福島県広野町で暮らす良さとは?移住のための仕事・住居・支援情報

福島県広野町(ひろのまち)は、福島県の”浜通り(はまどおり)”と言われる海沿のエリアにあるまちです。東北地方ですが、寒暖差が少なく温暖な気候で、冬も雪が少ないため過ごしやすいのが特徴です。

教育にも力を入れており、まちの中心部には、幼児教育から高等教育までを担う学校が建つ「教育の丘」があります。海も山も身近にある豊かな自然環境の中で、幅広い年代の子どもたちが影響を与え合いながら伸び伸びと成長できる魅力的なまちです。

この記事では、そんな広野町の特徴や暮らしの情報をお伝えします。

りんくひろの相談員の大森さん

広野町における暮らしの魅力3選

福島県広野町の暮らしの特徴

広野町は福島県の”浜通り”と言われる海沿のエリアに位置しています。福島県は東北地方にあり、冬は寒いと思われるかもしれませんが、実際は温暖で一年を通じて寒暖差が少なく過ごしやすいことも特徴です。太平洋に面しており、海が近いことも魅力の1つです。

また、教育に力を入れており、まちの中心部にある「教育の丘」で幼児教育から高等教育まで一貫して受けることができます。

そんな広野町への移住は、このような方におすすめです。

  • 寒暖差が少なく過ごしやすい環境で暮らしたい人
  • 日常的にスポーツを楽しみたい人
  • 自然豊かな環境で子育てをしたいが、しっかりとした教育環境も欲しい人
  • 仕事や住居、買い物に不自由しない生活環境で暮らしたい人

それでは、詳しくご説明します。

魅力1:豊かな自然やスポーツを満喫できる

広野町は過ごしやすい気候で海が近いことから、釣りやサーフィンなどのマリンスポーツを楽しんだり、海岸沿いの道をランニングしたりと、自然を満喫している方がいるそうです。広野町に住めば、朝焼けや夕焼けの絶景を見ることもできるでしょう。体を動かすことができる施設も充実しています。

日の出の海
▲広野町の海岸線沿いに立つ奥州「日乃出の松」から望む日の出は格別です

「二ツ沼総合公園」はまちの憩いの場として人気で、広大な芝生広場があり、小さなお子様のいるご家族や、ペットを飼育されている方に嬉しい施設です。

公園内には他にも国際公認を受けているパークゴルフ場やサイクリングロードなどもあり、大人も十分に楽しむことができます。地元の物品販売をしている直売所もあるので、たくさん遊んだ後は美味しい食材を手にして帰宅できるのも魅力です。

まちの憩いの場となっている「二ツ沼総合公園」
▲家族全員で楽しむことができる憩いの場「二ツ沼総合公園」

他にも、アスリートたちの聖地ともいわれる「Jヴィレッジ」があります。ここは東京ドーム約10個分の敷地内に、国内最高レベルのコンディションを保たれたピッチや、スタジアム、トレーニングジム、フィットネススタジオ、アリーナ、プール、大浴場などが集積している複合型施設です。

ご自身でジムやプールを利用して身体を動かすこともできますし、設備が整っているため、サッカー・ラグビー・アメリカンフットボール・バスケットボールなど多様な競技の試合が開催され、観戦の楽しみもあることが特徴です。

魅力2:幼児教育から高等教育まで安心して任せられる教育体制

広野町では教育に力を入れており、まちの中心部には、幼児教育から高等教育までを担う学校が建つ「教育の丘」があります。

教育の丘
▲「教育の丘」の様子

ここには、0歳から5歳までの乳幼児から小学校就学前までの子どもを預けることができる、保育所・幼稚園一体型の認定こども園「ひろぱーく」をはじめ、町立小学校、町立中学校、福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校などの学校が集積しています。

児童館などの子どものための施設もこの「教育の丘」に立地しており、まさに町全体で子どもを見守り、育んでいこうとしていることがよくわかる環境となっています。さらに、中学校までの給食費が無料で、無料にもかかわらず充実したメニューに定評があることも特徴的です。

みかんの丘で楽しむ子どもたち

教育内容も充実しており、児童1人に対し1台のタブレットを配布して学習に活用しているほか、漢字検定や英語検定などの検定試験を無料で受けることができる仕組みも整えています。

ユニークな試みも行っており、福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校の敷地内には、生徒が運営に主体的に携わっている「カフェふぅ」が常設され、地域と児童の協働の起点となっています。

授業風景

魅力3:仕事や住居、買い物にも不自由しない生活環境

広野町は、温暖な気候で過ごしやすいのはもちろん、住民同士の繋がりもある暮らしやすいまちです。8月には広野町サマーフェスティバル、10月には、ひろの童謡まつり、11月には広野町収穫祭などのイベントがあり、地域の方々と交流する良い機会となるでしょう。

広野町サマーフェスティバル
▲毎年8月に開催される広野町サマーフェスティバルでは、盆踊りや花火大会などが催されます

広野町での暮らしは、買い物の面でも不便はありません。スーパーマーケットやクリーニング店、飲食店などが入った「ひろのてらす」では食料品や日用品を購入でき、コンビニエンスストアも複数あるので、日常の買い物は十分に賄えます。

必要があれば隣町のいわき市まで行くことで、大抵の品物を入手することができます。いわき市までは車で30分程度なので、移動の負担は小さいでしょう。

まちで働くことのできる環境作りにも力を入れており、「広野工業団地」には約20の企業が進出し地元の雇用創出の一翼を担っています。農業にも力を入れており、名産品となっている「ひろの米」や国産バナナ「綺麗」をはじめ、農業法人が多様な農作物を栽培しています。

トロピカルフルーツミュージアムのバナナ
▲広野町の特産品、国産バナナ「綺麗」

住居についても、町営住宅があるほか、「広野駅東ニュータウン住宅造成事業」が進捗中で、令和5年度の販売開始を目指し住宅の整備が進んでいます。これから、より住みやすい住居が増えていくことが期待されます。

広野町の暮らしに関する情報

箒平地区の里山風景
▲里山の原風景が残る箒平地区

ここからは広野町での生活に関する基本情報を、データとともに紹介します。

気候 8月の平均気温:24.0度
1月の平均気温:3.3度
冬でも雪が積もることは少なく過ごしやすい気候。
※参考:気象庁ホームページ
人口 4,686人(令和4年11月末日現在)
病院 2件
学校 認定こども園:1園
小学校:1校
中学校:2校
高等学校:1校
文化・芸術 【文化的スポット】
・奥州日の出の松:日本三大松の1つに数えられ、血を流すといういわれを持つ。「安寿と厨子王」に関する伝説の舞台。
・北迫地蔵尊:かつての大飢饉の供養のため造立された地蔵菩薩。
・二ッ沼歌碑:二ッ沼を詠った萬葉歌の刻まれた石碑。
・汽車の碑:「今は山中 今は浜…」で始まる唱歌「汽車」は、広野駅が舞台と誤解されていたことがあり、広野駅構内に碑がある。
・楢葉八幡神社:源頼義が創建したと伝えられる五里八幡の1つ。
・高倉城跡:戦国時代の武将、岩城氏の拠点の一つで、岩城氏の家臣・猪狩氏の居城。

【地域のイベントやお祭り】
4月:浜下り神事(たんたんぺろぺろ)
8月:広野町サマーフェスティバル
10月:ひろの童謡まつり
11月:広野町収穫祭
特産品 ひろの米、国産バナナ「綺麗」、みかんマーマレード、果汁100%ジュース
交通 【JR常盤線】※東日本大震災の影響により一部区間終日運休中
東京駅から約2時間40分
仙台駅から約1時間45分

【自動車】
仙台東ICから約1時間40分
福島空港から約1時間20分
仙台空港から約1時間30分
茨城空港から約1時間50分
成田空港から約2時間40分
娯楽施設など みかんの丘
J-VILLAGE
二ツ沼総合公園
トロピカルフルーツミュージアム
浅見川渓谷の大滝
五社山
近隣都市 いわき市

日用品の購入や、通院、通学など、生活に必要なことは大抵まちの中で済ませることができますが、必要があれば仙台駅まで自動車で約1時間40分で行くことができます。福島空港や仙台空港へも自動車で約1時間30分程度であるため、都会にも出やすく旅行などにも行きやすく便利なまちです。

見どころはもちろん、地域の行事も多数あることから、行事を通じて地域の方との交流を深めることもできるでしょう。

【仕事】多数の求人あり。就農支援や起業支援制度も魅力

大手求人情報サイトで「広野町×正社員」で調べてみると、約300件の求人情報が見つかりました。また、車で30分以内(町内から10km以内)で検索したところ、求人情報は約680件となりました。
※参考:求人情報の一例

車で30分程度あればいわき市へ出られるため、いわき市で仕事をすることも検討できます。車があれば仕事は広がると考えられそうです。

各種の就業支援も行われており、例えば就農を希望する方は、必要な技術習得するための研修を受ける場合の資金として年間150万円を最長2年間にわたって受け取ることができる制度があります。

また、起業を希望する方は福島県12市町村起業支援金として最大400万円の補助を受けることができる制度もあります。これらの制度利用には条件があるため、詳しくは本記事の最後に掲載している相談窓口へお問い合わせください。

【住まい】ニュータウン住宅造成事業が進捗中!住環境はより良くなる

大手住宅情報サイトで広野町の物件を検索してみると、賃貸物件は36件ありました。広さはワンルームから1LDKの物件が多く、築5年以内の平均家賃は6.7万円程度となっています。単身者にちょうど良い物件が複数見つかりました。
参考:物件情報の一例家賃相場の一例

この他にも、町営住宅がありますし、「広野駅東ニュータウン住宅造成事業」が進捗中で、令和5年度から販売が開始される予定となっているため、これからさらに住環境は充実していくでしょう。

広野町へ移住した方の声

福島県広野町に移住した人の声

実際に広野町へ移住した方々は、移住した後どのような生活を送っているのでしょうか。移住者の方々のリアルな声を一部ご紹介します。

  • ゆったりとした雰囲気で、自然豊か。海が近いので海沿いを散歩するのも気持ちがいい。
  • 海に釣りに出かけたり、畑で野菜を育てたりして楽しめる。
  • Jヴィレッジで他国の代表がキャンプをしていたり、様々な試合が観られるのは魅力的。
  • まちがコンパクトで、行政機関、スーパー、学校などが近くにあるので便利。
  • 教育支援制度に満足している。子どもがいつも楽しそうに過ごしている。
  • 近所の人が気にかけてくれたり、人の温かさがある。
  • 自然が豊かで、二ツ沼総合公園などの気軽に出かけられるお出かけスポットがある。
  • 星がとても綺麗で、天の川がよく見えるので星空観察も楽しめる。

公式:広野町(移住者の声)

移住者の方々からは、広野町では自然もスポーツも楽しめるとの声や、子どもが楽しそうに成長している姿をみて、教育支援制度に満足しているとの声があがっていました。まちには、スーパーや病院など日常生活を送る上で必要な施設も整っているため、自然を満喫しながらも不便を感じずに生活することができている様子でした。

大滝
▲広野町を横断するように流れる浅見川の上流には「大滝」と呼ばれる滝があります

広野町へ移住してみたいと思ったら

広野町への移住を検討している方は、様々な疑問や不安が出てくるかと思います。そうした際は、広野暮らし相談窓口「りんくひろの」へ連絡し、いつでも相談することができます

また、不定期で移住オンライン相談会も開催しており、オンライン(ZOOM)もしくは電話で気になることを相談することができます。移住体験ツアーが開催されることもあります。実際にまちに足を運んで環境を確認することができる貴重な機会です。こうしたイベントの情報はホームページ上に掲載されますので、定期的に確認してみましょう。

公式:広野町(移住セミナー・移住相談会・支援制度)

ツアーではなく、個人で広野町を訪れて雰囲気や環境を確認したいという方には「ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金」制度が活用できます。こちらは現在の居住地から広野町までの往復交通費を半額程度補助する制度で、1年間に最大5回まで利用することができます。

公式:ふくしま12市町村移住支援センター(ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金)

いざ、広野町へ転入・定住することになった場合は、世帯で最大200万円、単身で最大120万円の移住支援金を受けられる制度もあります。是非こうした便利な制度を活用してみてください。

公式:福島県(福島県12市町村移住支援金のお知らせ)

広野町への移住に関するお問い合わせ

記事ではお伝えしきれない広野町の魅力はまだまだあります。広野町への移住について気になることや相談したいことがあれば、お気軽に以下の相談窓口へご連絡ください。

広野暮らし相談窓口りんくひろの

担当課 広野暮らし相談窓口「りんくひろの」
住所 〒979-0402
福島県双葉郡広野町大字下北迫字苗代替35
広野町役場 復興企画課内
電話番号 0240-27-1251
対応時間 8:30〜17:15
公式サイト https://www.town.hirono.fukushima.jp/ijyu/