和歌山県有田市への移住はどう?魅力的な制度・仕事・住まい情報

この記事では、地方移住を検討している方に向けて「和歌山県有田市(ありだし)」をご紹介します。

和歌山県中部に位置する有田市は、結婚から育児、子どもの自立までを徹底サポートする制度「Marry You(マリー・ユー)」があるまちで、新婚・子育て世帯に特におすすめの移住先です。

また、みかんの名産地であり、新規就農を希望する方への支援が手厚いことも魅力。漁港を5つも有しているので新鮮な海の幸が日常的に手に入り、魚介類が好きな方にはたまらない環境でもあります。

ここでは、そんな有田市について、暮らしの特徴や仕事・住まいの支援など移住に欠かせない情報をたっぷりとお届けします。

有田市のご担当者・木村様

有田市の魅力ある特徴3つ

有田市の暮らしの特徴

地方移住を検討している方の中でも、特に次のような方には有田市がおすすめです。

  • 子育ての支援が手厚いまちに住みたい
  • 移住後は農業をしたいと思っている・新規就農を目指して研修や指導を受けたい
  • 海の幸が好物。新鮮な魚介類を毎日でも食べたい

なぜこのような方に有田市が向いているのか、その理由をふまえつつ、有田市の特徴を3つ解説します。

特徴1:未来応援パッケージ「Marry You」で、結婚から育児まで徹底サポート

ピクニックをしているパパママと赤ちゃん

有田市の大きな特徴であり、魅力でもある制度が「Marry You(マリー・ユー)」です。

「Marry You」は、結婚から妊娠・出産、子育て、そして子どもの自立までの各ステージをサポートする制度。「子どもを育むすばらしさを、有田市全体でどう応援していくか」と考え抜いて生まれた制度なんだそうです。

具体的には、下記のような支援が用意されています。

結婚新生活支援補助金 結婚に伴う新生活にかかる、次の経費を補助(上限30万円)
・住宅取得または住宅賃借にかかる経費
・引っ越しにかかる経費
結婚祝贈呈事業 新婚夫婦の親族やお世話になった方へ結婚記念品を贈呈
(1万円分までの記念品を、カタログから選定)
出産祝金 子どもが誕生した際に、以下のお祝い金を支給
第1子:10万円
第2子:30万円
第3子以降:50万円
スマイルチケット 妊娠中・産後に、提携するサービスの料金支払いに利用できる、下記の額のチケットを交付
妊娠中:20,000円分(500円券×40枚)
産後:30,000円分(500円券×60枚)
小・中学校入学等祝い補助金支給事業 小学校・中学校への入学時に、子ども1人あたり10万円を支給
奨学金返還支援助成事業 有田市内で、奨学金を返還しながら働く30歳未満の方に対し、下記の額を助成
・助成対象期間における奨学金の返還額の2分の1(上限12万円)
※3年継続して市内事業所で就業、または市内で起業して3年継続した場合は全額(上限20万円)

「Marry You」について詳しくはこちら

引っ越しや出産時、進学時といった、物入りになるタイミングでの支援金はありがたいですよね。

また、経済的支援にプラスアルファの“あたたかさ”を感じるのが、「結婚の際にお世話になった方への記念品贈呈」や、妊娠中や産後にサービスを利用できる「スマイルチケット」。人生の節目である結婚式や、体力的・精神的に負担の大きい産前産後に寄り添ってくれるような地域のサポートには、気持ちがほっこりとしそうです。

このように、「Marry You」は結婚から子どもが自立するまでの長い期間、継続的な支援をしてくれる制度です。こんな制度があるまちなら、のびのびと、自分らしい子育てが楽しめる気がしませんか?

特徴2:みかん農家としての新規就農支援が充実

有田市の町並みとみかん畑

和歌山県は、言わずと知れたみかんの名産地です。その中でも有田市は一大生産エリア。有田みかんは400年来の歴史をもち、全国の市場関係者や消費者から高い評価を得ています。

参照:ありだの観光情報

そんな有田市では、新規就農でみかん栽培を希望する人のために、充実した支援プログラムが用意されています。

農業を始めるためには、農地の確保から技術習得、販売先の開拓など数多くの課題がありますが、有田市の支援プログラム「AGRI-LINK IN ARIDA」では、農地・研修先・出荷先を確保してくれます。安定した環境で農業に専念し、2年後には独立就農ができる段取りとなっていますよ。

「AGRI-LINK IN ARIDA」について詳しくはこちら

実際のところ「農業、特にみかんづくりがしたい」という理由で有田市への移住を決められた方も多いそうです。しっかりとした支援があるので、農業がまったく初めてという方にとってチャレンジがしやすいですね。

初夏にはみかんの花の爽やかな香りが漂い、夏を過ぎればオレンジ色に染まる山々。農業に興味がある方は、美しい風景の中で、人気ブランド「有田みかん」をつくる喜びを味わってみてはいかがでしょうか。

特徴3:漁港内に産直市場!新鮮でおいしい海の幸が手に入る

漁協運営の産直市場「浜のうたせ」

広大なみかん畑(=山)を有する有田市は、一方で、海(紀伊水道)に面した漁業のまちでもあります。

市内には和歌山県最大級の箕島漁港など漁港が5つもあり、漁獲量日本一の太刀魚(たちうお)をはじめ、しらす、イカ、サバなどさまざまな海産物が水揚げされます。

そして、豊富な海産物や、地域の特産品を販売する産直施設として、2020年に箕島漁港内にオープンしたのが「新鮮市場 浜のうたせ」です。

「新鮮市場 浜のうたせ」の店内
▲「浜のうたせ」は、直売・飲食一体のプレミアムな産直施設。毎日多くの人でにぎわっている

「浜のうたせ」の公式サイトには「本日の出漁情報」があり、水揚げした魚が漁師さんから持ち込まれる時間などが案内されます。その日に獲れたというだけでも十分新鮮なのに、時刻まで確認でき、まさに“海から直送”の海産物が手に入るという贅沢が叶ってしまうんです

箕島漁港に水揚げされる魚種は実に200種類以上。店頭に並ぶラインナップもその時々の漁の成果によって変わるので、毎日でも通いたくなりそうですね。海産物が好きな方にはたまらない環境です。

また食堂コーナーも設けられていて、海鮮丼など鮮度抜群の絶品漁港グルメがそろいます。都心から遊びに来た家族や友人を連れていったら、そのおいしさに驚かれるかもしれませんね。

「新鮮市場 浜のうたせ」公式サイト

有田市の暮らしに関する情報

ここでは、有田市への移住を検討する場合に欠かせない、暮らしに関する情報をお届けします。

気候 最高平均気温(8月):32.6℃
最低平均気温(1月):2.9℃
※直近の観測地点である和歌山市を参照
人口

人口:26,283人
世帯:11,718世帯
(令和4年11月時点)

近隣都市 海南市、有田郡有田川町、湯浅町
市内交通 鉄道:JR紀勢本線(きのくに線)紀伊宮原駅、箕島駅、初島駅
バス:有田市デマンドバス
道路:国道42号、国道480号
航路:和歌山下津港
大都市へのアクセス ○和歌山市へ:車で30分
○大阪へ:電車で1時間(特急利用)
病院 総合病院2、一般診療所24
学校 高校1、中学校3、小学校7、保育園6、幼稚園2
食べ物 有田みかん、太刀魚、しらす、鮎、なれずし
観光スポット 地ノ島海水浴場、有田みかん海道、熊野古道紀伊路および九十九王子の旧蹟

有田市にはJRの駅が3つあります。中心となる「箕島駅」からは、県庁所在地がある「和歌山駅」まで30分、大阪の「天王寺駅」まで特急を利用すれば約60分で行くことができます。たとえば、テレワークが中心で時々大阪方面に出社するという方にも無理のない距離感ですね。

阪和自動車道を利用すれば、関西国際空港へも1時間程度で到着します。空港へのアクセスがいいので、国内の遠方や海外旅行へも出かけやすく、長期休暇の楽しみの幅が広がりそうです。

また市内は、まちの端から端まで車で約20分で移動できるコンパクトシティです。車さえあれば、ショッピングセンターやホームセンター、総合病院、河川敷の運動公園なども“すぐそこ”。基本的には不便なく日常生活を送れます。

【仕事】食品加工業などの求人が多い。起業支援も要チェック

2022年11月現在、大手求人サイトで有田市の正社員求人を検索すると約1,000件、ハローワークでは約300件の求人がヒットしました(※縁結び大学調べ)。

有田市は農業や食品加工業(ジャムやジュースなど)が盛んなほか、蚊取り線香や消臭剤の製造関連の仕事もあります。実は、有田市は蚊取り線香の発祥の地なんです。

市外で働く場合は、車で30分程度の和歌山市などへ出られる方が多いそうです。

仕事に関しては、下記のような支援が設けられています。移住をして、カフェなどお店を始める予定の方もいらっしゃるでしょう。「創業支援補助金」などはそういった方への応援となる制度なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

制度名 対象者 内容
有田市移住支援金 東京圏から転入し、有田市で就業・起業などを行う方
ほか条件あり
下記の額を交付
単身:60万円
2人以上の世帯:100万円(18歳未満の子ども1人につき30万円加算)
創業支援補助金 市内で創業する方
ほか条件あり
創業に必要となる経費の、4分の3以内を補助(上限50万円)
魅力発信動画等製作補助金 中小企業者または個人事業主 動画等を用いて自社をPRするための費用について、2分の1以内を補助(上限30万円)
漁業後継者支援事業 漁業後継者および漁業新規就業者 漁業経営に必要な資格を取得するための経費の、2分の1以内を補助(上限20万円)

仕事に関する支援について詳しくはこちら

【住まい】賃貸・空き家バンクとも物件数は豊富

2022年11月現在、住宅情報サイトで有田市の賃貸物件を探したところ、約150件がヒットしました(※縁結び大学調べ)。家賃相場は大まかに次の通りです。

1R~2DK 4~6万円
2LDK~3LDK 6~9万円
4LDK~ 10万円~

豊富な物件数に加え、間取りも多種多様、戸建ての賃貸なども見つかるので、条件にこだわりたい方も希望に合った住まいが見つかりそうです

また、空き家バンクでも10件ほどの物件が見つかりました。海の近くで眺めのいい家や、家庭菜園のできる庭付きの家などがあり、移住後の楽しみがふくらみますね。

空き家バンク物件一覧はこちら

空き家バンクの物件に住む場合には、下記の支援も利用できます。

制度名 対象者 内容
空き家活用事業費補助金 「有田市空き家・空き地バンク」に登録された空き家の購入および改修、または空き地への新築をする方 下記の額を補助
○空き家購入:補助率2分の1(上限50万円)
○空き家改修:補助率3分の2(上限80万円)
など
※世帯主が40歳未満または中学生までの子どもを扶養している場合には上限額が変更になります
詳しくはこちら
空き家家財道具等処分支援事業費補助金 「有田市空き家・空き地バンク」に登録された空き家を購入(賃借)契約した方
※空き家所有者がこの補助金を利用していない場合に限る
家財道具等処分にかかる費用を補助(上限10万円)
詳しくはこちら
空き家・空き地バンク仲介手数料補助金 「有田市空き家・空き地バンク」に登録された空き家・空き地について売買契約または賃貸借契約を締結した方 宅地建物取引業者に支払った仲介手数料の2分の1(上限5万円)まで補助
詳しくはこちら

有田市へ移住した人の体験談・感想

有田市へ移住した人の体験談・感想

ここでは、実際に有田市へ移住した人の体験談や感想をご紹介します。

  • 「Marry You」はサポートが幅広く魅力的な制度。この制度を知ったことも、有田市への移住を決めた理由のひとつ
  • 自然がいっぱいで、少し足をのばせば海もある。子育てにはとてもいい環境
  • 周りには、親切な人・フレンドリーな人が多い。方言がうつるくらい、楽しくたくさん話をしている
  • 生鮮食品が豊富で新鮮で安い。毎日の食事が楽しみになった
  • 生活には車が必須。おかげで運転技術は向上した

「Marry You」は、これから結婚・子育てを考えているカップルの方にとって、その先の長い期間を伴走してくれる頼もしい制度です。「スマイルチケットで産後のリラクゼーションが楽しめた」「入学祝い金のおかげで、制服や学用品などの購入の負担が減った」などの声が多く見つかりました。

「お魚のおいしさに驚いた」という感想も多数。毎日の食事が楽しくなったら、日々の幸福感そのものもかなりアップするのではないでしょうか。

有田市への移住に向けた具体的な行動と制度

ここでは、有田市への移住に向けて具体的に起こせる行動と、そのために利用できる制度をご案内します。

現地の訪問には補助金が利用できる

移住を検討するのなら、やはり現地を訪れて実際に歩いてみたり、地元の人と交流してみたりするのがおすすめです。

有田市では「移住希望者現地訪問支援補助金」という制度を設け、移住を目的とした訪問をサポートしています。現地では、移住担当の職員さんが同伴してくれるので心強いですね。

補助金の利用には「訪問前に、有田市が出展する移住イベントや関係機関等で移住相談を行っていること」が必要となるので、詳細ページを確認のうえ、まずは電話やメールなどで気軽にお問い合わせをしてみてください。

対象となる活動 移住担当職員が同伴し、1から4のいずれかの要件を満たす活動
1.先輩移住者と意見交換
2.地域の方との意見交換
3.仕事関係の相談
4.空き家の内見や所有者と相談
補助対象経費 居住地から有田市までの合理的な片道交通費で、以下に該当するもの(1世帯あたり2人までとし、上限2万円)
・公共交通機関利用料(電車、バス、飛行機、フェリー等)
・高速道路利用料(自宅最寄りICから海南IC又は有田ICまでの区間)

移住希望者現地訪問支援補助金について詳しくはこちら

お試し居住で「海のそばの暮らし」を体験

海沿いにある矢櫃地区の風景
▲矢櫃地区は、海に面した坂のまち

市の南西部、海に面した「矢櫃(やびつ)地区」にある「有田市移住交流拠点施設 くらしちゃる矢櫃」では、お試し移住が体験できます。

移住を検討している方の中には「海のそばで暮らしたい」とお考えの方も多いことでしょう。実際に、矢櫃地区には移住者の方が多く住んでいて、引っ越しの際にも新居の候補地になりそうなエリアです。

「有田市移住交流拠点施設 くらしちゃる矢櫃」の外観
▲「くらしちゃる矢櫃」は、空き家を改修してつくられたおしゃれな施設

お試し居住では海のそばの暮らしを体感することができ、また地域の方と一緒に楽しめる釣りやハイキングなどの「くらし体験」メニューも用意されています。

現地に知り合いができるかもしれない貴重な機会でもあるので、積極的な参加をおすすめします。

施設住所 和歌山県有田市宮崎町1711-2
利用期間 5日間まで
利用料金 ・くらし体験料として3,000円/日
・2日間以上利用される場合は、1人あたり2,000円/日(小学校就学児は1人あたり1,000円/日)
・シーツ類レンタル代 1人1セット300円

お試し居住について詳しくはこちら

有田市への移住に関するお問い合わせ

担当課 経営企画課 まちづくり係
住所 〒649-0392
和歌山県有田市箕島50
電話番号 0737-22-3731
対応時間 8:30~17:15
公式サイト https://wakayama-aridaiju.jp/

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