コンパクトで暮らしやすい愛知県扶桑町へ移住!交通利便性や仕事・住宅・支援を解説

この記事では、地方への移住を考えている人に向けて「愛知県扶桑町(ふそうちょう)」をご紹介します。

扶桑町は、コンパクトなエリアに住宅や商業施設がまとまっていて暮らしやすいと評判で、名古屋まで電車で20分というアクセスの良さも備えた「ちょうどいい田舎」です。

2023年には拠点児童センター「ひまわり」がオープンし、木曽川沿いには自然豊かな公園もあるなど、子育て世帯からも人気を集めており、長年にわたって人口が増加しています。

今回は、扶桑町で移住支援を担う秘書企画課の移住担当さんにインタビューを行い、まちの魅力や暮らしやすさ、仕事・住宅事情など、移住に役立つ情報を伺いました。

本日お話を伺った方
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扶桑町役場 総務部秘書企画課

移住担当さん

扶桑町の暮らしの特徴3選

扶桑町の暮らしの特徴のタイトル画像

扶桑町の暮らしの特徴としては、大きく次の3点が挙げられます。

まずはこうした特徴について、順に詳しく見ていきましょう。

特徴1:名古屋まで電車で20分!レジャーも手軽な交通アクセス

扶桑町が導入したデマンド型交通「チョイソコふそう」
▲扶桑町が新たに導入したデマンド型交通「チョイソコふそう」

扶桑町が選ばれる理由の一つが、立地と交通アクセスの良さです。

木曽川を隔てて岐阜県との県境に位置しており、電車なら名古屋まで20分、中部国際空港へも乗り換えなしで行くことができます。町内には名鉄の駅が3つあります。

また、町の東部には国道41号線(名濃バイパス)が、町の中央部には主要地方道一宮犬山線(中央道)が通っており、車での移動にも便利です。

名神高速道路の小牧ICや、名古屋高速道路の小牧北ICに各15分ほどでアクセス可能です。岐阜県のレジャー施設へも高速道路で約1時間なので、休日の過ごし方が広がります。

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移住担当さん

オンデマンド型の乗合交通も導入しています。現在は実証運行中で、2024年10月から本格運行を予定しています。

特徴2:生活利便性の高さ&木曽川沿いの豊かな自然

扶桑町の木曽川扶桑緑地公園の桜

扶桑町の大きな特徴として挙げられるのが、生活利便性の高さです。

半径2キロメートルの円に収まる小さなまちでありながら、町内には大型ショッピングモールをはじめとした商業施設が多くあるので、町内のどこに住んでも買い物には不自由しないと言います。

また町内でも木曽川に近い場所では、特産の守口大根が生産されており、緑豊かな田園風景が広がっています。

こうしたエリアからも、まちの中心部までは徒歩15分程度、車なら5分ほどの距離であることから、自然にアクセスしやすいまちだと言えるでしょう。

扶桑町の特産品である守口大根
▲木曽川の周辺では、特産の守口大根が生産されている

こうした住みやすさが注目され、大口町や犬山市、名古屋市などで働く人が移住してくるケースも多いようです。

特徴3:児童センターが新規オープン!充実の子育て環境

扶桑町の特産品である守口大根を収穫する小学生

扶桑町では、子育て環境の充実にも力を入れています。

2023年4月には子育て支援の拠点児童センター「ひまわり」がオープンしました。ミニ体育館や図書・工作室、多機能室など、幼児から高校生までの幅広い世代の子どもたちが安心して遊べる場として親しまれています。

毎月、親子で楽しめるイベントも数多く開かれています。詳細については、公式ホームページをご覧ください。

公式:扶桑町(扶桑町児童センター ひまわり

愛知県扶桑町の拠点児童センター「ひまわり」
▲2023年4月にオープンした児童センター「ひまわり」

このほか、コンパクトな区域に町立保育園が7園あり、医療費は高校生まで通院・入院が無償となっているなど、子育てしやすい環境が整っています。

遊び場としては、木曽川扶桑緑地公園が人気です。公園内にはBBQ場や、グラウンド、水遊び場、サイクリングロードがあり、週末には近隣の市町からも親子連れが訪れます。

愛知県扶桑町の木曽川扶桑緑地公園
▲木曽川扶桑緑地公園は、子育て世帯の人気お出かけスポット

扶桑町の暮らしに関する情報

扶桑町の市街地

それでは次に、扶桑町の暮らしに関する情報を見てみましょう。

気候 1月:平均気温4.8℃
8月:平均気温28.2℃
※参考:気象庁(名古屋)
人口 35,017人
(2022年12月末日現在)
病院 診療所:18、歯科:16
学校 小学校:4、中学校:2、高校:2
交通 【鉄道】
名鉄犬山線:柏森駅、扶桑駅、木津用水駅

【デマンド型交通】
チョイソコふそう 
近隣都市 犬山市、江南市、小牧市、大口町、岐阜県各務原市

扶桑町には大型ショッピングモールをはじめ、スーパーやドラッグストア、コンビニも数多くあるので、町内のどこに住んでも買い物には困らないと言います。

また、特産品の守口大根は、直径2~3センチ、長さは長いもので180センチにも及ぶ珍しい品種です。毎年12~2月にかけて収穫されており、農協や事業者が収穫体験会を開催するそうです。

仕事:町内に一定の求人あり。名古屋への通勤多し

守口大根の収穫風景

大手求人サイトで扶桑町の正社員求人を検索したところ、約1,000件の求人情報が見つかりました。また、車で約30分の通勤圏(25キロ圏内)まで広げると、約230,000件の求人情報がありました(2024年2月時点)
※参考:求人情報の一例(扶桑町のみ
※参考:求人情報の一例(扶桑町から25キロ圏内

扶桑町には、特産品の守口大根をはじめとする畑や田んぼが多く、自動車部品などの製造業の事業所も複数あります。

一方で、名古屋へのアクセスが良いことから、実際には名古屋で働く人が多いと言います。また近隣の大口町や小牧市には製造業の会社が豊富で、そこで働くケースもあるようです。

住まい:選べる賃貸物件。新築も人気

児童センター「ひまわり」で遊ぶ親子たち

大手住宅情報サイトで扶桑町の賃貸物件を探したところ、約350件が見つかりました。十分な選択肢があると言えるでしょう(2024年2月時点)
※参考:物件情報の一例

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移住担当さん

子育て世帯など、新築を建てる方も少なくありません。

エリアでは、西側は木曽川や大きな公園のある田園地帯、東側は国道や鉄道の通る市街地となっており、好みに応じて選ばれているようです。

また、扶桑町では空き家バンクを開設しています。建物はないものの、14件の土地が登録されていたので、気になる人はチェックしてみてください(2024年2月時点)

公式:扶桑町(扶桑町空き家バンク

このほか、扶桑町では独自に「長期優良住宅等定住促進補助金」を設けています。子育て世帯が長期優良住宅等を建てた場合には、20万円の交付を受けられる可能性があります。

住宅金融支援機構の「フラット35」との連携により、借入の際の金利引き下げも適用されるので、興味のある方は下記の公式サイトをご確認ください。

扶桑町への移住に関するお問い合わせ

扶桑町役場の外観

扶桑町への移住については、下記の担当課までお問い合わせください。
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移住担当さん

暮らしやすく、都会へのアクセスも良い「ちょうどいい田舎」として、移住者の方に選んでいただいています。

担当課 総務部 秘書企画課
住所 〒480-0102
愛知県丹羽郡扶桑町大字高雄字天道330
電話番号 0587-92-4100
公式サイト https://www.town.fuso.lg.jp/