千葉県我孫子市への移住のすすめ!自然豊かな環境と充実の子育て支援
今回の記事では、地方への移住を考えている方に向けて、千葉県我孫子市での暮らしに役立つ情報をご紹介していきます。
我孫子市は、千葉県の北西部に位置し、江戸時代から水戸街道の宿場町として栄えてきました。豊かな自然景観を持つ手賀沼の周りには多くの文化人が居を構え、文化都市としての魅力も備えています。
東京都心部へ電車で約40分でアクセスできるという利便性もあり、都会から移住する人も多い街です。
この記事では、我孫子市の暮らしの特徴や、子育て・住まいに関する支援制度などの具体的な情報をお伝えします。
我孫子市移住の3つの魅力:便利な立地・豊かな自然・文化的環境
我孫子市への移住は、以下のような方におすすめです。
- 都内へ通勤したい方
- 子どもがのびのびと遊べる環境で暮らしたい方
- 水辺のある環境でリゾート感を味わいたい方
- 手頃な価格でマイホームを持ちたい方
それでは、我孫子市の具体的な特徴について、詳しく見ていきましょう。
特徴1:都心へのアクセス抜群!始発駅から座って通勤可能
▲我孫子市の西側をとらえた航空写真。手前に広がるのは手賀沼。
我孫子市で暮らす大きなメリットは、何と言っても「都心まで電車1本でアクセスできる利便性」です。例えば朝8時台のダイヤでは、我孫子駅からJR常磐線で上野駅まで35分、そのまま直結するJR上野東京ライン利用で東京駅まで41分で到着します。(※2024年11月現在「YAHOO!乗換案内」より)
JR常磐線とメトロ千代田線を利用すれば、乗り換え不要で大手町駅まで53分、霞ケ関駅まで59分で到着できます。さらに、我孫子発の電車では座席に座れる可能性が高いため、快適に通勤できます。
JR常磐線や千代田線沿線に職場がある方にとっては、電車1本で座って通勤できる環境は体の負担も少なく、仕事の効率にも良い影響を与える大きなメリットと言えるでしょう。
加えて、JR成田線を利用すれば成田空港へのアクセスも便利です。我孫子駅から成田空港までは1回乗り換えで1時間程度で到着するため、出張や旅行の際にも時間を有効に使えます。
特徴2:市のシンボル「手賀沼」が身近に!豊かな自然環境
▲手賀沼公園の目の前に広がる手賀沼の風景。
我孫子市の南側には、地図を見てもすぐわかるほどの大きな「手賀沼」という沼があります。周囲約40キロの広さを持つ水深の浅い沼地は、湖のような景観が広がっています。多様な水生生物が生息し、野鳥も姿を見せる豊かな水辺となっています。
この手賀沼の周りにはいくつもの公園や遊歩道、サイクリングロードが整備され、春には桜の木で彩られる遊歩道が市民に人気のお花見スポットとなります。
▲手賀沼遊歩道の桜の景色。春には沼と桜の風景に癒やされる。
▲春には桜がライトアップされる遊歩道。
我孫子市の桜は3〜4月が見頃ですが、手賀沼遊歩道の桜は、水辺に近いため気温が少し低く、長めに観賞ができます。水辺の心地よい雰囲気を感じられると思いますよ。
特に市民の憩いの場として人気なのが、手賀沼が目前に広がる「手賀沼公園」です。園内にはテニスコートや芝生広場、子どもが遊べる大きな砂場や遊具があり、ミニ鉄道に乗って楽しむ親子の姿もたくさん見られます。
2022年には、園内にコーヒーや軽食・スイーツでくつろげるスペースもオープンし、さらに魅力的な公園となりました。
▲手賀沼公園内のオープンカフェ。メニューには自家焙煎珈琲やかき氷、焼き芋も。
参考:オープンカフェ「TEGA POND cafe stand」
参考:手賀沼公園
手賀沼を楽しむ:水上アクティビティからイベントまで
手賀沼では、スワンボートや遊覧船、カヌーなどの水上アクティビティを楽しむこともできます。家族や友人と一緒に、豊かな自然を満喫しながら水上での時間を過ごせます。
▲広い手賀沼ではカヌーも気軽に楽しめる。
さらに、夏の花火大会、手賀沼トライアスロン、ジャパン・バード・フェスティバルなど、手賀沼を中心に行われるイベントも盛んです。これらのイベントは地域の活力を高め、市民の交流の場となっており、手賀沼が我孫子市のシンボルとなっています。
▲手賀沼花火大会の様子(柏市と共同開催)
手賀沼は我孫子駅から徒歩15~20分の距離にあり、遊歩道を一周すると5時間以上かかります。広大な範囲にわたって水辺のゆったりとした景色を楽しめる環境が整っています。
水辺の風景を眺めると心が落ち着き、ゆとりが生まれます。この手賀沼の景色を見ながら生活したいという理由で、我孫子市への移住を決めた方も多いようです。
休日には爽やかな景色の中を自転車で走ったり、手賀沼でカヌーをしたりしてリフレッシュできる生活は、都心での暮らしと比べると非常に魅力的です。
水辺に癒しを求める人にとって、手賀沼のある環境は移住を決断する大きな要因になるかもしれません。
参考:手賀沼公園
特徴3:文化と歴史が息づく街並み:落ち着いた暮らしを実現
我孫子市は、文豪・志賀直哉(「城の崎にて」「和解」)や武者小路実篤(「或る男」)が小説を執筆した地としても知られています。手賀沼公園の周辺には、「白樺文学館」「杉村楚人冠(すぎむらそじんかん)記念館」など多くの文化施設があり、こうした文化的な風土を持ち合わせているのも、我孫子市の特徴の一つです。
白樺文学館は、志賀直哉や武者小路実篤らが活躍した大正時代の文芸雑誌「白樺」にちなんで名づけられ、文豪たちの直筆原稿や絵画、工芸品などが展示されています。
▲白樺文学館の外観。我孫子駅から徒歩15分、手賀沼公園からは数分の距離に位置する。
▲白樺文学館の大展示室の様子。テーマ展「白樺派と我孫子」「民藝運動と我孫子」などを公開。
参考:白樺文学館
杉村楚人冠記念館は、明治から昭和にかけて活躍した国際派ジャーナリスト、杉村楚人冠の旧邸宅を展示公開している施設です。
▲杉村楚人冠記念館の外観。旧邸宅の母屋がそのまま利用されている。
杉村楚人冠は、関東大震災後に我孫子に移り住み、手賀沼の景観保護活動に取り組むなど我孫子の発展に大きく貢献しました。晩年は俳句を通して地元の人々と交流し、親しまれたといいます。
▲杉村楚人冠記念館の内部。暖炉が残るサロンの様子。
参考:杉村楚人冠記念館
記念館では、当時の生活様式や我孫子の歴史、文化を体感することができます。
このほか、「嘉納治五郎別荘跡」「志賀直哉邸跡」など、我孫子で暮らした文化人たちの旧邸宅が多く保存され、文化財として見学できる施設も点在しています。こうした文化の香りがするところに魅力を感じている方も多く、落ち着いた暮らしを求める人々に好まれているようです。
参考:我孫子市の史跡・文化財
また、手賀沼公園から東に徒歩約25分のところには「我孫子市 鳥の博物館」があります。
▲鳥の博物館の外観。日本最大級の鳥のイベント「ジャパン・バード・フェスティバル」の会場になることも。
館内では、手賀沼の自然と生息する鳥たちの生態に迫る展示物が見られます。鳥の起源や進化について総合的に研究、展示している博物館は日本でも他に例がありません。
▲館内では、鳥類の祖先となる始祖鳥の化石レプリカや復元模型なども展示。
手賀沼の四季の様子をジオラマで見ることもでき、町の象徴となる手賀沼一帯の自然環境への理解も深まります。
公式:我孫子市 鳥の博物館
豊かな自然環境に恵まれているだけでなく、町の歴史や環境保全について学べる施設が充実しているのも、我孫子市の大きな魅力と言えるでしょう。
我孫子市の生活基盤:仕事・住まい・子育て環境の詳細
気候 | 8月の平均気温:26.6℃ 1月の平均気温:3.3℃ ※参考:気象庁ホームページ |
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人口 | 約131,000人、約62,200世帯(※2024年3月4日現在) |
病院 | 総合病院:8件 クリニック・診療所:72件 歯科医院:70件 |
学校 | 幼稚園:10カ所 保育園:20カ所 認定こども園:8カ所 小学校:13校 中学校:6校 高校:4校 大学:2校 |
文化・観光 | 白樺文学館、杉村楚人冠記念館、我孫子市鳥の博物館、我孫子谷津ミュージアム、手賀沼公園、プラネタリウム(水の館) |
交通 | ・JR常磐線(我孫子駅、天王台駅) ・JR成田線(我孫子駅、東我孫子駅、湖北駅、新木駅、布佐駅) ・路線バス(阪東自動車) ・コミュニティバス(あびバス、アイバス) ・国道6号、249号、356号 |
催事 | 手賀沼花火大会、手賀沼トライアスロン、手賀沼エコマラソン、ジャパン・バード・フェスティバル |
近隣都市 | 柏市、印西市、茨城県取手市 |
日常の買い物は、スーパーマーケット(イトーヨーカドー、ベルク、マルエツ、カスミ、業務スーパーなど)が多数あるので便利です。また、農産物直売所「あびこん」や、養鶏場、イチゴ農園、ブルーベリー農園があるので、地元の新鮮な野菜や果物、産みたて卵を手に入れることができます。
▲農産物直売所「あびこん」では、たくさんの新鮮な食材が並ぶ。
駅周辺には大型ショッピングモールがあります。手賀沼公園の近くには新たな飲食施設「ABISON Sugar Garden」もオープンしました。手賀沼公園までの散歩途中、気持ちのよいテラスでゆったり過ごせる空間も楽しめます。
公式:ABISON Sugar Garden(アビソン・シュガー・ガーデン)
我孫子市は治安の良さでも定評があります。千葉県北西部の人口10万人以上の17自治体のうち、我孫子市は犯罪件数が一番少ない実績があります(令和4年度犯罪発生件数)。子育て世帯にとっては治安の良さも移住地を決める重要なポイントになるでしょう。
また、サッカー、テニス、ゴルフなどができる環境が整い、市内にはスポーツジムも多数あります。娯楽施設が少ない点は物足りなく感じるかもしれませんが、それが治安の良さにつながっているとも考えられます。
我孫子駅から2駅の柏駅には映画館や百貨店があるので、都心部と変わらない娯楽も楽しめます。
バスや自転車での生活も可能ですが、都心から移住してきて車を所有できるようになり、行動範囲が広がったという方も多いようです。
仕事事情:都内通勤が主流、地域内の求人も充実
大手求人情報サイトで正社員で検索してみると、地域内で約5,000件がヒットします。
※我孫子市の求人情報の一例
市内にも十分な求人はありますが、都内に通勤している方がほとんどです。ちなみに、我孫子市の平均世帯年収は550万円で、千葉県59市町村の中では9位にあたります。
参考:我孫子市の世帯年収データ
住まい事情:リーズナブルな土地価格でマイホーム実現可能
大手物件情報サイトによると、我孫子市内の賃貸物件は約765件あります。その内訳は、一戸建て物件が45件、マンションが200件、アパートが520件となっています。
家賃相場は、我孫子駅から徒歩圏内の2LDKで7万円台程度です。(2024年11月現在)
※我孫子市の賃貸情報の一例
分譲住宅の場合、新築戸建てが413件、中古戸建てが46件、中古マンションが46件見つかりました。(2024年11月現在)
新築マンションはほとんどなく、直近のマンション建設も15年ぶりだったそうです(すでに完売)。マンション希望の方は、中古物件や賃貸を検討するのがよいでしょう。
空き家バンクについては、詳しい情報がないので不動産業者に直接相談してみてください。築30年程度の物件を1,000万円ほどかけてリフォームして住んでいる方もいます。
また、我孫子市の地価は東京駅まで1時間圏内の他地域と比べて、2割~7割も低いことがわかっています。
東京駅まで1時間圏内の土地価格比較(国土交通省「土地総合情報システム」よりサンケイリビング新聞社作成、2023年調査)
※東京駅までの通勤時間は8:30頃到着の最速時間(乗り換え含む)
主要駅 | 平均取引価格(坪単価) | 東京駅までの通勤時間 |
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我孫子駅 | 約50.8万円 | 44分 |
柏駅 (千葉県柏市) |
約105.6万円 | 39分 |
松戸駅 (千葉県松戸市) |
約113.1万円 | 30分 |
船橋駅 (千葉県船橋市) |
約146.8万円 | 27分 |
千葉駅 (千葉県千葉市) |
約141.4万円 | 43分 |
大宮駅 (埼玉県さいたま市) |
約204万円 | 38分 |
流山おおたかの森駅 (千葉県流山市) |
約107.9万円 | 48分(乗り換え1回) |
越谷レイクタウン駅 (埼玉県越谷市) |
約90.5万円 | 59分(乗り換え2回) |
向ヶ丘遊園駅 (神奈川県川崎市) |
約263.2万円 | 42分(乗り換え3回) |
狛江駅 (東京都狛江市) |
約111.2万円 | 39分(乗り換え4回) |
通勤時間と土地価格を比較し、さらに近くに水辺環境がある点を考慮すると、我孫子市はかなり魅力的です。多摩川近くの狛江駅や向ヶ丘遊園駅と比較しても、アクセスの良さや土地価格で大きな優位性があります。
東京へ通勤しながらマイホームを持ちたい方にとって、我孫子市は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
住宅取得のチャンス:充実の補助金制度と東部の中古物件
我孫子市には住宅取得に関する補助金制度があります。(2023年度現在)
若い世代の住宅取得補助金 | 40歳未満(既婚者は夫婦どちらかで可)対象 ・市内東側での住宅取得に10万円 ・市外からの転入者に5万円 ※詳細 |
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我孫子市住宅リフォーム補助金制度 | (一例) 子育て世帯・単身者世帯対象 ・市外から東側地区へ転入、リフォームに上限50万円 ・市外から東側地区以外に転入、リフォームに上限40万円 ※詳細 ※補助金の額詳細(事前申請が必要) |
これらの制度は、市内の東側(JR成田線側)で住宅を取得した方への補助が多くなるよう設計されています。JR成田線沿線では中古物件の価格が比較的安く、他のエリアと比べて半額程度の物件も見られます。
JR成田線は1時間に2~3本と本数は少なめですが、都心へ乗り換えなしでアクセスできる時間帯もあります。リフォーム補助金制度を活用して、東エリアでの中古物件購入を検討するのも良い選択肢かもしれません。
なお、「若い世代の住宅取得補助金」は2023年度(2024年3月31日までの所有権登記)をもって終了する予定です。移住を考えている方は、早めに制度の詳細を確認することをおすすめします。
子育て・教育環境:充実の支援制度と子どもの居場所づくり
我孫子市では、子育てに関するさまざまな支援制度が整っています。以下にその一部をご紹介します。
出産・すくすく子育て応援金 | ・妊娠1回につき5万円の支給 ・2022年4月1日以降に生まれた子どもを養育している人に5万円の支給 |
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乳幼児とおでかけ・交流・仲間づくり | ・移動子育て交流スペース「cafeネスト」 ・子育て支援センター:4カ所 ・子育てサロン:7カ所 ・子育てサークル:13団体 ・赤ちゃんステーション:50~60カ所 |
一時保育 | ・ファミリーサポートセンター(生後6カ月~18歳までの預かりや送迎) ・病児・病後児保育施設2カ所(生後57日目~小学6年生までの預かり) ・短時間託児「スマイル・ママ」(生後6カ月~未就学児の預かり) |
子ども食堂 | 8カ所(未就学児から大人まで利用可能) |
我孫子市は1986年から待機児童ゼロを維持しており、保育施設の確保に関する心配はありません。多数の子育てサークルや子育て支援センターが存在するため、地域のサポートを受けながら育児ができる環境が整っています。
▲子育て支援センター「にこにこ広場」の様子。
病児保育に対応する施設も用意されているため、子どもが病気になったときや、親が体調を崩したときも安心して預けられる場所があります。
公式:我孫子市子育て情報サイト
子どもの遊び場が充実:多数の都市公園で自然を満喫
我孫子市内には、「手賀沼公園」のほかにも多数の「都市公園」があります。その数なんと221カ所!市民1人あたりの公園面積は11.4平方メートルで、東京と比べると約4倍の広さです。
▲五本松公園の風景。自然に囲まれて思う存分遊べる環境が整っている。
子どもの遊び場には事欠かず、豊かな緑に囲まれた環境を実感できるでしょう。多様な公園を巡ることで、異なる景色や遊び方を楽しむことができます。
参考:我孫子市内の公園
さらに、手賀沼の近くには夏場に子どもが楽しめる親水広場もあります。
▲子どもたちに人気の「手賀沼親水広場」のじゃぶじゃぶ池。奥の「水の館」にはプラネタリウムも併設されている。
市内各所に子育てに適した環境が整備されているため、子育て世帯の満足度は高いと考えられます。
参考:手賀沼親水広場・水の館
放課後の居場所:「あびっ子クラブ」で地域ぐるみの見守り
また、各小学校では「あびっ子クラブ」という放課後児童クラブが設置され、登録料年間1,000円で自由に利用できます。
▲市内の全小学校で行われている「あびっ子クラブ」の様子。
学校の空き教室を利用して、地域の年配者がサポーターとなって子どもたちの活動を見守ってくれるので、保護者にとってとても心強い環境です。習字、箏、囲碁、工作、ショートテニス、パターゴルフなど、子どもたちはサポーターと交流しながら、多様な活動を楽しむことができます。
参考:あびっ子クラブ
教育面では、専門的な知識や経験を持つ市民ボランティアが講師を務める出前講座があり、小学5、6年生向けの授業を行っています。
また市内には3カ所の図書館があり、さらに16カ所のステーションを巡回する移動図書館も運営されています。野外でのお話タイムなどは、我孫子市ならではの特色ある学びの場となっています。
このほか、子どもと大人が協力して作り上げるおまつり「げんきフェスタ」の開催など、市全体で子どもの成長を支援する取り組みを積極的に推進しています。
我孫子市移住者の声:決め手から暮らしの実感まで
ここからは、我孫子市に移住した方々の生の声をご紹介します。移住者の中には、以前東京で生活していた方も多くいらっしゃいます。
我孫子市への移住を決めた理由や、実際に移住してみて感じたことなど、皆さんが気になる点について詳しく見ていきましょう。これらの体験談は、移住を検討されている方にとって貴重な情報源となるでしょう。
移住検討のきっかけ:子育てや自然環境への憧れ
- 子どもの小学校入学や出産のタイミングで移住を検討した
- 都会での生活を十分に楽しんだ後、自然豊かな環境への引っ越しを希望した
- 人工的な街に息苦しさを感じ、自然に囲まれた場所での生活を望むようになった
移住先選びのポイント:自然・文化・子育て環境を重視
- 自然が豊かで、都心へのアクセスが良好であること
- 豊かな文化と歴史が息づいていること
- 広々とした空が見える場所や、水辺のエリアに近接していること
- 通勤に便利で子育て環境が充実していること、遊べる公園が多く、学校への距離が近いこと
我孫子市と比較検討した地域:通勤圏内の自然豊かな場所
- 都心への通勤1時間半圏内の地域すべて
- 千葉県柏市、東京都葛飾区金町、茨城県つくば市
- 神奈川県鎌倉市、湘南エリア、茨城県牛久沼周辺(水辺が近い)
- 埼玉県比企郡小川町(美しい里山がある)
我孫子市移住の決め手:コスパと自然環境のバランス
- 家賃の安さ、住宅の広さ、土地の費用対効果の良さ
- 手賀沼の美しい眺め
- 子どもが自由に遊べる豊かな自然環境
移住後の感想:交通の利便性と自然を両立した快適な暮らし
- 常磐線、千代田線、成田線が利用可能で、様々な方面へのアクセスが便利
- 始発電車で座って通勤できる利点が大きく、新宿までの通勤も苦にならない
- 住居の広さが2倍になり、経済面と生活環境の両面でゆとりが増加
- 適度な車社会で、自転車や歩行者も多く、バランスの取れた交通環境
- 自然豊かな景色があり、仕事のストレス解消が早く、ほぼストレスのない生活が可能
- 都心から1時間とは思えないほど緑が豊富で、水辺の景観も美しい
- アウトドア活動が充実しており、手賀沼でのSUPや公園でのデイキャンプを楽しむことができる
- コミュニティやボランティア活動が盛んで、子育て情報も得やすい環境
- 地域に活気があり、お年寄りも元気で、新しい住民を温かく迎え入れてくれる
- 子育て関連イベントが多く、参加することで地域の人柄や暮らしやすさを実感できる
- 都会では難しかった車の所有が可能となり、行動範囲が広がった
さらに、自分で馬を購入して乗馬を楽しむ方や、家族で少林寺拳法を始めた方など、ユニークな体験をする住民もいます。また、手賀沼を見下ろす場所に家を建て、テレワーク中に鳥や虫の声が聞こえ、オンライン会議の相手から羨ましがられるといった興味深いエピソードもありました。
多くの住民が、都心への快適な通勤を実感しながら、手賀沼の自然を満喫している様子がうかがえます。子育て世帯にとっても住みやすく、満足度の高い環境が整っていることがよくわかります。
我孫子市移住への第一歩:現地訪問と情報収集のポイント
我孫子市への移住を検討している方は、まずは実際に訪れてみましょう。訪問するなら、夏を避けた梅雨明けごろがおすすめです。この時期は気候が穏やかで、美しい景色を楽しめます。
朝早くから来て、午前中は地元の農園や産直市場を見て回り、午後は手賀沼公園でゆっくり過ごしたり、水上アクティビティを楽しんでみるのもいいでしょう。
市内には手賀沼公園内をはじめ、数カ所にレンタサイクルのポイントがあります。手賀沼周辺をサイクリングで巡れば、自然豊かな我孫子市での暮らしを具体的にイメージできるでしょう。
▲手賀沼周辺のサイクリングロードを走れば、我孫子市での休日気分が味わえる。
参考:手賀沼周遊レンタサイクル
我孫子市の豊かな自然を体感するには、キャンプ場の利用がおすすめです。
▲五本松公園に隣接された「我孫子市ふれあいキャンプ場」
市場で手に入れた地元の食材でバーベキューを楽しんだり、手賀沼からの素晴らしい夕陽を堪能しながら、我孫子市での生活をイメージしてみてください。実際に訪れると、地元の人々から生の声を聴くことができ、貴重な情報も得られます。
また、我孫子市内には宿泊施設もあるので、下見の際に活用してみましょう。
参考:我孫子市内の宿泊施設
移住者向けの体験ツアーやお試し住宅は現在ありませんが、都心からのアクセスが良いので、ご自身の興味のあるスポットを自由に見学していただけます。仕事と家庭の両立がしやすい環境が整っているので、特に若い子育て世帯の方には、ぜひ移住をご検討いただきたいですね。
我孫子市移住相談窓口:詳細な情報とサポート体制
担当課 | 我孫子市役所 企画総務部 秘書広報課 あびこの魅力発信室 |
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住所 | 〒270-1192 千葉県我孫子市我孫子1858番地(本庁舎2階) |
電話番号 | 04-7185-2493 |
対応時間 | 平日8:30~17:00 |
公式サイト | https://www.city.abiko.chiba.jp/index.html |