Frontierkids Global Schoolの次世代を見据えたカリキュラムを紹介|認可外保育園

この記事では、お子さまの保育園を探している方に向けて、東京都新宿区の「Frontierkids Global School(フロンティアキッズグローバルスクール)」を紹介します。

フロンティアキッズグローバルスクールは、2002年に誕生したフロンティアキッズのグループ施設です。フロンティアキッズの特徴であるモンテッソーリ教育をベースに、英語力や国際理解、SDGsへの認識など、次世代を担う子どもたちに必要な能力を養えます。フロンティアキッズグローバルスクールは2歳6か月から小学校に入学するまでのお子さまを対象にしていますが、小学生・中学生向けの「フロンティアグローバルアフタースクール」もありますよ。

施設には外国人の先生も多数在籍しており、生活の中で日本とは異なる文化に触れられます。遊びや食事などの生活面のフォローはもちろん、オプションで合気道や空手、ダンス、ロボット教室などの習い事をすることも可能です。時代のニーズに合った教育法を取り入れており、「変化の激しい時代を生き抜く子どもに育てたい」「自分で考え、行動できる子どもになってほしい」という方からも注目されています。

今回は、運営元の株式会社フューチャーフロンティアーズで代表取締役CEOを務める橋本さんに取材し、フロンティアキッズグローバルスクールの理念やカリキュラムなどについて詳しく教えていただきました。

環境を整えて子どもの力を引き出す「フロンティアキッズグローバルスクール」

株式会社フューチャーフロンティアーズ・代表取締役CEOの橋本さん

▲取材に対応してくだった株式会社フューチャーフロンティアーズ・代表取締役CEOの橋本恵理さん

編集部

まずは、フロンティアキッズグローバルスクールの教育理念を教えていただけますか?

橋本さん

フロンティアキッズグローバルスクールを含めて弊社が運営する保育施設では、子どもたちが「自己教育力」を存分に発揮できる環境を大切にしています。自己教育力とは、「子ども1人ひとりに自分を育てる力が内在している」というモンテッソーリ教育の考え方です。モンテッソーリ教育はマリア・モンテッソーリ博士が提唱した教育論で、100年以上がたった今もなお注目されています。

「子どもの才能を引き出す」と聞くと、「我が子には難しいのではないか」と思われる親御さまもいるかもしれません。しかし、子どもの才能には遺伝が約50%、残りの約50%には環境が関係しているそうです。遺伝はどうしようもない部分ですが、環境は大人の働きかけで変えられます。当施設は教師を含む環境を整える点にフォーカスし、子どもに内在する能力を最大限に引き出しています。

編集部

具体的に、どのような環境を用意されているのでしょうか。

橋本さん

お教室には子ども1人ひとりの興味に合わせて、「教具棚」と呼ばれる棚に複数の教具を用意します。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の内観

▲子どもたちの机を囲むように配置された教具棚

マリア・モンテッソーリは、子どもが特定の事柄に強く興味を示し、感受性が豊かになる時期がある事を発見しました。その時期を「敏感期」と呼びました。0歳〜6歳ごろに現れる敏感期には言語・運動・数・秩序・礼儀と作法などの種類があり、子どもによって時期や強さ、期間が異なります。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の教室内に貼られたポスター

▲適切な話し方についても指導。色や大きさで、場所に応じた声の大きさが視覚的に分かる

この敏感期を見逃さず、適切な環境を整えることで、子どもは興味を示した事柄の活動に集中して何度も繰り返し活動します。そして、興味を示した事柄についてスムーズに吸収していきます。反対に敏感期を過ぎると子どもの興味が薄れ、その事柄を習得させにくくなってしまうんです。だからこそ当施設では、先生が1人ひとりの子どもをしっかりと観察し、何に興味を示しているのかという「敏感期のサイン」をキャッチしています。

例えば散歩の時間に、一生懸命アリの動きを観察したり、巣を発見したりしている子には、図鑑や実験的な教具を用意するイメージです。10人のクラスであれば、先生はそれぞれの子どもが興味を示すであろう教具を10通り用意します。その上で子どもたちの様子を見ながら、さらに必要だと思う教具をプラスしていきます。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の内観

▲教室内には、子どもたちの興味を引き出す教具がズラリ

編集部

先生が教えるというよりも、子どもたちが自ら学んでいく形ですね。教具を用意する以外に、先生にはどのような役割があるのでしょうか?

橋本さん

先生には用意した教具と、子どもを結びつける役割があります。ただ教具を置いておくだけで、子どもの興味を引くことはできません。先生が敏感期に合っているだろうと思う教具活動に誘い、実演を見せることで、子どもは自分の興味に合った教具を見つけやすくなります。時には子どもから「これやってみたい」「一緒にやって」というリクエストに応える事もあります。「飽きないのかな?」と思うぐらい何度も何度も繰り返して教具を使い、知識を吸収していくケースがよくありますよ。

モンテッソーリ教育において、学びの主役は子どもで、先生はサポート役に過ぎません。子どもがずっと同じ教具を使っていたとしても、先生は口出しをせずに見守ります。子どもが満足した時点で「次はこれがいいんじゃない?」と、少しステップアップした教具を紹介する流れです。

子どもの興味、敏感期を見抜く力が欠かせないため、先生たちにもモンテッソーリ教育の理論を学んでもらっているところです。モンテッソーリ教員資格取得コース受講希望者には、授業料の全額支援もしています。

モンテッソーリ教育にプラス!国際社会を見据えたカリキュラム

フロンティアキッズグローバルスクールにはモンテッソーリ教育以外にも、次世代を生きる子どもたちに必要なカリキュラムを実施しています。どのようなカリキュラムがあるのか、詳しく伺ってみましょう。

国境のない時代を生き抜くための「グローバル教育」

外国人の先生と学ぶ「グローバルアフタースクール」の子どもたち

編集部

最も力を入れているカリキュラムを教えていただけますか?

橋本さん

英語力を付けるカリキュラムに、特に力を入れています。国際社会でさまざまな国の人とコミュニケーションをとる上で、英語力は欠かせません。世界の共通言語でもある英語は、国境のない時代を生きる子どもたちに必須といっても過言ではないでしょう。

グローバルスクールでは各施設に外国人の先生を多く配置し、子どもたちが日常的に英語に触れられるようにしています。午前中は10人ほどの先生が指導にあたりますが、そのうちの6人から7人は外国人の先生です。基本的には外国人の先生には英語で、日本人の先生や友達には日本語で話すというような、バイリンガルな形を理想としています。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の教室内に貼られたポスター

▲ポスターにも英語と日本語を載せ、子どもたちの理解を促す

当施設はあくまでも英語教室ではなく、保育施設です。けんかの仲裁のように生活面に関わる指導では、子どもに伝わることを第一に考えて日本語(母国語)で話をしますのでご安心ください。

編集部

英語力を養う以外には、どのようなカリキュラムを重視していますか?

橋本さん

英語力のほかには、ダイバーシティ感覚の育成を重視しています。ダイバーシティは「多様性」と訳される言葉で、人種や宗教、肌の色、ハンディキャップなどを超えて共存していく精神です。国際社会でもダイバーシティが重視されており、英語力と同じくこれからの時代に欠かせない能力だと考えています。

ダイバーシティの取り組みとして、グローバルスクールでは毎月1つずつ国を決め、1週間かけてその国について学ぶ時間を設けているんですよ。

「フロンティアキッズグローバルスクール」にある地球儀

▲地球儀で位置関係を調べられる

「フロンティアキッズグローバルスクール」にある世界各国の国旗

▲世界各国の国旗もそろっている

例えばアメリカなら、アメリカの文化・言葉・お金・あいさつ・食事などを徹底的に学ぶイメージです。アメリカ人の先生がいなければ、アメリカに詳しい先生が指導を担当し、動画・写真なども活用して、できる限りネイティブな情報を提供します。「ハンバーガーを作ってみましょう」など、食育にも関連させながら、見る・聴く・触る・味わう・嗅ぐの五感を通して、子どもたちが外国の文化やアイデンティティに触れられるようにしています。

編集部

小さいうちからダイバーシティを学んでおくと、相手との違いを当然のこととして受け入れられそうですね。日本について学ぶ機会もあるのでしょうか?

橋本さん

もちろんです。グローバルスクールでは「文化の伝承」として、節分やひな祭りといった日本の伝統行事を子どもたちにしっかりと伝えています。日本のことを学んだ上で外国との違いに触れ、「どうすれば違いを乗り越えて共存できるか」というダイバーシティにつなげていきます。

対話力・発表力を育む「アクティブ・ラーニング」

「フロンティアキッズグローバルスクール」の子どもたち

編集部

子どもたち同士で関わり合えるような活動はありますか?

橋本さん

グローバルスクール以外の施設では既に導入している「アクティブ・ラーニング」を、グローバルスクールでも2024年4月から本格的に始めます。アクティブ・ラーニングは、子どもの能動的な活動を通して主体性・対話力などの育成を目指す教育法です。

国際社会で活躍するためには、自分の考えを持つのと同じぐらいに、相手と話して共通点や解決策を見出す「対話力」が重要です。私たちが運営する施設ではグループ活動を通して、自分の意見を伝えつつ、相手の意見に耳を傾けたり尊重したりする「対話」を経験してもらっています。

株式会社フューチャーフロンティアーズ・代表取締役CEOの橋本さん

▲フロンティアキッズ・グローバルアフタースクールの構想を、楽しそうに語る橋本さん

編集部

アクティブ・ラーニングは文部科学省も注目しており、小学校・中学校などの授業でも実践されていますね。小学校・中学校のように、テーマを決めて調べたり、グループで発表したりする機会はあるのでしょうか?

橋本さん

もちろんです。例えば、青虫からチョウへと成長する過程に興味を持った場合なら、「なぜ、姿が変わるのだろう」「全てのチョウが同じように成長するのか」など、子どもたちが気になった疑問を出し合います。先生は答えを示さず、図鑑を用意したり、ときにはヒントを与えたりしながらサポートします。この探究の時間を大切にする事で深い学びになります。

あくまでも子どもたちの興味に合わせて進めるので、先生から「今回はこれを調べましょう」とテーマを提示することはありません。調べたことをまとめ、友達や親御さまに紹介する機会も設けました。

編集部

調べたことを発表する機会があると、子どもたちの達成感にもつながりそうです。ほかにも実際の例があれば教えてください。

橋本さん

これは他の保育園で行ったことなのですが、アクティブ・ラーニングの時間にうどん作りに挑戦した際、先生が子どもたちに「うどんとそばって、何が違うんだろうね」と投げかけ、それぞれの材料を調べました。

材料を調べた後にはあえて分量を伝えず、子どもたちに「粉と水はどれぐらいの量がいいか」を考えさせます。子どもたちは粉や水の量を変えて何種類もうどんを作り、「私はこのうどんがおいしい」「ぼくはあのうどんの味が好きだな」と会話をしながら、自分に合ったうどんを見つけていきました。

最近だと、キノコについて調べ始めた保育園もあります。キノコのキットを使い、湿度を調整しながら育てているうちに、大人が読むようなキノコの生育の本に興味を持った子どもたちもいました。結果的に育てていたキノコの片方がカビてしまったので、今は「なぜカビが生えるのか」についてみんなで考えているそうです。

編集部

失敗をも学びに変えていく柔軟さは、子どもならではの発想だと感じます。自主性を引き出すモンテッソーリ教育と、社会性を養うアクティブ・ラーニング、いずれも国が目指す教育にもマッチしていますね。

保育園の主な生活スケジュールを公開

ここからは、東京都新宿区にあるグローバルスクールの施設内を見学しながら、子どもたちの生活について詳しく伺っていきます。

午前中に「モンテッソーリ教育の時間」を設定

編集部

グローバルスクールに通う子どもたちの、大まかなスケジュールを教えていただけますか?

橋本さん

グローバルスクールでは、午前中に1時間半ほどモンテッソーリ教育の時間を設けています。モンテッソーリ教育の時間になると、子どもたちは教具棚から自分の興味のある教具を選び、それぞれの学びを進めていきます。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の教具だな

▲教具だなには、子どもたちの興味に沿った教具が並ぶ

教室内には二項式・三項式や雑音筒と呼ばれる教具など、モンテッソーリ教育ならではの感覚を養う教具が置いてあります。二項式(a+b)³、三項式(a+b+c)³は、中学で学習するものですが、この頃から感覚的に形で捉えるのはとても興味深いもので、こうして数学好きも生まれるのです。

「フロンティアキッズグローバルスクール」で使われているニ項式 (a+b)³

▲ニ項式キューブ

ニ項式キューブを使いこなせるようになった子どもには、さらに面・形・色の増えた三項式(a+b+c)³ キューブを用意します。

「フロンティアキッズグローバルスクール」で使われている三項式

▲三項式キューブ

一方の雑音筒は、音の強さを確認しながら聴覚の成長を促す教具です。上から見ると同じ筒に見えるのですが、中に入っている小石や米などの素材が異なります。青・赤の筒がそれぞれ1本ずつ対になっており、振って音を確かめながら同じ素材の筒をペアリングしていく流れです。

「フロンティアキッズグローバルスクール」で使われている雑音筒

▲雑音筒

言語教育の教具は、日本語と英語を揃えています。英語教具では、形・色でアルファベットを認識したり、ボキャブラリーを増やしたりするカードや文法の教材など、多種準備されています。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の言語教育に関する教具

▲アルファベットの成り立ちを学ぶ教具

モンテッソーリ活動後は、園庭や公園遊びで思いっきり体を動かします。

お昼前後には「英語のレッスン」

編集部

英語のレッスンは、何時ごろに行うのでしょうか?

橋本さん

時間帯は日によって異なりますが、お昼前後に30分ほど英語のレッスンを実施しています。子どもたちが理解できるよう少人数制で行っており、基本的に学年で2つ〜3つにクラスを分け、各クラスの指導を外国人の先生が担当します。

先生が子どもたちに日付・曜日・天気などを問うところからレッスンがスタートし、絵カードを使ったクイズや、かるた取りのようなゲームや英語の歌やダンスを通して英語を学びます。

レッスン中は英語しか使いませんが、子どもたちは感覚で先生の指示を理解していきます。日常的に英語を聞いているうちに「こういうことかな?」と、少しずつ意図がつかめてくるイメージです。「さんぽ」「パプリカ」のような子どもたちに身近な日本の歌を英語で教えると、あっという間に覚えてしまうんですよ。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の教室内に貼られたポスター

▲「ドレミの歌」の英語バージョン

もちろん入園直後や転園などで英語に慣れていないお子さんには、アシスタントティーチャーがサポートしますのでご安心ください。

そのほか、英語圏の子どもたち向けに開発された「フォニックス」も取り入れ、アルファベットごとの発音に触れ、耳で英語のスペルを理解できるようにしているところです。ゲームの中に会話を入れたり、過去・現在・未来の文法を入れたりと、子どもたちの興味や発達に合わせてレッスン内容を考えています。

お昼寝は希望制!外遊びで体を動かす時間もある

「フロンティアキッズグローバルスクール」の子どもたち

編集部

外で元気に遊んでいるお子さんが多いですね。お昼寝の時間は決まっているのでしょうか?

橋本さん

グローバルスクールでは、お昼寝は希望制にしています。特に4歳〜5歳になってくると、お昼寝をしないでクールダウンの時間を取り、その後外で遊ぶ子どもたちが多いです。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の子どもたち

▲かけっこやダンスで遊ぶ子どもたち

「フロンティアキッズグローバルスクール」の子どもたち

▲ボール遊びをする子どもたち

「フロンティアキッズグローバルスクール」の子どもたち

▲砂遊び用の道具と砂場もある

「フロンティアキッズグローバルスクール」の子どもたち

▲先生が近くで子どもたちの遊びを見守る

生活面のサポートも保育園の重要な役割なので、モンテッソーリ教育の時間から英語のレッスンまでは、基本的に子どもたちが自由に遊ぶ時間を毎日設けています。もちろん強制ではなく、お昼寝や外遊びに関しても子どもたちの意思を尊重するようにしています。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の内観

▲室内で遊べるスペースもある

午後には、フロンティアカルチャースクールも受けられる

編集部

午後のスケジュールについても教えていただけますか?

橋本さん

午後は、おやつを食べた後に2コマほど、お絵描き・工作、わらべうたや学習的なプリントなどの活動をする時間があります。

「フロンティアキッズグローバルスクール」の教室内に貼られたポスター

▲教室内にはわらべうたの歌詞が貼られている

内容は曜日によって違うのですが、この時間帯に「フロンティアカルチャースクール」と呼ばれるおけいこに行くことも可能です。

フロンティアカルチャースクールには合気道・空手・ダンス・そろばんなど、さまざまな内容があります。グローバルスクールには、個性豊かな外国人の先生が多数在籍しているんですよ。合気道はハンガリー人の先生、空手はアイルランド人の先生というように、レッスン中にも英語に触れられるのが特徴です。

当施設の先生方が得意分野を担当するほか、必要に応じて外部講師も招いています。英語に関しては、モーニングイングリッシュという朝のレッスンも好評です。

小学生・中学生向けの「フロンティアキッズ グローバルアフタースクール」

お子さまが小学生・中学生になったら、放課後に「フロンティアキッズ グローバルアフタースクール」と呼ばれる学童クラブに通わせることも可能です。ここからはグローバルアフタースクールに移動し、詳しい特徴やグローバルスクールとの違いなどを教えていただきます。

SDGsの取り組みも!ワンランク上のカリキュラムを実施

編集部

グローバルアフタースクールには、どのようなカリキュラムがあるのでしょうか?

橋本さん

基本的には保育園と同じで、メインとなるのはモンテッソーリ教育と、英語をベースにしたグローバル教育です。アフタースクールでは週に2回ほどモンテッソーリ教育の時間を設けており、分数の概念を学べるものなど、教具棚の教具も小学生用にレベルアップします。

「グローバルアフタースクール」で使われている分数用の教具

▲分数用の教具。パーツを当てはめる操作を通して分数の理解を促す

「グローバルアフタースクール」の子どもたち

▲同じ色のパーツを並べ、大きな数の仕組みを学ぶ

毎日行う英語のレッスンは、複数の外国人教師による英会話レッスンの時間を設けています。子どもの英語力に合わせ、きめ細かく対応します。

また、夏休みにはSDGsの取り組みで、国連WFPの方をお呼びして世界の貧困について話していただきました。話を聞いて終わりではなく、JICA地球ひろばを見学し、地球環境について調べて「食べ物は残さない」「水を出したままにしない」といった自分にできることを考えます。最終的には、グループで調べて気づいたことを模造紙にまとめて発表会をしました。

そのほか、外国人の先生にふるさとを英語で紹介してもらったり、「お仕事講座」として大手企業の方を招いて自社製品について話してもらい、構造を考えたりする機会も設けています。

遠足・キャンプ・スキーあり!宿題・食事などのサポートも手厚い

編集部

子どもの経験値が高まるような活動はありますか?

橋本さん

月に1〜2回のペースで、理科実験や調理実習などのイベントを実施しています。理科実験のテーマはさまざまですが、スライム作りや、片栗粉でダイラタンシーや、割れないしゃぼん玉など子ども達の「なぜ?」「どうして?」を奮い起こします。

調理実習は「自分たちでおやつを作ってみよう」といった感じで、簡単なスイーツ作りに挑戦します。夏には遠足やキャンプ、冬にはスキーなど、子どもたち同士の絆が深まるような行事も開催していますよ。

編集部

グローバルスクールで実施しているフロンティアカルチャースクールは、アフタースクールの子どもたちも受講できますか?

橋本さん

もちろん可能です。男の子にはロボット教室、女の子にはバレエがよく選ばれています。ロボット教室ではヒューマンアカデミーさんの教材を使い、物理やプログラミングについて学習します。男女共通で人気があるのはそろばんで、こちらは親御さまからも好評です。

編集部

宿題や遊び、食事など、生活面もサポートしてもらえますか?

橋本さん

もちろんです。アフタースクールでは宿題を済ませた後で、アクティビティを行うようにしています。

「グローバルアフタースクール」のスケジュールボード

▲スケジュールボードの冒頭には、宿題を示す「study」の文字がある

先生は子どもの学習を見守り、困ったときにサポートするという基本スタイルは、グローバルスクールと同じです。

「グローバルアフタースクール」の子ども

▲自分のペースで学習を進める

「グローバルアフタースクール」の子どもたちと先生

▲子どもたちの自主的な学びを外国人の先生が見守る

遊びの時間も同様で、過ごし方や、外遊びをする場合の内容・ルールなどは子どもたちで話し合って決めています。陣取りや缶蹴りなどで遊んだり、季節の葉っぱや木の実を探したりと、遊び方もさまざまです。

食べ物の提供はおやつが基本ですが、残業などで親御さまの帰りが遅くなるときには夕食の提供も可能です。調理室があり、おやつ・食事ともに栄養士が素材から手作りしたものを用意しています。おやつでは果物を、食事では野菜を多めにし、子どもたちの栄養バランスにも配慮しているところです。詳しい内容や費用などは公式サイトをご確認ください。

公式:フロンティアキッズグローバルアフタースクール

フロンティアキッズグローバルスクールからのメッセージ

株式会社フューチャーフロンティアーズ・代表取締役CEOの橋本さん

編集部

最後に、お子さまの保育園を探している保護者に向けて、メッセージをお願いします。

橋本さん

大切なお子さまだからこそ、能力を最大限に発揮できる環境を整えることが大切です。フロンティアキッズはモンテッソーリ教育を主軸に、お子さまの興味・関心にそった学びを提供します。

「これからの時代を生きる子どもたちには、何が必要か?」という視点で、英語力やダイバーシティ、対話力の養成にも力を入れています。保育施設なので、遊びや食事、習い事など、生活面を含めたサポートが可能です。「グローバル人財に育てたい」という方は、ぜひ当施設をお選びください。

編集部

モンテッソーリ教育を主軸に、時代に合ったカリキュラムを取り入れているフロンティアキッズグローバルスクールは、先進的な教育を希望するご家庭にも喜ばれそうですね。本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

保護者からの感想・口コミ

グローバルスクールに子どもを通わせている保護者からは、どのような感想が寄せられているのでしょうか。保護者から寄せられた感想・口コミを紹介します。

モンテッソーリ教育に興味があり、グローバルスクールを選びました。教具だけをそろえている感じではなく、しっかりと指導してもらえるので子どもの自主性が育っているように感じます。

まだ言葉を話せない子どもにも丁寧に接してもらえる保育園です。こちらが声をかけなくても、使い終わったら元の場所にしまう、外を歩くときは手をつなぐといった生活の規則を意識する姿に感心しました。

小学生の子どもをグローバルスクールに通わせています。こちらのスクールだけでモンテッソーリ教育から英語、習い事までが完結するので、非常にありがたいです。

土台となるモンテッソーリ教育はもちろん、英語や習い事といった質の高いカリキュラムを評価する声が見られました。保育施設なので、生活面についてもフォローしてもらえる点に満足している保護者が多いようです。

フロンティアキッズグローバルスクールの基本情報

運営会社 株式会社フューチャーフロンティアーズ
住所 〒162-0062
東京都新宿区市谷加賀町2-4-27-A棟
対象年齢 2歳6か月〜小学校入学
定員 55名
開所日 土日・祝祭日・年末年始を除く毎日
※年末年始は12月29日〜1月3日
(土・日曜日はMontessori Weekend Schoolを開講)
開所時間 8:00〜18:30
利用料金 2歳児(2歳6か月〜):14万8,500円〜
3歳児:13万8,600円〜
4歳児以上:12万8,700円〜
※1か月あたりの料金※2歳児(住民税非課税世帯)と3歳児以上の無償化対象施設
※対象の2歳児は4万2,000円、3歳児以上は3万7,000円の補助可能
※別途、入会金・施設管理費・教材費が必要
公式サイト https://www.futurefrontiers.co.
jp/facility/nursery/frontierkids-global-school/

※最新の情報は公式サイトをご確認ください