、便利な都市機能を備えていて生活がしやすいだけでなく、自然も豊富です。また、独自の移住支援を行っており、移住者の数が増加中です。なんと、2021年度は約500人もの移住者がいました

そんな高知市への移住は、次のような方に向いています。

  • 自然に囲まれて暮らしたいけど不便なのは嫌だ。
  • 高知県内への移住を考えている。
  • 時間をかけてじっくり移住先を探したい。
  • 充実したセカンドライフを過ごしたい。
  • よさこい祭りが大好きだ。

それでは、なぜこのような方におすすめなのか、その理由となる特徴を解説していきます。

特徴1:都会と田舎のバランスがちょうどいい

上空から見た高知市の様子

高知市の魅力は、便利な暮らしと豊かな自然のバランスがちょうどいい点です。

市街地エリアには都市機能がつめこまれており、生活に必要な学校や病院、文化施設、スーパーなどの施設が一通りそろっています。そのため、都会暮らしが長い人でも、生活する上で大きな不便は感じないでしょう。市内のどの地域からも市街地が近いので、用事をすぐに済ませられるのも便利です。

また、山や海に面していることから、自然の恵みを感じられます。周辺の海や山へは車に乗って30分ほどで行くことができ、農村部では田園風景が広がっていて、日々を穏やかな気持ちで過ごせるでしょう。市内を流れる仁淀川や鏡川の河川ではカヌーやキャンプ、釣りなどを楽しめます。

自然を満喫しながらも便利な暮らしを送れるので、「自然に囲まれてゆったり暮らしたいけど不便なのは嫌だ」と考えている人にもおすすめな移住先です。

特徴2:時間をかけて自分にぴったりな移住先を探せる

二段階移住で高知で暮らそう

高知市では、「二段階移住」の支援を行っています。二段階移住とは、高知県内34市町村で形成する「れんけいこうち広域都市圏」での取組で提案している新たな移住方法で、移住希望者にとっては「時間をかけて納得いくまで移住先を探せる」というメリットがあります

二段階移住では、まず第1ステップとして高知市に移住し、高知市を拠点にしながら自分に合った県内の移住先を探します。

そして、納得できる移住先を見つけたら、第2ステップとしてそこに移住するのです。高知県内の移住先を探す際は、専門スタッフが安心して移住ができるようにサポートしてくれます。

高知県内の都市部にあたる高知市に移住することで、都会暮らしが長い人にとってもなじみやすい環境で移住を始められます。第1ステップとして移住してみることで、自分にとってゆずれない生活条件が明確になり、その条件をふまえて新たな移住先を探せるでしょう。

さらに、二段階移住をすることで以下のような補助金を受け取れます。
※詳しい条件などは公式サイトや担当窓口で必ずご確認ください。

項目 費用詳細 補助金上限
お試し移住費用 1か月分の家賃、賃貸入居の初期費用、引っ越しに係る荷物運搬料 20万円
レンタカー費用 高知県内の移住相談窓口を訪れる際に利用するレンタカー利用料金 2万円

公式サイト:こうち二段階移住

何度も移住候補地を訪れて土地の空気を感じたり、住民の方と交流を重ねる機会を持てたりするので、納得のいく移住先を見つけやすいでしょう。移住先を探すための交通費や宿泊費などの負担が少ないため、あわてずにじっくりと移住先を探せます

また、高知市での暮らしが心地よければ、定住する選択肢もとれるのは大きなメリットですよね。

特徴3:シニア世代が活躍できる環境がある

高知市は「高知市版生涯活躍まちづくり」に取り組んでおり、シニア世代が活躍できる舞台が整っています。

高知市は、シニア世代に対して、仕事やボランティア活動、サークル活動への参加を積極的に呼びかけています。それらの呼びかけの中から自分に適した活動を選べば、仕事や趣味、ボランティアで充実したセカンドライフを過ごせるでしょう

また、高知市の市街地には都市機能がぎゅっとつまっているため訪れやすく、シニア世代にとっても大きなメリットです。移動の負担が少ないので、気軽に出かけて外食やイベント、仲間との交流が楽しめます。市内には病院などの医療施設が600以上あり、通院の手間も少ないです。

また、「高知サマサマCCRCセンター」では、高知市に移住したシニア世代のコンシェルジュが移住をサポートしてくれます。交流カフェには楽器演奏ができる場所もあったり、地元素材を使った料理を味わえたりもします。楽しい時間を過ごしながら、移住生活を送る上での人脈を築けるでしょう。

公式サイト:一般社団法人高知サマサマCCRCセンター

特徴4:よさこい祭りを思いっきり楽しめる

よさこい祭りの踊り子

高知市で毎年8月に開催される「よさこい祭り」は、日本全国から熱心なファンが集まるエネルギッシュなお祭りです。約1万8,000人の踊り子たちが華やかに街中を練り歩く姿は圧巻で、その踊りは観客にも強いパワーを与えます。

高知市に移住することで、そんなよさこいの魅力を思いっきり堪能することが可能です。踊り子として祭りに参加することで、熱狂の中心で一体感を感じながら踊りを披露できます。踊りの練習を重ねたり仲間と交流したりすることで、充実した日々が送れるでしょう。

よさこい祭りの魅力にとりつかれて、高知市への移住を決意する人もいるほどです。高知市への移住を考えているようでしたら、よさこい祭りに観客として参加してみることをおすすめします。

よさこい祭りの踊り子と観客
▲大迫力のよさこい祭りには多くの観光客が訪れます。

高知市は「よさこい移住プロジェクト」で移住希望者を支援している

高知市では「よさこい移住プロジェクト」を立ち上げ、高知市に移住してよさこいを楽しみたい人を支援しています

よさこい移住の希望者をサポートするために「高知市よさこい移住応援隊」がおり、移住前の不安点について相談にのってくれたり、移住後のフォローアップも行ってくれたりします。「よさこいを楽しみたい」という共通点があるため、相談がしやすいでしょう。

また、よさこい移住プロジェクトのサイトでは、「よさこい移住人インタビュー」や「踊り子体験レポート」が掲載されており、移住をする上で大きな参考になります。

>>よさこい移住プロジェクトの詳細はこちら

市内のエリアごとの暮らしの特徴

高知市内で路面電車が走っている様子

高知市は、主に市街地エリアとその他のエリアで暮らし方が異なります。市街地エリアは公共交通機関が発達しているため車がなくても生活できますが、その他のエリアは車が必須です。

その辺りをふまえながら、エリアごとの暮らしにおける特徴について解説していきます。

市街地:都会の暮らしに近く便利に暮らせる

市街地のはりまや商店街
▲市街地にある帯屋町商店街。チェーン店もやコンビニも立ち並び、多くの人でにぎわっています。

市街地は、都市機能がつまったコンパクトシティで、生活のしやすさが最大のメリットです。市街地の大きさは南北で約3km、東西は約5kmと、自転車でも全域を移動可能な面積です。

路面電車やバス、電車などの公共交通機関の選択肢が豊富にあるので、自動車がなくても暮らしやすいでしょう。将来的に免許返納を考えているシニア世代の移住者であれば、市街地が暮らしやすいかもしれません。

春野地区:自然を感じながら不自由ない暮らしを送れる

春野地区は、不自由ない生活を送りながら、自然を楽しめる地域です。インターネットはほぼ全域で利用できるため、自然を身近に感じながらリモートワークするのも可能でしょう。

スーパーやコンビニもあり、買い物にも不自由はありません。春野庁舎から車に乗って25分ほどで市街地に行くことも可能です。

地区内では、田園風景や仁淀川のせせらぎを楽しみながら日々を穏やかに過ごせます

土佐山地区:のびのび子育てができる

土佐山地区にある鏡川の源流
▲土佐山地区にある鏡川の源流。

土佐山地区は、豊かな自然の中でのびのびと子育てできる環境が整っている地域です。

地区内には高知市最高峰の工石山や鏡川の源流があり、身近に自然を感じられます。子どもたちは自然の中を思いっきり遊び回れるでしょう

子育て世帯を対象とした住宅整備も進んでいるため、子育てに理解を得やすい環境です。区内にある小中一貫校では特徴的な教育プログラムも行われており、保護者からの注目度も高いです。

車に乗って約25分で市街地に着き、約20分で大型ショッピングモールもあるため、買い物にはそれほど困りません。

インターネットがつながらない場所もあるため不便なところもありますが、その分子どもたちは豊かな自然の中で遊ぶ機会が増えるでしょう

鏡地域:自然が豊富で穏やかな時間を過ごせる

鏡地区で川遊びを楽しむ人々
▲鏡地区で川遊びを楽しむ人々。自然が身近に感じられます。

鏡地域はインターネットが利用できない場所があり不便な面もある地域ですが、自然の中でゆったりとした時間を過ごせるでしょう。

鏡ダムや鏡川、雪光山、平家の滝があり自然が豊かです。温泉や図書室がある「複合施設鏡文化ステーションRIO」もあり、余暇を楽しく過ごせるでしょう。

バスや乗合タクシーなどの公共交通機関の本数が少ない地域なので、車の必要度が高いです。車があれば市街地まで20分ほどで行けます。

高知市の暮らしに関する情報

ひろめ市場の様子

次に、高知市で暮らす上で参考になる情報をご紹介します。

まずは高知市に関する以下の概要をご覧ください。

気候 一年を通して温暖で、雨と晴れが多い
人口 320,513人(令和4年9月1日時点、推計人口)
病院 病院・診療所328、救急病院19、小児科59、産科・婦人科14、歯科200、眼科30(令和元年5月現在)
学校 大学5校、短期大学1校、専修学校16校、高校17校(中高併設を含む)、中学校19校、小学校44校
文化 よさこい祭り、街路市
食べ物 カツオのたたき、皿鉢(さわち)料理、松魚つぶ(かつおつぶ)、ニッキの飴、田舎寿司、芋けんぴ、四方竹
交通 四国旅客鉄道(土讃線)、とさでん交通(桟橋線、後免線、伊野線)、バスターミナル(はりまや橋観光バスターミナル)、路線バス、高速バス
近隣都市 南国市、土佐市、土佐郡土佐町、吾川郡いの町
物価 全国平均並み

こうして見ると、都市機能が充実しており暮らしやすいことが改めてわかるのではないでしょうか。

学校数が多く子どもが通学しやすいだけでなく、市内における進路の選択肢も豊富にあります。隣接する南国市に高知空港があり、高知空港から東京まで1時間30分ほどで着くため、旅行や故郷への帰省も気軽にしやすいです。

また、山と海の距離が近いので、おいしいグルメを日常的に食べられるのはうれしいですね。おいしい農作物も豊富に味わえます。

名産のかつお塩たたき
▲土佐湾でとれたカツオの"塩"たたき

名産の皿鉢
▲約40cmの大きな皿にごちそうがいっぱいに盛り込まれる「皿鉢料理」

高知市で収穫されたトマト
▲トマトなどの野菜の栽培も盛んで、新鮮な野菜が味わえるでしょう。

高知市で収穫されたユズ
▲野菜だけでなくユズなどのフルーツ栽培も盛んです。

気候:一年を通して温暖で、雨と晴れが多い

青空の下でゆずが実っている様子

2021年の平均気温は24.2℃と温暖で、一年を通して過ごしやすい気候であるといえます。

高知市の気候における大きな特徴は、降水量と日照時間がともに多いことです。高知市が台風の進路にあたりやすいこともあり、降水量は年間で3,000mm以上になることもあります。日照時間は年間2,000時間を超え、全国の県庁所在地の中でも上位を争います。雨が降るときはザッと大量に降りますが、その分豊かな農産物などの恵みが得られます。また、晴れの日が多いので、外出できる機会も多くなりそうですね

仕事:あらゆるジャンルの求人が豊富にある

大手求人サイトで正社員の求人を探したところ、約10,600件のヒットがありました。同条件でハローワークから検索したところ、約2,400件の求人が見つかりました。※2022年9月縁結び大学独自調べ

ハローワークでは、介護士などの福祉分野看護師などの医療分野で多くの求人がありました。その他にも、事務や営業、土木作業員、保育士、調理員などの求人も見つかり、選択肢が十分にあるといえます。

求人を探す際は、ぜひ「高知求人ネット」を利用しましょう。高知求人ネットは、高知で働きたい移住者(移住希望者)の方を対象にした求人サイトです。

高知求人ネットの無料職業紹介に申し込むことで、地元企業情報に詳しい職業紹介コンサルタントが就職を支援してくれます。コンサルタントによって地元企業の貴重な情報を知ることで、就職活動を有利に進められるかもしれません。

公式サイト:高知求人ネット

就農や起業にチャレンジする移住者も多数

移住・定住促進室の西川さんによると、移住者には就職する人だけでなく、就農や起業する人もまんべんなくいるそうです。

起業においては、「こうちスタートアップパーク」が高知県での起業をサポートする取り組みを行っています。高知県で起業を考えている人は、先輩起業家や専門家に相談に乗ってもらうことが可能です

公式サイト:こうちスタートアップパーク

一方農業では、「高知県農業担い手育成センター」で就農の知識・技術を身につける研修を受けることが可能です。また、研修生と産地のマッチングもサポートしてもらえます。二段階移住でまず高知市に移住し、産地とマッチングしたら県内における他の自治体に移住してもいいですね。

高知県での就農を考えているようでしたら、まずは研修を受けてみてはいかがでしょうか。

公式サイト:高知県立農業担い手育成センター

このように、農業や起業にもチャレンジしやすい環境であることがわかりますね。

住まい:希望の物件をこだわって探せる物件数

住宅情報サイトで高知市の物件情報を探してみたところ、次のような物件情報が見つかりました。

▼賃貸物件

マンション 約700件
アパート 約550件
一戸建て 約30件

▼売買物件

新築マンション 約10件
中古マンション 約90件
新築一戸建て 約770件
中古一戸建て 約320件

※2022年9月縁結び大学独自調べ

賃貸・売買物件ともに選択肢が非常に豊富であるため、細かい条件にこだわって物件を探している方も希望の物件を見つけられやすいでしょう

空き家は「高知市中山間地域空き家情報バンク」から探せる

空き家情報を確認したいのであれば、「高知市中山間地域空き家情報バンク」から空き家を探すことも可能です。
※2022年9月現在、登録物件はありません。

過去には、7部屋がついた木造物件が月額家賃3万円で掲載されていたこともあります。たった3万円で家族全員が住めるほどの一軒家に暮らせるのはお得ですよね

掘り出し物の物件が見つかるかもしれませんので、空き家情報バンクもこまめにチェックしてみてください。

>>高知市中山間地域空き家情報バンク制度の詳細はこちら

文化:週の半分以上で街路市が開催される

ひろめ市場の日曜市

高知市では日・火・木・金曜日の週4日に街路市が開催され、多くの買い物客でにぎわいます。各曜日における街路市の開催場所は次の通りです。

開催場所
日曜市 追手筋
火曜市 上町4丁目・5丁目
木曜市 高知県庁前
金曜市 愛宕町1丁目

街路市には当日の朝収穫したばかりの野菜や、季節のフルーツ、名産品などが並び、買ってみたいと思えるものがたくさん見つかるでしょう。買い物を通して住民の方と交流できるのはもちろん、食べ歩きも楽しめます

街路市の中でも日曜市は日本最大級の規模で、長さ約1,000mの間に300もの店が出店することもあります。日曜市が開催される追手筋は、毎週がお祭りのようなにぎやかさです。

たくさんの人でにぎわう日曜市の様子
▲日曜市はたくさんの住民や観光客でにぎわいます。

平日の街路市では、お昼休みに市まで行って昼食を買ったり、夕食の食材をリーズナブルなお値段で手に入れたりできるでしょう。日常的に市が開催されるのは便利であるだけでなく、日々の楽しみを見つけることにもつながります。

高知市に移住した人の声:移住者に優しい

高知県高知市・移住者の声

ここからは、高知市に移住した先輩移住者たちの声を紹介していきます。

  • お遍路さん文化があるため、外から来た人を大切にする習慣があり、移住者の居心地がいい。
  • 高知の魅力は、川や海など豊かな自然。
  • お酒を飲みに行って、話しかけてもらったり、話しかけたりすることで友人が増えた。
  • 人も多すぎず、自然も近くて、この街の規模感はいい。
  • 都会的なレジャーはないが、自然を楽しむには最適な場所。
  • 困っている人がいたら、声を掛けてくれる。高知の皆さんの温かさにふれ、高知が大好きになった。

「高知市の人たちは移住者に優しい」という意見が多く挙げられました。困っている人を見かけたら積極的に声をかけてくれるような温かい住民の人柄から、高知市を好きになる人もいるようです

また、お酒を飲みに行って友人を作った移住者もおり、酒類の消費量が全国的にも多い高知市において、有効な人脈の広げ方といえるでしょう。お酒を飲みに出かければ、住民たちとの交流の輪が広がるきっかけになるかもしれませんね。

高知市へ移住するためのステップ

いよいよ高知市移住するための具体的なステップを紹介していきます。

ステップ1:オンライン移住相談を受けよう

オンラインアプリ「Zoom」を使用して、移住担当者に相談ができます。移住支援制度はもちろん、移住における疑問や不安点も相談可能です。

自宅にいながらにして高知市のリアルな情報を手に入れられます。無料で相談できるので、まずは気軽に申し込んでみましょう。

>>オンライン相談の詳細はこちら

ステップ2:好きなコースを巡れる「高知市ガイドツアー」に参加しよう

高知市ガイドツアーの参加者
▲高知市ガイドツアーで買い物をする参加者。

高知市は移住を検討している方を対象に「高知市ガイドツアー」を実施しています。参加費は無料で、以下の中からコースを選択できます。

  • 市街地コース
  • 鏡地区コース
  • 土佐山地区コース
  • フリーコース(参加者の行きたい場所を巡ることが可能)

住みたいエリアを事前に決めてから、ツアーに参加することをおすすめします。希望エリア内の生活に関連する施設を実際に訪れてみることで、移住後の生活イメージがわきやすくなるからです。

もちろん、まずはエリアを決めず、高知市がどんなところなのかを知る目的でツアーに参加するのもいいでしょう。

>>高知市ガイドツアーの詳細はこちら

ステップ3:移住体験滞在施設で「暮らし」を体験しよう

ステップ1、2を通して高知市へ移住したい思いが強まったら、次は高知市での暮らしが自分に合っているのかどうかを見極め、本格的な準備をする段階です。高知市には「しいの木」と「いっく」という移住体験滞在施設があり、お手軽な利用料金で滞在しながら住民と交流したり、地域情報を集められたりします

▼移住体験滞在施設の詳細

利用期間 利用料金
しいの木 2泊~28泊 最初の2泊まで1室につき3,300円
以降1泊ごとに1室につき1,100円
いっく 1か月以上6か月以下
(1か月単位)
月額35,000円程度
(別途共益費・光熱水費が必要)

短期間・長期間の滞在をここまで手厚く支援してくれる自治体は、全国的に見ても珍しいでしょう

まずは利用期間が短い「しいの木」に滞在し、高知市と自分の相性を見極めましょう。まるで旅行に行くような気軽さで、地元の暮らしが体験できるのはうれしいですね。

移住体験滞在施設しいの木の外観
▲「移住体験滞在施設しいの木」の外観。

移住体験滞在施設しいの木の内観
▲「移住体験滞在施設しいの木」の中の様子。

そして、高知市への移住が自分に合っていると感じたら、「いっく」に長期間滞在して移住の準備を始めましょう。滞在期間中に仕事や住まい探しをして、生活基盤を作っておくことで、スムーズに移住生活を開始できます。

移住体験滞在施設いっくの外観
▲移住体験滞在施設いっくの外観。

移住体験滞在施設いっくの内観
▲移住体験滞在施設いっくの中の様子。

>>移住体験滞在施設の詳細はこちら

ステップ4:移住すると決めたら補助金を活用しよう

高知市に移住することを決めたら、必ず補助金制度を確認しておきましょう。高知市では以下のような支援制度があります。

▼補助金制度の紹介

対象者 補助金額
高知市三世代同居等Uターン支援事業費補助金 親世帯と三世代で同居などをする子育て世帯のUターン移住者 最大15万円
高知市地方創生移住支援金 東京圏からの移住者 単身:60万円
世帯:100万円
帯同する18歳未満の者1人につき30万円を加算

詳しい条件などは必ず確認しましょう。補助を受けると、余裕を持った移住生活を送りやすくなります

高知市への移住に関するお問い合わせ

高知駅の坂本龍馬像

担当 移住・定住促進室
住所 〒780-8571
高知県高知市本町5丁目1-45
電話番号 088-823-8813
FAX 088-823-9382
E-mail kochi-life@city.kochi.lg.jp
対応時間 8:30~17:15
公式サイト https://www.city.kochi.kochi.jp/kochi-life/