岩手県軽米町に住もう!移住に役立つ暮らし・仕事・子育て情報

この記事では、地方移住を検討中の方に向けて岩手県軽米町(かるまいまち)の魅力を紹介します。

軽米町は穀物をはじめとする農業が盛んで、ホップなどの工芸作物も盛んに栽培されています。自然豊かでありながら、中核市である青森県八戸市の八戸ICまで車で約20分と利便性にも優れています。

また、子育て日本一の町を目指しファミリーや若年層のサポートに注力しているため、結婚・出産を機にUターン移住する方も珍しくありません。

今回は、軽米町総務課の山下さんへ、仕事や住まい、支援制度などの移住に役立つ情報を伺いました。

本日お話を伺った方
岩手県軽米町役場の総務課に勤める山下善昭さん

軽米町 総務課 主査

山下 善昭さん

軽米町の3つの特徴

岩手県軽米町の特徴

軽米町は岩手県北に位置し、県北の中で最も青森県に近い町です。美しい自然景観が魅力で、山々の新緑をはじめ、チューリップやアジサイ、アマランサスなど色彩豊かな花々を年中楽しめます。

八戸市や二戸市などの都市部へのアクセスが良好なので、車を保有すれば行動範囲が広がり、より一層移住生活を満喫できるでしょう。

また、就農や子育てに関する支援があるため、就農目的の移住はもちろん、20代〜30代の夫婦や子育て世帯にもおすすめのまちです。

以下では軽米町の特徴を3つ紹介します。

特徴1:経済的子育て支援が充実。妊娠から育児まで継続的にサポート

岩手県軽米町の子育て世代包括支援センターめごかる
▲子育て世代包括支援センター「めごかる」。保護者の交流から情報の発信まで多目的な役割を担う

軽米町では子育て環境日本一を掲げ、ファミリーが住みやすいまちづくりを進行中です。子育て世代包括支援センター「めごかる」の立ち上げ、また子育て応援アプリの導入など、妊娠から子育てまで継続的な支援を目指しています。

その取り組みの一つが手厚い子育て支援です。軽米町では学校給食や医療費の無償化など、子育て世帯の経済的負担を軽減する支援制度が豊富にそろいます。

▼出産・子育てに関する支援制度の一例

出産・子育て応援ギフト ・妊娠届出時に5万円を支給
・出産後に5万円を支給
幼児教育・保育の無償化 保育料完全無料(副食費含む)
小中学校の給食費無償化 中学生までの学校給食費無料
学校給食費助成制度 ・高校生がいる保護者に対し給食費の一部を助成
・1食当たり90円
※年間150日給食を食べた場合、13,500円支給
医療費助成制度 幼児から18歳までの医療費無料

「医療費助成制度」は、子どもの医療費の無償化だけでなく、乳児一般健康診査費用の助成や、妊娠5カ月目〜出産の翌月末まで医療費を助成する「妊産婦医療費助成」など多種多様です。

各制度の詳細やその他の子育て支援は、以下よりご確認ください。

公式:軽米町「子育て支援」

また、2023年12月にオープンする、かるまい文化交流センター「宇漢米館(うかめかん)」には、就学前の子どもと保護者が集まる「ピヨピヨ広場」が設置されます。

岩手県軽米町の子育て世代包括支援センターめごかるの外観
▲「ピヨピヨ広場」が入る、かるまい文化交流センター「宇漢米館」

館内には小さな子どもが遊べる遊具・遊び場や図書館、イベントホールが併設され、地域の方々をつなぐコミュニケーションスペースとしての役割も担っています。

このように軽米町では多角的に子育て世帯をサポートしているため、ファミリーはもちろん、家族を増やす予定がある夫婦にもおすすめのまちと言えるでしょう。

特徴2:花と緑のまち。色彩豊かな花々が四季の移り変わりを知らせる

岩手県軽米町にある雪谷川ダムフォリストパーク・軽米の園内に咲くチューリップ▲軽米町一番の観光スポット「雪谷川ダムフォリストパーク・軽米」。高さ16mの風車展望台が異国情緒を漂わせている

「花と緑のまち」を謳う軽米町は、山々の風景に加えて多種多様な花の色彩でも四季の移り変わりを実感できるまちです。

4月下旬〜5月中旬にかけて、自然森林公園「雪谷川ダムフォリストパーク・軽米」の桜とチューリップが満開となり春の訪れを知らせます。約15万本にも及ぶチューリップが赤・黄色・ピンクと色鮮やかに咲き誇る光景はまさに圧巻です。

梅雨に入ると、見頃を過ぎたチューリップの代わりに大輪のアジサイが花を開きます。

岩手県軽米町の雪谷川ダムフォリストパーク・軽米に咲くアジサイ
▲「雪谷川ダムフォリスト・パーク・軽米」は梅雨時期になるとアジサイが凛とした美しさを見せる

夏から秋にかけては、真っ赤な穂が印象的なアマランサスや、小ぶりで愛らしいそばの花などの雑穀の花々が見頃を迎えます。雑穀栽培が盛んな軽米町を象徴する景色と言えるでしょう。

岩手県軽米町に咲くアマランサス
▲雑穀のアマランサス。秋口になると一面が赤や黄色に彩られる

アマランサスは特産品販売所「ミル・みるハウス」付近で見ることができます。

冬は田畑や山々が雪に覆われて、厳かな雰囲気に包まれます。日常でこのような風光明媚な景観を五感で感じられるのは、花と緑に囲まれた軽米町の魅力でしょう。

岩手県軽米町役場の総務課に勤める山下善昭さん
山下さん

4月後半〜5月に雪が降る年もあります。春先に雪が降った2023年は、チューリップ・桜・雪がコラボした幻想的な風景が楽しめました。

特徴3:中核市の八戸市まで車で約20分。通勤・買い物に便利

軽米町は緑に囲まれた環境でありながら、都市部へのアクセスが良好です。

岩手県北で最も青森県に近く、中核市である青森県八戸市までは車で約30分で到着します。高速道路を利用すれば移動時間を20分程度に短縮できます。

車がなくても、南部バスを利用すれば八戸市まで行けます。ショッピングモールやデパート、アミューズメント施設などへのお出かけにも不便を感じることはないでしょう。

その他、八戸市には日曜限定で開催される朝市「館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)」や、水揚げされたばかりの魚介類を扱う「八食センター」があり、新鮮な海産物を購入できます。夏は海で釣りや海水浴も楽しめます。

自然豊かな暮らしを叶えつつ、利便性も考慮したいという方はぜひ軽米町への移住を検討してみましょう。

軽米町の暮らしに関する情報

軽米町の基本情報と仕事や住まいなどの暮らしに役立つ情報をまとめました。

気候 1月平均気温:-2.6 ℃
8月平均気温: 22.0℃
※参考:気象庁
人口 人口:8,158人
世帯数:3,691戸
(2023年9月30日時点)
病院 ・病院:1院
・クリニック:2院
・歯科:3院
学校 ・保育施設:3園
・小学校:3校
・中学校:1校
・高校:1校
交通 【電車】※町内に駅なし
・最寄り駅:八戸駅(高速道路利用で約15分)

【バス】
・JRバス東北
・岩手県北バス
・南部バス
・町民バス
・コミュニティバス

【車】
・国道:395号、340号
・高速道路:東北自動車道・八戸自動車道「軽米IC」
東京へのアクセス ・東北新幹線とバス利用で約3時間40分
・高速バスで約8時間40分
近隣地域 二戸市、久慈市、洋野町、九戸村、青森県八戸市、青森県南部町

※2023年10月現在

町の中心部にスーパーやドラッグストア、コンビニがあり、日用品・食料品の買い物には困りません。

中心部以外に住む人は近隣都市で買い物するケースが多く、例えば、晴山地区は二戸市へ、小軽米地区は久慈市へ行く人も多いそうです。

公共交通機関はバスがメインで、二戸方面のJRバスは1日5本、八戸方面行きの南部バスは1日3本運行します。町内巡回バスは1日3本程度にとどまるため、車を保有した方が行動範囲が広がり生活をより楽しめるでしょう。

岩手県軽米町役場の総務課に勤める山下善昭さん
山下さん

冬は寒いですが、軽米町が特別厳しいわけではありません。大雪は年に2、3回程度ありますが、降雪量は50cm〜1mと県内では平均的です。

【教育】教職員以外に補助員を配置し、一人ひとりをサポート

岩手県軽米町の小学校で行われる田植え体験学習
▲小学校では体験教室が行われている。田植えを通して地産地消を学ぶ

軽米町では学力向上支援として、担任の先生以外に補助員を配置しています。

一人ひとりに目が行き届くため、生徒は学力や個性に合わせたきめ細やかなフォローを受けられます。他にも専門的な知見を持つスクールカウンセラーを採用して心のケアを行うなど、生徒に寄り添った学校作りに注力しています。

また、地域色豊かな課外授業も特徴です。小学校では、町内の農家の方を招いてまちの特産品である雑穀の栽培やエゴマ植え、田植え、炭焼き体験を通じて地域産業を学びます。

岩手県軽米町の小学校で行われるエゴマ植え体験
▲エゴマ植え体験に夢中になる小学生たち。自然豊かな環境ならではの課外授業を受けられる

高校では地域への理解をより深めるために、地元企業と連携した取り組みを進めています。2023年には、味噌・醤油製品を製造する地元企業と共同で焼き肉のたれを作り、商品化しました。

岩手県軽米町役場の総務課に勤める山下善昭さん
山下さん

軽米町を含む岩手県北地域は木炭の生産量が国内トップクラスです。炭焼き体験は軽米町ならではの貴重な自然体験ではないでしょうか。

【観光・レジャー】有名スポーツ漫画の聖地。海外のファンも訪れる

軽米町は青春スポーツ漫画『ハイキュー!!』の聖地としても有名です。原作者の出身地で、漫画の中では軽米町の景色が数多く描写されています。主人公が通う高校のモチーフとなった軽米高校の文化祭時は、海外からファンが訪れることも珍しくありません。

軽米町は昭和20〜30年代にレンガの製造が行われ、漫画にも登場する橋をはじめ地元産のレンガを使用した建築物が多く現存します。情緒漂うまちの雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。

レジャーでは「雪谷川ダムフォリストパーク・軽米」が人気で、木製遊具やキャンプ場、運動広場が併設されていてファミリーのお出かけに最適です。

ファミリーで楽しめる地域行事と言えば、9月に開催される伝統行事「軽米秋まつり」が挙げられます。お囃子や太鼓の音とともに、6台もの人形山車を引いた行列がまちを練り歩く様子は迫力満点です。

【仕事】農家・畜産が多い。求人は福祉関係が充実している

岩手県軽米町のホップ畑
▲町内のホップ畑。冷涼で寒暖差が大きい気候はホップとの相性が抜群

軽米町の基幹産業は農業と畜産のため、多くの方が第一次産業に就いています。事業はホップの栽培やブロイラーの養鶏など様々で、就農目的の移住も少なくありません。

岩手と言えば国内有数のホップの産地で、2022年の国内シェア率は47.6%と1位を獲得しました(※)。軽米町でも栽培が盛んで、町内の農家で生産されたホップは、大手企業のビール醸造に使用されています。
※参考:岩手県「いわての農林水産業 令和5年度版」

軽米町には以下の就農支援があり、就農目的でUターン移住する方もいるようです。

新規就農者育成総合対策

◎経営発展支援事業
機械・施設等導入にかかる費用
対象者:就農時49歳以下の認定新規就農者
支援額:最大3/4(上限1,000万円)

◎経営開始資金
不安定な経営開始直後の新規就農者を支援
対象者:就農時49歳以下の認定新規就農者
支援額:12.5万円/月(150万円/年)×最長3年間

軽米町親元就農給付金事業 55歳未満の親元就農者へ給付金を交付
・金額:1年につき72万円(半期ごとに36万円)
・期間:最長2年間

なお、町内の一般企業の求人はあまり多くありません。大手求人サイトによる軽米町の正社員求人数は以下の通りです。

軽米町 約50件 ※求人一例
青森県八戸市 約5,600件 ※求人一例

※縁結び大学調べ(2023年10月時点)

町内の仕事の多くが介護職で、障がい者支援施設やデイサービスなどの求人が見受けられます。他の業界・職種を希望する場合は、八戸市まで範囲を広げて選択肢を増やしましょう。

岩手県軽米町役場の総務課に勤める山下善昭さん
山下さん

就農にあたり作物を決めかねている方の相談にも乗っています。ぜひお問い合わせください。

【住まい】賃貸物件への入居が多い。最大60万円の結婚新生活支援あり

軽米町へ移住する人の大半が、民間の賃貸アパートを利用しています。アパート情報は大手不動産サイトや町内の不動産屋で確認することができます。

住宅購入は空き家バンクの利用がおすすめです。以下の補助金の給付対象となり、経済的負担を抑えられます。

若者・移住者空き家住宅取得事業費補助金 39歳以下と移住者を対象に空き家取得にかかる費用を一部助成。
・費用の1/2(上限30万円)
・18歳未満の子どもと同居する場合は上限50万円
空家等活用推進事業費補助金 空き家バンク登録物件をリフォームする場合や家財を処分する際に交付
・リフォーム費用の1/3(上限100万円)
・家財処分費用全額(上限10万円)

また、新婚の場合、夫婦ともに29歳以下の世帯は最大60万円の支援金が受け取れます。

軽米町結婚新生活支援事業 新婚世帯を対象に居住や引越しにかかる費用を助成
・1世帯上限30万円
・夫婦ともに29歳以下の世帯は上限60万円

軽米町への移住を検討している20代、30代の世帯はぜひ支援制度を活用しましょう。ただし、空き家バンクは入居希望が多いため早めの問い合わせが必要です。

公式:軽米町「空き家バンク」

軽米町へ移住した人の体験談

岩手県軽米町へ移住した人の体験談

ここでは、軽米町へ移住した人の体験談を紹介します。

  • 夏はしっかり暑いけれど、暑いと感じる期間はそこまで長くない。夜は気温が下がって過ごしやすい。
  • 再生可能エネルギー推進の取り組みがすばらしいと感じた。
  • 四季折々の風景が美しい。春はチューリップ、秋は雑穀の花、冬は雪というように四季ごとに絶景を楽しめる。
  • 子育て支援が充実している。保育費や給食費が無料なので経済的負担が少なく済んで助かる。

軽米町の四季折々の自然風景に感動する声が多い印象です。また、子育て支援が手厚くて嬉しいという声も同じくらい多くありました。

移住者の中には、二酸化炭素排出実質ゼロの取り組みや住宅用太陽光発電に関する補助金の提供など、再生可能エネルギーの推進に注力している点に興味を持った人もいるようです。

岩手県軽米町にある展望施設ミレットパークソーラー館から見た発電所
▲太陽光発電所を一望できる展望施設「ミレットパーク・ソーラー館」

このように、美しい自然はもちろんまちの取り組みや豊富な支援など、多彩な魅力が住みやすさに紐づいていることがわかります。

軽米町へ移住するための3ステップ

ここでは、軽米町への移住に向けた準備を3ステップで紹介します。

ステップ1:「にのへ地域暮らしセミナー」へ参加する

軽米町では県北の市町村と共同で、移住検討者へ向けて相談会を実施しています。

住まいの情報や雇用状況、地域おこし協力隊の募集情報など、移住に役立つ情報が満載です。先輩移住者の話を聞く機会や個別相談の時間も設けられているため、疑問を解消できるでしょう。

開催場所 Zoom(個別相談あり)、Youtubeライブなど
開催時間 1時間30分程度
参加料 無料

次回は2024年1月、2月に実施予定です。日程や内容は軽米町の公式ホームページよりご確認ください。

公式:軽米町「移住支援」

岩手県軽米町役場の総務課に勤める山下善昭さん
山下さん

その他、岩手県主催の移住フェアにも参加しています。主に東京や仙台などの都市圏で開催するので、お近くの方はぜひご来場ください。

ステップ2:「移住体験補助金」を活用して現地を下見

岩手県軽米町の相談窓口の担当者
▲移住相談窓口では、移住相談はもちろん町の特徴や暮らしの様子を伝えている

移住地を選ぶ際は下見が欠かせません。軽米町では移住検討中の方に向けて、下見の際に発生した宿泊費と交通費を補助する「移住体験補助金」を給付しています。

移住体験補助金 【宿泊費】
・軽米町内にある宿泊施設の宿泊費(同行者1名まで対象)
・対象経費1/2以内(1人1泊あたり上限5,000円)
【交通費】
・対象経費の1/2以内
・上限2.5万円(同行者がいる場合は上限4万円)

公式:軽米町「移住体験補助金」

なお、町内には「旅館 瀧村屋」「大清水旅館」2カ所の宿泊施設があり、どちらもホテル予約サイト「楽天トラベル」から予約可能です。

移住相談窓口では、町役場の方や地域おこし協力隊の移住コーディネーターへ移住相談を依頼できます。移住後の暮らしをイメージしやすいように、学校教育施設や公共施設などの生活圏をガイドしてもらいましょう。

ステップ3:「おためし地域おこし協力隊」で仕事・暮らしを体験

「地域おこし協力隊に興味がある」「就農目的で移住を考えている」という人は、2泊3日の「おためし地域おこし協力隊」へ参加してみましょう。

現在進行中の地域活性化プロジェクトから希望に合った活動を選択できます。

▼「おためし地域おこし協力隊」募集要項

参加期間 2泊3日(指定された日にちから選択)
プログラム ・オリエンテーション
・町内見学
・本町協力隊との交流
・プロジェクト別研修
研修の一例 ・町内ホップ農家での農業研修体験
・町の魅力発信
・かるまい文化交流センター見学・説明
・町内再エネ関連施設の見学・説明 など
※上記より希望の研修を選択
参加費 無料(往復交通費等は自己負担)
岩手県軽米町役場の総務課に勤める山下善昭さん
山下さん

「おためし地域おこし協力隊」はご相談に応じてプランニングしています。まずはお気軽にお問い合わせください。

軽米町への移住に関するお問い合わせ

岩手県軽米町の相談窓口の担当者
▲山下さんと移住相談窓口の担当者の方々

担当課 総務課
住所 〒028-6302
岩手県九戸郡軽米町大字軽米10-85
電話番号 0195-46-4738(直通)
対応時間 8:30〜17:15
※土・日曜、祝日、年末年始を除く
公式サイト https://www.town.karumai.iwate.jp/
岩手県軽米町役場の総務課に勤める山下善昭さん
山下さん

人口が少ないので静かで過ごしやすく、四季折々の景色を楽しめるまちです。手厚い子育て支援や八戸市までのアクセスの良さも魅力ですので、ぜひ軽米町に足を運んでまちの雰囲気をご体感ください。