山梨県笛吹市で暮らす良さとは?移住のための仕事・住居・支援情報|縁結び大学

この記事では地方への移住を検討している方に向けて、山梨県笛吹市(ふえふきし)の魅力や暮らしについてご紹介します。

笛吹市は甲府盆地の東側、山梨県のほぼ中央に位置するまちです。日本一の桃・ぶどうの生産地であり、豊かな自然が魅力だと言えます。また、東京(新宿)まで電車で約90分とアクセスも良いため、東京と行き来しながら暮らすこともできますよ。

子育て世帯向けの支援も充実しており、自然豊かな環境でゆっくり子どもを育てたい方にもおすすめのまちです。

今回は、移住コンシェルジュの雨宮さんと笛吹市役所企画課の小澤さんに話を伺いながら、笛吹市の特徴や役立つ生活情報について解説していきます。

笛吹市移住コンシェルジュの雨宮さんと企画課の小澤さん

笛吹市の特徴を3つご紹介

笛吹市の暮らしの特徴

笛吹市は、大きく温泉街エリア・果樹園エリア・里山エリアの3つに分けることができます。

笛吹市の北側に位置する温泉街エリア(石和町、春日居町)には、JR中央線の駅や飲食店、温泉街などがあります。

果樹園エリア(一宮町、御坂町、八代町、境川町)は、笛吹市の中でも特に果樹栽培が盛んな場所で、「日本一の桃源郷」と呼ばれる笛吹市らしい場所と言えるでしょう。

里山エリア(芦川町)は標高600~1,000mの山間を指しており、昔ながらの日本の暮らしが残っている地域です。

自然が豊かでありながら、都会としての機能も十分にある笛吹市は、以下のような人に向いているまちと言えます。

  • 東京へのアクセスが良い、自然豊かな場所で暮らしたい
  • 地域とのつながりが強いのどかな場所で子育てをしたい
  • 週末は富士山や河口湖を見に行きたい
  • 気軽に温泉を楽しめるところに住みたい

ここからは笛吹市の特徴について、詳しく見ていきましょう。

特徴1:東京(新宿)から電車で約90分!アクセスの良さが魅力

笛吹川
▲笛吹市を流れる「笛吹川」。豊富な水によって笛吹市の自然が育まれている

笛吹市は東京(新宿)から電車で約90分のところにある自然豊かなまちです。富士山や北杜市へも車で約40分ほどで行けるとあり、アクセスの良さが笛吹市の魅力と言えます。

東京との行き来もしやすいため、「田舎暮らしをしたいけど都会にも近いところに住みたい」という方に笛吹市はぴったりです。職場や美容室、習い事などは東京で、住まいだけを笛吹市に移すなんてこともできますよ。

また、市内には大型ショッピングセンターや病院など生活に欠かせない施設も充実しています。マイカーがあれば、暮らしに困ることはないでしょう。

女性スタッフのアイコン
雨宮さん

大型ショッピングセンターや病院などは、どこに住んでもだいたい10分圏内のところにあります。どのエリア(温泉街エリア、果樹園エリア、里山エリア)にもそういった施設はあるので、老後の移住先としても笛吹市はおすすめですよ。
※里山エリアのみ各施設へは20~30分ほどかかる

特徴2:子育て世帯向けの支援が充実

笛吹市では子育て世帯に向けた支援にも力を入れています。

▼出産に関する支援

支援 内容 詳細
健診費用助成 ・妊婦健診費用助成
1回の妊娠につき14回、健康診査費用の一部を助成
・産婦健診費用助成
お母さんの産後1ヶ月健診費用の一部を助成
HP
妊婦健診費用助成
HP
産婦健診費用助成
不妊治療費用の助成 要件を満たした夫婦に治療費の一部を助成 HP
経産婦歯科健診 経産婦に対し妊婦歯科健診を実施 HP
妊娠中、子育て中の健康相談 保健師・栄養士・助産師に個別相談や電話相談が可能 HP
マタニティ通信 すべての妊婦さんに妊婦中期頃、産前産後に必要な資料を送付 HP
出産育児一時金 国民健康保険の加入者に出産児1人につき42万円を支給 HP
産後ケア事業 専門家から育児の指導を受けられる産後ケアセンターの利用を補助 HP
赤ちゃん訪問 保健師または助産師が自宅へ訪問 HP

▼子育てに関する支援

支援 内容 詳細
予防接種費用助成 乳幼児の定期接種は全額補助
※任意接種のおたふくかぜは一部助成
HP
乳幼児健康診断 乳幼児期の発育・発達について無料健診・相談が可能 HP
ふえふき子育て広場 お子さんの成長記録、検診、予防接種情報などがスマホで確認可能(要登録) HP
子どもすこやか医療費助成 18歳到達後最初の3月31日までの間にある子どもの医療費(保険適用内で自己負担分)を助成 HP
地域子育て支援センター 子育て中の親子が集まれる地域子育て支援センターを市内に7ヶ所設置 HP
ファミリー・サポート・センター事業 育児の手助けをしてほしい人と育児を手伝ってあげたい人をつなぐ事業 HP
家庭訪問型子育て支援事業 未就学児が1人でもいる家庭に、研修を受けたボランティアが訪問する「家庭訪問型子育て支援」 HP
子育て短期支援事業 保護者の病気や事故、冠婚葬祭などの理由で家庭において児童を養育することが一時的に困難となった場合、宿泊を伴った一時預かりを実施 HP
病児・病後児保育 病気や怪我のため登園、登校できないお子さんを医療機関内の施設で預かることが可能 HP
保育所一時預かり事業 1日単位で子どもを預けられる保育所を市内に5ヶ所設置 HP
乳児用チャイルドシート無料貸出 1歳未満児の保護者に乳児用チャイルドシートを無料で貸し出し HP
ひとり親家庭医療費助成 ひとり親家庭の親と児童、父母のない児童、父または母が一定の障がい状態にある場合の児童と児童を養育する親の医療費(保険適用内の自己負担分)を、お子さんが18歳到達後最初の年度末まで助成 HP
児童手当 笛吹市内に住民登録を有し、中学校修了前(15歳到達後最初の3月31日まで)の子どもを養育している方などに支給 HP
児童扶養手当 ひとり親、両親のいない家庭で養育をしている方を対象にお子さんが18歳到達後最初の年度末まで、所得に応じた額を支給 HP
学童保育 放課後に保護者が仕事などで家庭にいない小学生児童をお預かりすることが可能。利用料は月額2,000円~3,000円
※市内に10ヶ所設置
HP
児童館・児童センター 市内には6ヶ所の施設を設置 HP
遠距離通学定期券購入費補助制度 市内から県外の大学等に鉄道を利用して通学する方に対し、その通学用定期券購入費用の一部を助成 HP
そのほかのサービス ・きめ細かな保育サービス:保育と教育を一体的に行う認定こども園や土曜日保育、小規模保育などを実施
・要保護・準要保護者への援助:お子さんに義務教育を受けさせることが経済的に困難な保護者の援助を実施
・特別支援教育就学奨励:特別支援学級児童生徒の保護者へ経済的支援を実施
・放課後子ども教室:小学生が安全に多様な放課後活動を行うことができるよう、子ども教室を開設(一部地域)

子育て支援センターでは、育児に関する相談などのサポートを無料で受けることが可能です。ファミリー・サポート・センター事業では、ワンコインで子どもを預かってもらえるということで、移住者からも「あって良かった」との声が寄せられているそうですよ。

また、家庭訪問型子育て支援事業(ホームスタート事業)では、研修を受けたボランティアが買い物や遊びに行く場所に同行してくれます。移住直後は子育てに不安を感じる方も多いと思いますから、こうしたサポートが受けられるのは心強いですね。

笛吹市には公園をはじめ、子どもを遊ばせられる施設も多いそうなので、自然豊かな環境でのびのびと子育てをしたい方にも笛吹市はおすすめです。

笛吹市の八代ふるさと公園
▲南アルプスの山々が一望できる「八代ふるさと公園」

笛吹市にある笛吹みんなの広場
▲イベントスペースや芝生広場がある「笛吹みんなの広場」

特徴3:健康につながる環境が整っている

笛吹市は年間約2万3,000トンの桃がとれる、日本一の桃源郷(※)です。春には桃の花が咲き乱れ、幻想的な雰囲気に包まれます。

※参考:笛吹市役所「笛吹市のプロフィール」

笛吹市で獲れる桃
▲山梨県では約200年前から桃の栽培が始まっていたそう

笛吹市の桃畑
▲4月上旬には笛吹川対岸の扇状地一帯が桃の花で染まる

また、ぶどうの生産量・出品量が日本一であることでも有名です。市内にはワイナリーもたくさんあり、各ワイナリーを巡ることができる「やまなしワインタクシー」も運行されていますよ。ワイン好きにはたまらないサービスですね。

笛吹市で栽培しているぶどう
▲シャインマスカットは8月下旬〜9月下旬頃が食べ頃

笛吹市でぶどう狩りを楽しむ女性
▲ぶどう狩りが楽しめるのも笛吹市の魅力

笛吹市移住コンシェルジュの小澤さん
小澤さん

笛吹市はとにかく果物が豊富なまちです!果物をお店で買ったことはほとんどなく、ほぼご近所さんからいただいています。都市と自然のバランスがよく組み合わさっているのが笛吹市の魅力ですね。

笛吹市は温泉郷としても知られており、市内には公共温泉施設が5つと足湯が3つあります。市民価格で利用できる市営温泉が5つあり、市民なら400円で利用することができるそうです。銭湯感覚で気軽に温泉を楽しめるのは嬉しいですね。

石和温泉の露天風呂
▲「石和温泉郷」は全国屈指の温泉郷。1961年、石和のぶどう園から湯が湧いたことに始まる

足湯を楽しむ女性
▲JR石和温泉駅の目の前にある「石和温泉駅前公園あしゆ」でリフレッシュ

また、全国的にも珍しい「温泉スタンド」があります。温泉スタンドは、温泉を汲んで自宅に持ち帰ることができるサービスです。100リットル100円、200円で満タンにできますよ。自宅で温泉を満喫できるなんて、なんとも贅沢ですね。

笛吹市には、定期的に飲んで食べてコミュニケーションを図る「無尽(むじん)」という文化があります。

人間関係が希薄になりがちな現代において、「人との繋がり」を感じられる機会があるのは魅力的ですよね。基本的には決まったメンバーによって開催されるため、移住後なら笛吹市に住む知人や趣味を通して知り合った仲間たちと一緒に参加する流れになるでしょう。

笛吹市ではこうした無尽という文化や温泉、美味しい果物が育つ豊かな土地といった、健康的な暮らしに繋がる環境が整っています。

実際、健康寿命に関して山梨県は全国でもトップクラス(※)だそうです。

※参考:山梨県「山梨県は健康寿命男女ともに全国トップクラスです!!」

人生100年時代と言われる昨今、健康体で充実した人生を歩んでいきたいものですよね。笛吹市に移住すれば、自然と健康を意識した生活になっていくことでしょう。

笛吹市の暮らしに関する情報

春の石和温泉さくら通り
▲桜の名所として知られる「石和温泉さくら通り」

ここからは、笛吹市での暮らしに関する情報を見ていきましょう。

気候 ・1月:平均気温3.1℃
・8月:平均気温27.1℃
※参考:気象庁ホームページ ※甲府地点参照
人口 人口:67,647人(男性:32,916人、女性:34,731人)
世帯数:30,234
(令和4年12月末時点)
病院 総合病院:8院
医院・診療所及び歯科医院:111院(うち小児科19院)
学校 小学校:14校
中学校:5校
県立高校:1校
保育所・保育園:27ヶ所(うち一時預かり:5ヶ所)
文化・芸術 桃源郷春まつり(3月下旬~4月下旬)
笈型焼き(4月第1日曜日)
山梨岡神社春期例大祭(4月4日・5日):太々神楽
桃の里マラソン大会(4月上旬)
甲斐國一宮浅間神社のおみゆきさん(4月15日)
笛吹川石和鵜飼・石和温泉鵜飼花火(海の日~8月19日)
大文字焼き(8月16日)
石和温泉花火大会(8月19日~21日)
川中島合戦戦国絵巻(10月末):川中島の戦いでの武田信玄と上杉謙信の一騎討ちを再現
クリスマス花火㏌笛吹(12月24日、25日):花火大会
食べ物 ■名産品
黒駒の勝蔵(地酒:御坂町夏目原)、ワイン、桔梗信玄餅(製菓・土産菓子)、ほうとう(ラーほー)など
■主な農作物
桃、ぶどう、柿、すもも、とうもろこし、バラ、キクなど
交通 ■鉄道
・東日本旅客鉄道(JR東日本)
中心となる駅:石和温泉駅
■バス
・山梨交通
・富士急バス
・栄和交通
・笛吹市営バス
■道路
・高速道路
中央自動車道
大都市へのアクセス ■電車利用の場合
・新宿駅→(JR中央線特急1時間30分)→石和温泉駅→(JR中央線3分)→春日居町駅
・名古屋駅→(JR中央線特急2時間)→塩尻駅→(JR中央線特急1時間)→石和温泉駅→(JR中央線3分)→春日居町駅
・新大阪駅→(JR東海道・山陽新幹線2時間)→静岡駅(JR身延線特急2時間10分)→甲府駅→(JR中央線5分)→石和温泉駅→(JR中央線3分)→春日居町駅
■高速バス利用の場合
・新宿→(甲府南経由)→釈迦堂、甲斐一宮、御坂、八代、境川
・新宿→(石和経由)→一宮、石和
・新宿から石和まで、中央自動車道を経由して1時間50分
■中央自動車道利用の場合
・新宿→(中央自動車道1時間20分)→一宮御坂I.Cまたは笛吹八代スマートI.C
・名古屋小牧JCT→(中央自動車道3時間)→笛吹八代スマートI.Cまたは一宮御坂I.C
・大阪→(名神高速道路・中央自動車道5時間)→笛吹八代スマートI.Cまたは一宮御坂I.C
遊べるところ・観光地 山梨県笛吹川フルーツ公園、笛吹みんなの広場、山梨県森林公園金川の森、八代ふるさと公園、カムイみさかスキー場、山梨県立博物館、釈迦堂遺跡博物館、八田書院、FUJIYAMAツインテラスなど
近隣都市 甲府市
山梨市
甲州市
大月市
南都留郡:富士河口湖町

笛吹市は盆地にあり、夏は暑く冬は寒い傾向があります。ただし、雪が降るのは年に数回ほどのようなので、除雪の必要はありません。里山エリアは冬の寒さがより厳しいこともあり、移住するなら果樹園エリアがおすすめです。

市内には、スーパーマーケット8店、大手ドラッグストア12店、コンビニエンスストア43店、飲食店381店があり、日用品の買い出しや外食に関して不便さを感じることはないでしょう。

家族で遊べるところも色々とあり、なかでも「FUJIYAMAツインテラス」は河口湖や山中湖、富士山が見渡せる絶景スポットとあって大変人気だそうです。週末に家族でドライブがてら訪れてみるのも良いですね。

FUJIYAMAツインテラスから見える富士山
▲新道峠にある「FUJIYAMAツインテラス」から見える富士山の絶景

公式URL:ふえふき観光ナビ「FUJIYAMAツインテラス」

笛吹市では「桃源郷春まつり」や「石和温泉花火大会」、武田軍・上杉軍に分かれて戦国時代の合戦を再現する「川中島合戦戦国絵巻」など、季節ごとのイベントが充実しています。

魅力的なイベントがたくさんあるので、家族での思い出作りにもぴったりですよ。

笛吹市の花火大会
▲8月に「石和温泉花火大会」、12月に「クリスマス花火㏌笛吹」を開催

川中島合戦戦国絵巻の様子
▲「川中島合戦戦国絵巻」は秋の一大イベント。県外からの参加者も多い

笛吹川石和鵜飼の様子
▲笛吹市では鵜飼も有名。鵜飼と絡めて「石和温泉鵜飼花火」も開催

また、笛吹市の各地域に自治会(「行政区」や「組」と呼ばれる)があり、ごみ収集所の管理や災害時の「共助(※)」などを行っています。
※地域住民同士で助け合うこと

いざという時に助け合える場所があるのは心強いですよね。移住後は自治会に参加して、地域コミュニティとの関係を深めていくことをおすすめします。

【仕事】近隣の市にも通勤しやすい!新規就農者に対する支援も

大手求人情報サイトで笛吹市の正社員求人を調べたところ、約2,000件ヒットしました。

※求人情報の一例

都会ほど幅広い職種はないそうですが、求人自体はたくさんあるようです。笛吹市は観光都市でもあるため、観光関連(ホテル等)の求人が比較的多いほか、飲食業や工場勤務、介護、看護などの求人もあります。

仕事探しに関しては、ハローワークを利用すると良いでしょう。

公式URL:山梨労働局「ハローワーク塩山」

市外に働きに行く場合は甲府市が多いようですが、韮崎市へも車で30分~1時間ほどなので通勤は可能です。笛吹市は山梨県の中央に位置しているので、基本的にはどの市にも行きやすいでしょう

移住後の仕事としては、現在の仕事のままリモートで働くのも選択肢のひとつです。笛吹市の場合、芦川町がある山間部(※)以外は光通信が利用できるため、リモートワークへの移行もスムーズだと思いますよ。
※山間部でもケーブルテレビを利用したインターネット通信が可能

移住者への支援としては以下の制度もあります。該当する場合はぜひ利用してみてください。

支援 内容 詳細
移住支援金制度 ・移住直前に5年以上東京23区内に在住していた方、または、5年以上東京圏に在住かつ東京23区内に通勤していた方
・県が開設するマッチングサイト(山梨県移住支援・就業マッチングサイト)に掲載する対象企業に新規就業した方、または県のやまなし地域課題解決企業支援金の採択を受けた方、または移住元の仕事をテレワークで継続する方、または県のプロフェッショナル人材制度等を活用し就職した方が対象
・単身60万円
・世帯100万円(18歳未満の子1人につき30万円加算)
HP

また、笛吹市では農業も盛んです。農業に関心がある場合は、まず山梨県就農支援センターもしくは笛吹市農業塾に相談することをおすすめします。その後は山梨県立農業大学校(北杜市)で学んだり実際に就農したりして経験を積んでいくのが良いでしょう。

笛吹市のぶどう畑の紅葉
▲秋にはぶどう畑の紅葉が見られる

公式URL:公益財団法人 山梨県農業振興公社・山梨県就農支援センター

公式URL:笛吹市農業塾

新規就農者に関する制度もあるため、こちらもぜひチェックしてみてください。

支援 内容 詳細
新規就農者支援事業 ・Iターンによる就農者に対し、1世帯あたり年額100万円以内を交付
・Uターン、新規学卒および転職による就農者に対し、1世帯あたり年額50万円以内を交付
HP
新規就農農業後継者支援事業 ・市内に就農しようとする農業後継者に対して、新規就農の営農を支援
・1世帯あたり毎月3万円(助成金の交付は年4回)
HP

【住まい】子育て世代住宅取得補助金制度も用意

大手住まい情報サイトで笛吹市の賃貸物件を調べたところ、約160件がヒットしました。

※賃貸物件の一例

笛吹市の不動産を探す場合は、ハトマークサイト山梨を利用するのもおすすめです。2023年1月現在、以下の物件が掲載されています。

物件種別 賃貸物件 購入物件
マンション 3件 8件
アパート 11件
一戸建て 1件 38件
笛吹市移住コンシェルジュの雨宮さん
雨宮さん

単身賃貸なら比較的見つけやすいと思います。家賃5万円以内でも十分良いところに住むことができますよ。

公式URL:ハトマークサイト山梨

家族での移住を考えている場合なら、戸建てを希望する方もいらっしゃるでしょう。その場合は、「笛吹市空き家バンク」を利用するのもおすすめです。

笛吹市のHPに情報が掲載されているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

公式URL:笛吹市役所「笛吹市空き家バンク」

また、笛吹市は子育て世帯向けの住宅補助金制度も設けています。

支援 内容 詳細
子育て世代住宅取得補助金 ・新築・建売・中古の住宅(居住用部分の面積が50平方メートル以上)が対象
・中学生以下の子ども(胎児を含む)がいる世帯が対象
※要件についてはHPをご確認ください
・新築住宅:30万円
・中古住宅:25万円
HP

新築・中古問わずに利用できる制度です。該当する場合はぜひ活用してみてくださいね。

笛吹市に移住した人の感想

笛吹市の移住者の声

笛吹市に移住した方からはどんな感想が寄せられているでしょうか。ここでは移住した方の感想をご紹介します。

笛吹市へ住んで良かったこと

笛吹市で見られるほたる
▲笛吹市ではゲンジボタルやヘイケボタルが見られる

  • 富士山が見えて、自然豊かで温泉もあってゆったりできる
  • 一年中美味しい果物がある
  • 桃の花などを家から見ることができるのが本当に良い
  • 人混みがない。並ばずに入れる
  • おしゃれなお店もある
  • 近所でホタルが見える。6月頃は毎年楽しみ!
  • 桃と菜の花、一面ピンクと黄色の景色が圧巻。本当に素敵

笛吹市に移り住んだ方からは、自然豊かなところやゆったりと生活できるところが好評なようです。

「ほどよく田舎でほどよく都会」という笛吹市の特徴が表れていますね。都会の喧騒を離れて、のんびりと暮らしていきたい方にも笛吹市はおすすめできると言えそうです。

笛吹市に住む際のデメリット

一方で、住んでいて「これは困った」というところもあるようです。

  • 車がないと不便
  • バスは1時間に1本

バスが1時間に1本となると、確かに暮らしにくさを感じることもあるでしょう。笛吹市に移住する際は車を持つことを考えた方が良さそうですね。自家用車があれば、近隣の観光スポットにも足を運びやすくなりますから、より生活が充実したものになるでしょう。

笛吹市のHPでは先輩移住者のインタビューを掲載しています。リアルな笛吹市での暮らしについて知ることができるので、移住を検討している場合はこちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

公式URL:笛吹市役所「移住者インタビュー」

笛吹市への移住に向けた具体的な行動

桃の花で染まる笛吹市
▲約30万本の桃の花が咲き乱れる風景が見られるのは笛吹市だけ

ここでは、笛吹市へ移住を検討する際に役に立つ情報をご紹介します。

移住前に利用しよう!「お試し移住」

移住に関する情報が集まってきたら、実際に現地に足を運んでみましょう。後悔しない移住のためには、どんな雰囲気のまちなのか、移住したらどんな生活になるのか事前にしっかりリサーチすることが大切です。

笛吹市では、一泊2,400円から利用できる「お試し移住」というサービスを用意しています。

お試し住宅では、芦川町鶯宿(おうしゅく)にある「笛吹市芦川やすらぎの里」を利用することが可能です。笛吹市芦川やすらぎの里は散策やトレッキング、釣りなどの拠点として利用する方もいるほど、自然豊かな場所に位置しています。

11月~3月の間に利用する場合は、笛吹市役所企画課まで問い合わせるようにしましょう。

公式URL:笛吹市芦川やすらぎの里

笛吹市への移住に関するお問い合わせ

担当課 笛吹市役所 企画課 企画調整担当
住所 〒406-8510
山梨県笛吹市石和町市部777
電話番号 055-261-2032
FAX 055-262-4115
対応時間 平日8:30~17:15
公式サイト https://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/ijuteiju/index.html